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読者のお便り紹介です。きょうはものを使い切ることを心がけている読者、2人のメールをシェアします。
内容:
・文房具を使い切る
・お金の使い方を見直し中
・noteに有料記事を1本書いてみました by 筆子
まず、文房具を使い切ることを心がけているしばさんのお便りです。
増えた文房具を使い切る
件名:文房具の使い切りに挑戦中です
文房具は私も大好きですが、なるべく買わないように心がけています。それでも、いただくことや子どもたちが大きくなり使わなくなった物があったりします。
職場で支給されているボールペンと同じ物をもらったことがあり、中身を詰め替えて使い切りました。
子どもたちが使わなくなった使いかけのノートは4等分に切り、ダブルクリップで挟みメモ帳にしています。
いただいたクリアファイルは、職場で個人用の書類保管に使っています。
私の場合は自宅より職場で文房具を使うことが多いので、デザインが華美でない物を持ち込んでいます。
新品の鉛筆、蛍光ペン、消しゴムは小中学生の子どもさんがいる友人たちへ差し上げました。
少しずつですが減ってきて嬉しいので、コツコツ続けたいと思います。
しばさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
文房具を使うことを心がけているんですね。私もそうです。
大量に文房具を断捨離したあと、筆記具は手持ちのものを使い切る方針へ
使い切る工夫をいろいろ教えていただき、ありがとうございます。
職場でも使うことができれば、消費が進みますね。
日本の文房具は安くて優秀なものが多く、ボールペンは粗品でもらうこともあるので、ふつうに暮らしていると、勝手に増えていくと思います。
できるだけ入れるほうを抑えると、使い切りのスピードがさらにあがるでしょう。
文房具を使いきりたいとき、おすすめの活動は
・ひたすらモーニングページを書く
ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ
・語学を趣味とする
・手紙や日記を書く
・バレットジャーナルを書く
気持ちの整理をするために、紙に書き出そう:ライダー・キャロル(TED)
・カリグラフィー
・イラストを描く
このあたりです。
もっと早く消費したいと思ったら、お試しください。
では、しばさん、これからもお元気でお過ごしください。
ボールペン1本生活をめざして。文房具を効果的に断捨離する7つのステップ。
使い切るまで買わない暮らし:文房具をためこまず、ちゃんと使うコツ。
次は、先週、前半のみ紹介したMkgさんのお便りの後半をシェアします。
先週の記事はこちら⇒母の遺品を整理していて感じたこと。本当にこんなに必要だったのか?
買い物習慣の見直し中
そこはまた別の回路を繋げる必要がありました。
あれだけ捨てたのにまだ懲りずに自分の服はちょこちょこ買い足していたし、子どもが生まれると子ども服や絵本、おもちゃなど、1点1点は少額であっても、いや、だからこそどんぶり勘定で精査もせずバンバン購入してしまいました。
このあたりは一進一退で、数年かけて徐々に改善はしていっております。第二子のときはもっとうまくやりたいと思っています。
なぜか赤字
しかしここ最近、お金を使って一時的な欲求を満たそうとする自分の心性はなかなか変わらないのだ、ということを痛感しています。
というのも、冒頭に書いた通り私自身産休に入り、ここ1年ほどの家計の棚卸しと見直しをしたのですが、家の中にあまりものは増えていないのに、赤字なのです。
色々と遡って分析すると、赤字の原因の1つはラテマネーや外食費でした。
仕事中にむさぼり食べていたコンビニ菓子、息子にせがまれてしかたなく買ってしまう自販機のジュース、通勤途中になんとなく寄るカフェ代、夫が毎日飲んでいるエナジードリンク、同僚と飲みに行ったとき、お腹いっぱいなのにオーダーしてしまう〆の一品。
また、家族旅行の際、日程も決まっていて早く宿やチケットを予約さえすれば何千円も浮かせられたのに、私がズボラなせいで払ってしまった損失、など。
上記の出費は、浪費した証がモノとして残らないので、かえってとてもやっかいです。
家をきれいにすることでモノへの執着はかなり減らせましたが、私の場合はそこが劇的な家計改善には繋がっていませんでした。
モノを買う頻度はたしかに減りましたが、ちいさな、大して自分を豊かにしてくれるわけでもない出費はダラダラと続いていたのです。
この事実自体が自分のストレスとなり、また新たな浪費の呼び水となりそうな気がしたので、対策を打とうと思いました。
モーニングページを始めてみた
そのひとつが、このブログで拝見し取り入れ始めた「モーニングページ」です。
いたずらに出費を抑え込もうとするより、そうさせてしまう自分の心の淀みについてさらに理解を深め、絶えずストレスマネジメントをしていくことが根本的な解決になると、筆子さんの文章をたくさん読み漁る中で改めて確信したのです。
実際、ここ2週間ほど続けていますが、「特に考えず何となく使うお金」というのが劇的に減りました。
