シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

不用な贈り物を捨てられないのは、世の中の人全員に好かれたいと思っているから。


「私があげたあれ、使ってる?」と聞かれたとき、うっかり「もう捨てたかな?」と答えたら相手が激怒。

以来、捨てるのが怖くなった、もっと上手な答え方があるなら教えてほしい、という相談をいただきました。

この記事で回答します。まずメールをシェアしますね。Mさんからです。

失言しない方法、ありますか?

件名:10年以上前にもらったもの

筆子さんはじめまして

ちょっとした失言から、ものを捨てることに悩んでしまい、筆子ジャーナルにたどり着きました。

相談というか。愚痴に近いです。

お盆で親戚と集まった時に、おばがデニムをリメイクしたバッグを持っていました。それはおば(と母)のいとこが裁縫が得意で作っているものです。

恐らく高校生の頃くらいに私も作ってもらい、当時はたまに使っていましたが、もう30代になり、使っておらずどこにあるかすらわからない状態です。(母に確認したら大事に実家にしまってあるらしいですが)

「あんたこれどうしてる?」とおばに不意に聞かれたので、どう答えていいかわからず、「もう捨てたかな?」と答えたら、おばに激怒されました。

人からもらったものを捨てたと言ってしまったのは私の失言です。

2、3年前にもらったものであれば、捨てていても使ってるとか答えられる余裕はあったと思うのですが、あまりにも昔の話でとっさにうそもつけず困ってしまいました。。。

筆子さんのブログをさかのぼり、あげたものを使ってるか聞く人はいない、それは見返りを求めているだけの人だからそんなもの一番に捨てていいと書いてあり少し安心しました。

おばは何かにつけて自分がやってあげているという感覚の人なので。。。

お盆や正月は仕方ないですが、普段は連絡を取らず疎遠にしておこうと思います。

こういう時にこれから失言しないためにはどう答えたらいいのでしょうか。

以前の記事に書いてある通り、友達にあげたというのが一番円満なのでしょうか? デニムのバッグでかなり丈夫なものなので壊れることもありません。できるだけうそをつきたくもありません。

ほぼ愚痴ですみません。

Mさん、お問い合わせありがとうございます。

Mさんが読んでくれた過去記事はこちらです⇒感情がからみついて捨てにくい物をうまく捨てる5つのコツ 「3.贈り物は捨ててもいい」のところです。

ここに、「使っているかどうか聞く人は、見返りを求めている」と書いています。

とはいえ、そうでない場合もあるかもしれません。

「相手は本当に気に入ってくれたんだろうか」と心配して、「あれ、どうした?」と聞く人もいるかもしれませんね。

いずれにしろ、基本的に、親しい人、これからもよく会う人には、正直に答えることを推奨します。

実際、そのようにこちらに書いています⇒いらないプレゼントがある。捨てるべきか、捨てざるべきか?

Mさんにも、こう答えました。

筆子の回答(1回目)

>こういう時にこれから失言しないためにはどう答えたらいいのでしょうか。

こういう時って、今度そのおばさんに、またバッグについて聞かれたときですか?

でもすでにおばさんには「捨てた」と言ったのですよね? それとも、「捨てたと思ったけど、まだ家にある」と話したのでしょうか。実際、家にあるみたいですし。

>あまりにも昔の話でとっさにうそもつけず困ってしまいました。。。

私なら、嘘はつきません。正直に言います。

もう使っていないなら、使っていない、
自分では使わないから、寄付した

など。

いつも正直に対応するように決めておけば、これから迷うこともないでしょう。

真実は一つですから。

ただ、相手に感謝している気持ちが伝わるような言い方ができるといいと思います。

すると、こんな返事をいただきました。


人に責められて、捨てるのが怖くなった

おばにはバッグは捨てたと言ってから何も訂正していません。保管してあってもどこにあるかわからない時点で捨てたのと同じことなので。

おばからもらった物も他にあるので、今後それを使ってるか聞かれた時、また他の友達とかにも聞かれた時にどのように答えたらいいのかなと思いまして。

正直に答えるしかないのですね。

もらったのはありがたかったと言うことが大事ですね。

正直に答えて激怒されてとても気分が悪かったので。うそをついて円満にしたほうが良かったかなと思ったのですが、それも価値観の違いだと思おうと思います。

物にその人の気持ちがあるのもわかりますが、使ってないことを責められるのも辛いですね。

必要のないものを手放すことで、少しずつ持っているものを大事にできるようになってきたところだったので、人に責められるなら捨てるのが怖くなったのですが、正直に生きていきます。

そのあと、またメールをいただきました。

私が一番気にしているのが「捨てた」というストレートな言葉でしか返せなかったことです。

捨てた事実をもう少しオブラートに包んだ表現?をできなかったものかと後悔しているんだと思います。

一連のメールを見る限り、Mさんは、とてもやさしい人のようです。

私のように、思ったことを率直に述べて、時に相手を傷つける、なんてことにはならない人でしょう。

最後のメールを拝見し、Mさんは、如才ない言い方を考える必要はないと感じました。

ここは考え方をくるっと変えて、すべての人に好かれようと努力するのをやめることにしてはどうでしょうか。

自分を嫌いな人は必ずいます。自分なりに誠実にことにあたり、それでも相手が怒るなら、それはそれで受け入れてください。

世の中の人全員を喜ばせようとすると起きる弊害

もういらないプレゼントなのに、相手に遠慮して、いつまでも持っている人は、結局、自分が嫌われたくない、と思っているだけではないでしょうか?

