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TEDの動画の記事のまとめ、その3です。TEDの記事は、一部の人にとても人気があります。
ストレスマネジメント、習慣を変える方法、運動不足を解消して健康になる方法、いかにしたら幸せになれるか、お金の貯め方など、個人的な興味をもとに選んだ動画を紹介しています。
いずれも見る価値があると思います。
20本集めました。週末にゆっくり楽しんでください。
暮らしの質をあげるTEDの動画のまとめ
なぜ人は新年に抱負を語るのか、はたしてそれは効果があるのか?(TED-ED)
新年に「今年こそはダイエット」「今年こそは砂糖断ち」「今年こそは家計簿をつける」など、1年の目標を立てるのはアメリカ人も同じ。
はたして、新年に目標を立てることは、ほかの日に目標を立てるより効果があるのでしょうか?
新年から半年たっても、目標を継続できていた人は、挫折した人と何が違うのでしょうか?
TED-ED のNew Year’s Resolutions (ニューイヤーズリゾルーション)「新年の誓い」を和訳しました。
TED-EDはTEDが始めた教育用の動画です。だいたい高校生ぐらいを対象にしていると思いますが、大人が見ても充分楽しめます。長さは5分ぐらい。
プロの教育者とプロのアニメーターがコラボして動画を作っています。
結果的に太っている。なぜダイエットは成功しないのか?(TED)
脳神経学者のサンドラ・アーモットの Why dieting doesn’t usually work (なぜダイエットは成功しないのか)を紹介。
なぜ多くのダイエッターはリバウンドしてしまうのか?
その理由は人間の脳にありました。
小中学生は無茶なダイエットをしてはいけません。50年ぐらいあとになって骨粗しょう症に悩みます。
ストレスでいっぱいのとき、冷静でいる方法(TED)
脳神経学者のダニエル・レヴィティンのHow to stay calm when you know you’ll be stressed(ストレスにさらされると知っているとき、冷静でいる方法)を紹介。
ストレスフルな状況では、人間は愚かな意思決定をして、ふだんならまずやらない失敗をします。
こんな失敗を防止するために、プレモータム (pre-mortem 事前検死、死亡前死亡分析)をしなさい、というのが彼のアイデア。
プレモータムとは、先に最悪の事態を想定して、準備しておくことです。
小さなことなら、すでに私たちはプレモータムを実践しています。
旅行に行く前にクレジットカードの写真を撮っておいたり、パスポート申請用の写真を用意するのは、「財布を盗まれる」という最悪の事態を想定した準備です。
しかし、「あなたはがんで余命半年です」と宣告される事態を想定している人はあまりいないでしょう。
ミニマリズムはより幸せになるための実験(TED)
マーティ・スタノのAdventures with Minimalism and Happiness 「ミニマリズムの冒険と幸せ」を紹介。
物を最小限にして暮らすことで、自分はより幸せになってきた、とマーティは語ります。
彼はチリに英語を教えるために滞在していたとき、周囲の人のしゃべっている言葉も、メディアが発信していることもいっさい理解できませんでした。しかし、それが幸いして、心のミニマリズムを実践できてとてもよかった、と語っています。
誰からも、「きみはこんなふうに生きなさい」と言われなかったからです。
好奇心と情熱のないところにビジネスの成功はない(TED)
クリステン・ハディードのHow to retire by 20(20歳までにリタイヤする方法)。
このプレゼンはいかにしてアーリーリタイヤをするか、という内容ではなく、いかに若くして自分のビジネスを持つか、という話です。
クリステンは、大学在学中にクリーニング会社を作りました。社員はみんな大学生です。
最初は会社ではなく、自分が行っている大学から、クリーニングする人を募ったのです。
クリステンは小さいときから、お金儲け(ビジネス)に興味があり、さらに、コミュニティを巻き込んでいろいろなプロジェクトをするのが好きでした。
彼女は、自分のビジネスの才覚は、好奇心と創造性を大切にする両親によって育まれたと考えています。
ウォーキング・ミーティングのススメ。健康にいいし仕事もはかどる(TED)
ニロファー・マーチャントのGot a meeting? Take a walk(ミーティングはあるきながら)。3分28秒の短いプレゼンです。
ニロファーは冒頭で、座りっぱなしがいかに健康によくないか、データを紹介。
運動不足は健康によくないと知っていたものの、彼女はなかなか動き出せませんでした。
そんなにニロファーが、ウォーキングミーティングを始めたきっかけは?
100個チャレンジをして人生を変える・デーブ・ブルーノ(TED)
デーブ・ブルーノのThe 100 things challenge (100個チャレンジ)。彼は同名の本も書いています。
大量消費社会のせいで、かえってみんな不幸になっている、解決策はシンプルに生きることだ、という内容です。
幸せになる秘訣は目の前のことに集中すること(TED)
マット・キリングワースの、Want to be Happier? Stay in the Moment(幸せになりたい?目の前のことに集中しましょう)を紹介。
マットは、人の幸福度を調べるためにアプリを作って、みんながどんなときに一番幸せなのか調べました。
すると、「目の前のことに集中しているとき、人はもっとも幸せである」という結論に達したのです。
習慣のループを知れば、どんな習慣も変えることができる(TED)
チャールズ・デュヒッグのThe Power of Habit (習慣の力)。彼は同タイトルの本も書いています。
人の行動の40~45%は、無意識に行われるいつもの習慣。考え方も習慣です。
いつもいつも一から考えて行動していると脳はとても疲れるので、ふだんやることは、習慣にしてしまい、自動運転しています。
望ましい運転ならいいのですが、自分でも知らないうちに変な運転をしてしまうと、食べるべきでないのに、クッキーを食べすぎたり、やたらとネガティブな思考をしてしまいます。
いかに習慣が形成されるのか理解すれば、自分で習慣を修正することができます。
なぜ人は自分が本当に求めている物を追求しないのか?(TED)
デイヴィッド・ブルックスのShould you live for your résumé … or your eulogy?(人生の集約は、履歴書と追悼文のどちらに?)。
履歴書に書かれるのは、その人の技能や実績、亡くなったあとの追悼文に書かれるのはその人の人間としての素晴らしさ。
同じ人間なのに、2人の自己がいるのです。
履歴書に書かれる自分のモットーは「成功」、追悼文のモットーは「愛と贖罪(しょくざい)」。
人は、本質的には、追悼文の自分ですが、なぜかふだんは履歴書の自分の成功を追い求めます。
現代社会は、履歴書の自分が評価されがちですが、追悼文に出てくる自分をないがしろにすると幸せになれません。
言い訳を作り出してしまう私たち:あなたに夢の仕事ができない理由(TED)
ラリー・スミスのWhy you will fail to have a great career(あなたに夢の仕事ができない理由)。
人々が自分の夢を追い求めない本当の理由とは?
