エンディングノート

ミニマルな日常

家族が亡くなって事後処理や遺品整理をし、自分の暮らし方を見直した。

今回は遺品整理に関するメールを3通紹介します。

内容:

・エンディングノートを作った

・主人が亡くなって思うこと

・亡くなった伯母の家の片付け

まず、Iさんのお便りです。



エンディングノート

件名:エンディングノートの作成

筆子さん、こんにちは。

先日はブログに取り上げていただき、ありがとうございます。

実家が衣料品店。帰省するたびに服を買わされ、困っています。

昨年義母が亡くなり、通帳、印鑑、保険証書の保管場所が分からず家中を探しました。

相続手続きが終わるまで時間がかかり、非常に疲れました。

私は40代ですが、死後、家族に迷惑をかけたくないので、エンディングノートを作りました。

貴重品の保管場所以外にも、訃報の連絡先、葬儀の希望も書きました。

1ヶ月かかりましたが、完成後は清々しい気持ちになりました。

人生の棚卸ができて本当に良かったと思いました。

Iさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

昨年、義理のお母さんが亡くなったのですね。思いがけないことだったのではないでしょうか。ご愁傷さまです。

さて、エンディングノートを作ったのですね。すばらしいです。

私も、銀行関係の情報と重要なサイトのパスワードを、Googleシートに記入して、娘にシェアしようと思っているのですが、「やりたいこと」の優先順位の下のほうにあるため、なかなか手が回りません。

でも、少しずつでもやらなければいけないな、とIさんのお便りを拝見して思いました。

特に大事な物はなく、パスポートなどは、すべて机の左側の一番下の引き出しにあるので、保管場所については、問題はないと思いますが。

それでは、Iさん、これからもお元気でお暮らしください。

次は、ひろこ@東京さんのお便りです。

夫が亡くなったあとの手続き

件名:主人が亡くなりました

筆子さん

こんにちは、ひろこ@東京です。

少しご無沙汰しました。

実は、昨年12月に主人が亡くなりました。四捨五入して60歳です。早いですね。

人がひとり亡くなると、金融機関、年金事務所等は郵送手続きができず、リアルに先方に行く必要があるので面倒です。

その為に年休をとったり、フレックスしたりするのでストレスフルです。

しかし、そのような中でもMAXのストレスを感じないですんでいる私はラッキーです。

と言うのは、主人は書類関係をかなり処分して、必要な物のみ残しておいてくれたからです。

ちょうど2年前から筆子ジャーナルを読むようになり、2021年には2,000個以上の不用品を処分しました。

その時に私は服や小物、書籍、粗大ごみを処分し、主人はもともと服も小物も書籍も少なかったので、かなり書類関係を処分してくれたのです。

そのお陰で、私は主人の関係の手続きを結構スムーズに進めることができています。

私自身はまだまだ書類系の処分が進んでいないのですが、私が亡くなった時に子供達が困らないよう、最低限の物だけ残すように心がけたいと思います。

亡くなるなんてまだまだ先・・・と思っていても、いつその日がくるかは誰にもわかりませんから。

ひろこさん、こんにちは。

ご主人亡くなられたんですね。

ひろこさん、2020年から、お母さんとご主人を介護されていたんですよね(お母さんはまだご健在ですが)。

こちらでひろこさんのお便りを紹介⇒テレビや照明を取り去ったら、家にいるのが楽しくなった。

ご主人、私より年下ですね。とても残念です。ご冥福をお祈りします。

さて、銀行や年金事務所は、近親者が出向かないと手続きできないんですね。面倒ですね~。しかし、「日本らしいな」とも思います。

実は、私が今年の秋、高い飛行機代を出して、わざわざ日本に帰るのも、不動産手続きのために、司法書士と面談する必要があるからです。

しかも、私が海外にいるため、同じ州だけどえらく遠方にある日本領事館に出向いて、署名証明書と在留証明書を取得しなければなりません。これが、とても面倒です。

証明書を取得するため、必要書類を揃えるのもやっかいですが、時間を作って領事館へ行くのも大変です。日本はデジタル庁があるのに、なんでオンラインでできないの?と思ってしまいます。

司法書士との面談も、Zoomですませたいのに、「だめ」と言われてしまいました。

ひろこさんのご主人は、書類を整理しておいてくれてよかったですね。

私の夫なんて、本人ですら把握できていませんから。

ひろこさん、お寂しいと思いますが、ぜひ、ご主人のぶんも長生きしてください。

それではどうぞお元気で。

最後はなずなさんのお便りです。

伯母の家の片付け

件名:空き家の片付け、など

筆子さんこんにちは。

毎日、ブログを楽しく読んでいます。ありがとうございます。

去年の12月に一人暮らしの伯母と、実家の父が亡くなり、実家のほうは母がいるので任せていますが、伯母の家の片付けを始めています。

私にとってかけがえのない大事な伯母で、飼っていた猫も引き取ってきました。

だけど伯母は昔の人らしく、たくさんのものを収納という収納へきれいにしまってあり、人のものを勝手に片付けるというつらさ、捨てるつらさ、もう何ひとつ伯母がこの家のものを使うことはないのだ、永遠に、というさみしさを感じてしまいます。

