電話で話す人

ミニマルな日常

自慢話ばかりする自分を変える4つの方法。

何かにつけて自慢してしまい、あとで嫌な気分になります。この負のループから抜け出すにはどうしたらいいですか?

という質問をいただきました。この記事で回答します。

自慢したがりと呼ばれる人、わりといますね。うざいと思われるだけなので、自慢しないほうがいいのですが、すっかりそれが習慣になっているときは、どうしたらいいのでしょうか?

では、まずメールを紹介します。Kさんからいただきました。



自慢をしては後悔する日々です

件名:自慢してしまいます。

なんでも自慢してしまいます。

あとでものすごく後悔します。

カバンを買う。車を買う。娘の県内トップクラスの成績やら私立の小学校合格、、、普通の家なのに金持ち風にみせる、、、見栄を張る感じ。

すごく薄っぺらい自分。でも言ってしまう。

常に物足りてなくて、不足ばかり言ってしまう。

人と比較して他人に負けたくない気持ちが先に立つんでしょうか。母には心が貧しいといわれます。

悪口を言ってしまい自己嫌悪な時と似たような感情です。

自分が改心しなければならないとわかるんですが、なぜかずっと同じループの中にいます。

筆子さんのブログを見つけて、、、変わりたいと思いました。何かアドバイスいただけたら嬉しいです。

自慢するのは行動のクセ

Kさん、お便りありがとうございます。

娘さんは県内トップクラスの成績とは、小学校からすでにそんなふうに、席次がついてしまうんですね。

今の小学生は大変ですね。

さて、自慢したがり症候群(と、いま、私が名付けました)ですが、直りますので安心してください。

自慢するのはそういう性格だから、と言われることがありますが、私は行動のクセ(習慣)だと思います。この習慣を手放せば、自慢しなくなります。

Kさんは、「自分は自慢ばかりして、かえって不幸になっている」と気づいています。ここは重要なポイントです。

悪習慣を改めたいときは、現状に気づくことが最初のステップですから。この点はもうできているので、あとは、マインドセット(考え方)を変えて、自慢しない練習をするだけです。

以下に、4つアドバイスを書きます。できそうなことから取り組んでください。





1.セルエスティームをあげる

最初にすべきことは、もっと自分に自信をもつことです。

人間、多かれ少なかれ、自慢します。他人の賞賛を得たい、他人から好かれたいと思っているからです。ただ、Kさんはそれがちょっと極端なようです。

Kさんが、やたらと自慢してしまうのは、他人からすごいと思ってもらわないと生きていけない(と思っている)からではないでしょうか?

他人からほめてもらわないと、自分には価値がない、自分の人生は生きるに値しない、と考えてしまうので、他人の賞賛が必要なのです。

人の賞賛や承認がたくさん必要な人は、その分、自分で自分のことをほめることも認めることもできない人です。

つまり、セルフエスティームが低いわけです。

セルフエスティームとは?⇒セルフエスティーム(自分を愛する気持ち)が高い人の12の特徴

自分のことが好きで、「私は大丈夫なんだ」と思えるなら、いちいち他人にほめてもらわなくてもそれなりに楽しく暮らせます。

カバンや車があろうとなかろうと、自分のことを好きでいられるのだったら。

というわけで、自分は大丈夫だと思えるようになれば、自慢しなくなります。

自信を持てばいいのです。

セルフエスティームをあげる方法や、自信を持つ方法は過去記事に書いています。参考にしてください。

セルフエスティームを高めて自信を取り戻す10の方法

本当の自分に出会う:セルフエスティームをあげるマニュアル(TED)

自分に自信がない?自信を持つことはスキルの1つ(TED)

強すぎる承認欲求(人にほめられたい気持ち)を手放す方法。

2.自慢しない30日間チャレンジをする

次におすすめするのは、自慢するクセを断ち切るために、自慢しない挑戦をすることです。

30日間チャレンジが取り組みやすいのですが⇒マット・カッツに学ぶ30日間で人生を変える方法~30日間チャレンジのススメ(TED)

無理そうなら1週間でも10日でもいいです。

毎週月曜日は自慢しない、とか、近所の奥さんやママ友には絶対自慢しないなど、ターゲットを小さくしてもいいです。

無意識でいると、自慢してしまうのですから、意識的に自慢しないようにするべきです。

これまで、ずっと自慢する人生だったので、最初はうまくいかないかもしれませんが、セルフエスティームがあがっていけば、やっているうちにできるようになります。

自慢しないチャレンジをしているときは、毎日、日記かモーニングページを書いて、うまくいったときも、うまくいかなかったときも、その状況を詳しく書き、ご自身で検証してください。

