つぶした段ボール箱をまとめてしばる

ミニマルな日常

今年中にやってしまいたい片付けプロジェクト(その4):空き箱を捨てよう。

今年中に終えてしまいたいちょっとした片付けを紹介しています。

きょうは、空き箱を捨てましょう。



14.使うあてのない箱を捨てる

製品を買うと、箱に入っていることが多いから、買ったときにすぐに外箱を捨てないと、空き箱がたまる一方です。

へたをすると、中身はとっくの昔に使い切ったり、こわれたりしたのに、箱だけがまだ家の中にあるなんてことも起きます。

新型コロナウィルスのせいで、ネット通販の利用が増えているので、荷物が入っていた箱もあるかもしれません。

箱好きな人は、製品の箱にプラスして、荷物が入っていた箱まで大事にとっています。

それ、使う予定あるんですか?

なかったら、いい加減に捨てたほうがいいですよ。





こんな箱をチェック

まず、家のどこに空き箱を入れているか思い浮かべてください。

箱がひそんでいる可能性が高いのは、屋根裏部屋、地下室(日本の家にはないでしょうか?)、ガレージ、押入れ、物置き、開かずの間。

箱がありそうな場所がわかったら、実際に行って、箱を取り出して見てみましょう。

どんな箱がありますか?

宅急便の荷物の箱、電化製品やガジェットの入っていた箱、贈り物が入っていた箱、靴が入っていた箱、もらったお菓子が入っていた化粧箱、紅茶やチョコレートが入っていた化粧箱。

箱を集めるのが好きな人は、収納スペースを箱だらけにします。

箱を見たら、この質問に答えてください。

「こんなに箱を持っているけれど、いったい私はこれをいつ何に使うの?」

即答できないなら、処分を考えてください。

少なくともそんなにたくさんはいりません。

こんな箱を

空き箱

こんなふうにつぶして、処分します。

つぶした箱

箱を捨てない理由があるって?

捨てないあなたは、こう言うかもしれません。

箱に大事なことが書いてある

箱の側面にモデル番号やシリアルナンバー、修理先の住所や電話番号が書いてあるから捨てられない。

そういう情報は、スマホで写真に取っておけばいいのです。

箱の写真を集めれば、自分が持っているガジェットの目録もできるかもしれません。

もちろん、ノートにメモしておいてもいいですよ。

しかし、製品番号などは、本体そのものに書かれていませんかね?

いずれにしろ、必要なのは情報だけだから、かさばる箱をキープすることはありません。

今度引っ越しするときに使うから

ダンボール箱を捨てない人がよく言う「もっともらしい理由」です。

以前の家にいるとき、私の夫も同じことを言っていました。

家に入ってきた段ボール箱は、絶対捨ててはいけない、と。

すべてつぶして、階下(地下室)のはしっこに並べておけと。

当時、住んでいた家は、地下室の大部分の床は未完成(張ってない)で、コンクリートがむきだしでした。

その床のはしに、腰ぐらいの高さの、作り付けの大きな木の引き出しが並んていて、横に3メートル以上あったと思う)、その上につぶした箱を並べろと夫は言ったのです。

確かに我が家はそのうち引っ越す可能性はとても高かったし、15年ぐらい前は、まだ私も、今のようなミニマリストではなかったので、夫の指示通り、つぶした箱を全部ここに並べていました。

すると何が起きたか?

地下室全体がかび臭くなりました。

まあ、地下室なのだから、古い段ボール箱を並べなくても、かび臭くなるかもしれません。

私は、数年間、この箱の横に寝ていましたが、よく病気にならなかったと思います。

こんなかび臭い箱に、物を入れて引っ越したら、かびごと引っ越すようなものです。

日本は湿度が高いから、ダンボール箱のかび寄せパワーも半端ではありません。

そもそも、あなた、本当に引っ越すんですか?

それっていつのことなんですか?

引っ越しが決まったときに、どこかから箱を調達すればすむ話じゃないですか?

