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6月の買わない挑戦の結果です。
今回も、記事の後半で、やたらと物を買う生活から抜け出すコツをいくつかお伝えします。
2019年6月に買ったもの
食品以外では、以下の3点を購入しました。日付は家に入った日です。
・リステリン (6/5)
・雑誌、2冊(6/4、6/20)
リステリンについてはこちらの記事に詳しく書いています⇒リステリンは歯肉炎改善に効果がある?歯の健康のために私がしていること
雑誌は、フランス語に慣れるために読んでいる子供むけの雑誌です。5月に届く分が遅れて、6月に配達されたので、2冊となりました。
定期購読しているので、すでにお金は支払い済みです。
私、フランス語を読むのは遅いのですが、この雑誌は、全部読むのに1時間かからないので、届いたら、すぐに読んでしまいます。
6月の振り返り
6月はあまり、というかほとんど買い物をしませんでした。食品の買い出しにもあまり行ってません。
なぜ、買い物をしなかったかというと、時間がなかったからです。
毎日があっという間にすぎていき、気づいたら今年も半分終わっていました。
時間がなかった、と言うよりも、買い物の優先順位が低いと言うべきでしょう⇒時間がないんじゃなくてやる気がないだけ。大事なことに時間を使う方法(TED)
一度だけ、娘の買い物につきあって、南のほうにあるショッピングセンターへ行きました。ここは、英語では、retail power center (リテイル・パワー・センター)と呼ばれる形態のショッピングスポットで、いろいろな専門店が集まっています。
いろいろな店といっても、衣料品や化粧品、靴屋などが多く、私の興味のある店はありません。
この外出に4時間ぐらい費やしたでしょうか?
計算していませんが、買い物にかけた時間はひじょうに少ないです。
7月に買う予定のもの
7月はデンタルフロスとフロッサー(柄付きのフロス)を買う予定、というか、すでに7月のはじめに買いました。ほかにキャンドルと水筒を洗うブラシも買うつもりです。
フロッサーはもっと早く買おうと思っていたのですが(以前の振り返りでは5月に買う、と書いています)、結局、7月になりました。
なぜ先延ばしをしていたかというと、日々があっというまにすぎていき、気がつくと、毎月、月半ばになっていたからです。
このフロッサーは、近所のドラッグストアに売っておらず、アマゾンで購入するので、クレジットカード決済になります。
月半ばになると、「もう少しがまんすれば、クレジットカードの締め日だから、締め日をすぎてから買おう」と考えるため、買い物は、次のタームにまわされるのです。
以前も書きましたが、私はクレジットカードの明細に、ずらずらとたくさん品目が並ぶのを見るのがあまり好きではありません。
好きな人はいないと思いますが。
明細に取引が並ぶのを見ることが、痛みとして感じられるようになると、クレカの使いすぎはなくなるかもしれませんね。
物を買いすぎる生活をやめるコツ
買わない挑戦を6ヶ月やってみて、感じていることを書きます。
習慣を変えるべし
買い物は生活習慣にすぎないので、習慣を変えれば、買わなくても平気になります。
私は、10年前、本気でシンプルライフにしようと決めたときから、買わないことを心がけていいます。だから、もともと、そんなに買わないのですが、それでも、時期によって、よく買い物しているときと、そうでもないときがあります。
直近で言えば、去年、2018年は今年よりずっと物を買っていました。
カナダのアマゾンで、よく塗り絵グッズを買っていました。さらに、秋に里帰りしたときも、東急ハンズやらをのぞき、色鉛筆などを買っていました。
今年は、ほとんどアマゾンにアクセスしていません。
「買わないことにしよう」と決め、実際にそうすれば、買わないでいられ、そのうちそれがデフォルトになります。
いきなり、1年間、買わない挑戦をする必要はなく、小さなスケールで習慣を変えるといいと思います。
たとえば、
毎週、水曜日は買い物をしないことにする
↓
週末は買い物をしないことにする
↓
1週間、買い物をやめてみる
↓
1ヶ月、買い物をやめてみる
↓
3ヶ月、買わない挑戦をする
↓
半年、買わない挑戦をする
↓
1年、買わない生活をする
