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3月17日はセントパトリックデー(聖パトリックの日)。アイルランドにキリスト教をひろめた守護聖人、聖パトリックの命日です。この日、何か緑色のものを身につけると、その年1年、幸運に恵まれるという言い伝えがあります。
そこで、筆子も毎年身につけていますが、度重なる断捨離の結果、緑色の物は3つしかないことに気づきました。
セントパトリックデーとは?
聖パトリックは、アイルランドの守護聖人。彼は5世紀半ばに、アイルランドにキリスト教を布教しました。それ以前はアイルランドは多神教でした。
聖パトリックは布教をするとき、三つ葉のクローバー(シャムロック)を使って、キリスト教の三位一体を説きました。このシャムロックは厳密に言うとクローバーじゃないそうですが、まあクローバーみたいなもんです。
そこでシャムロックはアイルランドの国花となり、またアイルランド政府が商標登録しています。アイルランド=シャムロック というイメージが世界中に行き渡り、アイルランドのイメージカラーはグリーンに。
アイルランドを「エメラルド・グリーンの島」と呼ぶのも、このシャムロックの色から来ています。
3月17日は聖パトリックの命日なので、アイルランドではもちろんのこと、アイルランドの移民が多い場所では世界中でパレードなどをして盛大にお祝いされます。アメリカでは、宗教色が薄れて、カソリックじゃない人もパレードに参加して楽しんでいますね。
ラッキーアイテムは緑色のもの
最近は、日本でも多少は知名度があがってきたセントパトリックデー。しかしもともとカソリック教のお祝いなので、日本ではイベントをする理由が全くありません。
クリスマスのようにプレゼントを交換したり、ハロウインのようにかぼちゃやお菓子が出てこないので、メーカーが売上に利用できるポイントもあまりないですね。
筆子も、カナダに来るまで、こんな日のことは、見たことも聞いたこともありませんでした。
ところがカナダに来てみると、学校の友だちにアイルランド系の人が多く、3月17日に緑色のものを身につける習慣に。
ただ、何か緑色のものを身につけるだけだから簡単だし。冬が終わって、だんだん春になる、気分が上向く季節なので、「幸運」という言葉にもなびきます。
子供が小学生のときは、この日は学校でポテトランチを食べるイベントがありました。アイルランドの妖精であるレプリコーンが、人間に奪われた金貨を取り戻すために悪さをする日でもあるので、朝、学校に行くと、いつも教室が荒らされていたものです。
もちろん荒らすのは先生ですが、小さい子は本当に妖精が来たと思っていましたよ。
うちでも、おやつにこんなミントゼリーを作ったことがあります。
シャムロックの形にするべきなのですが、型を持っていなかったので菊型で抜いてます。
ベースは寒天でここに砂糖とミントリキュールを入れます。水200ccに砂糖300グラム。煮詰めるのでその実体はほとんど砂糖。長年我が家で人気のおやつでしたが、白砂糖を断捨離したので、今年は登場しません。
筆子のグリーンアイテム~3つあるけど2つは断捨離できるかも
私はもともと緑色が好きで、洋服はもちろん、緑色の靴や、ネイルカラー、アクセサリーをたくさん持っていた時もありました。けれど、すべて断捨離しました。
ついこのあいだまで緑色のインクのフリクションボールを持っていましたが、先日使いきって捨てました。
今持っている緑色の物はピアスとお財布(☆2017/07/20追記:財布はだいぶ前に断捨離しました)
このお財布はサブで、日本に里帰りしたとき、日本の通貨を入れるのに使っており、ふだんは出番がありません。
ピアスも実はふだんは全然せず、「セントパトリックデーに使うから」という理由だけで残してあります。
30年以上前にエイボンで買った貝パールのピアスをつけっぱなしなのです。
ところが、今朝、セントパトリックデーのことをすっかり忘れて、ピアスを取り替えず、先ほどニュースを見ていて気づきました。
グーグルで検索すると、こんなのが出ていたのに、
「この緑のはなんだ?全国緑化運動?」なんて思っていたのです。老眼がはげしいのでこれがシャムロックであることに気づいていませんでした。
関連⇒ついに老眼が
あわててピアスを付け替えましたが、実はもう1つ緑色のアイテムを持っていることに気づきました。
iPhoneのケースです。
これは娘が買ってきてくれたのですが、きれいなターコイズグリーン。きょうはこれを持ち歩いていたから、幸運のアイテムは身につけていたのです。
このiPhoneのケースがあるなら、もうピアスは断捨離していいかも。あるいは、貝パールのピアスの軸がすごくはげてきたので、こちらを断捨離すべきでしょうか。
テーマカラーを決めて断捨離してみる
物の捨て方はいろいろありますが、テーマカラーを決めて捨ててみるのもおもしろいかもしれませんね。
きょうは赤い色のものを捨てる、青い物を見なおしてみよう、といった具合に。
こちらの記事では青い物を捨てるすすめを書いています⇒幸せになるために4つ捨てる。サムシングフォーのプチ断捨離
特に洋服を持ちすぎている人は、色に注目してみるのも目先が変わって、断捨離モチベーションのアップになるんじゃないでしょうか?
このように季節のイベントも、すぐに断捨離にからめて考えるクセがついたミニマリスト筆子なのです。