身軽な猫

ミニマリストへの道

捨てるものがないと思っても、視点を変えればまだまだある:ミニマリストへの道(95)

「もう、これ以上捨てられない」と断捨離が停滞した日がいったいこれまで何度あったでしょうか?

この日の朝も、そんな気分。

そこで、私は考え方を変えることにしました。捨てることに行き詰ったと思っても、見方を変えるとまた捨てられます。

どんふうに視点を変えて、何を捨てたのか、捨てた物の写真つきで紹介しますね。



もう何も捨てるものがない?

なかなか引越し先が決まらなかったので、私は1ヶ月以上、引っ越し荷物の箱に囲まれて暮らしていました。

新居はアパートになりそうですから、さらなるダウンサイズが必要。夫と娘が物を減らすことは期待できません。

私は、毎日、手の届く範囲の箱を開けて中身をチェックしました。

「何か捨てられるものはないかしら?」

自分なりに捨て尽くしていたので、「もう何も捨てるものはない」と毎朝思っていました。

何度も断捨離を繰り返していた私は、不用品はちゅうちょなく捨てられるようになっていました。物入れや引き出しの奥に突っ込んだまま存在を忘れていた品物は、すぐに捨てられます。

しかし、そういうものはとっくの昔に断捨離済みなのです。

その朝、箱の中にある物は、みんな有用そうな物に見えました。

「やれやれ」

断捨離バイブルにしていた、カレン・キングストンの『ガラクタ捨てれば自分が見える』のオーディオブックを聞いてみることにしました。

この本の説明はこちら⇒『ガラクタ捨てれば自分が見える』で衝撃のスペースクリアリングに出会う~ミニマリストへの道(20)

ミニトランポリンをしながら私が聞いたのは、Changing standpoint(見方を変えること)という章です。

物を捨てられないときは、全く違う視点から、その物を見ればいいのです。

見方を変えるために、カレンは5つの方法を紹介しています。

1.他人の目で見る
2.新しい目で見る
3.旅行に行って、戻ってきてから見る
4.引っ越し前にチェック
5.火事のとき持ち出すものを考える

詳しくはこちらの記事をどうぞ⇒断捨離停滞中? 見方を変えれば捨てられます~カレン・キングストンに学ぶ

4番はすでに何回もやっていたので、この日は2番を試してみました。

新しい目で見るとは、過去の自分ではなく、新しく生まれ変わった自分になって、所持品を見てみることです。

いままで必要だと思っていたけれど、はたして本当にいまの自分に必要なのか?

これからの人生に必要なのか?

これから送りたい生活に必要なのか?

こんなふうに考えながら、いるもの・いらないものを見極めていきます。

私は引っ越し予定でしたから、「心機一転した自分の生活に本当にふさわしいのだろうか?」と考えてみました。

新しい住まいでは、今よりダウンサイズして、もっともっとシンプルに暮らしたい。

物の管理にわずらわされる生活とは、しっかり手を切りたい。

そんな思いで、箱の中を見たら、まだたくさん捨てられる物がありました。

新しい自分にふさわしくないと思って捨てた物

●雑貨 9個

捨てた雑貨

エコバッグ、ジップロック、タオル、お香、編み棒、ラッピングフィルムなど

今見ると、こういう半端な雑貨を、引っ越し先に持っていこうとしていた自分にあきれます。ラッピングフィルムは花などを包む、透明の紙です。

そんなもの、全然使わないのに。

編み棒、お香とも、全捨てでもいいと思ったものの、まだ思いきれなかったみたいで、間引き捨てでとどまっています。

●リキュールとマドレーヌの型

捨てたリキュール

リキュールは2010年に実家に帰ったとき、母のコレクションから1本もらってきたものです。

青い色のデザートを作ろうと思っていたのです。1~2度作った気もしますが、お菓子作りはやめたので処分。

マドレーヌの型はスヌーピーの足型がついたもの。1980年代に雑貨屋で購入しました。かわいいから、まだ持っていたようです。

その後、かわいい物にこだわらない自分になりました⇒かわいい雑貨への執着を手放す簡単な方法:ミニマリストへの道(85)

●文具 9個

断捨離した文具

小さいパンチはファイロファックスのバイブルサイズの6つ穴や、さらに小さいサイズの紙に穴を開けることができます。

以前、バイブルサイズの手帳に情報を一括しようと思って購入しました。結局、1度も使いませんでした

ひじょうにもったいない買い物です。私はいったい何を考えていたのでしょうか?

