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プチ断捨離シリーズでは、不用品を捨てることに慣れない人でも、簡単に楽しく取り組める片付けのアイデアを紹介しています。
今回は、暑い夏に捨てることをおすすめしたい物を5種類紹介します。
日中は暑いので、朝の涼しいうちに、15分ぐらい時間をとって捨ててみてください。
5つのものとは
1.アクセサリー
2.涼しくない服
3.保存食
4.床の上にある物
5.あらゆる家電
順番に説明します。
じゃらじゃら下がるアクセサリー、本当に必要ですか?
なぜアクセサリーを見直すべきかというと、汗の季節になると、みな汚れてしまうからです。
汚れてしまったネックレスやブレスレットはこのさい断捨離を検討してはどうでしょうか?
私は、ふだん、首や手首にあれこれ巻き付けていないので、断言はできませんが、アクセサリーはつけないほうが涼しいですよね?
冬は逆に、首まわりにマフラーやらを巻いて防寒するわけですから。
いつも手足に付属品をつけているとそれが普通になってしまいます。この機会に手持ちのアクセサリーを全部取り出して、本当にいるのかどうか考えてみるといいでしょう。
本当に大事な品やちゃんと使っているものを、少しだけ残せば、手入れの負担も減ります。
アクセサリーの断捨離の仕方⇒アクセサリーをどうやって収納する?とことん数を減らせば、そんなことに悩む必要なし
私も、昔はネックレスなどを持っていましたが、結局、いまはピアスしかつけていません⇒アクセサリーはピアスだけ、3組持っています~カジュアル系主婦ミニマリストの持ち物公開(写真つき)
アクセサリーをたくさん持っていたときは、収納に頭を悩ませていました。からまった鎖をほどくのに苦労したことも何度もあります。
鎖がからまないようにするためには、収納に一工夫しなければなりません。
ネックレスやチェーンの収納方法を雑誌で見て、真似しましたが、外にぶらさげておくとほこりがついて汚くなるし、ケースなどにしまおうとすると、出し入れが面倒でした。
結局、アクセサリーも、ふだんよく使っていれば、よけいなほこりがつかないわけです。
いまはアクセサリーについて考えることは1年間に5分以下です(たまにピアスをはずして洗ったりふいたりしています)。アクセサリーの管理のせいで発生するわずらわしさから解放されて、とても楽になりました。
暑い夏に、じゃらじゃらした物をぶらさげているさまを想像すると、それだけで暑くなると思います。
化繊の衣類を見直す
暑い時期は「化繊の暑い服」を捨てるチャンスです。
着ていて涼しいのはやはり天然素材の、綿(コットン)、麻、シルクだと思います。この中で一番使いやすいのは綿ですね。シルクは摩擦に弱くて破れやすいし、麻はしわになりやすいですから。
自分の手持ちの服の素材を調べ、天然素材度の低いもので、あまり着ていない夏物があったら、処分を検討してください。
なかには、機能性ウエアで、涼しさを追求したものもありますが、それなりに値段が高いです。
服を買うときに、素材について何も考えない人(私の娘とか)がいますが、意外と素材は大事です。
私は、数年前から、直接肌にあたる衣類は、できるだけ天然素材を選ぶようにしていますが、やはり着ていて快適です。
いつもコットンが9割以上の5本指ソックスを履いているので、たまに化繊の5本指ソックスを履くと、違和感を感じます。
私が天然素材にこだわる理由⇒私が天然繊維を選ぶ5つの理由~静電気が健康に及ぼす害はあなどれない
おしゃれが好き、服が好き、と自認しているのなら、素材もしっかり確認し、涼しくない服は処分するとよいでしょう。
汚れてしまった服など、見た目にも暑苦しい服を捨てることも忘れずに。
夏は服を捨てるチャンス⇒夏のうちに断捨離したいもの、それは洋服~衣類を一気捨てする7つの方法
たまりすぎた保存食を食べる
暑い夏は、火を使わない料理が人気です。ネットでそうした料理のレシピを調べて、食べるのもいいのですが、このさい、たまりすぎた保存食を食べる、というのはどうでしょうか?