ひまはあるけど体力がないので、行っても30分程度で切り上げて帰ってきます。

1年を目処に片付けようと思っていましたが、もしかすると3年、5年とかかってしまうかもしれません。

業者さんに頼める段階まで、先は遠いです。

自分の家になるべく持って帰らないようにとは思っていますが、多少は仕方ありません。

それこそラップとか、新品だったら他へ回すとかできますが、途中でうまく切れなくなったのかほぼ全部封が切ってありました。

食品でも同じものがみんな封を切ってたくさん買ってありました。

しっかりしていましたが、年を取ってやはり認知に問題が出ていたのかもしれません。

服を買わない話

別の話ですが、去年、服を買わない挑戦をして、少し失敗もあったものの、おおむね成功し、自分は服が必要だから買ってるのではなく、「欲しい」という気分で買っていたことに気がつきました。

なぜ欲しいのか、その服を着たら、私の場合、行き場所はほとんど病院かスーパーかしかないわけですが、どうなるというのだろうと思います。

しかも、着替えるだけでも私にはひと仕事なことなのに。

それでも「欲しい」とただ思う自分がほとんどかわいそうです。煩悩のとりこです。

まあ、まったく欲がなくなったら死が近いのかもしれず、(うつのときは全く何も買わなかったです、自分には物を与える価値なんてないと思ったので、ご飯を食べて申し訳ないと考えていました)、多少の欲は健康の証拠なのかもしれませんが、やっぱり煩悩のとりこだと世界が破滅してしまうかもしれないので、気をつけたいです。

洋服、買いたくないのに買いたいです。買えばお金も減るけど、あれとあれとあれがほしいです。困ったものです。苦しいです。

なずなさん、お便りありがとうございます。

伯母さんとお父さんを同時期に亡くしたんですね。寂しいですね。お2人のご冥福をお祈りします。

伯母さんは物持ちだったようですね。

「人の物を勝手に片付けるのがつらい」と言っても、本人はもういないのだから、伯母さんじゃない誰かが片付けるしかないですよ。

なずなさんは、伯母さんと仲が良かったようですから、伯母さんも、なずなさんに片付けてもらってうれしいと思います。

コツコツ進めてください。

さて、買い物に関してですが、煩悩って、「心身にまといつき心をかきみだす、一切の妄念・欲望」ですよね?

「煩悩があれば菩提あり」という言葉もあるので、洋服が欲しい気持ちを煩悩と捉えてもいいかもしれませんが、私自身は、買い物は、単なる生活習慣だと考えています。

生まれてから後天的に獲得した習慣です。

よって、この習慣は変えることができます。

なずなさんは、買い物依存気味だから、依存症を治すつもりで取り組んでください。

服の買い物依存を克服するために心を整える5つの方法。

どうしてもやめられない。買い物依存症ぎみの人が、自分で克服するためにできること。

「煩悩だわ、仕方がないわ」と思うのではなく、「病気だから、ちゃんと治して健康になろう」という態度でいたほうがいいと思います。

依存症は脳の不調ですから、その不調を改善すればいいんです。

去年、服を買わない挑戦をしてうまくいったのだから、その気になれば、今年も、上手にコントロールできますよ。

なずなさんの質問に返信した記事をリンクしておきますので、買いたくなるたびに読んで、冷静になってください。ポイントは冷静になること、そして客観的になることです。

服の買いすぎをやめたいけれど、着たい服が変わるので新しい服がほしくなる←質問の回答。

タオルを捨てることができません。うまい処分法はありませんか?←質問の回答。

物がほしい、買いたい。そんな気持ちとの付き合い方。

暇だと物が欲しくなるので、できるだけ忙しく暮らしてください。あまりに忙しいと、ストレスが増えて買い物したくなるので、適度に。

体力がなくてもできる趣味を見つけて、忙しくするといいでしょう。

私のやっていること(人に読んでもらうブログの運営、語学、塗り絵)は、肉体的にきつくはないけど、時間がかかるのでおすすめですよ。

ほぼ無料で楽しめる趣味5選。お金の代わりに時間を使う

それではなずなさん、これからもお元気でお暮らしください。

*****

読者のお便りを紹介しました。

つくづく遺品整理は大変だと思います。

余計な物がなく、最低限の事後処理をするだけでも、それなりに面倒だから、さらに遺品がどさっと襲いかかってきたら、心身ともに疲れますよね。

読者の皆さんがそんな目にあわないことを祈っています。

それでは、あなたも、お気づきのことなどありましたら、お気軽にメールください。お待ちしています。





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