カナダの20ドル札

ミニマルな日常

カナダに関する質問2つの回答と、問題解決の仕方。

カナダにまつわる読者の質問、2つに回答します。

直接にはシンプルライフに関係ありませんが、ミニマリストの視点でお答えします。

1.カナダの紙幣について

2.カナダのインプラント事情

では、まずKさんの質問からです。



カナダの古い紙幣、まだ使えますか?

件名:カナダドルについて

筆子さま

こんにちは。初めてメールさせていただきます。いつもブログ楽しみにしております。

本日は カナダドルについての質問です。

97年にカナダに1年半位住んでいた事があるのですが、98年に帰国した際のカナダドルが手元に少しですがあるのです。(50ドル位)

いつか又カナダに来るかも?

と思って持っていたのですが、最近もう行かないかも? と思いはじめ、

もし行くなら行く時両替しようと日本の銀行に日本円に交換に行ったのですが、出来ないと言うのです。。

古すぎて現行のお金ではないから と言う事です。。

コインもジャラジャラ沢山あって当時25セントが州の図柄があり、集めていたのですが、全部揃わず。。(10州まで集められました)

コインは日本で両替出来ないのは知っていたのですが、現在日本には外貨コインをポイントに交換出来る機械もありますが、カナダドルは駄目でした。

現在カナダでは98年頃の紙幣やコインは使えないのでしょうか?

私はもう行く事はなさそうですが、夫の職場の人が海外旅行が好きなので、コロナが終息したら、行ってみたい国の一つみたいなので、お渡ししたいのです。(行く前に)

国が発行したものなので使えないとは思えないのですが、万が一使えないのでは渡したらかえってご迷惑になるので現在の情報をお知らせ下さると嬉しいです。

よろしくお願い致します。





Kさん、はじめまして。ご質問、ありがとうございます。

紙幣については調べました。関連サイトへのリンクを貼るので、コインについてはご自身でお調べください。

カナダでは、2011年にポリマー紙幣が発行され、いま印刷されているお札はすべて合成樹脂(プラスチック)です。

ですが、古い紙幣も使えます。

古い紙幣といっても、いろいろありますが、お持ちの紙幣が、1986年に出たBirds of Canada のシリーズの5,10,20,50、100ドル紙幣なら使えます。

法定通貨(legal tender)として、商取引に使えるわけです。

こちらは、Birds of Canada のシリーズの中で、もっとも流通しているであろう20ドル札の見本です。うしろに鳥がついています。

バーズオブカナダシリーズの20ドル札

古い紙幣の中には、2011年の1月1日以降、お店で使えなくなるものがあり、Birds of Canada のシリーズでは、2ドル札と1000ドル札が使えなくなります。

しかし、店で使えなくても、銀行に持っていけば、新しいのに交換してくれます。

その銀行に口座を持っている必要はありません。バンク・オブ・カナダに郵送しても替えてもらえます。

いま使えるお金でも、店によっては、100ドル札を拒否することがあるし、古いお札を拒否するキャッシャーもいるかもしれません。そんなときも、銀行で現行のお札に交換すれば問題ありません。

カナダの紙幣は、すべてこちらで見ることができます⇒Complete Bank Note Series – Bank of Canada Museum

2011年1月1日に使えなくなる紙幣はこちらで確認できます⇒Upcoming changes to legal tender status for older bank notes – Bank of Canada

コインに関してはこのサイトが参考になるでしょう⇒Canadian Coins | Circulation, Collecting Coins & Coin Sets | The Royal Canadian Mint

次はインプラントについて、TOMIKOさんからです。

カナダではインプラントの治療が多いのか?

件名:歯

こんにちは

筆子さん いつもありがとうございます。

毎日、ブログが楽しみです。

すいません しつこいですが、少し調べていただければ嬉しいです。

歯 の事ですが、日本の歯医者は以前にお話しさせていただきましたようにコンビニより多く、経営が難しいようです。患者もあちこちに散らばりますよね。

皆さんこちらはダメ 次ここに行こう と浮気する。すると信頼関係が保てず、お互い信頼しない 責任持たない と軽い治療になりかねません。

たぶん保険診療は安く、医療ミスでも訴える事はしないと思います。

で高額の保険外 自由診療をやりたがる歯医者が多いと噂が出てます。

後、技術的に勉強しないので古い治療?新しい物が取り入れられてない状況の歯医者も多いです。(もうからないと新しい機械も購入できない)

1人の先生が何でもやってしまう状況です。医療はそんなものではないと思ってます。

で、お聞きしたいのですが、日本では歯に関しては欧米より遅れていると思います。

インプラントを推奨しない先生も多く、入れ歯を進めてきます(そこの医院ではインプラントをやっていない場合)。もちろん高額入れ歯です。

ただ、私もインプラントを入れており、神経のない歯も多く、将来的に抜歯になるかと思われますが、その場合、そちらの治療ではインプラントが増えていく様な治療が多いのでしょうか?