缶詰やフリーズドライの食品など、ためこむ人は、相当ためこみます。
そういう意味では夏はパントリーチャレンジに最適なシーズンでもあります⇒パントリーチャレンジのススメ~ズボラ主婦だからできる究極の節約方法
私の夫専用の食品を入れる棚は、缶詰やパスタ、ジャム、その他の食品でいっぱいです。
セールになっているのを見ると買ってしまうからです。食品戸棚というより、セール品入れ場と呼んだほうがいいくらいです。
夫はたとえ自分が使わない物でも、セールになっていると買ってしまうことがあります。以前、女性用とうたわれたサプリメントを買ってきて、私に飲むか、と聞きました。
私はサプリメントは全く飲まないので、断りました。
セールになっていなかったら絶対買ってこなかったはずです。
サプリメント類も、ストックをためこむ人がいますが、こういうものは、一度にたくさん摂取すべきではないですから、古いものは廃棄ですね。
夏のあいだに、意識してためこんだ食品を食べていけば、「こんなに買わなくてもよかった」ということに気づくでしょう。
どこにもいかなくても、自宅でキャンプ気分を味わえる、というおまけもついてきます。
床の上にある物を捨てる
8月は、「床の上にある物を捨てる強化月間」にすることをおすすめします。
なぜか?
床の上に寝ると涼しいからです。
熱い気体は上昇するので、部屋の中で一番涼しいのは床です。名古屋にいるときは、こんなことを意識したことはなかったのですが、カナダに来て、半地下がある家に住むようになってから、「地下って涼しいな~(ひんやりしてむしろ寒い)」と身をもって知りました。
2014年の秋に引っ越してきてから、ずっとベースメント(半地下)に住んでいるせいか、夏もそんなに暑くありません。
メインフロア(ふつうの地面の上にある部屋)に住んでいたときは、暑い日は、熱気が部屋にこもるので、「台所で火を使うな」と夫に言われていました。
暑いといっても、クーラーなしで過ごせる程度だし、名古屋育ちの私にとっては、「こんなの暑いうちに入らんだろ」と思う暑さ加減です。
現在の家では、火を使うな、と言われたことは一度もありません。
日本では地下室のある家は少ないと思いますが、せめて、床に寝られるように、床置きしてあるものをきれいさっぱり取り除いてください。
床の上に何もないと見た目にもとてもすっきりして涼しさが増します。
床の上に寝るのが好きな話⇒床にじかにシーツをしいて寝てみたら、グッスリ眠れて健康によいみたい
床が服だらけの人はこちらをどうぞ⇒床に落ちている服の海を片付ける方法(汚部屋改善)
なくても大丈夫な家電、ありませんか?
家電(電力で動くもの)は多かれ少なかれ、使っているときは熱を発します。
テレビをつけていると暑い、とはよく言われることです。テレビだってパソコンだって切ったほうが涼しいです。クーラーはつけていたときのほうが涼しいですが、室外機から熱風が出ています。
こう考えると余計な家電はないほうが涼しいのです。
ドライヤーなんて、リアルに暑さを感じる家電です。
昔は、ヘアドライヤーと言えば一種類だけでしたが、いまは髪の毛をくるくるさせるタイプと、逆にストレートにのばすタイプ(ヘアアイロン)があります。
人によっては、3種類とも持っているかもしれません。
ですが、大昔はドライヤーそのものがなかったわけです。
家電があると、それに付属してマニュアルや保証書、ものによってはチャージャーなんてのも増えます。
「本当にこれ、いるのかな?」と考えてみると、「いらん」という結論に至る家電、意外とあるかもしれませんよ。
熱をしっかり出す家電はそれだけ消費電力も多いので、断捨離すると節電もできます。節電できれば、節約もできます。
☆夏の断捨離に関する過去記事もどうぞ⇒お盆休みに片付けをがんばりたい人へ贈る、夏がテーマの記事22選。
☆もっとプチ断捨離の記事を読む方はこちら⇒これで捨てまくる。「プチ断捨離シリーズ」記事の目次。
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今回は、夏を快適に過ごすために、捨てることを検討したい物を5種類紹介しました。
まあ、物は少ないほうが、涼しく感じますよね。家電じゃなくても、物はみんな熱(エネルギー)を出している、と考えたほうがいいかもしれません。
地下が涼しいというのは本当です。
以前の家では、夏になるとバナナが痛みやすく、よくショウジョウバエがぶーんとやってきていたので、「夏はいっさいバナナを買うな」と夫に言われたことがあります。
ですが、いまは、そう言った夫が、ふつうにバナナを買ってきています。バナナスタンドに吊るしていますが、真っ黒になっても、めったに虫はやってきません。