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読者の皆さんのシンプルライフを紹介する、お便り紹介コーナーです。
今回は2月半ばにいただいたメールからランダムに3通紹介しますね。
内容は、
●1000個捨てにチャレンジ。
●30日間チャレンジで小説を書いた。
●断捨離して開放感と充実感に包まれる。
まずは、1000個捨てチャレンジをした、りょうこさんのメールです。
とうとう本を断捨離しました
件名: 1000個捨てることができました。
毎日ブログ楽しみにしております。
昨年5月から1000個捨てチャレンジを始め、先週とうとう1000捨てることが出来ました。
そのうち500弱は本でした。
未読の本はなく、全て何度も読み返していました。
しかし「思い出系の本と絵手紙の断捨離をする:ミニマリストへの道(96)」を読んで、好きな本は思い出せるし、持っていなくても良いのかもしれない、と思い始め、
半分以上を処分し、3本あった本棚も捨てることが出来ました。
壁が全部見えて、本当にすっきりしました。
まだ200冊くらいは持っていますが、洋服を減らして空いたタンスにしまっています。
続けて2回目の1000個捨てチャレンジを始めていますので、またこれらも減っていくことでしょう。
始める前は、本を捨てられるとは思っていませんでしたが、本当にどんどん捨てる力がついていくのを感じました。
最初は1000個なんてムリかも、と思っていましたけど、やってみて本当に良かったです。
お礼を言いたくてメール差し上げました。
ありがとうございました。
りょうこさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
いつもブログを読んでいただき、重ねてお礼申し上げます。
1000個チャレンジの達成、おめでとうございます。
スッキリしてよかったですね。
昨年5月に開始したということは、だいたい10ヶ月で1000個、1ヶ月100個も捨てたことになります。
すごいですね~。
500冊の本をすべて愛読していたなんて、本がお好きなんですね。
本を思い出の品や記念品、参考資料という位置づけで持ち続ける覚悟があるなら、それはそれでありだと思います。
ですが、「実際に読む本」として持つのに、500冊は多いかもしれません。
本、500冊、1日1冊読むとしても、全部読むのに1年4ヶ月はかかります。それだけの時間を読書(しかもすでに読んだことがある本)に投入できるかどうか?
新しい本も入ってきますしね。捨てて正解だったのではないでしょうか?
日本は最近、大きな地震が多いので、本を持ちすぎると、ちょっと怖いですね。
それでは、りょうこさん、引き続き、1000個捨てチャレンジを楽しんでください。
1000個捨てるチャレンジとは?⇒持たない暮らしに近づく1000個捨てチャレンジの楽しみ方。
本の捨て方⇒筆子流・本と雑誌の捨て方を書いた記事のまとめ
次は30日チャレンジで小説を書いたというあさかわゆめさんのメールです。
毎日小説を書くチャレンジをしました
件名:30日チャレンジで小説を書きました
はじめまして。あさかわゆめと申します。
お礼を申し上げたくて、メッセージを書いています。
昨年、無職の期間中に掃除について調べていて、筆子さまのブログにたどり着きました。
テキストの面白さに引き込まれて、他のジャンルの記事も読み続け、数日後にマット・カッツの30日チャレンジの記事を読みました。
マット・カッツに学ぶ30日間で人生を変える方法~30日間チャレンジのススメ(TED)
小説を書きたいと思っていて、書いていなかった(書けなかった)私は、彼のTEDのスピーチ原稿を読んで興味を持ち、すぐ彼のブログをチェックしました。
最新記事は、彼の連れ合いの方が急死したことを読者に知らせる悲痛なものでした。
私は50歳になったばかりで「人生の時間が残り少ない」と意識することの多い時期でした。
その記事は「私も小説書いたよと言うために、30日チャレンジやろう」という気持ちを後押ししました。
次の日から書き始めたのですが、何も書くことがありませんでした。
1日にノート2ページは必ず埋めると決めて、書くことがなくても手は動かしました。(これまでにもモーニングページなどをやっていたので、その手法を流用しました)
子供の頃は沢山書いていたので小説を書きたいという夢を持っていたけど、私にはもう書きたいことが何もないんだなと思っていた10日目に、急にお話が出てきました。
それから7ヶ月近く経ち、短い話をつなげる形で、先日11作目を書き終わりました。結末まであと何作か書きます。
書いたものは、なぜかボーイズラブといわれる分野で、性的な表現もある話でした。
世代的なこともあってなじんでいるカテゴリーではありますが、自分でもひじょうに意外なものを書いています。
