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ミニマム思考

毎日感謝をためていく:感謝できるようになる方法(その3)

自分自身や、自分が持っているもの、自分の境遇に、自然に感謝できるようになるとよけいな買い物が減り、ガラクタの増殖を防ぐことができます。

そこで、たっぷりあるマインドをもつことや、感謝するスキルを磨くことをおすすめしています。

モーニングページや、感謝ノートなどを書いているが、なかなか「ありがたいなあ」という気持ちになれない、なんだかみじめだ、ストレス解消のための買い物が止まらない

こんなふうに思うとき、感謝できる方法を4つ紹介します。



1.感謝をためる

感謝できることを毎日1つずつ物理的にためていきます。

ブレッシングジャー(Blessing Jar)を作って、ありがたいと思うことをためてはどうでしょうか?

blessing は、祝福、恩恵、ありがたいもの、という意味です。

Blessing jar を日本語に訳すと、「祝福のつぼ」「感謝のつぼ」「感謝のびん」となります。

作り方:

1.大きめのジャムの空き瓶や、メイソンジャーみたいな容器を1つ用意する

2.毎日、感謝したこと、楽しかったこと、うれしかったことを1つだけ小さい紙に書いて折りたたみ、ブレッシングジャーに入れる

3.時々、中身を取り出して読む

500円玉貯金の500円玉を「感謝」に変えたものとだと考えればいいでしょう。

1年間、ブレッシングをためて、大晦日に読む人もいますが、月に1回読む日を決めたり、気分が落ち込んだときに読んだりすれば、感謝できることがいっぱいあることに気づきます。

感謝できない人は、感謝する能力がないのではなく、ただ単に、ありがたいと思えることがいっぱいあることを忘れているだけです。

家に使っていない服や物がたくさんあるのを忘れて、新しいものを買ってしまうのと同じです。

ブレッシングジャーを作れば、感謝が少しずつたまっていくので、目に見えるリマインダーになります。

ガラスのビンじゃなくても、つぼでも、缶でも、箱でもかまいません。ただ、中が見える容器を使うと、たまっているさまがわかるので、透明な容器を使う人が多いです。

blessing jar で画像検索すると、いろいろなジャーが出てきます。

物をためることが好きな人におすすめの方法です。





2.比較の検証

他人と自分を比べることが多いと、不足しているものにフォーカスしてしまうので、感謝することができません。

人と自分を比べる頻度を落とすために、比較の検証をしてください。

誰かと自分を比べているのに気づいたら、自分は誰の何と、自分の何を、どのように比べて、その結果、どう思っているのか、どんな気持ちになっているのか、どんな行動をしているのか、

どこまでも具体的に書きだします。

「人と自分を比べないほうがいい」というのは、誰でも知っています。

オレンジ対バナナ:人と比べることで生じるダメージとその修復(TED)

ですが、他人と自分を比べることで安心したり、優位に立ったり、劣等感を抱いたり、という生活を何年もしてきた人は、「比べないほうがいいよね。もう比べるのはやまえよう」と思っても、無意識に比べるものです。

兄弟や姉妹と比べられて育ち、今も比べられている、自分と境遇がよく似ている友達がいて、ずっとその人と自分を比べて、生きてきた、仕事上のライバルがいて、ずっと比べながらここまできた。

こんな環境にいる人は、知らず知らずのうちに比べてしまいます。

人をジャッジすることが多い人、人の目が気になる人も、比べぐせがついています。

まあ、人間なら誰でも、いろいろ比べてしまうものです。

仕事、年収、容姿、年齢、性格、家、持ち物、子供、ライフスタイル、社会的ステータス、健康状態、その他いろいろ比較できるものがあるので、意識的にならないと、「比べるわな」にはまります。

「他人が皆、幸せに見えて、自分がみじめです」というメールをもらったことがあります。

そう思ったときが、比較の検証をするチャンスです。

他人とは誰のことなのか、幸せに見えるとは、具体的にどういうふうに見えるのか、本当にその人たちは幸せなのか、なぜ、自分に人の幸不幸がわかるのか、こんなふうに自問しながら徹底的に検証してください。

