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買い物、特にネットショッピングで買いすぎない工夫を教えてくれた読者のお便りを2通紹介します。
内容:
・ネットショッピングの誘惑をうまくかわす方法
・買わない方法としてやってみようと思っていること
・エッセオンラインに新しい記事が掲載されました。by 筆子
まず、Nさんのお便りです。今週いただいたばかりのメールです。
買い物カートに入れたままちょっと待ってみる
件名:ネット通販について
以前より、ブログを愛読している筆子さんより少し年下の主婦です。
筆子さんのコトバにはいろんな気づきが多く、人生の指針にさせてもらっています。
おかげさまで家も片付き(まだ途中ですが)、買い物も減って、お金も貯まって、暮らしがすっきりして…という嬉しい変化が起きています。
筆子さんには本当に感謝しています。
先日、ネット通販にはまっている人のお話しが出ていたので、最近見つけた私の通販の誘惑の解消方法をお伝えしたくて初めてメールします。
コロナ禍になってから、スマホを眺める時間が増え、私も一時ネット通販に夢中になりました。
買い物に行くより、いろいろじっくり検討できて、自分のニーズにぴったり合う物が見つかるのだから、ネット通販はなんて便利なの! と。
すると、だんだんと必要でない物にまで手が出るようになってしました。
だって、ネット利用の合間に出てくる広告には、私の欲しそうな物が上手くチョイスしてあるんですもの。
ついあれこれ買い物してしまい、でも、いざ商品が届いても、返品したり、処分を考えたりすることが多くなりました。
せっかく筆子さんのアドバイスで無駄な買い物が減っていたのに…。
そんな買い物を何度か繰り返して、我ながらマズいぞと思い始めた頃、ある時、心惹かれる商品を買い物カートに入れた後、最後のクリックを思いとどまってみました。
そのまま、しばらく放置してみたのです。
一週間経っても必要だと感じたら、またそのとき考えようと。
しばらくして、再度買い物カートを眺めてみたけど、絶対必要だとは感じなかったので、もうしばらく放置する…ということを2~3回繰り返していたら、もういいや、という気持ちになってカートの中身を削除しました。
そんな買い物ごっこを何度が繰り返していたら、私は商品が欲しいのではなく、買い物するときの高揚感を楽しんでいたのだと気づきました。
買い物でアドレナリンが出るのは本当なんですね。
私の方法が皆さんに通用するかはわかりませんが、買い物カートに欲しい物をコレクションして、気が済んだら削除する、という買い物ごっこをやってみると、意外と必要な物はそんなにないのだと気づかされるかもしれません。
私は、買い物ごっこも卒業して、今はまた落ち着いた生活に戻っています。
Nさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
いつも、ブログを読んでいただき、うれしいです。
生活にいい変化が現れてよかったですね。
さて、買い物カートに入れて、ちょっと待ってみるのはいいアイデアですね。
「30日間待つノート」に書くのと同じで、すぐに買わず、考える時間(冷却期間)をもてますから。
ほとんどの人は、必要なものはもう持っているし、今、どうしても必要なものは、四の五の言わず、さっさと買いますよね。
そのとき思いつきで買うものは、たいてい、必要なものではないので、考え直す時間を作れば、よりよい決断をできるでしょう。
Nさんがおっしゃっているように、買い物の刺激が欲しいから買うことが多いですからね。
買い物で気分があがるのはドーパミンのせい。この仕組みを知って無駄遣いを防ぐ。
いい刺激を受けたいなら、買い物以外にもいろいろな方法がありますしね。
それでは、Nさん、これからも、シンプルライフを楽しんでください。
次は、Kさんのお便りです。こちらはお盆の頃にいただきました。紹介が遅くてすみません。
ネットショッピングする前に
件名:筆子ジャーナルを読むタイミング
いつもためになる記事をありがとうございます。
外出自粛生活が続く中、不要なものを手放したり、押し入れを片付けたりということをぼちぼち進めています。
その一方で必要(だとその時は思うよう)なものをネットで買うことが増え、中には失敗したなと思う買い物もあります。
そこでネットショッピングをもっと慎重にするために、ある手順を考えました!