買い物をしない環境作り
買わない生活をすると決めたら、買うことをうながすものをできるだけ排除します。
たとえば、
・買い物できる場所から極力、自分を遠ざける
どうしても必要がない限り、ショッピングセンターや店に行かないでください。
先月、私は娘につきあって、本屋やショッピングセンターへ行きましたが、昔の自分だったら、何かを買っていたと思います。
今すぐには必要はないが、もうすぐ必要になるはずのノートとか。
実際、本屋(雑貨も売っている)で、ノートをぱらぱらと見て、「あ、これセールなんだ、買おうかなあ」とも思いました。しかし買いませんでした。
買い物する場所は、リアルだけではありません。理由もなくオンラインショップにアクセスして、だらだら見るのもよくありません。
私は、アマゾンで買い物をするとき、「買うつもりのなかった物」を買うことがあるし、買う予定ではない物のレビューを見て、時間を失うこともあります。
脳は本来、目新しい物が好きなので、無防備のままアクセスすると、よけいな物を買うことにつながります。
・広告を遠ざける
セール情報を届けるメールはすべて解除します。
CMとセットで届けられるテレビ番組も、できれば、あまり見ないほうがいいと思います。
とはいえ、今の世の中、広告であふれています。毎朝通る駅にも、大きなポスターが貼ってあるでしょう。電車に乗れば、中吊り広告があります。
そういうときは、広告に対する意識を変えるといいです。
たとえば、私はブロガーなので、広告の文章は、キャッチコピーの参考として読んでいますし、もし日本に住んでいたら、「これを英語/フランス語に訳すとどうなるか」と考えながら見ると思います。
こうすれば、もはや、その広告は、「関心を引きつけるもの」ではなく、単なる無料の学習素材になるのです。
買い物を別の行動に置き換える
これまで買い物に費やしていた時間を、別のことをするのに使います。
買い物することより、優先順位の高いことがたくさんあると、必然的に、買い物に費やす時間は減ります。
何をするかは、自分で決めるべきですが、ささやかでも自分の人生になんらかの違いをもたらすことをするといいでしょう。
よくよく考えると、本当はいらない物を、いくら買い物しても、何も生み出されません。ゴミは増えますが。
お金がなくなる、貯金が増えない、部屋の中にガラクタがたまる、物の管理に疲れる、というネガティブなことはたくさん起きます。
どんどん買い物をする生活は、消費するだけの生活です。
消費するのではなく、何かを生み出すことに意識を向けて暮らすと、買い物ばかりするのがいやになるでしょう。
必要性の吟味を忘れない
買うまえに必ず、「これは、本当に必要か?」と考えます。
例外なく。
「きのうの私は、これを必要としていたか?」と考えてみるといいかもしれません。
きのうは、こんな物の存在すら知らなかったのに、なぜ今日の私は、これがどうしても必要な物だと感じてしまうのだろうか?
考えて答えを出すことが目的なのではなく、後先考えず、買ってしまうこと(つまり衝動買い)をしないクセをつけるのが目的です。
その買い物から、自分が何を得ようとしているのか考えるのも効果があります。
必要性の低い物を買うとき、人は、それが欲しいのではありません。「それがもたらしてくれそうな何か」がほしいのです。
たとえば、それは
・新しい物を手に入れる刺激、ワクワク感
・少しのあいだしか続かない幸せ
・誰かの仲間として認めてもらえること
・誰かの承認
・安心感
・流行にのっている自分
・うやうやしい店員さんからもたらされる自己重要感
・自分のほうが偉いと他人にしらしめること(マウンティング)
こんなものです。
これまでの振り返りもどうぞ
無駄な買い物をやめる7つのコツ(私の買わない挑戦、5月の結果)。
筆子の買わない挑戦、3月の振り返り。予定どおりの買い物をした月。
まとめ記事⇒買わない習慣を身につける方法を書いた記事のまとめ
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買わない挑戦、先月の結果をお届けしました。
下半期もなんとなくこんな感じで続きそうです。
1年ぐらい、買わない挑戦をするのは簡単ですね。どうしても必要な物は買わざるを得ないし、さして必要でない物でも、ちょっと待って、次の年に買えばいいのですから。