買い物する女性

ミニマルな日常

買い物が止まらないし、ひどい汚部屋だし、どうしていいかわからない←質問に回答。

買い物が止まりません。ほかにも問題がたくさんあります。私はいったいどうしたらいいんでしょうか?

という質問をいただきましたので、この記事で回答を試みます。

まず、メールをシェアしますね。Fさんからです。

7月28日と8月6日にお問い合わせをいただきました。



仕事から汚部屋に帰る日々です

はじめまして。

汚部屋を自分ではどうしても解決できず、結局、10年の結婚生活も破綻して離婚されてしまいました。

離婚のされ方も本当に酷いものだったので、やっと半年過ぎましたが、苦しさ虚しさ悲しさから、なかなか回復できずにいます。

毎晩仕事から帰って戻る汚部屋で、でもまだ何も手をつけられず、10年の結婚生活の痕跡がそのままの部屋で、辛い気持ちと向き合っている中で筆子ジャーナルに辿りつきました。

自分語りで御迷惑おかけしたくないのでこのくらいにしますが、ここに辿り着けたことがどれほど大きく、私の心を救ってくれたかをお伝えしたくて書きました。

レタスクラブも先程Amazonから購入しました。

1週間で8割捨てる技術ダイジェスト版が目当てなのはもちろんですが、夫への依存もあまりにも酷かったため、すっかり何もかも失って途方に暮れるところからなかなか抜け出せず、レタスクラブを読んで頭の中のわずかなものでも、切り替えられたらと思っています。

離婚+再就職でフルタイム復帰のプレッシャーもあって、馬鹿みたいに服など増やしてしまった直後なので、洋服を捨てるということをまず出来るか不安ですが、頑張ります。

結局ダラダラ書いてしまいました。申し訳ございません。

でもほんとうに感謝しています。頑張ります。

このときのメールはわりと前向きな雰囲気だったので、私は以下のようにお返事しました。

筆子の返事(1回目)

こんにちは。筆子です。メールありがとうございます。

レタスクラブも買っていただいたのですね。

記事にも書きましたが、わたなべぽんさんのコミックエッセイも参考になると思います。

汚部屋になってしまったのは自分のせいだけではないのです。

必ず片付けられますので、少しずつ進んでください。

*******

こんなふうに答えました。

レタスクラブの記事はこちらです⇒「1週間で8割捨てる技術」のダイジェスト版が雑誌「レタスクラブ」8月号の付録に。

ところが、先日届いたメールは、一変してかなり深刻なことがつづられていました。

どうしたらいいのかわからない

件名:買物が止められません

先日は身勝手な独白みたいなメールにまで、お返事を下さってありがとうございました。

メールフォルダに保存して、何度も繰り返し見直してしまいます。その度にでも罪悪感でいっぱいになります。。。

私は全く何一つ上手く出来ません。

離婚の苦しさから逃れられなくて、半年が過ぎたのに全く、まともな心持ちになれずにいて、仕事は必死にやってます。が、むしろそれだけ、それが精一杯の状態です。

孤独と苦しさのストレスから逃れるためなのだと、自分では嫌というほどわかっていますが、筆子さんのブログを読んで毎日胸を痛めて反省するのに、なのに何かに取り憑かれたように、すきあらば毎日のように買物をしてしまいます。

また服を買ってしまいました。

スタバのタンブラーを買ってしまいました。

そもそも外で珈琲なんて買っちゃダメなのに。

そして100均でアームカバーを大量に買って、ドラッグストアでプチプラコスメの新作をまとめ買いして、、、

もう自分が病気だと思います。

でもこれだって、筆子さんは何十も何百も見て聞いて来ただろう、言い訳の類でしかないのだと思います。

答えにしたって、筆子さんが今まで沢山書いてこられたものを、自分で学び取って、実践して行くしかない、そういうことでしかないのだとわかってはいるのです。

でも、あまりにも真逆のことしか出来ない自分が、心苦しくて辛くて、段々とこのサイトを訪れることさえ、いたたまれなくなって来てしまいました。

あとこれも言い訳にしかならないのだと思いますが、少しだけ特殊な事情があります。

私、つい2年前まで、最高で140kgくらいあった病的な肥満だったのです。

糖尿病も発症し、あまりにも体調も酷かったので、そこから様々食事制限をして体重が減り、でもしばらくは100kg前後をいったりきたりで、停滞していました。

それでも2年かけて50kg近く減らしたお陰で、体もずいぶん楽になって、血糖値もかなり安定し、いろいろ良くなってた矢先に離婚に発展した事件が起きました。

その後、離婚成立まで執拗な元夫からの攻撃もあって、精神的に追い詰められ、また一気に30kg近く落ちて、80~70kg代をウロウロするくらいになりました。

それでもまだまだ太っています。ですが、病的な肥満から、普通の小太りの人くらいになりました。6Lの世界からLかLLくらいになりました。

大きい人が小さくなるだけなら、服が着れないということなんてなさそうに思いますが、ここまでサイズが変わるとそうも行かず、何とか工夫しながら着れるものは着てきましたが、フルタイムで仕事に出るのもあって、みっともない格好もやはり出来なくなりました。

まず1月。まだ寒い持期に、就活のために急いで服を新調したのが最初で、だけど職が決まるまでは節約に節約を重ねて暮らし、これ以上出来ないというくらい、ミニマムな出費で暮らしました。

服も就活用の最低限を安いけど見栄えの小奇麗なもので、と、真当な思考で買いました。

が、職が決まってお給料が安定して入るようになり、同時に今度は離婚のストレスだけでなく、仕事のプレッシャーやストレスが加わって来てから、どこかまたおかしくなってしまいました。

