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読者のお便り紹介コーナーです。5月にいただいたメールから3通紹介します。
内容:
・家電を断捨離したら、快適になった
・お風呂の洗剤を捨てた
・断捨離して体調が悪くなった私の経験
・「断捨離」という言葉を使ってはいけない?(筆子の考え)
では、まず、AIさんのお便りです。
もやもやを感じるものを全部処分
件名:家電の処分
こんにちは
久々に断捨離を始めようと、ここ3ヶ月くらい家中の物を見直しました。捨てようとは少しも思ってなかったけど心のどこかでモヤモヤしていた物を全て処分。
なくても何の問題もなく、やっぱりあのモヤモヤは無視せず向き合って正解だと思いました。
処分を決めた物は、トースター、リビングの絨毯、炊飯器、ヒーター、ストーブ、米びつです。
トースターの代わりに魚のグリルで全然大丈夫だし、絨毯の掃除にうんざりしていたけど、なくしてスッキリ掃除しやすくなり最高です。
元々ご飯は鍋で炊く事が多かったので炊飯予約が出来なくなるのは惜しいですが、朝少し早起きすれば解決なのでいらないです。
早起きのおかげで新しい習慣も身について良かったです。
電気ヒーターとガスストーブを冬は使っていましたが、エアコン1つで過ごすことにしました。
米びつを洗うのが本当に億劫でストレスだったので処分しました。
生活にあって当たり前みたいな物を今回は沢山処分、自分の生活に本当に必要かどうかかなり考えて決めました。
コロナの事がありいつ死んでもおかしくない世の中なんだと思うと、もっともっとシンプルに暮らせるようにしたいと強く思います。
次の目的は6個ある鍋の数を減らす事です。全部まんべんなくフル活用してますが少ない鍋で要領よく作る方法がまだ見つかりません。
服の数はとても少ないですが今期わざと冬服を2パターンのみで生活してみたら私的には快適だったので、もっと減らせると確信しました。結局1番好きな1枚をよく着ます。
毎日記事を更新してくださって感謝します。
AIさん、こんにちは。メールありがとうございます。
今回、いくつか物を処分して、生活がよくなってよかったです。
確かに、物が多いと管理の手間が増えますので、「あったら便利」ぐらいのものは、見直しをしたほうがいいですね。
新型コロナウイルスの問題が発生してから、暮らしを見直した人も多いでしょうね。
Aiさん、これからも、シンプルライフを満喫してください。
次はむぎすけさんのメールです。
お風呂専用の洗剤を捨てた
件名:お風呂の洗剤を断捨離できました
私は4歳の子供がいるワーキングマザーです。ブログに出会って5年以上、いつも楽しく読ませていただいてます。
おかげさまで洋服はかなり減って、買う頻度も少なくなりました。子供の洋服は、サイズアウトするたびに人にあげるかウエスにしています。
管理や衣替えがとても楽です。
今年に入って思い切って、お風呂専用の洗剤を使わないことにしました。
普段はセスキ水、水垢用にクエン酸、たまに排水溝にハイターを使用しています。洗い上がりにも満足しているし、少しでも環境に良いことが出来ている! と満足しています。
何かのタイミングで物を減らせたらまた報告しますね。これからも応援しています!
むぎすけさん、はじめまして。メールありがとうございます。
5年も前から読んでいただいているのですね。長く愛読いただき、うれしく思います。
お風呂用の洗剤を減らすことができてよかったです。
専用の洗剤がなくても、お風呂はきれいになりますね。
私は重曹と水を使っています。
カビの駆除は、イソプロピルアルコールを使用。
排水溝は、以前、よく詰まっていましたが、2年ほど前、専門の業者に掃除してもらってから、詰まることがなくなりました(今のところは)。
それでは、むぎすけさん、また何かありましたら、お気軽にメールください。楽しみにしています。
重曹について⇒エコな掃除の決定版。私のベーキングソーダ(重曹)の使い方7つ
最後は、「まだ物が多い62歳」というお名前の方からいただいたお便りです。
断捨離で体調が悪くなった体験
件名:断捨離をすると体調が悪くなるについて、私の体験
ありがとうございます。
まだまだ 物が多いですが、one in one outを心がけて増やささず、徐々に減らす努力をしています。
かつて 私も 沢山 断捨離すると、体調が悪くなりました。
それは ダニなどのハウスダストによるものだと思います。数日後に副鼻腔炎になり、耳鼻科に行ったことが何度もあります。
窓を開けてすると良いと思われるかもしれませんが、物が多いと窓が開けにくく、たまに開けると かえってハウスダストが舞い散り、鼻炎が悪化しました。
それで工夫してみたのですが、布団用のヘッドを取り付けた掃除機、または ヘッドに丈夫なネット状の袋(日本では玉葱が入っていた物)をかぶせた掃除機をかけながら 不要品を片付けると、アレルゲンになりそうなものだけ吸い取って、細かくて必要なもの(ボタン等)は吸わないので、安心して作業できました。
