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最終更新日: 2019.02.26

買わなくても大丈夫な5つの物。これ以上無駄な物にお金を使わないコツはこれ

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持たない暮しを追求しているうちに、世間には「いらない物」がたくさんあることに気づきました。

今回は、たぶんこんなものは買わなくても、じゅうぶん生きていける、むしろないほうが節約になるし、風通しのいい暮しになると思うものを5つ集めました。

ライフスタイルは人それぞれですから、必ずしも全員にあてはまるとは思いません。しかし、現在、当たり前のように買って使っているものが、本当に必要なものなのか、一度「疑ってみる」ことは、節約の大きなポイントです。

そうしなければ、持たない暮し、買わない暮し、お金をためる暮しは実現しないでしょう。



1.たくさんの化粧品とヘアケア製品

多くの人は化粧品にお金を使いすぎています。スキンケア、メイクアップとも。ヘアケア製品も同様です。

私は、20代後半にエステティックサロンに通っていましたが、その前使っていた化粧品は最低限だったし、カナダに来てからはノーメイクになったのでさらに減りました。

エステにかよっていた話⇒簡単にできる乾燥肌の対策。お金や化粧品の使用は最小限

5年ぐらい前から、肌の手入れは一日1回。朝、シャワーのあとに母が送ってくれてたまっていたローション、乳液、美容液のどれか1つを塗るだけにしました。つまり、単品にしぼって、1つずつ使い切るようにしたのです。

1年半ほど前に、完全に肌断食を始め、化粧水を塗るのもやめました。それ以来、顔には水かお湯、たまに日焼け止めしか塗っていません。

それで肌が壊滅的にぼろぼろになったのか、外を歩けないほど汚い顔になったのか、というと別にそんなことはないのです。

前とあまり変わりません。むしろ、肌が乾燥してつっぱることがなく、快適になったほどです。

シミは前からたくさんありましたが、これは若いころ、日焼けを気にしていなかったせいです。今、化粧品を塗っていないせいではないと思います。

私と同じことをやれとは、言いませんが、本当にそんなにたくさんの化粧品が必要なのか、考えてみてほしいのです。

多くの化粧品やパーソナルケア商品には化学薬品が入っているのも忘れるべきではないでしょう。

たとえば、こちらにシャンプーに入っている有害な物質を書いています
ノー・プー女子になりきれないあなたへ~シャンプーに入っている頭皮によくない成分を知っておこう「シャンプーの中に入っている避けたい成分」のところです。

なぜわざわざ高いお金を出して、からだによくない物質に身を投じるのでしょうか?

現代は毒物と共存する時代です。避けられるものはできるだけ避けたほうがいいと思います。

化粧品できれいに見せなくても、食事や運動に気をつけて、健康でいるほうが、ずっと効果的。長い目でみると、健康でいる努力をしたほうが、節約効果も大きいのです。





2.各種の住宅用洗剤

うちは夫が、店でふつうに販売されている合成洗浄剤が好きで、買ってくるため住宅用洗剤がわりとたくさんあります。

トイレ専用の洗剤、窓専用の洗剤など。しかし、実際に掃除をする私は、重曹(ベーキングソーダ)、お酢、水、石けんしか使いません。

何か特殊な材質(上等な木やレザー)をきれいにするためにはそれ用の洗剤がいるかもしれません。ですが、ほかの場所は、上に書いたエコなクリーナーだけで充分きれいになります。

汚れたときにすぐに拭いてしまえば、水やお湯だけで充分です。汚れは放置するから掃除するのが大変になるのです。

家にある場所や家具ごとに、洗剤を使いわけているなら、1度エコな洗剤を使うことを検討してみては?実は、そんなにいろいろいらないことがよくわかります。

ベーキングソーダの使い方⇒エコな掃除の決定版。私のベーキングソーダ(重曹)の使い方7つ

お酢の使い方⇒家事も簡単、シンプルに~お酢を使ったエコ掃除と洗濯のアイデア10選

洗濯に使う洗剤も、たぶん手作りしたもので充分だと思います。家は、夫が市販の洗剤でないといやがるので実現には至っておりませんが。私が洗濯するときは、柔軟剤を使うのはやめました。それで問題ありません。