誰でも人に嫌われたくないと思っています。

昔は、周囲の人とうまくやらないと、部族から出ることになり、仲間が取ってきた食べ物にありつくことができず、餓死することもあったでしょう。

人とうまくやるのは、生きる上での最重要事項だったのです。今もそうかもしれませんね。

だからといって、「世の中の人、みんなに好かれたい、誰からも責められたくない」とがんばりすぎると、以下の問題が生じます。

1.不用品を捨てられない

他人の機嫌を取ることが優先順位の上にくると、いらない贈り物、義理で持っている物を捨てることができなくなります。よって暮らしの質があがらず、ストレスがたまります。

2.相手に嘘をつくことになる

人を喜ばせるために、本意ではなく、相手が聞きたいと思っていることを話すのは、結局、嘘をつくことです。

一度、嘘をつくと、その嘘がばれないように、別の嘘をつくことになり、嘘をつき続けなければなりません。これはかなりのストレスです。

3.相手を恨むことになる

Mさんは、すでにこのおばさんのことを、親切の押し売りをするような人だと感じています。でも、本当にそうでしょうか?

実は、すごく面倒見のいい、真に親切なおばさんかもしれません。

相手に嫌われたくないあまりに、心にもないことを無理して言ったり、やったりする人は、「こんな状況になったのは相手のせい」と思いがちです。

「人に物を押しつけられて困っている」という相談メールを送ってくる人はみんなこの傾向があります。

義理のお母さんに子供服を押し付けられて困っていたKさんも⇒義理母が余計なものをくれる問題の解決法は、きっぱりノーと言うことに尽きる。

友だちに食べ物や子供の物を押し付けられていると感じているNさんも⇒いらない贈り物をきっぱりと断る方法。プレゼントを受け取ってはいけない時もある。

相手に怒りを感じています。

自分の気持ちを正直に伝えていれば、こんな怒りや恨みは出てこないでしょう。

4.もっとも大事な人を大事にできない

この世の中の人、すべての人に好かれよう、責められないようにしよう、誰とでもうまくやろう、という八本美人的な生き方を選ぶと、本当に大事な人を大事にできなくなります。

本当に大事な人とは?

自分自身です。

ほかの人を喜ばせることに忙しい人は、自分自身の気持ちをないがしろにして、自分らしくない生き方をしてしまいます。

これはひじょうに不幸なことです。

というわけで、Mさんは、きょうからもっと自分の気持ちを正直に伝える生き方をしてはどうでしょうか? 

「今度おばさんからもらった物について聞かれたときや、別の友だちに聞かれたとき」なんて、起きるかどうかわからないことを今から心配しないでください。

別に嫌われたって大丈夫です。この世の終わりじゃありません。

生きている限り、他の人と意見の食い違いが争いごとが起きるものです。それは避けられないことなのです。

怒る人は、自分自身が余裕がなくて怒っていることが多いのです。それはその人の問題であり、Mさんは関係ありません。

それに、正直な人のほうが、状況によってころころ言うことを変える人より信頼されます。

もらい物の断捨離に関する過去記事

プレゼントの断捨離については、ほかにも記事を書いているので参考にしてください。あと、いらない物はできるだけ最初から受け取らないほうがいいです。

人からもらった贈り物を捨てる3つのコツ、罪悪感を感じる必要なし

いらないプレゼントを差し出されたときの正しい対応とは?

欲しくないときは「いりません」と言え。もっと自己主張する3つの方法。

もらい物を捨てられないのは、自分の問題と他人の問題を混同しているから。

親がくれた物を捨てたいのに捨てられない、そんな悩みの解決法。

ほしくないプレゼントの上手な断り方。これ以上余計な物を家に入れないために。

*****

今回は、相手の機嫌をとることを人生の優先順位の1番上に持ってこないほうがいい話を書きました。

自分のことを嫌いな人は必ずいます。それは自分自身を考えてみればわかります。自分の周囲にいる人すべてを、平等に愛おしいと思っていませんよね?

苦手な人や、ちょっと嫌だな、と思っている人がいるはずです。

自分もそうなのですから、ほかの人が自分を嫌う気持ちも尊重するべきではないでしょうか。


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