欲しい商品を見つけた場合、どんなに必要だと思う品物の場合でもアプリ等を一旦閉じ、筆子ジャーナルを開いてその日の記事を読むことにします。
筆子さんの文章を読むのは日課になっていますが、1日のうちのどのタイミングで読むかは決まっていません。
それを「あれが欲しい!これを買いたい!」と思う瞬間に合わせて読むことにすると、きっと買い物に慎重になると思うのです。
記事を読んで「本当にその通りだ。私も実践してみよう!」といくら思っても、思うだけで終わってしまうことは多々あります。
私の場合は、不要品を溜め込むことはしなくなってきましたが、あれこれ欲しくなる気持ちがまだまだあるので、1番に気をつけるべきはネットショッピングだと気付きました。
私にとっての楽しいこと(買い物)と楽しいこと(筆子ジャーナルをチェックすること)の掛け合わせで、より良い行動が取れるようになれば、嬉しいなと思います。
実践して、また結果を報告します。
新刊も読みました! 同時にKindleデビューしました。
カナダの夏はどのような気候なのでしょうか?どうぞお身体に気をつけてお過ごし下さい。
Kさん、こんにちは。お便りありがとうございます。本も買って読んでいただきうれしいです
もう夏は終わってしまいましたね。
今年の夏は山火事が多く、毎日煙くさかったです。
さて、Kさんの、「買わない工夫」は、まだ実践していなくて、これからやってみるところなんですね。
で、やってみてどうでしたか?
ショッピングをしそうになる前に、全然違うことをするのはいい方法です。
お茶をいれて飲んだり、深呼吸したり、そのへんにあるものをスケッチしてみたり。
全然違うことをすると、買い物に向かっていたフォーカスを、ふっとはずすことができます。
このブログは買い物以外の話も書いているので、全然関係ない話の日だと、何の抑止力にもならないかもしれません。
新刊を買われたそうなので、その中から、「これ、覚えとこう!」と思う文章があったら、ノートに抜書きして、買いそうになったら、そのノートを見てみるのはどうでしょう?
あとは、毎朝、5分ぐらい買わない話を読んでいると、脳が「買わないモード」にチューニングされるのでおすすめです。これは、毎日やらないと、あまり効果を期待できません(人は、すぐに忘れるから)。
それでは、Kさん、これからもお元気でお暮らしください。
関連記事もどうぞ⇒本気で服の買いすぎをやめたいあなたがすべきこと(その1:傾向調べ)。
不安の手放し方:エッセオンラインの記事
エッセオンラインに新しい記事が掲載されました。
今回は、不安の手放し方です⇒老後に向けて不安を手放す。50代からやるべき6つのこと | ESSEonline(エッセ オンライン)
記事のタイトルに、「50代から」と入っていますが、べつに10代でも30代でも、やることは同じです。
私はあまり年齢のしばりをもうけたくないし、そういうふうに記事を書いているのですが、編集の段階で、エッセの人が、「50代」って、タイトルに入れてしまうのです。
先日、日本は時間に厳密だから、ストレスが増えるという記事を書きましたが⇒家事や仕事をがんばりすぎない方法~ほどほどにしておいたほうが自分のため。
もう1つストレスを増やす要因があって、それは、「もうすぐ30歳だから」とか、「もう50代だから」と年齢で行動を強制する風潮です。
年齢は、生まれてからの年数にすぎず、その人間のアイデンティティを決めるものにはならないと思います。
これは性別も同じです。
確かに、50代の女性には、50代の人にほぼ共通の現象が起きます。更年期とか、親が年を高齢になってくるとか。
しかし、その一方で、個人差もすごくありますよね?
年齢で切った世間の風潮に合わせようとするとストレスが増えるので、ほどほどにしておいたほうがいいですよ。
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ネットショッピングをしすぎない読者の工夫を紹介しました。
COVID-19のせいで、ネットショッピングが増えたのは、街中の店で買い物しにくくなった、自宅にいる時間が増えたという要因のほかにストレスもありますね。
たとえ、失業など、直接の影響は受けていなくても、自分や親、子供が感染するんじゃないか、いつになったら自由に移動できるんだろう、などと不安になる人は多いと思います。
夫が在宅ワークしているから、部屋を自由に使えないとか。
そういえば、予防接種をするのを恐れていた読者もいました。まあ、考えだしたら、心配ごとは尽きないものです。
私の場合、ストレスが増えるとナッツの食べすぎに拍車がかかりますが、買い物が増える人も多いのではないでしょうか?
今回のエッセの記事を参考にして、ストレスともうまく付き合ってください。
それでは、あなたも何か言いたいことなどありましたら、お気軽にメールください。
お待ちしています。