どんどん歯の抜歯が多くなり、不安になってます。

宜しくお願いします。

TOMIKOさん、こんにちは。ご質問、ありがとうございます。

実はTOMIKOさんにはすでに1度、インプラントに関して質問に答えています。

こちら⇒歯の治療に関する質問とお便り特集~歯のトラブルに悩む人へ。

その後、TOMIKOさんからメールをいただき、

私が聞きたかったのは、「3本抜歯し、両脇の2本だけインプラントして、真ん中の義歯を支えるインプラントブリッジを検討しなかったのか」ということである

とお聞きしました。

インプラントブリッジがわかる動画(42秒)

そこで、改めて、私は、連続した歯を3本抜いて、3本、インプラントを入れた、とお伝えしました。

抜歯については、こちらの記事に書いています⇒歯の根のトラブルのせいで歯を3本抜いた体験談~インプラント(3)

このメールは、そうしたやりとりのあと、いただいたものです。

この質問には答えられません

>私もインプラントを入れており、神経のない歯も多く、将来的に抜歯になるかと思われますが、その場合、そちらの治療ではインプラントが増えていく様な治療が多いのでしょうか

この質問には回答できません。

理由1:質問があいまいすぎる

「インプラントを入れている、神経のない歯が多い、この先抜歯になるかもしれない、そんなとき、カナダではインプラントを入れるのが多いのか?」

というご質問ですよね?

歯医者は適当にインプラントを入れるのではなく、目視、レントゲン、場合によってはCTを使って、歯や歯並び、骨の状態、ほかの歯の状況、その人の健康状態などをしらべて、治療方針を決めます。

「インプラントがあります、神経がないです」と聞いただけでは、何も決められないでしょう。

理由2:私には調べられない内容である

仮に、私が、TOMIKOさんの歯の状況や質問の意図をばっちり把握できたとしても、やはりこの質問には回答できません。

「ちょっと調べてくれ」と書かれていますが、どうやって調べたらいいのでしょう?

複数のインプラントの専門医に電話して聞く? それとも、インプラントをしたことがある患者を探し出してアンケートを取る?

私にはできない仕事ですし、したくもありません。

「カナダではインプラントの治療が増えているのか」という質問であれば、「はい、増えています」と答えることはできます。

検索して、こんな記事を見つけました⇒Dental Implants in Canada: A Growing Opportunity – Oral Health Group

2006年の記事なので、ちょっと古いのですが、カナダではデンタルインプラントが増えている(成長している産業である)と書かれています。

その理由として

・高齢化社会

・施術技術の進化

・長い目でみるとコストパフォーマンスがいい

この3つがあげられていました。

高齢者が増えれば歯の治療をする人そのものが増えるので、インプラントが増えるし、シングルユニットなど、比較的簡単に装着できるインプラント技術が出てきているので、インプラントのハードルが下がっています。

私が受けた骨造成という施術にしても、昔はできなかった施術だと思います。

骨造成をした話⇒牛の骨を上顎(うわあご)に入れた話(サイナスリフト):インプラント(5)

以前に比べて、インプラントが成功する確率があがっているので、インプラントを選ぶ人も増えているのでしょう。

同じサイトで、dental implants で検索したら、1003記事ヒットしました。

私が歯医者か、インプラントのネジを作っている人だったら、そうした記事を読んでも楽しめるでしょうが、実際はそうではないので、読んでいません。

尚、リンクした記事には、「インプラントをいやがる歯医者もいる、新しいことを勉強したがらない歯医者もいる」と書かれています。そのような医者は、日本に限らず、どこにでもいるんじゃないでしょうか?

いま、新型コロナウイルスのせいで、教育の現場ではオンライン授業、職場ではテレワークを勧められています。

これまで、「やろうと思えばできたけれど、新しいことはハードルが高くて、やってこなかった、しかし、今はやるしかない」とやり始めているところは、国や職種に限らずあると思います。

問題の先延ばしはやめる

ここからは、質問に対する直接の回答ではなく、私の余計なお世話となります。

TOMIKOさんは、日本の歯医者やそのシステムがお嫌いのようですが、日本ではなく、カナダで歯の治療をしたいとお考えなのですか?