作品としては稚拙で、また読者も限られるジャンルですが、私自身は書き始めてから、まるで新しい自分になったように感じています。
物語を書くことが、こんなに自分の内側を見ていくことに資するとは…と日々驚きの連続です。
しかも書いた結果(小説)自体は全く出来が悪いのに、です。
私が長年の書きたいという思いを叶えるきっかけとなる記事を書いて下さって、本当にありがとうございました。
今後も筆子さまの書かれるテキストを読むことを楽しみにしています。
あさかわさん、はじめまして。メールありがとうございます。
30日チャレンジに挑戦してくださって、うれしいです。
書きたかった小説を書く生活になってよかったですね。
創造性はその人の奥底に眠っているから、引っ張り出すには、ちょっとプッシュしないとだめなんでしょうね。
特に、長年、不用品や心のガラクタ、やらなくてもいいことで、脳内スペースがいっぱいになり、自分らしさを忘れた生活をしていた場合は。
子供は誰もが芸術家、といいますが、人間皆、クリエイティビティを持って生まれます。
それを発揮できると楽しい毎日になりますね。
あさかわさん、これからも書きたいだけ書き続けてください。
結果よりプロセスを楽しむほうが重要ですから。
30日間チャレンジのアイデア⇒人生を変えたいあなたに。30日間チャレンジのアイデア88選。
モーニングページが初耳の人はこちらを⇒ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ
3人目は、マリンカさんのメールです。お便りがないので、私のほうで小見出しを入れさせていただきました。
断捨離して手にした幸せ
件名:断捨離して本当に良かった!
初めてお便りします。
もうすぐ55歳となるマリンカと申します。
3年ほど前から少しずつ物を減らし始め、その後筆子さんのブログを読み始めてたくさん勉強させていただいたおかげで、急速に片付けが進行。
①少しの家具 ②生活に本当に必要な物 ③心に潤いをもたらす物
だけが残りました。
ガラクタがなくなり身の回りがスッキリして、全ての物とその有るべき場所を自分できちんと把握できている状態です。
押入れの中、クローゼットの中、デスクの小引き出しの中に至るまで、開けてみなくともどこに何があるか全てわかっているって気持ちいいことですね。
そうやって身辺がきれいになったおかげで「断捨離して本当に良かった~」としみじみ感じたことを、ご報告させてください。
・ウダウダ考えず行動に移せるようになった
・身支度が手早くなった
・立つ鳥跡を濁さず、の意味を実感した
といった内容でお話しします。
思い立ったが吉日
昨日とても寒かったので「そうだお風呂に行こう」と突然思い立ちました。
電車と徒歩で20分ほどの場所に、きれいな日帰り温泉施設があるのです。
すぐさま大きめのトートバックにタオル、着替えの下着、濡れたタオルを持ち帰るためのビニール袋、化粧水とニベアミルクと最低限の化粧道具などを、次々と手早く詰めました。
身体を拭くのは普通のタオルで充分。バスタオルは必要ありません。
「そうだ、ごはんも食べたいし」ということで歯ブラシもささっと入れました。
財布、スマートフォン、ティッシュとハンカチ、エコバッグ、家の鍵などは、いつも使っているリュックにすでに入っています。
なので着替えて髪をキュッと束ねたら、もう玄関を出ることが出来ました。
昔はグダグダ考えて行動しなかった
電車を待ちながら気づきました。
今までの自分は出かけようかなと思いついても
「でも外寒いし」「寒い日はきっとお風呂も混んでてきゅうくつな思いをするかもしれない」「化粧もせずに電車に乗るのはなんだか恥ずかしいな、だからって化粧するのも面倒かな」
などグダグダ考えて結局どこにも行かない、ということが多かったのです。
外出によるデメリットばかりを並べ上げて、行動力のない自分に対する罪悪感を薄めようとしていたようにも思います。
そんな自分でしたが、断捨離を行う中で「いるいらない、捨てる捨てない」といった決断を素早く下してゆく過程を繰り返してきたことにより、
「のんびり考えていてもしょうがないや、行動あるのみ」と思考が変わってきたように思います。
物が少ないから身支度も超簡単
さらに、出かけるとなっても着てゆく服が決まらなかったり、必要な物が見当たらなくて探し回ったりと、身支度に1時間近くかかってたことも普通にありました。
それが今日は、思いついたらあっという間に、といった感じで出かけられた…!そのことに自分で驚きました。
これも、物を減らしたことで、持ち出すべき物のありかをしっかり把握していることと、断捨離で培った「いま必要な物、不必要な物を一瞬で見分ける眼力」のおかげのような気がします。
さて、目的地の温泉施設には天然かけ流しの露天風呂とチムジルバンが併設されています。
筆子さんはチムジルバンをご利用されたことはありますか?
