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ミニマリストへの道

徹底的に台所の断捨離をして自分の愚かな行動に直面した:ミニマリストへの道(91)

引越し前(2014年10月)に私がもっともたくさん捨てたのは、食器や台所関係のものです。

連日ぼんぼん捨てながら、私は過去の自分の愚かな行動と直面していました。

自分の失敗を認めたから、持たない暮らしや買いすぎない暮らしを心がけ、ミニマリストへの道を一歩進めたと思います。

私が直面した問題を5つ紹介します。



1.夫のお金を無駄遣いした

私は当時すでに、ミニマリスト志望だったので、引っ越しは絶好のチャンスとばかり、毎日、不用品を断捨離していました。

しかし、我が家の家族(夫と娘)はミニマリストではありません。

その頃の2人は、「ミニマリスト?何それ?」という世界に生きていました。私が何か捨てようとするたびに、2人に「それ、捨てるの? もったいないよ」と制止されました。

私は見つからないように階下でこっそり捨てていました。

しかし、大きな寄付箱を毎日作っていたので、しっかりばれていたようです。

あるとき、大きな箱に寄付するものを詰め込みすぎて、重くて自分で階上に運ぶことができなかったので、とりあえず階下に放置しました。

数日後、夫が気を利かせて上に運んでくれました。

そのとき中身を聞かれました。

「全部私のベーキングの道具です」と答えておきました。ベーキングとはお菓子作りのことです。

半分はそうです。

クッキー型やらをたくさんもっていましたから。

こちらに捨てたお菓子作りの道具の写真あり⇒捨てても大丈夫だった6つのもの(写真つき)~キッチンの断捨離編 2.製菓道具のところです。

お菓子作りの道具は自分で買ったのだから、自分のものだ、だから別にいいじゃん、と思いました。

しかし、よくよく考えると、私がせっせとベーキングの道具を買っていたころ、家賃を払っていたのは夫でした。

もし私が、家賃を折半して払っていたら、こんなに使わない道具ばかり買わなかったかもしれません。

もしかして私は夫が汗水たらして稼いだお金で、無駄なものを買い、それを今、せっせと捨てているんじゃないだろうか?

そうやって考えると、これまでしてきた無駄な買い物の数々が心にどーんとのしかかりました。

それは大きな寄付箱の重さより重いのでした。

2.使いもしないものばかり買っていた

台所にあるものを捨てるとき、こんな条件を考えてみました。

・最近さわっていないもの
・半端な食器
・ほかに同じ用途のものがあるもの
・重い物
・かさばるもの

そうしたら、該当するものがこんなに出てきました。

断捨離したキッチン雑貨

ザルが2つあります。

持ち手がついているのはウィナーズ(Winners)という店で買ったもの。ここはブランド品のアウトレットショップのような店です。

その上にある丸いザルは、実家で使っていたのを持ってきました。

しかしすでに、丸いザルと同じぐらいのサイズでプラスチックの取っ手つきのものがあったので、残りの2つは無駄になりました。

なぜ、すでにザルがあるのに、またザルを2つも増やしてしまったのか?

小さいザルがあると、少量の粉をふるったり、フルーツの水切りをするのに便利だと思ったのかもしれません。

丸いザルは裏ごしするのに便利だと思ったのかもしれません(実際は底に足として輪っかがついているので、ここにゴミがたまるため、やりにくいです)。

1つあれば充分なのに、2つも3つも同じものを増やすなんて、自分は贅沢病にかかっているのではなかろうか、と思いました。



3.セールで買いすぎた

こんな物も捨てました。

雑貨を断捨離

フェルト、クロス2枚、キャンドル、歯ブラシ、綿棒(赤ちゃん用のものすごく細いもの)、そしてアロマポットです。

このアロマポットはボディショプのセールで買いました。ネット通販です。

買ったときのメールが残っています。それによると、2008年6月7日に注文しており、値段は4ドルでした。きょうのレートで350円前後です。

問題なのはいっしょにほかのアロマポットも買っていることです。フレグランスオイルとセット物になっているのを1つ(13ドル。クリスマスのギフトセット)、別のアロマポットも4ドルで買っています。

一度に3つもアロマポットを買っている自分にあきれます。

ほかにもいくつか買って、送料、消費税合わせて、65ドルも使っています。

この時、クリスマス商品がたくさんセールになっていたようです。

私がセールは要注意、と書いているのは、このような過去の自分の愚かな行動から学んだからです⇒安売り好きに伝えたい、セールで物を買うとお金が貯まらない4つの理由。

まあ、私ほど無駄買いをする人はそんなにいないかもしれません。が、どんな人もセールになると多かれ少なかれ買い過ぎてしまうのではないでしょうか?