業者に引っ越しを頼むなら、箱をくれたり、安くゆずってくれます。

アマゾンでも手頃な値段で売っています。

ドラッグストアでもらってくることもできます。

とてつもなく物がたくさんあるときは、箱がいっぱいいるかもしれませんが、次の引っ越しまでに身軽になっていたら、そんなに箱はいりません。

我が家が、今の家に引っ越したときは、夫が職場から、サイズの揃った大きな箱をたくさん持ってきたので、結局、古い箱は使わず捨てました。

「なんてアホらしいことをしていたのだ、健康リスクをおかしてまで」と思ったものです。

この夏引っ越しをした娘は、引っ越す前に勤め先のバルクバーンから、たくさん段ボール箱を持ってきていました(当時はまだバルクバーンに勤めていたのです)。

私の友人は、箱はつかわず、細かいものは、みな大きなゴミ袋に入れて、引っ越しをしました。

今、ためこんでいる箱を全部捨てても、引っ越しは可能です。

いつか売る時に、箱があると高く売れるから

使うつもりでそれを買ったはずなのに、「いつかこれを売るときに箱があったほうがいい」と言って、箱を捨てない人はわりといます。

確かに、ユーズド商品をフリマやオークションで売るときは、箱がそろっていれば、高く売れるでしょう。

しかし、いったい、いくら違うのでしょうか?

物にもよりますが、今、日本では物が余っているし(たいていの人が、すでにいろいろな物を持っている)、みな、新品が好きなので、開封して、1回でも開けたら、箱があろうとなかろうと、かなり売値が下がります。

新品信仰の話⇒お金を貯めたいなら今すぐ捨てたい、日本人ならではの3つの習慣。

その箱があっても、たいした価格では売れないかもしれません。

そもそも、あなたは、本当にその箱に入っていたものを売るつもりでいるのでしょうか?

実際に便利にそれを使うことができたら、もうそれで十分じゃないですか? まだ、お金がほしいの?

人間は損をすることに敏感なので⇒物を捨てられないのは恐怖のせい~損失回避と、授かり効果の心理をさぐる

その箱が「将来生み出すかもしれない、いくばくかのお金」に執着する気持ちはわかります。

しかし、このお金は、本当に手にできるかどうかわからないし、金額の多寡もわかりません。

いつ入ってくるかわからないお金をあきらめることができないほどお金に困っているのなら、週末に1日だけのアルバイトに行って、今、お金を手にしたほうがいいんじゃないですか?

いつか何かに使える

空き箱に限らず、衣料品や食器など、使っていないのに、捨てない人が口にする定番の言い訳です。

「いつか」の「いつか」は来ないという話は今さら書かなくてもいいですよね?⇒「いつか使うかも」の「いつか」は来なかった:ミニマリストへの道(66)

それなのに、「でも、やっぱり、いつか使うときが来るような気がするの」と、空き箱1つ捨てられない人は、もっと現実的になってください。

それ、空き箱なんです。

中身はからっぽ。

中身は、すでにあなたの人生で役立っているでしょう?(役立っていなかったら、こちらも捨てたほうがいいけれど)。

その箱は、中身が家に到達した地点で、りっぱに役目を果たし終えているのです。

これ以上、その箱に、どんな役目を課したいのですか?

まあ、中には手先が器用で、空き箱を使って、素敵なものや、便利なものにリメイクする人はいます。

もし、あなたがその1人なら、いつまでも箱を放置しないで、さっさとリメイクすればいいのです。

すぐにリメイクしないということは、その箱から、作った何かを、今、お宅では、全く必要としていないということです。

必要としていないものを作ってしまっても、邪魔になるだけだし、中途半端にリメイクすると、普通の箱の状態なら、リサイクルできたのに、リサイクルできなくなるかもしれません。

それでもまだ捨てたくないなら、「いつか」と言わず、今すぐ、使ってみては?

