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2021年6月に発売した、私の著書、『買わない暮らし。』を読んで、感想を書いてくださった方のメールを2通紹介します。
内容:
・買い物の失敗の理由に気づいた
・はじめて、電子書籍で読んでみた
まず、おみいさんのお便りです。
不安から買うことが多いと気づく
件名:本の感想
おみぃと申します。
今年も筆子さんの新しい本を読むことができて、とても嬉しいです。
「買わない暮らし」を読んでの私の感想です。
一番の気づきは、自分の買い物の失敗は、大体が「不安」から来ているとわかったことです。
2年前、都市部から田舎に引っ越したのをきっかけに、どうやら「手に入れにくい不安」から、とりあえず「早めに」「多めに」買うくせがついてしまったようです。
ですが筆子さんの新刊を読んだら、そうだよな、Amazonだってプライムなら翌日には届く地域だし、実際には、田舎に引っ越しだけど、そんなに買い物環境は悪化してはいない、と冷静に気づくことができました。
これからは、ポチる前に、「不安から買おうとしてない?」と自分に問いかけることにしたいです。
身の回りを見回すと、決して、使ってるものばかりじゃないことに愕然とします…。
このメールを書いたら、まず耳かきを捨てますね、笑
筆子さんブログと出会ってからかれこれ5、6年になりますが、私のスッキリライフへの道は一進一退で、ミニマリストにはまだまだです。
しかし、筆子さんが本気で片付けをなさったのが50歳直前と今回の新刊で知り、私もまさに今ギリギリ50前なので、一気にモチベーションが上がりました。
50代は、ものに費やすエネルギーを最小限に減らしていって、筆子さんのように、何か人の役に立つことにエネルギーを注げる暮らしに変えていきたいです。
いつも貴重な情報を発信していただき、どうもありがとうございます。
これからもずっとよろしくお願いします!
おみぃさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
本、早速読んでくれたんですね。うれしいです。
感想まで教えていただいて感謝します。
なるほど、おみぃさんは、「田舎に住んでいるから手に入れにくい」、と思ってしまっていたのですね。
ですが、アマゾンで、翌日配達可能な場所ならば、私が住んでいるところより便利な場所です。
私、カナダのアマゾンのプライムメンバーですが、注文した翌日に商品が届くのは皆無ではないですが、まずありません。
早くて、翌々日かその次の日です。
これでも、昔のことを思えば、すごく配達が早くなりました。以前は、1週間で届くと、「今回は早かったなあ(ほくほく)」と思っていましたから。
日本の実家で、アマゾンや楽天に注文すると、あっという間に届くからびっくりしてしまいます。
以前、この記事でも書きましたが⇒より環境にいいネット通販の利用の仕方を考える。
ここまで配送が早くなくてもいいと私は思うし、「これが当たり前だ」と、便利さに慣れないほうが、よけいな物を買わなくてすみます。
簡単・便利を追求しすぎると、買い物のハードルが下がりますから。
ところで、おみぃさんは、もうすぐ50歳なのですね。
私は、以前から、それなりにシンプルライフだったのですが、50歳になる年の正月に、「もう、ミニマリストでいけばいいか」と思って、その頃、一番ものをよく捨てていました。
詳しくはこちら⇒まさかの断捨離リバウンドで家の中がまたぐしゃぐしゃ、それにはこんな深い理由があった~ミニマリストへの道(23)
ミニマリストへの道シリーズで、どんなものを捨てていたのか、詳しく書いています⇒何度も失敗したけど、今も前を見て進んでいます~「ミニマリストへの道」のまとめ(1)
それでは、おみぃさん、これからも元気でお暮らしください。こちらこそ、よろしくお願いいたします。
次は、たんぽぽさんのお便りです。
はじめて、本を読んでみた
件名:買わない暮らし。買いました!