この頃、私はお金があまりなかったのに、クレジットカードがあったため、1回の買い物に5千円近く使ってしまったのです。

クレジットカードも気をつけて使う必要があります⇒クレジットカードを使うとお金を使いすぎてしまう5つの理由

クリスマスツリー型のアロマポットはかわいいのですが、クリスマスの時期にしか使わないので手放すことにしました。1年間52週間あるうちのせいぜい2~3週間しか使わないのです。

そのほかの時期はずっと棚で眠っています。それにほかにもアロマポットはあったのです。

いま、アロマポットは、このとき買ったセット物に入っていた陶器のポットと去年、誕生日にもらった、無印良品のアロマディフューザーの2つを使っています。

写真左に写っているクロスは紅茶専門店のプチな福袋に入っていました。多少は使いましたが、自分では絶対選ばないサイズと柄のクロスなので、かなり無理して使っていました。

福袋やセットものも安易に買わないほうがいいです⇒もう買うのやめたら?福袋の失敗のダメージは想像以上に大きい

4.人の買い物に影響を受けていた

猫瓶を捨てた

この画像は以前も紹介したことがあります。

小さいサイズの猫瓶(ねこびん)は、当時よく飲んでいた紅茶の茶葉を入れようと思って買いました。

たまたま誰かのブログで、茶葉を猫瓶に入れて食器棚に置いている画像を見たのです。

猫瓶はかわいいので、「おお、これはいいアイデアだ」と思って、楽天の店に注文しました。ここでも、一度に5つも買いました。

私は2005年の春から2012年の春ぐらいまでの7年間、紅茶をよく飲んでいました。猫瓶を買ったのは、まだ好きな紅茶の茶葉が定まっておらず、いろいろ飲み比べていたときだと思われます。

しかし、結局うまく使いこなせなかったのは、この記事に書いたとおりです⇒整理収納のための入れ物を増やす恐怖:ミニマリストへの道(83)

そもそも紅茶は光を通さない容器で保存するべきなのです。「自分はすぐに飲んでしまうから、ガラスでいいや」と思ったのですが、すぐに飲んでしまうからこそ、わざわざ袋から瓶に移す必要もなかったのです。

自分の行動習慣や環境を何も考えず、人が使っているのを見て、「かわいい、いいじゃん」と思って、買っては使いこなせず捨てた物が、ものすごくたくさんありました。

人が使っているものを見ても、あまりうらやましく思わなくなったのは、あまりにこの手の失敗が多かったからです。

5.後先考えずに買っていた

後先考えずに買う、つまり衝動買いです。捨てたもののなかには、衝動で買ったものがたくさんありました。

クッキー型やケーキ型なんてほとんどみんな衝動買いです。昔は、「30日間待つノート」は書いていませんでした。

「30日間待つノート」は欲しいものが出てきたら、書いておくノートです。30日たってまだ欲しいと思うなら、買います。ごく単純な仕組みですが、衝動買いを減らすのに効果的なのでお試しください。

物を見ると、欲しいという気持ちばかりが先にたち、それを自分がどんなふうに使うのか、現実的な未来予想がまったくできていませんでした。

買い物がしたいから買い物をしていただけだったので、買ってから使い道を考えたり、工夫したりしていました。

買って満足して、全然使わなかったものもたくさんあります(やはりクッキー型に多かったです)。

頭のねじが1本か2本ゆるんでいたようです。

先にもふれましたが、福袋のようなセット物を買うのも好きだったので、これも無駄なものを増やしていました。

「送料無料セット」とか「プチギフトセット」などです。

セット物を買うと、1つひとつの商品の値段は割安になります。しかし、その中に、自分にはべつに必要ではないものが入っているのです。

昔、福袋を買っていたとき、母に「福袋は売れ残りが入っているんだよ」と言われたことがあります。べつに売れ残りでもいいのです。それが必要な品物ならば。

しかし、売れ残りでない、ピカピカの新商品でも、それが必要でないなら、買うべきではないのです。

抱き合わせ商品のせいでゴミが増えます。こんな当たり前のことに気づくのに、私は何十年もかかったのです。

☆ミニマリストへの道を最初から読む方は目次をご利用ください⇒何度も失敗したけど、今も前を見て進んでいます~「ミニマリストへの道」のまとめ(1)

☆この続きはこちら⇒18年以上死蔵した物を断捨離し、捨てるタイミングを知る:ミニマリストへの道(92)

********

いしだあゆみさんの、「使うお皿は1枚」の世界っていいね、と思っていたのに、現実は、キッチンや階下に、お皿やら何やら、余分な台所用品がたくさんありました。

ほぼ根こそぎ捨てました。





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