大きな空き箱は子供の遊び道具や工作の素材になるし、猫がいれば、喜んで入るでしょう。

空き箱に入った猫

一番まずいのは、箱をながながと死蔵していること。

現実的になり、自分の心に正直になって、箱の処分を決めてください。

おすすめ⇒「いつか使うかもしれない」という呪縛から逃れ、断捨離できるようになる考え方

この続きはこちら⇒今年中にやってしまいたい片付けプロジェクト(その5):その本、捨てないなら読んでしまおう。

今年中にやいたい片付けプロジェクト:過去の記事です。

今年中にやってしまいたい片付けプロジェクト(その1)

今年中にやってしまいたい片付けプロジェクト(その2):何もないコーナーを作る

今年中にやってしまいたい片付けプロジェクト(その3):紙ゴミを捨て切る。

*****

実は、ほかに2つほどプロジェクトを提案するつもりでしたが、箱の話を書いていたら、長くなったので、これだけにしておきました。

箱は捨てにくいので、これをさっさと捨てられるようになると、かなりスッキリ環境になります。

私も、以前は箱をためこむタイプでした。

その話はこちらに書いています⇒どうしていつもぐしゃぐしゃなのか?あなたの家が片付かない最大の理由はこれ

たしかに空き箱は、一見、何かに便利に使える気がします。

片付けコンサルタントの近藤麻理恵さんは、「小さいものは靴箱に入れましょう」と言っていたし、靴箱の仲間みたいな収納ボックスを販売しています。

せんべいの空き缶に文房具を入れて使っているおじいさんは、物を大事にする人に見えます。

しかし、このおじいさんは、すでにその缶を使っていて、これは死蔵品ではありません。

この記事で問題にしているのは、何にも使っていない空き箱です。

空き箱は、場所を取ります。

使いみちを考えるのも大変です。

何より、箱や収納ケースがあると、中身が増えますよ。





紅茶気が滅入る部屋を居心地のいい空間に変える7つのコツ(その1、4つ)前のページ

今年の残り3ヶ月で私がチャレンジしたいこと~読者の挑戦特集。次のページ10月のカレンダー

ピックアップ記事

  1. 新刊『本当に心地いい部屋』4月14日発売のお知らせ:現在予約受付中。
  2. 筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介。現在予約受付…
  3. 筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。

関連記事

  1. お雑煮

    ミニマルな日常

    正月に子供を連れて実家に帰りたくない←質問の回答。

    お正月に、子どもたちを連れて実家に帰りたくありません。どうしたらいいで…

  2. 猫

    ミニマルな日常

    私は猫を飼うべきですか? 暮らしをシンプルにしているところなのですが←質問の回答。

    猫を飼おうかどうか迷っている読者の質問に回答します。この方は、…

  3. 雨を見るウサギ

    ミニマルな日常

    雨の日を楽しく過ごす21の方法。お金はかけません。

    雨降りの日の楽しい過ごし方を21個紹介します。最近は雨の日にデートする…

  4. 海岸にて

    ミニマルな日常

    捨てたらうれしいことがいっぱい。1つだけを大事にする幸せを感じています。

    物を減らして暮らしをシンプルにしたら、心楽しくなった、快適になった、よ…

  5. 花瓶

    ミニマルな日常

    これだけは知っておきたい、きれいな部屋をつくる7つの習慣。

    部屋がきれいな人と汚い人の差を考察するシリーズ。今回は、きれいな部屋に…

  6. 書類の山

    ミニマルな日常

    断捨離しすぎて結局たくさん買い直し、また部屋が散らかってきた。どうしたらいい?

    部屋に物がたまって困っている読者の質問に回答します。この方は、…

新刊「本当に心地いい部屋」

「買わない暮らし。」売れてます(第7刷)

筆子のムック(第5刷)

筆子の本、『書いて、捨てる!』

更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,465人の購読者に加わりましょう

新しく書いた記事を読む

  1. 海を見ている女性
  2. 春の野菜
  3. 若い女性
  4. 本やマンガ本
  5. 段ボール箱
  6. ノートに何か書いているところ
  7. 食器がたくさん
  8. 結婚
  9. PHPくらしラク~る♪2022年6月号
  10. どんより気分の女性

筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック

 

1週間で8割捨てる技術
 
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事

  1. ウエス作り
  2. テディベア
  3. ティーカップとお皿
  4. 老女の手
  5. クリスマス
  6. 着る服がない
  7. 夫婦喧嘩
  8. 借金苦
  9. ストレスをかかえている人
  10. 自宅で仕事中の女性

過去記事、たくさんあります♪

PAGE TOP