仕事の資料や専門書を捨てるべきか? モヤモヤを解消するための考え方

ミニマルな日常

ページに広告が含まれることがあります。

部屋を片付けているとき、どうしても手放せないものに直面することはよくあります。

特に、仕事に関係する資料や書籍などは、「役に立つかもしれない」「まだ読んでいない」と思うと、なかなか手放す決断ができません。

今回は、そんな悩みを抱える読者の相談を紹介し、スッキリさせるためのアドバイスをします。

まずメールをシェアしますね。ノンノさんからいただきました。

捨てたいけど捨てられない

件名:片づけ相談

こんにちは、初めてメールします。

去年から自分の部屋の断捨離をしています。気持ちの問題で、まだまだ捨てられないものがあります。

医療関係の仕事をしており、仕事に関係する勉強会資料や研修会の資料、文献のコピー、専門書籍などです。

それらが大量に、部屋と押入れの中を占めています。

全部読めておらず、参考にしたいし、読みたいし、読み返したい、と捨てられずにいます。

悩んでいるのは、それらの存在が私に「読まねば」と圧をかけてくるのが分かるのと、「読んで知っておきたい」という気持ちがあるのと、もう20年のキャリアもあるからなんとかなる、課題が出てきた時にまた新しく勉強すればいいといった、「すっきり捨てたい」気持ちもあり、自分の気持ちがこんがらがっています。

現在は、読める資料は読んで、いるいらないを判断して、わずかながら日々捨てています。

実はもうあと5年で定年ということもあり、自分は、本当はどうありたいのかというのも正直分かりません。

自分に向き合うためにジャーナリングを1回しました。もっと回数をすれば自己理解も深まるのかなぁと思っています。

コツコツと断捨離するしかないと取り組んでいますが、ずっとモヤモヤと辛い日々です。

筆子さんから何かアドバイスをいただけたらと思い、意を決してメールしました。

お時間あれば宜しくお願いします。

ノンノさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

意を決してメールをくださったんですね。とてもうれしいです。

以下、いくつかアドバイスします。

ノンノさんのモヤモヤの正体

まず、なぜモヤモヤするのか考えてみてください。モヤモヤの原因がわかれば、自分でその原因をクリアできます。

お便りを拝見する限り、ノンノさんが、資料や書籍を捨てたいけど捨てられない状態が続いている理由は、以下ですよね?

・ 手元にある資料は全部読みたい⇒まだ読んでいないから捨てるのが不安、捨てたくない

・同時に、「すっきりしたい」気持ちもある

この2つに加えて、以下の問題もあります。

・今後、自分がどうしたいのか分からない(定年後のあり方を模索中)

モヤモヤの元になる思考は、「家にある資料と本を全部読みたい欲望」ではないでしょうか?

この欲望があるから、「早く読まなきゃ」と焦ります。ですが、「別に読む必要ない」と思えば、焦りはなくなるし、手放すのも苦痛ではありません。

完璧主義を手放す

「全部読まなきゃ」という思考は完璧主義です。この思考を手放してください。

汚部屋の片付けを完璧主義が邪魔する7つのパターンとその対処法。

資料や本は必要が生じたら読めばいいのであり、いつ来るかわからない「そのとき」がくるまでキープしなくてもいい、こう考えましょう。

資料の内容はわかりませんが、図書館やインターネット、職場で手に入る情報なら、自分が持つ必要はありません。

医療業界も、日々、進歩しているでしょうから、古い資料にどこまで価値があるのかも疑問です。

確かに、「勉強しておいたほうがいい」「資料を読んだほうがいい仕事ができる」という側面はあるでしょう。

ですが、そんなことを言い出したら、この世には何万という資料や専門書籍があるので、起きている間、ずっと資料を読んでいても絶対追いつきません。

今の仕事に必要なのか?

ノンノさんの仕事の本質や、職場で達成すべきゴールは「資料を読むこと」ではないですよね?

「今日、いい仕事をするために、家にある資料は必要なのか?」という視点で考えてみてください。

現実問題として、今、紙束や本が家の中を占拠しており、ノンノさんはその環境の中でストレスを感じています。

日常生活で大きなストレスがあるとき、いい仕事ができるでしょうか?

