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なんだかストレスが多いし、体調も今ひとつ。
その原因はあまりにたくさんのものを抱え込みすぎているから。
今回は、減らすことでより健康で幸せな生活に近づけるものを5つ紹介します。レス・イズ・モア。少なくすれば、より豊かな暮らしになります。
1.ネガティブなセルフトーク
セルフトークとは自分の頭の中で、自分に向かってしゃべっている言葉です。
自分以外の人は聞いていません。人は多くの場合、無意識に自分に向かってひどい言葉を投げかけています。
これを減らしてください。
たとえば、私も今朝、鏡を見て
- 白髪が増えたし、髪の毛も薄くなって、すっかりおばあさんだわ。
- このおなか、もう少しひっこまないかなあ?
- シミだらけで変な顔。
こんなセルフトークをしていました。人によっては、強く自分の行動を責めます。
- こんなこともできないの?
- どうして毎回同じ失敗をするの?
- 私は片付けられない人
こんなふうに自分に話しかけています。特に、何か悪いことがあったときやりがちですね。
読者の方もたくさんネガティブトークをメールに書いています。たとえばこの方⇒買い物が止まらないし、ひどい汚部屋だし、どうしていいかわからない←質問に回答。
この人もここまで悩むことないと思います⇒不用な贈り物を捨てられないのは、世の中の人全員に好かれたいと思っているから。
自分が自分にダメ出しをしていることに気づき、その量を減らしてください。
悪いところにフォーカスせず、よいところに光をあてるクセをつければ、やたらと卑屈になったり、悔やんだり、うつうつとすることも少なくなるでしょう。
ストレスが減るので、健康にいいです。
自分にダメ出ししすぎると、心を病んでしまいます⇒つらいことがあったとき、自分で応急手当する方法。心の傷をないがしろにしてはいけない(TED)
2.じっと座っている時間
立ち仕事でない人は、意識して座っている時間を減らしてください。
現代社会では、座ってものごとをやるのがデフォルトになっているため、ついつい長時間座ってしまいます。
座りっぱなしだと、足腰が弱るだけでなく、心臓をはじめ、内臓にもよくありません⇒座りっぱなしが寿命を縮める。座りすぎのリスクとそれを回避する方法
私もパソコンに向かっている時間が長いのですが、以前はほとんど椅子に座ってパソコンをやっていました。
キッチンのカウンターにノートパソコンを置いて、メールチェックをすることもありました。しかし、家族が流しを使うと水が飛んでくるし、カウンターが高すぎて、手が疲れて不都合、おまけに、キッチンの床が底冷えするので、たまにしかやっていませんでした。
そこでこの4月に、スタンディングデスクを導入し、パソコンに向かっているときは、いつも立つようにしました。
足は疲れますが、肩こりや腰のこりが減って快適です。前より目が疲れなくなりました。
デスクワークのため、座っている時間が長い人は、座っている時間をちょっと減らして、その分、立ったり、歩いたりしたほうがいいです。
1日10分の散歩から始めてはどうでしょうか?
朝のウォーキングの始め方⇒ウォーキングを開始して楽しく歩く4つの工夫:メリットとコツを知り継続する
夏の早朝に歩き始めれば、冬にはすっかり習慣になっているでしょう。
3.冷たくて甘い飲み物
甘い清涼飲料水やジュース、スムージーを飲む量を減らして、かわりに水を飲みます。
果汁100パーセントのジュースは健康によさそうですが、果糖が濃縮されているので、飲みすぎれば糖分の摂り過ぎになります。
清涼飲料水に砂糖がたっぷり入っていることは、過去記事に書いています⇒砂糖を減らすために今日からできる10のこと 「3.炭酸飲料、缶ジュースを飲まない」のところです。
コーヒーや紅茶に砂糖を入れて飲んでいるのなら、その砂糖の量を減らせばいいですね。
カフェインはとりすぎないほうがいいと思いますが⇒意外と知られていないカフェインの5つの害。眠れないだけじゃない。
私も子供のころは、ほかの子供と同じように激甘のフルーツ牛乳やコーヒー牛乳、リボンシトロン、三ツ矢サイダー、ファンタ、ミリンダ、チェリオ、コカ・コーラなどを飲んでいました。
いまは、もう少し清涼飲料水のヘルシー度があがっているでしょうが、昔の清涼飲料水は合成着色料もたくさん入っていたと思われます。