スミスは数学の先生ですが、とても芸達者で、独特の味のあるプレゼンです。
内容もいいですが、英語的にもひじょうに勉強になります。
ベンジャミン・ザンダーのショパンに学ぶ、音楽、情熱、そして人生の意味(TED)
ベンジャミン・ザンダーのThe transformative power of classical music(音楽と情熱)。
クラシック音楽に秘められたパワーとは?
クラシック音楽に興味のない方もぜひごらんください。名プレゼンとして誉の高い講演です。
ケリー・マクゴニガルに学ぶストレスと友だちになる方法(TED)
Kelly McGonigalのHow to Make Stress Your Friend(ストレスと友達になる方法)。
「スタンフォードの自分を変える教室 」(原題:Will Power)で日本でもおなじみの、マクゴニガル先生のプレゼンです。
「ストレスは体によくない」と思えば思うほど、死亡率があがるそうです。毎日、できるだけ楽しく生きるべきですね。
経済的に豊かになる5つのシンプルなお金の原則(TED)
アレクサ・ヴォン・トーベル(One Life-Changing Class You Never Took (あなたが絶対受けたことがない人生を変える授業)。
今まで受けたことがない、人生を変えるほどの授業とはいったい何か?
それは家計管理(パーソナルファイナンス)の授業です。
いかにお金をためて、どんなふうに使うかは、誰も学校で習わないのです。
こういう実用的な知識はなぜか学校で教わりません。
20代のとき、老後資金について考える人は少ないと思いますが、どんな人もやがて老います。みんな頭ではわかっていても、自分ごととしてとらえられません。
ですが、確実に老いるので20代から貯金を始めてください。
子供のころのトラウマがいかに生涯の健康に影響を与えるか(TED)
ナディーヌ・バーク・ハリスのHow childhood trauma affects health across a lifetime(いかに子供時代のトラウマが生涯に渡る健康に影響を与えるのか)。
幼いとき、虐待を受けたり、心身の病気を持った両親に育てられると、子供の心は傷つきます。
大人になれば、ふっきれると思うかもしれませんが、実は生涯に渡って苦しみます。
なぜなら、トラウマは、脳に変容をもたらしてしまうからです。
音が人に与える4つの大きな影響:ジュリアン・トレジャー(TED)
ジュリアン・トレジャーの The 4 ways sound affects us(我々に影響を与える4つの音について)。5分のタイトなプレゼンです。
ジュリアンは音の専門家。実際に音を聞かせながら、音の影響を説明してくれます。
不用な音も断捨離しましょう。
今貯金をする決断が、豊かな老後につながる(TED)
ダニエル・ゴールドステインの The battle between your present and future self(現在の自分と未来の自分との戦い)。
現在の自分は、お金を使いたい、未来の自分はちゃんと貯金をしておいてほしい。たいてい、未来の自分は今の自分に負けます。
今貯金ができるように、ダニエルは、パソコンを使って将来をリアルにシミュレーションする方法を思いつきました。
貯金できない人がうまくお金を貯める秘訣は、行動経済学にあり(TED)
シェロモ・ベナルチのSaving for tomorrow, tomorrow(明日のために、明日貯めよう)。
人がお金を貯められない原因は3つ。
1.目先の喜びを優先するから。
2.行動しないようにできているから。
3.損をすること(失う)が嫌いだから。
貯金をするのも、「失う」と考えてしまうのです。
こうした人間の特性を考慮して、ジェロモは、未来のために、明日貯金をする方法を提案します。
私たちがお金に関して愚かな決断をしてしまう理由(TED)
ローリー・サントスのA monkey economy as irrational as ours(猿の経済界にも見られる不合理性)。
人間は、お金に関して数々の過ちをおかします。これは、外的環境のせいなのか、それとももともと人間は間違えるようにできているのでしょうか?
これを調べるために、ローリーは、人類の先祖であるオマキザルを使って、実験しました。
幸せになるための、賢いお金の使い方(TED)
マイケル・ノートンのHow to buy happiness (幸せを買う方法)。
お金で幸せは買えませんが、使い方によっては幸せになれます。
自分のために使わなければいいのです。
なぜ人のために使うと幸せになるのか? 少しの間にせよ、自己的でいることをやめることができるからです。
たとえ自分のために使うとしても、物ではなく体験に使えば、幸せになることができます。
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お金を貯める話に関する動画が多いのですが、これは私が、「どんぶり勘定の50代主婦は、どうしたらお金が貯められるのだろうか」とよく考えているからです。