ストレスを減らすことに努めるほうが、仕事人として誠実な態度だと思います。

ノンノさんは、20年以上のキャリアがあるのだから、必要が生じたときにしかるべき資料に当たれば、問題ないでしょう。

そもそも、家の中にどんな資料や本があるのか、把握できていますか?

把握できていないと、読みたいものにすぐにアクセスできないので、持っていても意味がありません。

把握するためには、やはり量を減らすべきだと思います。

資料を全部どこかに預ける

私なら、すでに持っている仕事関係の資料や、いつまでたっても読めない専門書は読もうとせず、基本、全捨てします。

その勇気がないときは、全部箱詰めにして、外部倉庫などに預けておくのもひとつの手です。

必要を感じたら、倉庫に取りに行き、1年ぐらい手をつけなかったものは全部捨てます。

ただ、実際こうするのは相当面倒だと思います。

段ボール箱にして何箱の資料があるのかわかりませんので。

外部倉庫を借りるとお金もかかります。

ですが、倉庫にかかるお金の分を、今、ノンノさんは、べつの自分のリソース(時間、意識、片付けの手間、住居のスペースなど)で毎日支払っているんです。

いつ読むかわからない資料のために。

毎日書き出す

ジャーナリングを1度したそうですが、これは毎日継続してください。

おすすめはモーニングページですが⇒ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ

ブレインダンプでもいいです⇒頭の中のガラクタを断捨離するブレインダンプのやり方

もちろん、日記などでもいいです。

頭の中の混乱を紙の上に書き出す習慣を作れば、今より気持ちの整理がすすみます。

定年後の方針についても、毎日気持ちを書き出しているうちに、自分の本当にしたいことが見えてくると思います。

今のペースで進めてもOK

しつこいですが、私のおすすめは「読まずに全捨て」です。

内容をちらっと確認することはしますが、全部読もうとは思いません。

もし、この方法がラディカルすぎると思うなら、今のように、毎日読みながら、迷いながら、少しずつ捨てるのもありです。

この捨て方で、1日、どれだけの時間を使って、どれだけの分を捨てていて、終了するまでに何日(何時間)かかるのかは実際見積もってみないとわかりませんが、毎日コツコツ捨てていればいつか片付きます。

この方法を使うときは以下を心がけてください。

・熟読しない、スキミングする

・新たに資料や本を増やさない

・前向きに取り組む(義務感や焦りから断捨離しない)、新しい生活をデザインしていると考える

今のようにのんびりペースで確認するのが一番ストレスがないなら、そのまま続行してください。

いつか読もうの「いつか」は来ない

ここまで読んで、「やはり全部読みたい」と思うなら、片っ端から読まないと終わりません。

1日30分など、古い資料を読む時間を作って、読み進めてください。

「いつか読もう」と思っているといつまでたっても読むときは来ませんから。

でも、私なら無理やり読もうとは思いませんよ。ほかにもやることは、いろいろあると思うので。

仕事の資料を捨てられない人へのアドバイス

過去記事でも似たような質問に答えているので、こちらもお読みください。

仕事で使う書類や本で書斎がいっぱい~この問題を改善する方法。

勉強や仕事のせいで物が増えてしまう状況にどう対応するか?

仕事のために買い集めたあれやこれや。もういらないなら捨てたほうがいいんじゃない?

仕事でどうしても必要な物が部屋を占拠していたらどうするか。

仕事道具も書類も少ないに越したことがない。

仕事熱心な人は、本当にいい人なのか?(TED)

*****

仕事の資料や書籍が部屋にいっぱいあって、モヤモヤする人の相談に返信しました。

ものがいっぱいあるから、つまり視覚的ノイズが多すぎるから、集中できない、考え事ができないということもあります。

積極的にものを減らして、本当に大事なことに集中できる環境を作ると、モヤモヤが減ると思います。

関連記事

カナダ在住の60代。ミニマリストです。

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,741人の購読者に加わりましょう
カテゴリー
アーカイブ
TOP
CLOSE