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スッキリ生活を楽しんでいる読者のお便り紹介です。2月半ばから3月はじめにかけていただいたメールから2通紹介します。
内容:
・なくしものや忘れ物が多かったのは物が多すぎたから
・断捨離して本当によかった
・掲載誌のお知らせ:「倫風」6月号に筆子の記事がのっています。
まず、ぴーすさんのお便りです。小見出しは私が入れました。
時間がないのは、物が多すぎたから
初めてメールします
30代、3歳の娘のいるシングルマザー、実家住みで、フルタイムのアルバイトで生活しています、ぴーすと申します
実家は田舎の古い家なので広く、押し入れがたくさんあり、その押し入れには来客用布団が何組も詰まっていましたが布団はすべて処分しました(家族の同意のもとです、ここ5年間で泊まったお客さんはいませんでした)。
仕事がデスクワーク、しかも待機仕事なため仕事中は6割くらいネットサーフィンしています(だめですね)。
今年に入り、エッセオンラインで、片付け関連の記事を読み漁っていた時に、筆子さんの記事ばかり参考にしていたことに気づきました。
そこから筆子さんの個人ブログを知り、過去記事も楽しく読んでます。
ミニマリストは目指していませんが、小学生のころから片付けが苦手でなくしものや忘れ物が多く困っていました。
最近気づきました、物が多すぎるからだ、ものが少なければ片付けしなくていいじゃん!と。
気づくのが遅すぎましたが。
ばんばん捨てています
今は押し入れに満杯だったガラクタをばしばし捨てています。
筆子さんや他の片付け系の方がよくおっしゃるように
– まず、目の前のものを捨てましょう
– 1日15分から始めよう
本当にこれに尽きました。
重い腰をあげて片付け、というか捨て活をはじめました。
最初はほんとにゴミだと思えるものから捨てていき、1週間もたつと「捨て癖」が付きました。
まだ使える(使わないけど)ものや、痩せたら着ようとしてた服(タグ付きがほとんどでした)、誰にお下がりするかも不明な娘のサイズアウトした衣類等、捨て始めた時には「一応とっておこう」としたものもバシバシ捨てられるようになってきました。
一応とっておく、は無駄だった
そして、「一応とっておこう」がいかに無駄か痛感しました。
たとえば、1度整理した衣装ケース、そのときは3割くらい捨ててもとに戻しましたが、結局また1週間後に同じ衣装ケースをだして、着ないなら捨てようとなり衣装ケースもろとも処分しました。
1回目で捨てていたら、時間を無駄にしなかったのに、と。
自分の自由な時間がないのは、仕事でも家事でも育児のせいでもなく、自分が無駄なことに費やしてきたからだと気づきました。
ものがなければ片付ける時間も必要ないですから。
衣類は捨てられましたが、もともとごちゃごちゃしていて物持ちなうえに、好きだったタレントのグッズなど、執着しているものが多すぎるので、断捨離のしがいがあります。
疲れない程度に、捨てることを楽しみながら続けていこうと思います。
はやく「片付けに費やす時間」をなくしたいですが、「捨てるプロセスも楽しむ」という筆子さんの前向きな考え方に励まされます。
同居の家族は筆子さんの旦那様タイプでためこみまくっていますが、自室が片付けばそれでいいやと諦めたら、楽になりました。
筆子さんのブログを読むとやる気につながります。
いつも有用な情報をありがとうございます。
筆子さんもお体に気を付けてお過ごしください。これからも応援しています。
ぴーすさん、はじめまして。お便りありがとうございます。
エッセオンラインからこのブログに来ていただいたのですね。うれしいです。
そうですよ。物が少ないと、管理に時間を取られないから、不用品を一掃すれば時間ができます。
問題は、捨てない前(ものすごくたくさん物をかかえこんでいる時)に、このメリットに気づきにくいことです。
そばに、ミニマルに暮らしている人がいたりすれば、わかるでしょうね。
多くの人たちは以下のことに時間を使いすぎています。
1)ショッピング(買うものについて考えたりリサーチしたりする時間も含みます)
2)買ったけど使っていない物の管理(整理整頓、収納など)
3)管理しきれなくなった物を捨てること(悩む時間も含みます)
一番最初のショッピングをもう少し気をつけて行えば、その後、無駄な時間が発生しないので、ぴーすさんも、今後は物を家にいれる方も、気をつけてください。
ぴーすさんは、シングルマザーなんですね。いろいろ忙しいと思いますが、どうぞ、お元気でお暮らしください。
1日15分だけ捨ててみる⇒「15分で27個捨てましょブギ」を続けて気づいた「捨てる」最大のコツとは?~ミニマリストへの道(30)
次は、うさげさんのお便りです。小見出しは私が入れました。
断捨離して本当によかった
件名:お礼
はじめてメールいたします。うさげと申します。40代女性です。
「筆子ジャーナル」を読み始めて5年ほどになります。
「断捨離してよかったなぁ」とこの1か月の間、つくづく感じています。