岩盤や塩や天然石が敷かれた低温サウナルームでしばらく横になっていると、じわじわと汗が出てきて体の中の毒素がどんどん出ていく感じがします。ザ・デトックスです。
開放感と充実感に包まれる
昨日もそうやってたくさん汗を出したあと、露天風呂につかり手足をぐぐっと伸ばし、気持ちよく晴れた青空を見あげました。
「はああ幸せ~」と今までにない開放感と充実感でいっぱいになりました。
お湯につかりながらもきれいになった自分の部屋を思い浮かべて、嬉しくてニコニコしてしまいます。
体もスッキリ、頭の中もスッキリ。天国だわ~と思いました。
いえ、本当にこのまま天国に行ってしまったなんてことがあっても「現在私の部屋はすっきり片付いているので恥ずかしいことなんてなんにもナイ!」と、なんというか…ゆったりした気持ちでいられました。
どーんと来い、怖いものはないぞといった気分でした。
立つ鳥跡を濁さず
筆子さんのブログでもそうですが、実家の片付けや遺品整理は深刻な問題として取り上げられていますよね。
なので「立つ鳥跡を濁さず、ってそういう意味もあるってことだなあ。そして、人間としてとても大切なことだなあ」とあらためて思いました。
幸い天国には行かず、湯上りにビールを飲みました。
冷たいのど越しがあまりにも快感で、違う意味で別の天国に行ってしまいそうでした。
生きてるって素晴らしいです。
筆子さんの記事、文章が読みやすくて理解しやすくて、とても勉強になっています。
さらに紹介してくださった動画や書籍は、老い支度真っ最中の私の、人生の励みや癒しとなっています。
筆子さんに、嬉しかった気分のご報告と共に、心からのお礼を申し述べさせていただきます。
ありがとうございます。これからも応援しております。
マリンカさん、はじめまして。メールありがとうございます。
昔、「暮らしの手帖」という雑誌に、「すばらしき日曜日」という読者の投稿欄があったのですが、そこにのっているようなお便りですね。
「すばらしき日曜日」は、読者それぞれの、悲喜こもごもの日曜日の様子がわかるおもしろいページでした。
こちらの記事でも少しふれています⇒暮しの手帖社の『すてきなあなたに』を断捨離せずに持っているわけ
マリンカさんが断捨離して、ハッピーになった様子が、伝わってきて私までうれしくなりましたよ。
チムジルバン、知りません。調べたら、「韓国式のサウナ」とありました。
気持ちよさそうですね。私が最後に温泉に入ったのは、もう思い出せないぐらい昔です。
マリンカさん、これからも楽しい毎日をお送りください。
私がブログで紹介した本はこの記事に集めています⇒文句や不満の多い生活から抜け出したい人におすすめの本、7選。
不用品を捨てると、マリンカさんみたいに、とにかく心が軽くなって、楽しくなります。フットワークも軽くなり、いいこと尽くしです。
いらない物を捨てるデメリットはないと思います。
「捨てすぎて後悔するデメリットがある」というメールをもらったことがありますが、こういう人は、心の中にまだまだガラクタがあるんじゃないでしょうか?
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いつもたくさんのお便り、ありがとうございます。
以前の問い合わせフォームは、うまく送れないときがありましたが、新しく設置したフォームはいまのところ、そういう問題は出ていません。
あなたも、何かありましたらお気軽にお便りしてください。それでは、次回のお便り紹介コーナーをお楽しみに。