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3月22日に書いた、断り方に関する記事の感想をいただきましたので紹介します。
職場で会った人に、デートを申し込まれて、断っているのに、しっかり伝わらず、こじれる、という方の質問に答えた記事です。
こちらです⇒断っているのに、相手がしつこいときはどうしたらいいか?
それから、きっちり断るコツをもう1つ、新たに思いついたので、そちらも最後に書きます。
では、まず、たんぽぽさんの感想です。
正直にさらけ出すのがいいと思う
不完全な自分を丸ごと受け入れて、自分のしたいことに果敢にチャレンジしていけば、社会はあなたを仲間とみなしてくれます。
まさにそのとおりだと思いました。
経験上、多少不格好でも、正直にさらけ出した方が、社会ではうまくいくと思います。
本当に相手を思っているなら、それができると思いますし。
今回のご相談は、相手のことより、自分を良く見せたい、傷つきたくないという気持ちの方が強いのだなと思いました。
しかし、それで精神的に病んで通院となるなるとは、難儀なものですね。
心底同意してしまったので、初めてお便りしました。これからも更新楽しみにしています!
たんぽぽさん、はじめまして。お便りありがとうございます。
そうですね。職場でも、ある程度、素の自分でいたほうが、ラクです。
別に素の自分でいたって、礼儀正しくふるまうことはできますから。
断ることが苦手な人は、相手を傷つけないように配慮してしまうやさしい人なのだと思います。
ですが、しっかり断ったほうが、結局、自分も相手の時間も無駄になりません。
つまり、断ったほうが親切なんです。
このように考えて、多少断りにくくても、ズバリ!と言ってしまうのがベストでしょう。
断捨離と同じで、断ることに慣れていないと、ひじょうに断りにくいと思いますが、練習しているうりにだんだんうまくなります。
それでは、たんぽぽさん。これからもお元気でお暮らしください。
次は、ちいさんのお便りです。ちいさんは、「自分のやりたいことがわからない」という質問を送ってくださった方です。
人の顔色を見て決断してきたかも
件名:地震の後の片付けが楽でした
2022/01/29の記事で取り上げていただきました。ちいです。ご無沙汰しております。
やりたいことを見つける7つの方法~やりたいことがわからない人へ。
今日は、1)モーニングページを始めたらももっとガラクタを捨てられた 2)ガラクタを捨てたら地震の後の片付けが楽だった 3)3/22の記事の質問者さんに共感した。の3つをお伝えしたくおたよりしました。
1.モーニングページを始めたらもっとガラクタを捨てられた
教えていただいたモーニングページを始めて1ヶ月くらいで、たまに自分のことを冷静に見つめられる瞬間が生まれるようになりました。
その結果、必要だと固執していたけど、よく考えたら使っていないガラクタが家の中にいくつもあることに気がつきました。
2.ガラクタを捨てたら地震の後の片付けが楽だった
ガラクタを片付けた後、3/16に大きな地震があったのですが、地震の後の片付けがとても楽でした。
床に落下してきた物が散らからないので避難するのも楽でした。
今回の地震と規模は違いますが、東日本大地震のときはとにかく片付けが大変だったので、これだけでも片付けた価値がありました。
地震の多い県に住んでいるので今後のためにも物が少ない状態をキープしたいです。
3.3/22の記事の質問者さんに共感した
私もかなり自己表現が苦手なので質問者さんに共感しました。(仕事をしていた時に似たような経験もしました。)
私は親の顔色を伺って大学への進学をあきらめた経験があるのですが、モーニングページで「大学に行きたかった」という言葉が出てきた時にかなりショックでした。
ショックをうけつつ調べてみたら、今は通信制の大学の選択肢が豊富にあり、病気の治療をしながら学び直しができそうなので、秋入学に間に合うように準備を進める予定です。
モーニングページを書いていると、直視したくなかった感情に目を向けることもありショックもありますが、少しでも今後の人生が楽しくなるように続けていこうと思います。
ちいさん、こんにちは。お便りありがとうございます。その後、体調はどうですか?
3月16日の地震は、福島県沖地震ですね。
大丈夫でしたか?
ちいさんは、10年あまりのあいだに2回も大きな地震にあって大変でしたね。
でも、事前に、物を捨てておいたから、被害が少なかったとのはよかったです。
どうしても必要で大事な物なら、持っていてもいいと思います。ですが、いらない物をいっぱい持っていて、地震にあって、うまく避難できなかった、なんてことになったら、残念すぎるので、今後も、所持品は厳選したほうがいいと思います。
秋から通信制の大学に入学するために準備中ということは、やりたいことがみつかったのですね。こちらもよかったです。
さて、ちいさんも自己表現が苦手で、相手の気持ちを先回りして考えてしまうほうなのですね。
ちいさん、確か、27歳ですよね。「断り方が甘いようだ」というお便りをくださった方も、同じような年齢での独身の方です。
まだ若いから、自分に自信がないのかもしれませんね。
というか、自信をもつことを自分に許していないというか。自分に厳しすぎるのかもしれませんので、もう少しおおらかにかまえて、日々暮らしてください。
もっと楽しくなると思います。
それでは、ちいさんも、お元気でお暮らしください。
最近思いついたしっかり断るコツ
これまで、断ることに関する記事や、断り方を何度か書いています。
たとえば、
ほしくないプレゼントの上手な断り方。これ以上余計な物を家に入れないために。
義理母が余計なものをくれる問題の解決法は、きっぱりノーと言うことに尽きる。
これらの記事では、日常生活で、態勢にあまり影響のないごく小さなことで、断ったり、自己主張したりして、練習を積むことをおすすめしています。
これにプラスして、もう1つおすすめしたいことがあります。それは、いついかなる時も、
結論を先に言う
これです。
まず、結論から言い始めることを心がけてください。
私は、あまり、「断れない」とか、「断るべきだったのに、うっかり、いいよと言ってしまった」と思い悩むことはありません。
その理由を考えてみたら、いつもストレートに結論から先に言ってしまうからだと思い至りました。これは私の話し方の癖です。
私の夫は、この逆で、結論をなかなか言わず、全然関係ないことを蛇行運転のようにうだうだしゃべるほうです。
たいてい、私は、「はあ? 何が言いたいの? 結論は何?」と聞いてしまいます。たいていの場合、私には会話をはずませて楽しむ余裕がありません。だから、どうでもいい世間話をするのが苦手です。
私の話し方と夫の話し方のどちらがいいか悪いかは場合によると思いますが、断ることがうまくなりたい人は、どんな時も、結論を先に言って、その後必要なら、その結論に至った理由を添えるようにしたほうが、断りそびれません。
ふだん、家で、「今日のニュース」や、「学校や会社であったおもしろいこと」を伝えるときも、まず結論を言う練習をしてみると、断るのがうまくなります。
時候の挨拶や序論みたいなものに時間をかけすぎずないほうがいいです。
だまされたと思って、試してください。
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