断捨離する私の背中を押し続けてくださった筆子さんへ感謝の気持ちをお伝えしたくなり、メールをした次第です。
断捨離が停滞していたが
このブログを知ったのは、断捨離をはじめて1年半ほど経った頃でした。
ある程度片付いたところで、断捨離が進まなくなりイライラしていました。
「断捨離 イライラ」で検索して見つけた記事が「断捨離に好転反応はあるか?」(2015/07/20)です。あまりにドンピシャな内容で、夢中になって読みました。
そのあと「ミニマリストへの道」、「断捨離テクニック」を立て続けに読みました。
本を捨てるのに苦労した
中でも「本の断捨離」は繰り返し読んだテーマです。
本は、私にとって聖域であり、野望ガラクタであり、思い出の品でもあり、アイデンティティの拠り所でもあり、やっかいな相手でした。
6年がかりでようやく、カラーボックス大の本棚7つ分(手前と奥とに本を並べていました)の本を手放すことができました。
本棚ももちろん捨てました。
本棚がなくなって、心も空間も、本当にスッキリしました。
今は、押入に入れた小さな棚に収まる冊数だけ持つようにしています。
在宅ワークもスムーズ
コロナ禍でさまざまなことがオンラインに切り替わりましたが、それにスムーズに対応できました。
断捨離したおかげで、狭いながらも家の中にゆとりがあったからです。
家のどこでもオンライン会議や授業に対応でき、一人になれるスペースもあり、非日常なりに、平穏な気持ちでこの2年間を過ごせています。
そのありがたみを、この1か月しみじみと感じています。それも「筆子ジャーナル」の記事があったからです。ありがとうございました。
無駄がなくてわかりやすく、ユーモアもある筆子さんの文章がとても好きです。
今週は、悩んでいたことが、その日の記事のテーマになっていることが続きました。その偶然にびっくりしつつ、ありがたい気持ちで拝読しています。
子どものころ、カナダに住んでいたことがあるので、時々出てくるカナダの様子が懐かしいです(年代も違いますし、どの都市かもわからないので、勝手な想像ですが)。
お礼と言いながら、自分語りが長くなりました。
これからも「筆子ジャーナル」の更新を楽しみにしています。
寒さも、コロナ禍もまだ厳しいですが、どうぞご自愛ください。
うさげさん、はじめまして。お便りありがとうございます。
先日も書きましたが、自分のメールなので、自分語りしても何ら問題ありません。
断捨離して生活の質があがってよかったですね。
このブログが何かのお役に立てばうれしいです。
本棚が7つもあったんですか。たくさん本を持っていたのですね。
私も本はけっこう捨てましたが、捨てても大丈夫ですよ。
本の価値は読まないと引き出せませんが、読むのに時間かかりますからね。
学生ならいざ知らず、社会人になると、やることがいろいろとあるので、本ばかり読んでいられません。
当面、読む切れる量を持てば十分ではないでしょうか。
さて、在宅ワークやオンライン授業にスムーズに切り替えられたとのこと。
まさか、こんなふうに世界中で在宅ワークが推奨されるなんて、4年前には誰も想像していなかったことでしょう。
このお便りは、ウクライナで戦争が始まる前に書かれたものですが、気候変動もあるし、これから世界はどんどん変わっていきます。
そんな時、スッキリした環境はいつも自分の味方になってくれますよ。
うさげさん、これからもシンプルライフを楽しんでください。
本の断捨離について⇒筆子流・本と雑誌の捨て方を書いた記事のまとめ
野望ガラクタとは?⇒なかなか捨てられない「なりたい自分になるために買った物」を断捨離する方法
倫風・6月号に筆子の記事あり
最後に掲載誌のお知らせです。
倫風(2022年6月号)に、不用品の見直し方や買わない暮らしに関する記事がのっています。
「生活いきいき事典」というコーナーです。
この雑誌は、実践倫理宏正会というところの会報なので、書店やコンビニには売っていません。
会報ですが、読んだ感じ、全くふつうの雑誌です。会員の声という記事が12ページありますが、全部で130ページあるので、圧倒的に一般記事のほうが多いです。
目次をのせておきますね。
会員じゃなくても、オンラインで注文できます⇒定期刊行物 – 一般社団法人 実践倫理宏正会
さきほど、母親宛に6月号を1冊注文してみました(決済はカナダのクレジットカードを利用)。
クレジットカードの他に郵便振替ともう1つ、決済方法があったと思います。
実は、出版社の人が、見本誌を2冊送ってくれたので、そのうちの1冊を母に送ろうと思っていたのです。ですが、1冊200円(送料無料)だから、東京に注文してそこから送ってもらったほうが安くあがるし、何よりずっと早いので注文した次第です。
機会がありましたら読んでください。
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いつもいろいろなお便りをありがとうございます。
あなたも伝えたいことなどありましたら、お気軽にメールくださいね。
お待ちしています。