ただ、幸い、食品系の加工食品が少なかったので、健康的でない飲料水を飲むことがあっても、なんとかふつうに大人になれました。
というわけで、次は加工食品です。
4.加工食品を食べる量
加工食品は便利ですが、ほとんどの場合、食品添加物が入っているので、この摂取を少しでも減らせば、今より健康になります。
加工食品にもいろいろありますが、加工度や精製度の高いものを、積極的に減らすといいでしょう。
詳しくはこちらを読んでください⇒加工食品のメリット、デメリットを知り健康的な暮らしを目指す
私も加工食品を使っていますが、以下を心がけて、安全なものを優先的に食べています。
●元の素材からあまりにも見た目かけ離れているものは注意。
見た目が大きく違うものは、加工度が高いので、体に悪い化学的な添加物がいっぱい入っています。どんな加工が施されたのか考えてみるといいです。
●古い時代から食されていた加工品は、添加物は少ないと思われる
乾物など、昔の人が食べていたもの、伝統的なものは、大丈夫かな、と思っています。
●古くからあるものでも、容器が斬新なものは注意して原材料をチェック
たとえば、チューブから出てくる味噌とか。
●原材料のところにやたらと項目が多いのは加工度が高い
メインの素材以外にもたくさんの添加物が書かれていたら、ほかに説得力のある理由がない限り、買いません。
●あまりに色鮮やかなもの、いい匂いのものは不自然なので注意する
薬品でおいしそうに見せている可能性が高いからです。
自然のままで、充分色鮮やかな野菜や果物もありますが、時がたてば、その色は失われます。そこで薬品で美しさを保っています。
たとえばドライフルーツとか⇒砂糖断ちに上手に果物を取り入れる方法。ドライフルーツは注意が必要。
必要もないのに、なんとなくいつものクセで、買ったり、食べたりしている加工食品を見直すとよいです。
加工食品を食べる量が減ると、食費も節約できるし、ゴミも減ります。
たいていビニール袋や紙箱、プラスチックの容器に入っていますから。
ゼロウェイストな生活にも近づくことができます⇒ゼロ・ウェイスト(ゴミなし)生活の始め方。1回しか使わない物の使用をやめてみる。
5.スクリーンタイム
スクリーンタイムは screen time で、モニターを見ている時間、パソコンやスマホを使って何かやっている時間のこと。
一昔前に比べると、テレビ、パソコン、スマホ、ビデオゲーム、DVDなどを見つめている時間が増えました。
目によくないし、睡眠の質は落ちるし、動かなくなるので、運動不足になり、デジタル機器を使えば使うほど、健康体から離れていきます。
運動不足の弊害はこちら⇒運動をしないとどんなことになるのか。運動不足の6つの弊害
テレビを長時間見たり、スマホをずっとやっているのは、心理的な影響もあります。
テレビの悪影響の一例⇒テレビを見ると「買わない暮し」からどんどん遠ざかる理由
スマホの弊害の一例⇒SNS依存に注意。FOMO(フォーモー:取り残される不安)を捨てる方法
スマホの使いすぎは人を利己的にする、と言われます。ナルシシスト(自己陶酔型の人)は、自分の写真をとって、SNSに投稿することにやみつきになりやすいのです。
インターネットやスマホのなかった時代は、ここまで自分の写真を他人に見せて喜んでいる人はいませんでした。
知らず知らずのうちに、SNSで自慢するのが普通になり、承認欲求がどんどん強くなっていき、他人軸の生き方が強化され、結果的にストレスが増えます。
テクノストレスとあいまって、自分で自分の首を締めるようなものです。使いすぎには注意したほうがよいです。
スクリーンタイムも加工食品と同じで、知らないうちに増えてしまいます。不必要なスクリーンタイムを費やしていいないか調べてみて、重要でない時間から捨てていくことをおすすめします。
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健康な暮らしをするために、捨てたほうがいいものをお伝えしました。
お菓子やジャンクフードを食べないと、かえってストレスがたまるから、食べたほうが健康的、という人もいます。
程度問題ですが、積極的に加工食品を食べるのはやめたほうがいいんじゃないでしょうか? しばらく、加工度の低いものばかりを食べ、改めてしっかり加工されたものを食べてみると、不自然な味に気づくようになります。