書き出してみると、自分がやっていることは、どこまでもむなしい一人相撲である、と気づくでしょう。

3.人名リスト作り

これまでお世話になった人のリストを書きます。

お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさんなど、家族親戚はもちろんのこと、幼稚園の先生など、過去、お世話になった人。

いつもコンビニで、弁当をレンジであたためてくれる店員、会社でお茶を淹れてくれる人、出張の伝票を処理してくれる人など、他人なのに、日常生活でお世話になっている人。

学生時代の友人、知人。職場の同僚。

書いていると、芋づる式にたくさんの人が出てきます。

ものすごくたくさんの人にお世話になっているはずなので、とてもすべては書き出せないでしょう。

気持ちが落ち込んだときに、5分とか10分と時間を決めて、人名リストを書いてみてはどうでしょうか?

ブレインダンプを書く要領です⇒頭の中のガラクタを断捨離するブレインダンプのやり方

書き出すだけで、十分感謝の気持ちがわいていきます。

自分によくしてくれた人たちに対して、自分は何をしたか考えてみると、たいてい、たいしたことはしていないので、ありがたすぎて涙が出てくるでしょう。

4.他人をほめる

感謝することがうまくできない人や、足りないマインドの持ち主は、よいことよりも、悪いことを見つけるのが得意です。

この傾向を逆転させるために、人を見たら、ほめるようにしてください。

ふだんは、「あ、この人、肌が荒れてる」、「目の下にくまがある」、「仕事が遅い」「タイミングが悪い」「さわがしい」「おせっかいすぎ」などなど、あなたのアンテナは悪いことばかりを、高速でピックアップします。

それはそれでかまいません。

しかし、悪いことを見つけるだけで終わりにしないでください。悪いことばかりのはずはありませんから。

いいことも見つけて、その点について、率直にほめます。

「いいことなんて何もない」と思っても、無理やり探してください。

「服の色の合わせ方がいいね」とか。

一見、悪く見えることでも、裏を返せば、よいことだと解釈することも可能です。

「肌が荒れている」と思うのは、ナチュラルメイクだからでしょう。この場合、「薄化粧で、感じがいい人」と言い換えることができます。

「目の下にくまがある」のは、毎日遅くまで、家事や仕事をがんばっているからかもしれません。すると、「働き者でがんばりやさん」という利点が見えてきます。

「仕事が遅い」は、「慎重で丁ねいな仕事ぶり」になるし、「タイミングが悪い」人や行動は、自分のペースを変えてくれます。1つの方向に肩肘はって突き進んでいる自分の肩をほぐしてくれるのです。

「さわがしい」は、「明るくてにぎやか」、「おせっかいすぎ」は、「自分のことじゃないのに、どこまでも親身に世話をしてくれる」となります。

他人をジャッジするとき、自分独自の眼鏡をかけてしています。違う色の眼鏡を使う、眼鏡をはずすなどすれば、ほめるポイントを見つけるのは難しくありません。

実際に声に出して、率直にほめることができればベストですが、それができないときは、頭の中で、「ここがいいよね」とほめます。

ほめるポイントを見つけるのがうまくなると、自分の環境や自分自身についても、よい点をピックアップすることができるようになります。

あとは、そういうポイントについて感謝するだけです。

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*****

感謝するスキルを磨く方法をお伝えしました。

4つ方法を書きましたが、一度に全部やらず、自分に合っていそうなものを1つだけやってみてください。

私は、ブレッシングジャーは作ったことがありません。

物理的な物を増やしたくないので、モーニングページやスケジュール帳に、感謝していることを書くぐらいです。

小さい子供がいたら、一緒にジャーにためて、読み合いなどすると楽しいだろうな、とは思います。

筆記の練習にもなります。

その子が、小さいうちに感謝するスキルを身につければ、そのスキルは、生涯に渡って、本人を助けてくれるでしょう。





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