ずっと在宅なので、手帳を持ち歩く必要すらありません。

シャープペンの芯も全然減らないので処分しました。1980年代ぐらいから持っていたような気がします。

●雑誌や紙類 5アイテム

断捨離した紙類

紙ものも少し捨てました。

左奥にあるのは、フランスの子供むけの雑誌です。完全に野望ガラクタです。

野望ガラクタとは?⇒なかなか捨てられない「なりたい自分になるために買った物」を断捨離する方法

右にあるのは、雑誌のページを引きちぎったもののようです。中味に関しては記憶なし。

雑誌を切り取っても、結局捨てることを何度か繰り返しました。

その結果、スクラップブックを作ったり、切り抜き帳みたいなものを作るのはいっさいやめました⇒どんどんたまるレシピや雑誌の切り抜きの断捨離と整理の方法はこれで決まり

本も見直してみた

翌日は、本を処分しました。まあ、それまでにも本は何回となく断捨離しています。引っ越し直前にはこんな本を捨てました。

残っていた本の顔ぶれを見てみたら、好きで何度も読む本のほかに、これから読みたいと思っていた本が目立っていました。

未読本です。

活用しきれなかった本です。

私の趣味は語学なので、ラジオ講座のテキストがいっぱいありました。音源はあるので、そのうちテキストを見ながら勉強しようと思いとっておいたのです。

そのうちっていったいいつなんでしょうか?

これまた典型的な野望ガラクタです。





テキストをじーっと見ながら、「はたして自分はこれから本当にそんなことをするのだろうか?」と自問自答したら、「いや、やりそうにない」という結論に至りました。

読みたかったら、とっくの昔に読んでいたはずです。

テキストや雑誌は毎月発売されます。新聞と同じで廃刊にならない限り、新しいのがどんどん出ます。必要なら新しいテキストを入手すればいいし、まずは今やっている放送に集中すべきでしょう。

当時、現行の放送も聞いていたので、古い講座を聞く時間を捻出するのは難しかったのです。

この頃、俳優の堺雅人がタモリを相手に、「自分は何でも捨てるんだ」と話しているのを見ました⇒堺雅人に触発されて雑貨を28個断捨離:ミニマリストへの道(77)

その番組で、タモリが、「2ヶ月ぐらい読まない本はたいていもう読まないんだけど(でも捨てないんだよね)」と語っていました。

そのとおりなのです。もう読まないのです。

紙と電子書籍がどんどん出版される世界に生きている私が、読まずにおいてある本を、手にとって読むためには、それなりの決意と行動が必要です。

このときの私には何の決意もありませんでした。

今は本箱チャレンジをしています⇒本や雑誌を捨てられないあなたに、本箱チャレンジのススメ

古いラジオ講座のテキストなんて、もう絶対陽の目をみない。

捨てることにしました。

●本 10冊

テキストを断捨離

買ったはいいが、ろくに使っていない重くてかさばる辞書も捨てました。

●雑貨 4つ

ノートを断捨離

ついでに雑貨も捨てました。使いきったノートや、ノートカバーです。

このノートは、福袋に入っていました。A5サイズ。このノートを入れるために、細かいものを入れるポケットもついているノートカバーも買いました。

しかしまともに使うことはありませんでした。上で紹介したパンチと同じです。

私はずっと在宅だから、ノートカバーにノートや小物をセットして、持ち歩く必要なんてないわけです。

手前のライトはキーチェーンにつけるものです。

数日後にはこの家の鍵をオーナーに返さなければいけません。ガチャガチャと鍵をキーホルダーからはずしているとき、ふとこのライトが目に止まりました。

いつもキーホルダーについてるのが当たり前になっていて、ふだんは全く気にしていなかったけれど、これ、いるの?

考えてみると、このライト、「つくかしら?」と試しにつけてみることはあっても、実際に鍵をあけるときに使ったのは数えるほど。

なぜなら、しつこいですが、私はほとんど在宅なので、夜、暗闇の中で鍵を開けることはないのです。

いつのまにか、ライトはつかなくなっていました。

この続きはこちら⇒思い出系の本と絵手紙の断捨離をする:ミニマリストへの道(96)

このシリーズを最初から読む方はこちらからどうぞ⇒私が断捨離してミニマリストになった理由(1)~物は私を幸せにしてくれなかった

**********
改めて、自分が捨てたものを見てみると、「なんでこんな物買ったんだろう」「なんでもっと早く捨てなかったんだろう」と思う物ばかり。

脳内にもかなりガラクタがたまっていたようです。





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