お金を払うとき、「これは私の生活になんの価値を生み出すものなのか」をいちいち考えるようになりました。
毎日使ったお金の記録も淡々としていますが、同時に、お金を払うことに関する自分の来し方をひたすらモーニングページで振り返り、どういうときに浪費をしてしまうのか、浪費についてどう感じてるのか、改善したいことはなにか、
そもそも自分が大切にしたい大もとの価値観はなんなのか、これからは何にお金を使いたいのか、投資を浪費にしてしまわないためにどうしたらよいか、そんなことを思いつくままに日々つらつら書いていると、わざわざ「我慢しよう!」などと決意しなくても自然と欲求が収まってきたのです。
夫もわたしと同じで、ものには出費しませんがラテマネーがかさむタイプです。
夫婦の可処分所得は決して多くはありません。健全な家計運営をするために、彼をどうやって巻き込んでいくべきか、そもそもどこまで巻き込めるのか、感情のぶつけ合いに発展しないためにどんなロジックで話し合うと良さそうか、そんなことを整理するのにも、モーニングページを活用しています。
まずは原則、誰かを変えようとする前に自分から、と思っていますが。
1000個捨てと使い切りチャレンジ
また、同時に実行しているのが、「1000捨て」および「使い切りチャレンジ」です。
先に、ものは増えなくなったと書きましたが、それでも謎に何本もあるボールペン、何年も前に衝動買いしたノートやコスメを1000捨てチャレンジの途上で発見し、これを使い切ってみようと思い立ちました。
べつに、他のものと同じように黙って捨てることもできるのですが、自分の中に「お金を払って買ったもの・コトの価値をちゃんと引き出しきることの大変さ」が実感できないと、どこかでまた無駄な出費につながるだろうと思ったので、ゲーム感覚でやってみています。
そうすると、ただノートやリップクリームが減っていくだけのことがこんなにうれしいなんて!
人は解釈の生き物だなとつくづく思います。人生の意味なんて崇高なことを考えなくても、今日ノートが5ページ埋まり、なかなかインクの減りが遅いボールペンをゴミ箱にぽいっと捨てられる日を夢見ることが日々に充実をもたらす、ということに気づけたのは、大いなる発見でした。
もうじき臨月で、ホルモンバランスも乱高下する怒涛の日々が始まると思いますが、私自身は本来ノートとボールペンとリップクリームだけで幸せを感じられる人間なんだよ、と、自分に伝えていきたいと思います。
筆子さん、素敵な記事をたくさん残してくださり、本当にありがとうございます。
ほかにも感銘を受けた記事は多々あるのですが、追々、お伝えさせていただきます。
そしてチャレンジは始まったばかりなので、また進捗をご報告させていただければ幸いです。
初めてなのに妙に筆が乗ってしまい、かなり長くなりました。乱長文、大変失礼いたしました。
わたしの住んでいる街はちょうど桜が咲き乱れています。なんだかずっと季節の変わり目が続いている気分です。
生まれて初めて「カナダ 気温」で検索しました。カナダと言っても広いでしょうので、かなりざっくりした情報しかわかりませんでした。
筆子さんもご家族の皆さまも、どうかご自愛くださいませ。
今後も記事の更新を心より楽しみにしております。
Mkgさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
無駄遣いが減ってきてよかったです。
ラテマネー(何気なくしている日々の少額の消費)や外食は、習慣なので、習慣を変えてしまえば、お金が出ていかなくなります。
コーヒーは、家で飲めば、カフェで飲まずにすみますし、家でもけっこうおいしいコーヒーが飲めると思います。
外で飲むなら、毎日ではなく、1日置きのように、頻度を減らすといいかもしれません。
モーニングページを利用して、感情を見るのはいい方法ですね。ぜひ、これからも続けてください。
では、Mkgさん、元気な赤ちゃんが生まれることを祈っています。
note、更新しました
きのう、noteに有料記事を1本書いてみました⇒カナダのベースメントに住んでいます。|筆子
最初の4000文字ぐらいは無料で読めるので、私の住んでいる家に興味がある方、カナダに住んでみたいなと思っている方はぜひごらんください。
noteに登録していなくても購入できます。
すでに購入した方、ありがとうございます。私は時々、記事を書き直すので(読み直してわかりにくいと思った箇所を書き直したり、読者から質問があったことを追加で書き加える)、よかったら何度も読んでください。
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多くの人は、けちで欲張りなので、ノートやボールペンを使い切ることができると、喜びを感じると思います。私もそうです。
けちで欲張りだから、使っていなくても、たくさんありすぎても、買ったものを捨てません。
けちで欲張りだから、セールでいらないものを買います。
「けちで欲張りな根性」をうまくコントロールできれば、部屋はすっきりするし、無駄遣いも減るでしょう。
それでは、あなたも、気付いたことや記事の感想、質問などありましたら、お気軽にメールください。
こちらからどうぞ⇒お問い合わせフォーム | 筆子ジャーナル
お待ちしています。