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セールで衝動買いをしない方法を7つ紹介します。
人は、物の値段がさがっていると、うれしくてついつい買ってしまいます。これは、ほぼ自動的な反応ではないでしょうか?
皆、お得なことが大好きですから。
セールで物を買わなければ、ガラクタが減り、貯金が増える生活にぐんと近づきます。
ちょっとしたセール対策が、人生を大きく変えるのです。
最強の方法:店に行かない
最初に、もっとも効果的な策として、「店に行かない」ことをおすすめします。
自分のゴールが、「セールで無駄使いしないこと」であるとき、そのゴールをもっとも達成しやすい状況は、店以外の場所に自分の身を置くことです。
店に行きさえしなければ、これから書く7つのことは何1つやらなくても、無駄使いをしないですみます。
まあ、買い物しないわけにはいかないので、難しいかもしれませんが、可能なら、店に行かない選択をしてください。
よく無駄使いをしている特定の店に行かないようにするだけでもずいぶん違います。
それがオンラインショップなら、アクセスしなければいいのです。
1.余裕のあるときに行く
時間、気持ち、体力、すべてに余裕のあるときに店に行きます。
平常心のときに、買い物をするのがベストです。さらに、乾きや飢えがないときに行ってください。
空腹のときに、スーパーに行くとたくさん買ってしまう、と言われますが、対象が食べられない物でも、同じです。
店に行く前に、ちょっとおやつを食べたり、水を飲んでおくといいでしょう。
2.クレジットカードを持っていかない
クレジットカードがあると、手持ちのお金がなくても、買い物ができてしまうので、現金だけを持って行きます。
カードがあると買いすぎる話⇒クレジットカードを使うとお金を使いすぎてしまう5つの理由
なかには「何かあったら困るから」と、クレジットカードを持たないと外出できない人がいます。
大丈夫です。目当てのものを買うお金と、行きと帰りの電車賃があれば、問題ありません。
3.買う物リストを持っていく
買い物に行く前に、これから買う予定の物をリストにして、そのリストを持参してください。
デジタルのほうが、リストを作りやすい人は、スマホや携帯電話を使って作っていただいてもかまいません。
買い物リストを作るメリットは、事前にプランニングできることです。
何の計画もなく、ふらっと店に行ってしまうのは、丸腰で戦いに挑むようなものです。
セールで物を買いすぎてしまうことが多い人ほど、リストを作るべきです。
買う必要のある物を書き出しているうちに、「べつに、今日買わなくてもいいかな」と思うかもしれません。
4.自分1人で買いに行く
買い物は1人でしたほうがいいです。
人と一緒に買い物に行くと、ピアプレッシャーを感じて買ってしまうことがあります。
連れが買っていると、自分も欲しくなるかもしれません。連れに「ちょっと着てみたら?」とか、「これ、あなたの部屋に似合いそう」なんて言われるかもしれません。
読者の中には、買うお金があるところを人に見せつけたくて買っていた、という人もいます。
見栄をはりがちな人は、周囲の人の影響を受けて無駄な物を買います⇒見栄を張るのをやめたいなら、まっさきに読むべき記事がここにある。
特に、買い物好きの人、ショッピングが趣味の人とは絶対一緒に行かないでください。
買い物が好きな人は、買い物という行為を強く肯定しています。
自分は買わなくても、ほかの人が買っているのを見るとうれしいので、なんだかんだとうまく買い物するようにすすめます。
「わたしは余計な物は絶対買わないよ」という強い軸が確立されていないうちは、1人でショッピングをしたほうが無難です。
それでなくても、店にいる人は、たいてい何か買っているのです。それを見るだけでも、充分影響を受けますから、失敗に近づく要因を自分から作るべきではありません。
5.店内のプロモーションは無視する
プロモーションとは、消費者の購買意欲をかきたてる活動、販売を促進する活動、各種キャンペーンのことです。
たとえば、試食コーナーや、サンプルの配布、広告のポスター、大きな値札、矢印、飾り物(人形とか)、のぼりなど。音声を流しているコーナーもあります。
商品のそばに、にぎやかについている値札や矢印、説明の文字は、POP(ポップ)と呼ばれますす。
POPは、Point Of Purchase(ポイント・オブ・パーチェス)の頭文字で、購入されるその時点でアピールする広告物を意味します。
POPはひじょうに売上に貢献すると言われています。とくに、衝動買いをするお客さんをうまく引き寄せます。
お客さんはもう店の中にいるのだから、あと一押しするだけでいいのです。
POPの研究をしているならべつですが、買い物する予定ではない品物のPOPをしげしげ見たり、差し出される試食品を食べないほうがいいです。
こうしたことすべてが、自分の気を散らせます。本来の自分のゴール(目当ての物だけを買う)に近づく「邪魔者」なのです。
私はいつも行くスーパーで、うっかり試食品を食べて、その商品を買うという失敗を過去1年に1回しています。もちろん、買い物リストになかった品物です。オーガニックフードのスーパーなので、すべての商品がとても高く、その商品も5ドル前後しました。
6.定価でも買うか? と問いかける
値引きされている物を買うときは、「値引きされていない値段でも買うか?」と自問してください。
「買わない」という答えなら、買いません。
半額なら、2倍にした数字が定価(フルプライス)です。値引き品を買うとき、必ず、フルプライスにして検討するクセをつけると、無駄使いを防ぐことができます。
そもそも、セールで物を買うことが好きな人は、いま、その商品が必要だから買うのではなく、「お得な買い物をした」「私は買い物上手だ」という気分になりたくて買っているのです。
なかには、SNSやブログで、自分の買い物上手ぶりをアピールするために(アピールして承認欲求を満たす)、セールになるたびに、物を買う人もいます。
買い物するとき、もっとも優先していることが、「お得感を感じること」や「承認欲求を満たすこと」なら、使わない雑貨が家にごろごろしていたり、ちょっとやそっとでは食べきれない食料品のストックがたまるのも無理はありません。
優先すべきなのは、必要な物を必要なタイミングで買うことです。
7.しまい場所を考える
何かを買うとき、必ず、それをどこに置くか、どこに収納するか考えてください。
こうすると、1年に1回しか使わない物は、買わないと思います。保管場所が必要だからです。
すでにストックがたくさんある物、もう充分すぎるほど数がある物も、買わずにすむかもしれません。
洋服をクローゼットやたんすいっぱいためるのは、買い物をするとき、まったく置き場所を考えていないからです。
日頃から片付けや断捨離をして、手持ちの物や収納スペースの把握に努めるとより効果的です。
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安売り好きに伝えたい、セールで物を買うとお金が貯まらない4つの理由。
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セールで浪費しすぎない方法を7つお伝えしました。
ふだんから、ストレスをためないことも、即効性はないかもしれませんが、重要なことです。
ストレスがあると、買い物に走ってしまうので、ストレスの元を取り除くといいですね。
心の中が整ってくると、買い物で暴走することもなくなります。