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最小限の物しか持たないミニマリストたちは、ふつうの人があたりまえのように持っているものを持っていません。
今回は、ミニマリストの居間にはなさそうな物を紹介します。
ただ、ミニマリストのライフスタイルはミニマリストの数だけあります。正直言って、我が家を見たとき、とてもミニマリストの家には見えません。そもそも私は自分の部屋がありませんので、せいぜい、机の上や、自分の物入れ(クローゼット)をきれいにするぐらいです。
その私専用のクローゼットですら、最近、娘のものが侵入してきました。
人によってミニマリズムに対する考え方は違いますし、違って当然です。その人によってライフスタイルは違いますし、暮しにおける優先順位もさまざま。一口にミニマリストと言っても、所持品は多岐に渡るでしょう。
この記事では、私の独断と偏見で、「たぶんこんな物はないのではないか」という物を10個紹介します。
1.テレビ
テレビを持っていないミニマリストはけっこういます。家にはありますが、私自身は全く見ません。今やインターネットのストリーミングでたいていのものが見れますから、テレビは必要ないでしょう。
ただ、パソコンのモニターは家族揃って見るのは難しいかもしれませんね。家の場合、テレビは夫が独占的に使っています。娘は自分のラップトップで自室で映画などを見ているようです。
私はミニマリストになる前からテレビは見ていませんでした。そもそも見ている時間がないし、コマーシャルがうるさいからです。
テレビを見ないほうが時間ができるし、心も潤うような気がします。テレビを持たないメリットはこちらに書いています⇒ミニマルライフを加速する~テレビを断捨離すると手に入るもの
2.テレビ台、エンターテイメントセンター
エンターテイメントセンターとは、テレビを真ん中に据えるラックというか棚のようなもの。テレビだけでなく、DVDプレーヤー、DVD、CD、ゲーム機などをこの棚に収納します。
テレビがないので、こんな棚もないわけです。こういう棚、一見便利そうに見えますが、いろいろな物を押し込むと、ものすごく圧迫感があります。大きいですからね。
もしどうしてもテレビを持ちたいなら、ラックではなく、小さなキャビネットなどに、テレビ単体を置くほうがいいでしょう。
この手の棚、区分けがしてあるので便利そうに思えますが、棚が多いということは、それだけ、掃除する場所と、中に置くものが増えてしまうのです。ある意味、恐ろしい家具です。
3.コーヒーテーブル
これは家にもありません。コーヒーテーブルは場所を取るし、物置き場になってしまいます。
☆ミニマリストの持たない物、ダイニングキッチン編はこちら⇒こんなもの、持ちすぎていませんか?ミニマリストならたぶん持っていない物リスト、ダイニングキッチン編
4.ランプなどの部分照明
照明は天井に1つついていたら充分です。ランプもけっこう掃除がしにくいし、インテリア的に素敵なものを配置するのはセンスが必要です。
5.本箱
ミニマリストは本を持たないので、本箱も必要ありません。新聞や雑誌のラックも同様です。
私は本を持つミニマリストなので1つ持っていますが。最近、毎日紙の本をお風呂で読み、全く読んでいない本はないようにしています。時間がかかりそうですが、本箱のダウンサイジングを計画中。
6.じゅうたん、ラグ、床敷き
たたみでも、フローリングでも敷物類は不用です。実は家はカーペット敷きです。しっかり接着されているので、取ることができません。このカーペットを取ると、床をはがした状態になってしまうでしょう。
そこでしぶしぶ掃除機を使っています。もし、カーペット敷きでなければ掃除機は不用です。掃除道具は多くても5つ、つまりはたき、ほうき、ちりとり、雑巾(家はウエス)、バケツで済むでしょう。
しかしカーペットがあるために、掃除機を持つはめに。掃除機ってわりといろいろなパーツがあって、とてもミニマルと言える代物ではありません。掃除機の置き場所やしまい方もちょっと工夫が必要です。
しかも、家の掃除機、ものすごくうるさいです。夫が買ってきたのですが。この手のものを買ってくるのはいつも夫です。私はカーペットですら、なんとかウエス、スポンジ、そして重曹だけできれいにできないだろうか、と考えるほうです。
重曹はいろいろに使えます⇒エコな掃除の決定版。私のベーキングソーダ(重曹)の使い方7つ
私がふつうにパソコンをやっているときや、昼寝しているとき、夫はこの爆音のする掃除機を使っています。
先日、「音」の断捨離について書きましたが、可能なら掃除機は真っ先に断捨離すべきでしょう。
☆音の断捨離の話⇒年末年始のストレス解消に「音」の断捨離が効く
7.ステレオ
音楽もパソコンがあれば聞くことができます。昔のステレオのような大きなものを持っている人はもうあまりいないと思いますが。
8.余分な時計
家に1つぐらい時計は必要ですが、もしリビングルームに小さな置時計があったら掛け時計は必要ないでしょう。
私はデジタル表示が嫌いなので、アナログの時計を愛用しており、今、家に2つあります。キッチンの壁に大きなのが1つ、もう1つは無印のコンパクトアラームクロックです。
これ⇒無印良品の小さな置時計をシンプルライフのお供にしてます
実はデスクにもう1つ小さなアナログ時計を置いていましたが、アラームがこわれて、止まらなくなってしまったので捨てました。今は、ずっとバスルームに置きっぱなしだった無印の時計を机に起き、お風呂に入るときは持参しています。
デジタル表示でも大丈夫な人は、電化製品についているので、時計は必要ないでしょうね。
9.さまざまな飾り物や置物、インテリア小物
置物とは、人形、お雛様、写真立て、花瓶、キャンドル、香立てなど。今の季節ならクリスマスツリーやクリスマスデコレーション。
私は去年の夏、置物を50個断捨離しました。そんなに持っている自分にあきれましたね
今年になってさらに捨て、今持っている小物は全部で8個
●ソフトビニールのサザエさんの人形(貯金箱)
●アロマポット
●ハガキ大のカレンダーとそれをのせている小さなイーゼル
●お雛様2ペア。木目込みのお内裏さまとお雛様、もう1つは土の鈴でできたペア
●マグネット2つ。冷蔵庫の側面にはっています。
10.ソファ、椅子
ミニマリストはマットや座布団で対応します。我が家はカウチ(ソファのこと)が、2つもありますが、完全に夫のものとなっています。
西洋の人は床にじかに座ったり寝ることに、強い抵抗があるらしく、ミニマリストと言いながら、ソファやベッドを捨てている人は少数派の気がします。
しかし、日本人は床と仲良しだから大丈夫でしょう。
番外:こたつ
実家にいるときはこたつが好きでしたが、こたつほど人を堕落させる家具もないのではないでしょうか?
単に私がだらしないだけなのかもしれませんが、いったんこたつに入ると、出ることができません。こたつに入ったままうたた寝をしてしまい、気づくと朝、ということが数えきれないぐらいありました。
こたつがミニマリスト的にNGなのは、こたつのまわりにだんだん物が集積するからです。本、みかんの皮、暑くて脱いだカーディガンや靴下など。こたつのガラクタ吸引力は半端ではありません。
カナダにはこたつはありませんし、冬場日本に帰ったことがないので、20年近くこたつに入っていませんが、なければないで大丈夫です。
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いろいろ書きましたが、まずは時計、インテリア小物、テレビ、本箱あたりからタックルするといいと思います。