先日、ブログにメッセージ掲載いただきありがとうございます! まさかのお返事に、とても嬉しかったです^_^
ご出版おめでとうございます。
本は初めて読みました。
ぎゅぎゅっと凝縮されていて、読みやすい流れで、どんどん読み進めてしまい、楽しくあっという間に読んでしまいました。
ブログ読者目線だと、筆子さんの小気味良いスパッと意見を述べる場面もあっても良いかなぁと! 次回の本も楽しみに期待してます。
買う時に悩みました。
ブログファンとしては、物を増やしたくないけど、欲しい…本は極力読んだら売ると決めてても、気に入ると捨てられない…ので、Kindleにしました。
初Kindle書籍は、買った実感が薄かったのですが、物は増えない、所有できる、断捨離(努力)中の私には、とても良いお買い物でした。
紙でページをめくる感覚が電子的で寂しくもありますが、いつかの片付けがデータ消去の指1本なら、自己完結できて良さそうです。
未来の時間も買った気分です。
著書にもありましたが、1日1〜3個捨てチャレンジしています。
そのノートにしているのは、今年のカレンダーです。
母が鳥好きの私のために可愛い鳥のカレンダーをくれたのですが、そんなに飾る場所もなく、可愛いし使える物だと罪悪感もあり捨てられなかったので、マス目を埋めるノートとして使ってます。
書く時に可愛い鳥の写真を目にする、埋め尽くせば400個は物が捨てられる、そしてカレンダーも使い切った事にできるかなぁと。
生活を楽しむ方法を思いついたのも筆子ジャーナルのおかげです。
これからも毎日楽しみにしています。
たんぽぽさん、こんにちは。お便り、ありがとうございます。
本を買っていただき、うれしいです。感想まで教えてくれて感謝します。
はじめて私の本を読んでみたのですね。しかも、電子書籍で。
ということは、キンドルはお持ちではないでしょうから、スマホでお読みになったのでしょうか?
私より少し年下の友人に、本はみなスマホで読む人がいるのですが、目が疲れませんでしたか?
キンドル本は、デバイス(読むのに使うもの、e-リーダー、PC、タブレット、スマホなど)から削除しても、アマゾンのサーバーに残っていますから、あとになってから、また何かにダウンロードして、読むことができますよ。
もちろん、サーバーから削除することもできます。
私はずいぶん前に買った本も、アマゾンに残しています。
さて、カレンダーの日付のますめに捨てたものを書いているのですね。
私も、以前、似たようなことをして、カレンダーの表も裏も使い切って捨てたことがあります。
私が書いていたのは、捨てたものではなく、英語やフランス語の単語でした。
いま、家にあるあらゆる紙を使い切るチャレンジをしているので(ノートやメモ帳は極力買わない)、卓上カレンダーの裏も、メモ紙として、どんどん使っていますが、使い切ると気持ちいいですよね。
それでは、たんぽぽさん、これからも、シンプルライフを楽しんでください。
「買わない暮らし。」の紹介はこちら⇒筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介。現在予約受付中です。
アマゾンで見る方はこちらから。
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2010年の春に、キンドルを買ってから、ずっとキンドルを利用していますが、電子書籍は便利なので、もしまだ一度も読んだことがないなら、一度、何か好きな本を電子書籍で読んでみるといいと思います。
専用のe-リーダーがなくても、PCやスマホで読めますから。
もちろん、本をしまう場所と、管理する時間や体力があり、ほこりが増えてもいいのなら、紙の本がベストだと思います。
紙の本は読みたいときに、読みたいページをさっと開くことができますから(電池がいらない)。
ですが、紙の本がありすぎると、今度は読みたい本にアクセスするのが難しくなります。
電子書籍も持ちすぎると、探すのが大変になりますが、買った店舗のサーバーに残るから、紙の本を探すよりはずっと楽です。
私はもう10年以上、キンドルを使っていて、今年は、まだ紙の本を買っていません(塗り絵本はのぞく)。
キンドルについて⇒Kindle(キンドル)を4つも持っている1番の理由は老眼にやさしいから
(その後、キンドルは3つになりました。3つでも十分多いですけど。1つはキンドルファイファというタブレット、もう2つはふつうのキンドルです。
ふつうのキンドルが2つもあるのは、日本のアマゾン用とカナダのアマゾン用を分けているからです。ログイン・ログアウトがめんどくさいので、2つ持っていますが、どちらかがこわれたら、1つだけを使ってみる予定です)
『買わない暮らし。』は緊急事態宣言のため、予定より遅れての発売でした。
その後も、日本では、緊急事態宣言が出ている地域があるようですが、本は、わりと順調に売れているようで、先日、重版(第3刷)が決まりました。
これも、読者の皆様のおかげです。
「物を増やしたくないから買わない」という方は、図書館やブックカフェを利用して、一度読んでみてください。
感想もお待ちしています。