モーニングページとは? ⇒モーニングページの書き方、やり方を教えてほしいという質問の回答。

自分で自分の行動を客観的に振り返ることが重要です。

自慢しないで楽しくお話できたなら、その状況を詳しく書いて、「とてもうれしかった」と書き、そのあとに大きくハート印なども描き、本気でハッピーになってください。

するとKさんの脳は、「ああ、楽しかったんだ、じゃあまた今度、同じことをしよう」と思い、次第に、自慢しない行動が強化されます。こうすることで、自信もついていきます。

うっかり自慢してしまっても、罪悪感を感じるのではなく、どうして自慢してしまったのか、その状況を細かく分析し、次は、自慢しない準備をします。

失敗から学ぶわけです。

3.自慢しなくてすむ会話のパターンを考えておく

自慢たらたらな会話の様式を変えるために、そうならないパターンを前もって考えておいてください。

何も準備していないと、つい、いつものくせで、自慢する世界に入ってしまいます。

自慢しない会話のパターンは2つあります。

1)完全に聞き役に徹する

自慢する人は、自分の話ばかりしがちです。

週末にどこ行った、あれ食べた、これ買った、リア充なのよ、すごいでしょう? うらやましいでしょう? という具合です。

Kさんが、無口なのかおしゃべりなのかわかりませんが、できるなら、自分の話を積極的にするのではなく、相手に話をふってください。

人間、みな、自分の話をすることが好きです。相手がしゃべってくれれば、その分、自分の自慢が顔を出す可能性が減少します。

聞き上手な人は好かれますし、よい方法ではないでしょうか?

聞き上手になるには? ⇒聞き上手になる。よく聞くための5つの方法・ジュリアン・トレジャー(TED)

2)自慢にならない話題を考えておく

自慢しなくてすむように、どうがんばっても自慢にならない話題を先に用意しておきます。

天気、最近見たテレビ番組や映画、読んだ本などがいいかもしれません。

Kさんは、ふだんどんなことを自慢しているのでしょうか?

自慢に入ってしまう話題を拾い出しておき、そうした話題を避けるといいでしょう。

メールを拝見した限りでは、最近買ったもの、お子さんやご主人など家族のこと、自分の住居や家具調度の話は避けたほうがよさそうです。

会話の相手は、たいてい、「皆さんお元気?」と聞くでしょうが、「ええ、元気よ、お宅は?」と問い返し、慣れるまでは自分のことは話さないほうがいいです。

自分のことや、自分の世界について話し出すと自慢になってしまう恐れがあります。

1)にも書きましたが、自分より相手に興味をもって話をすすめると、自慢の出現率がさがります。

参考記事⇒他人とうまく会話する10の方法:セレステ・ヘッドリー(TED)

4.自慢する行動パターンを把握し、こわす

自慢をするのは、行動習慣の1つです。買い物習慣や、浪費しすぎる習慣、家が散らかる習慣などと同様に、毎回、ある一定のループを繰り返しています。

きっかけ⇒ルーティン(自慢する)⇒報酬、というループです。

詳しくはこちら⇒今の自分を変えたい。3Rで新しい習慣を身につける方法

以下の記事でも習慣のループについて詳しく説明しています。

習慣のループを知れば、どんな習慣も変えることができる(TED)

悪い習慣を断ち切る簡単な方法(TED)マインドフルネストレーニングのすすめ。

ご自身のループを調べてみて、自慢するきっかけを避けるようにしてください。

たとえば、同じようにやたらと子供の成績を自慢するママ友がいて、その人と話していると、自分もついつい自慢してしまう、と思うなら、その友達と話すのを避けるのです。

知らないうちに張り合ってしまう相手とは、距離をおくといいでしょう。

買い物した後、自慢する傾向が強いなら、しばらく余計な物を買うのをやめれば、自慢の種も増えません。

ママ友とお茶をするたびに、自慢をしているのなら、そういう席には出ないようにします。

自慢するきっかけが必ずあるはずなので、探してみてください。

もちろん、自慢するルーティンを変えてもいいです。

いつもなら自慢するところを、別の話題にすり替えたり、相手に話題をふったり、会話をそこで終わらせたり、深呼吸したり、自分の手をしげしげ見たり、といったことです。

☆見栄をはらない方法はこちら⇒見栄っ張りをやめて身の丈に合った暮らしをする6つのヒント。

*****

お母さんは、Kさんの心が貧しいと言っているそうですが、実は充分豊かなのに、その点に自分で気づいてないだけです。

お便りにもありますが、不足しているものや足りない状況に意識を向けすぎています。

自分が持っているものに目を向けることができれば、本来の心の豊かさが表に出てくるでしょう。





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