すると次第に 断捨離しても 体調が悪くならなくなりました。
日本の気候と住環境では、ダニやカビによる体調不良が結構ありそうな気がします。
物が多いと掃除が行き届かず、断捨離などで 普段動かさない物を移動すると悪影響が出るのではないでしょうか。
話は変わりますが、断捨離という言葉、やましたひでこ さんが商標登録されているそうで、ミニマリスト タケルさんはYouTubeの動画を何本も削除依頼されたそうですので、老婆心ながら お伝えいたします。
これからも更新 楽しみにしております。
62歳さん、はじめまして。メールありがとうございます。
こちらの記事を読んでくださったのですね⇒断捨離をすると体調が悪くなる、は思い込みにすぎない。
副鼻腔炎になって大変でしたね。でも、いまはお元気になられてよかったです。
逆に考えると、断捨離してなかったら、もっとひどいことになっていましたね。
きれいな空気は大事ですから⇒部屋の汚れた空気が人を病気にする。室内空気汚染の8つの原因。
断捨離する⇒ハウスダストが舞う⇒副鼻腔炎になる、というのは確かにあります。
私も20代の頃、掃除するたびに、ほこりでくしゃみをしていました。
しかし、そういう場合は、本人に体調不良の原因の検討がつくと思います。
相談してきてくださった方は、詳しいことは何も書かれていなかったので、実際、どんな病気になったのかはわかりません。
ですが、文面から、何か目に見えない、人間のちからが及ばないもののせいで病気になった、と考えておられる印象を受けました。
62歳さん、これからもお元気でお暮らしください。断捨離という言葉については、次の項目で書きます。
断捨離という言葉の使用の是非
やましたひでこさんが、「断捨離」という言葉の商標登録を持っているのは知ってます。
1冊目、2冊めの本では、「捨てる」という意味で「断捨離」という言葉は使っていません(編集者の意向)。
しかし、出版社が変わった、3冊めの『書いて、捨てる!』では、使っているところがあります。
執筆時、編集者の人に聞いてみたところ、社内で、やましたひでこさんを担当している編集者経由で確認します、と言われました。
結局、「書籍タイトル・見出しなどでは使わない方向で考えておりますが、本文中、文脈で使用する範囲では問題ないのでは、と担当の者が申しておりました」という返事でした。
62歳さん以外の方からも、「断捨離は、やましたひでこさんが登録商標を持っているから、勝手な商業利用はできません。断捨離テクニックとかプチ断捨離というのは、本来の断捨離の意味とは違います。断捨離という言葉をほかの言葉に置き換えてください」という主旨のメールをもらったことがあります。
この方、メールの引用不可だったので、紹介していませんが。
この方には、
・個人が断捨離した体験をブログで語るのは自由だと、やましたさ自身が、本人のサイトに明記していること
・私(筆子)は、断捨離を「不用品を捨てること」や「捨てる」という意味で使っていること
この2点を伝えました。
「断捨離」はもともとヨガの言葉でしょう?
本来の断捨離の意味と違うなんて言い出したら、やましたさんの使い方だって、違うんじゃないですか?
私の電子辞書(デジタル大辞泉)にも、断捨離という言葉はのっていて、平成22年ごろからの流行語、とあります。
ブログで使用するのは何ら問題ないはずです。
Wikipediaにはこんな記述があります。
やましたは「断捨離」を商標登録しているが、やました以外の者であっても、「断捨離」の思想及びやましたの所有するブランド自身を説明する趣旨で「断捨離」の語を使用することに対して、いかなる場合でも商標権の権利の効力は及ばない[11]。
例として電子出版のプラットフォームや書籍リーダーのブランドとして、出版ブランドとして断捨離は使えないが、タイトルとして「断捨離術」を使う事は可能。
やましたはウェブサイトで「断捨離」を商用利用する事を厳格に禁止したり、個人的に断捨離体験を語ることは認めているが、前述の通り商標法では、禁止も出来ないし、やましたが認める前に認められている。
引用元⇒断捨離 – Wikipedia
タケルさんという方、全く存じ上げないのですが、どんな言葉の使い方をしていたのでしょうか?
仮に私が、「筆子の断捨離セミナー」と銘打ったセミナーを行い、近藤麻理恵さん並の収益をあげていたら、やましたさんサイドから、クレームがくるかもしれません。
実際は、毎日、ほそぼそとブログを書いているだけです。
クレームが来るなんて、まず考えられませんね。
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いつもたくさんのお便りありがとうございます。
あなたも何か伝えたいことなどありましたら、お気軽にメールください。
お待ちしています。