それなら、カナダのインプラントのことをお聞きになるのもわかりますが、そうでないなら、この種のことをいくら私に聞いても、自分の問題の解決にはつながりません。

TOMIKOさんが、歯医者や歯科関係の方で、諸外国の治療の仕方をリサーチして、自分の仕事や事業に活かしたい、というのならわかります。

でもそうではないですよね?

前回のメールには、「2本で支えてる1本が駄目になってる」と書かれていましたが、急を要する治療ならさっさとするべきだし、

べつに今すぐ治療する必要はないが、将来的に治療するかもしれないので、いい歯医者さんを探している、

ということなら、前回の質問の回答にも書きましたが、日本の歯医者さんをリサーチするべきです。

高額入れ歯に抵抗があるようですが、インプラントも高額です。もしカナダで治療するなら、これに飛行機代や宿泊代がかかるし、保険がないから、相当高額になります。

私は、TOMIKOさんが、あれこれ悩むことを、自分から選んでいるように思います。

「このままだと抜歯だよ」、という宣告をうけ、恐怖を感じ、その恐怖から逃れたい。しかし、直面するのがいやだから、直接自分とは関係ないが、雰囲気的に関係のありそうな質問を私にして、問題を先延ばしにしている。

決断して、前に進むのが怖いから、悩んだり、迷ったりして、時間を稼いでいる。

違いますか?

悩んだり、迷ったりすることにいくらエネルギーを注いでも、問題は解決しません。

迷うことに時間とエネルギーを使う話⇒もっと上手にお金を使うために、気をつけたい5つのポイント。 「2.迷うことに時間を取りすぎない」のところをお読みください。

カナダでどんなふうにインプラントがほどこされようが、いまのTOMIKOさんには、関係ないでしょう? 

関係のないことを気にすることに、エネルギーを使っていると、肝心のことを決められなくなります。

問題解決の方法

ただ単に、もやもや不安になるのではなく、解決すべき問題を明らかにするといいんじゃないでしょうか?

おすすめはブレインダンプです。

以下のタイトルで、頭に中にあることを出し切ってください。

・私がいま悩んでいること

・私がいま不安に思っていること

この2つを書いたら、読んでみます。

もしかしたら、悩んでもしかたがないことを悩んでいるのかもしれません。悩むためだけに、悩みを見つける人もいます。

もし、リストの中に、解決したほうがいい問題があったら、今度は、それについて、

・(できるかどうかは関係なく)解決のためにやるとよさそうなこと

これを書き出して、書き終わったら、そのリストを見て

・いまの自分にできそうなこと

これを見つけます。

あとは、順番にそれをやっていくだけです。そうすれば、ただ不安になっている事態から抜け出せます。

ほかにも、

・私はどうなったら満足できるのか?

というタイトルで書き出し、そうなるために、自分ができることを探して実践し、ギャップを埋めるやり方もおすすめです。

やり方はこちらの記事に書いています⇒この先どうしたらいいのかわからないと悩んだらこれを読んでください。

このとき、自分にコントロールできないことを変えようとがんばりすぎないでください。

今の日本の歯医者の現状がどうであろうと、どんなにそれに対して不満だろうと、今すぐTOMIKOさんがそのシステムを変えることはできません。

不満なポイントはまとめて、日本の歯科医師会などの団体に知らせたり、地元の議員に訴えたり、ジャーナリズムに訴えたりはできます。

そのような行動を継続しつつ、いまは、自分ができることにフォーカスしたほうがいいです。

「それでもやっぱり不安なんだ、あれこれ心配しないと私は気がすまない」。そう思うなら、1日30分ぐらい、不安になる時間を作って、そのときに思いっきり不安になるといいでしょう。

いろいろ考えすぎて不安がいっぱいの人へ。心配性を治す7つの習慣。

ブレインダンプをやっていただくと、自分が解決すべき問題がはっきりするので、気が楽になります。

ブラインダンプのやり方⇒頭の中のガラクタを断捨離するブレインダンプのやり方

新刊にも、頭の中にあることを書き出す方法をいろいろ書いています⇒筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。

問題の解決法については、過去記事にいろいろ書いていますが、たいてい、いつも同じことを書いています。

こちらの記事の最後に、「筆子の定番アドバイス」として11項目あげているので、よければ、読んでください⇒読者の苦情メールと質問に回答します。

それでは、TOMIKOさん、お大事に。

******

街で使えなくなった紙幣でも、額面は生きているので、銀行で交換すれば、OKです。

しかし、ひと手間かかるのは事実です。

コレクションとして持ち続けるつもりがないなら、使わないものは、さっさと処理したほうがいいですね。

あなたも、感想、近況、質問などありましたら、お気軽にお寄せください。





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  1. 筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。

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