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スマホやタブレットなどのデバイスを複数所持する人が増え、家の中にどんどん充電コードがたまっていく今日この頃です。
今回は、たまり続けるガジェットのコードをどんなふうに私が整理しているのか写真とともに、お伝えします。
下準備:不用なガジェットとコードを断捨離
家中に散っているガジェットやコード、ケーブルを集め、不用品を断捨離します。この作業は、あとで説明する、「コードの収納の手順、ステップ1」と一緒にしてもいいです。
もう使っていない携帯電話、デジカメ、Kindleなどいつまでも持っていても仕方がありません。古いコードやイヤホンも捨て忘れないでください。
まだ使えるコードやイヤホンを「スペアにしよう」と思うかもしれません。ですが、「予備のコードを持とう」と思うと、際限なくコードが増えます。
すでに「予備でないコード」がたくさんあるのですから。
こちらは2年前、整理していなかったころの私のコード類。はてしなくごちゃごちゃです。一応、このときも、自分はシンプルライフを送っていると思っていたのですが。
ごちゃごちゃコード時代を経て、今の私は同じ用途のコードがだぶったら、古いのからどんどん捨てて、いつも1つだけ残しています。
仮に、iPhoneの充電コードがこわれたとしても、娘も同じスマホを持っているから、娘のコードを借りれば事足ります。二人のコードが同時にこわれる可能性はとても低いです。
今の人は、何でも「1人1個ずつ持つ」という発想になりがちです。ですが、借りられるものは借りればいいのです。
このように考えて、まだ使えるものでも自分が使っていないものは、容赦なく断捨離します。
2年前の春にiPhoneを買ってから、それまで使っていたガジェットは断捨離しました。
左からサンヨーのムービーカメラ、娘のお古のアイポッドタッチ、デジカメです。
特に写真撮影が趣味でない限り、iPhoneのカメラでみんな間に合います。せっかく多機能のスマホを購入したのですから、機能がだぶっているものは、どんどん捨てましょう。
ではごちゃごちゃになりがちな、ケーブル類の整理の仕方に入ります。
コードの整理に使うもの
はさみ、油性マーカー(細字が便利)、マスキングテープ。適当な大きさのジップロックバッグ(写真には入っていません)。
マスキングテープは、ペンキなどを塗るときに、塗装箇所の周囲に貼って、ペンキがはみ出ないようにするのに使うテープです。
しかし、今はクラフト用に可愛いテープ、おしゃれなテープがたくさん出ています。
詳しくはこちらを読んでください⇒マスキングテープのミニマリスト的活用方法、これ1つあればアレンジは自由自在
コードの収納の手順は以下となります。
ステップ1:手元に残すガジェットやケーブルを取り出す
電子辞書も忘れずに。
私は電子辞書を2つも持っています。両方とも使っているので、手元に置いています。MP3プレイヤーが3つもあるのも、ミニマリストらしくありません。
ステップ2:コードの正体を確かめながらラベルをつける
正体とは、そのコードが何のコードなのか、ということです。
コードそのものや、アダプターに書いてある文字を読んだり、それらしい本体に差し込んでみたりします。
正体が判明したら、直に書けるものは、マーカーで名前を書き込みます。書く場所のないものは、マスキングテープでネームタグを作ります。
書けるものは直に書いたほうがいいです。マスキングテープはピラピラして邪魔ですから。
USBケーブルを、上下逆に差し込んでいつもストレスを感じている人は、このとき、どちらを上にして差し込むのか、自分でわかるようにマークをつけておくと、人生がシンプルになります。私は上側、名前を書いたり、テープを貼って、目印としています。
マスキングテープはラベリングにとても重宝します。上に文字を書くことができるし、指で引きちぎれるし、2枚貼り合わせると思ったより丈夫でなかなか破れません。
すべてのコードにラベリングするまで、この作業を繰り返します。量が多いと大変ですが、整理しておくと、あとで迷わずさっと取り出せます。結局は多大な時間を節約できることになるのでがんばってください。
あまりに量が多いときは、一度にやらず、作業を何回かにわけてください。
ステップ3:コードをそれぞれ指定の場所に配置
私は、使用頻度でわけて3種類の場所に収納しています。
1.使用頻度の高いもの
iPhoneとKindleはよく充電するので、パワーバーに充電コードを挿しっぱなしにしています。
このパワーバーは居間のソファの裏側にあります。私がふだん座っているパソコンの椅子から立ち上がって徒歩3歩の場所です。
2.週に1、2度使うもの
本箱においているプラスチックの引き出しの中に投げ入れています。
きっちり整理しようとすると、かえって出し入れが大変になるので、投げ入れ方式を採用しています。
この方式をうまく機能させるためには、引き出しに入れ過ぎないことが肝心です。
この引き出しは、椅子から、3.5歩の距離です。
3.たまにしか使わないもの
コードをジップロックに入れて、中身を書いたラベル(マスキングテープ使用)を貼り、手提げに入れてクローゼットに閉まっています。
ジップロックは使いまわしです。収納用品にあまりお金を書けないほうがいいでしょう。
このクローゼットへは、椅子から徒歩10歩ぐらい。狭い家に住んでいるため、3箇所に分けているとはいっても、ほとんど同じ場所にあります。
その他の工夫
コードをこんなふうにマスキングテープで結束することもできます。
旅行に行くときはジップロックに収納すると便利です。すべて小さいジップロックに入れて、ラベリングしておくとごちゃごちゃになりません。
これは私が2年前、里帰りする前に準備したコード類です。このときは、今よりたくさんコードがあったので、こんなにありました。
この写真を見て、うんざりしたので、その後かなり捨てました。
まとめてやると大変ですが、買ってすぐにコードにラベリングする習慣をつけると、その後ごちゃごちゃになりません。
この作業でもっとも大切なのは一番最初の、「不用なガジェットとコードを捨てる」というプロセスです。残す数が少なければ少ないほど、整理もラクになります。
この作業をやってから、コードを探すのに悩まなくなりました。引き出しの中でコードがくしゃくしゃになってストレスを感じている方はお試しください。