3.雑誌

雑誌

雑誌をほとんど買わなくなって20年近くになります。最後に買った雑誌は、ムーミンの付録目当てで買った「リンネル」という雑誌です。

「リンネル」にはムーミンの手提げ袋がついていましたが、使い道をあぐねたあげく、断捨離してしまいました。

そのときの体験はこちらに詳しく書いています⇒2度と付録目当てで雑誌を買わないと誓った日:ミニマリストへの道(53)

なぜ雑誌は買わないほうがいいのか、その理由は:
●ネットで読める
●喫茶店や図書館で読める
●雑誌の中身はほとんど広告である
●内容は、同じことのローテーション
●ほとんどの人は忙しすぎて雑誌を買っても読む時間がない
●読む時間がないから、部屋にどんどんたまって行く
こんなところです。

1番問題なのは、買ってもそこまでしっかり読まないということです。ですから、せめて定期購読はやめて、本当に読むと思うものだけ選別して買うといいでしょう。

4.アプリ

スマホやタブレットにダウンロードするアプリ。無料、有料、星の数ほど出ています。

中には、「これがないとスマホを買った意味がない」というほど、重要なアプリもあります。

しかし、ほとんどのアプリは、ダウンロードしたとき1回使っただけで、忘れ去られて行きます。

スマホやタブレットを手にすると、人は「せっかく買ったからできるだけ活用したい」「できるだけ暮しを便利にしたい」と欲をだし、いろいろなアプリを探し求めたり、ダウンロードして使ってみます。

けれども、その「できるだけ得したい」という気持ちが、無駄なものを引き寄せてしまうのです。

アプリはたくさんあるので、すべてを試しきることなどできません。時間とお金を無駄にするだけです。

特にゲームのアプリは要注意ですね。私はゲームを全くやらないので、ゲーマーの気持ちはわかりません。きっと楽しいのだろうし、それが自分の人生に必要だと思ってやっているのだと思います。

しかし、あの、基本プレイが無料で、アイテムが課金って恐ろしい仕組みです。ゲームが次から次へと発売されることからわかるのは、それが非常にもうかるビジネスである、ということ。

アイテム1つ1つの価格は100円ぐらいと安いのでしょうけれど、トータルで見ると、消費者はゲームにたくさんのお金と時間を投資しているのです。

そのようなことも考えて、安易にアプリはダウンロードしないほうがいいでしょう。

5.特别な用途を持つすべてのもの

特别な時に使うキッチンツール、当別な時に着る洋服、特别な時に使うスポーツ用品。こういうものを買ってしまうと絶対無駄になります。

なぜなら、「特别な」時しか使わないからです。

私もちょっと変わったクッキーの型をたくさん集めました。買った直後は使っても、結局ふだん使うのはいつも使うベーシックな型のみ。

ちょっと変わった形のピアスもたくさん持っていましたが、20年ぐらい所持していて、使ったのはほんの1,2回。

特殊な用途しか持たないキッチンツールは引き出しの中で邪魔になっているだけでした。

洋服や靴も同様です。

たくさんの、「特别な時のための物」を断捨離してわかったことは、結局、ふだんよく使うものを買わないとすべて無駄になるということです。

当たり前といえば当たり前すぎる事実。

しかし、こんなシンプルな真理に気づくのに30年ぐらいかかってしまいました。

「ふだんよく使うものだけを買う」と心がけていても、いつのまにか特别な物が増えていました。今は、「特别な物は絶対買わない」と心に誓っています。

今でも買い物に失敗することはありますが、昔よりはるかにましになりました。

番外:DVDとCD

インターネットに接続できる環境とディバイスを持っている人は、もうDVDやCDを買う必要はありません。

音楽や映画は今は買う時代ではなく、シェアする時代です。

すでに「DVDやCDを買うのをやめた」という人は多いと思うので、番外にしました。

しかし、もしまだ買い続けているのなら、やめても問題ありません。

私は月額課金で音楽聞き放題というサービスは利用していません。ながら仕事ができないので、そんなに聞いている時間がないからです。

しかし、CDを何枚も買うなら、そういうサービスを利用したほうがいいでしょう。CDがたまりません。CDを買うとお金が出ていくということよりも、家の中に物がたまってしまうことが問題なのです。

* * * * *
意外と自分が、ふだん、「使うのはあたりまえ」と思っている物が、本当はいらない物です。

手持ちの物がなくなってもすぐに買いに走らず、しばらくそれなしで生活してみると、見極められると思います。





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