通勤のために服をどんどん買い、寒い時期から夏へと季節が変わったあたりで爆発して、どんどん新しく買ってしまう感じです。

ボーナスだのなんだのと、SALE時期でもあったからだと思います。

しかも、こんな体型にいきなりなってしまったので、何をどう着ればいいのかもわからず、手当たり次第に買ったり、サイズもよくわからず、失敗したりを繰り返してもいます。

まだ自分が異常に太っていた時代のサイズ感が残っていて、実際にはかったサイズ通りは不安だったり、でも届いたのは大きすぎたり、といったようなことを繰り返してしまうのです。

まだまだ痩せないと、普通体型の人にはなりませんから、あと30kgは減らしたいと思うのにこんな調子では、また服が無駄になるのは明らかなのに、この急激な体型変化と生活の変化に振り回され続けてます。

問題が山積みでどこから片付けれいけばいいのか、部屋の片付け以上に何もかもがダメで、どうして生きてるのかと毎朝目覚めると思うくらいです。

それに私はもう若くないのです。

子供はいらない、ふたりで老後を過ごせばいいと言っていた、元旦那の言葉を尊重して子供もあきらめて暮らして、あと少しで45歳というところで、惨めにひとりになりました。

自分という人間が酷すぎて、わけが分からなすぎて、何を質問すべきかもわかりません。いえ、そもそもこれは質問するようなレベルにない状態で、結局ただ筆子さん相手に無駄な独白をしているだけに、またなってしまってるのかも知れません。

それさえもうわからない……

それでも聞かせて下さい。

私はどうすればいいんでしょうか。

せめて一番先に、何から始めればいいんでしょう……

Fさん、メールありがとうございます。

その後お元気でしょうか?

私が過去に書いた記事はみんな読んでくださっているのですよね?

Fさんの場合は小手先のテクニックに走るのではなく、以下のことをやってほしいと思います。

もう少し自分にやさしくしてください。

これだけです。

自分のことをだめな人間だとか、普通じゃないとか、何一つうまくできない人間だとか、太っていてみっともないとか、

もっとやせなきゃだめだとか、45歳はもう年だとか、こどもがいない生活はひとりぼっちでみじめだとか、そういうふうに思わないでください。

これらのことは、すべてFさんが、自分で自分に言っているだけであり、本当のことではありません。

もしかしたら、前のご主人にひどいことを言われたのかもしれませんが、ご主人も気持がいっぱいいっぱいだったのかもしれません。

これから離婚をしようという時に、穏やかにおおらかに、相手をいたわれる人は少ないものです。

混乱した状況の中で相手に言われたことを、神のお告げかなにかみたいに、大事にする必要はありません。

もしまだ離婚のショックが癒えてないのだったら、しばらくのんびりすることを自分に許せばいいのです。無理に部屋の片付けをせずに、年内はのんびりしたらどうですか?



今、日本はめちゃめちゃ暑いですよね? 夏はリラックスタイムです。お盆は帰省して、親兄弟や昔の友だちにあって気分転換してみては?

「惨めにひとりになりました」と書いておられますが、お父さんやお母さんはいますよね? 

たまに天涯孤独の人もいますが、「私は子供がいなくて1人ぼっち」「友だちがいなくて昼間ひとりきりです」とメールしてくる人でも、親がいたり妹がいたりします。

ひとりぼっちじゃないのです。ただ、「ひとりなんだ」というところに、フォーカスしすぎていて、自分が持っているものに気づいていないだけです。

Fさんは仕事もあり、その仕事をちゃんとやっていて、100均やスタバで散財するお金も持っています。汚部屋とはいえ帰ることのできる部屋もあります。糖尿病だけど血糖値も安定してきて、体調も悪くなく、こんなメール長いメールを書くことができます。

Fさんが持っているものを持っていない人、たくさんいます。

長く勤めた仕事をリストラされた人、ずっと就活しているのに仕事が決まらない人、帰る家のない人、病気のため、パソコンに向かうことができない人、生活がカツカツで、のんびりネットなんてできない人。

まず、自分は大丈夫なんだ、と認めてください。

自分を大嫌いな人、自分を恥じている人は依存になりやすい

いま、Fさんは、自分のことを嫌っています。これが買い物依存を引き起こしていると思います。

過去の失敗は水に流し、自分がすでに持っているもの、自分のよいところに目をむけ、自分を受け入れるようにしてください。

離婚したり、肥満症になったり、糖尿病になったり、とんでもない汚部屋になったのは、別にFさんだけのせいじゃありません。

人は、誰もみな、不幸な目や、不運な出来ごとに出会います。そのようなできごとに遭遇したとき、自分がまずい決断をして、ますます、事態が悪くなることはあります。

しかし、まずい決断をしたのなら、「あのときは、あんな理由で、あんなことをしてしまったけど、今度は気をつけよう」と反省して、次から気をつければいいだけです。

人間は失敗をする生き物なので、毎回、毎回、パーフェクトな決断をし、望ましい行動をとることなどできません。

「あのときのあれは(たまたま)失敗だったな」と思えばすむところを、Fさんは、「私がだめだからあんなことになってしまった」と考えています。

いますぐ、「私はひどい」「私はだめな人間」「私は欠陥品」「私は片付けられない女」という、自分で自分に貼っている無意味なレッテルをはがしてください。自分で貼ったのだから、必ずはがすことができます。

「私ってだめな人。世間に顔向けできない。太っていて恥ずかしい、生まれなきゃよかったんだ」と思っているから、買い物依存が治らないのではないでしょうか?

体のサイズが変わるときの服装ですが、できるだけ適応サイズの広い素材やデザインの服を数着だけ選び、それを制服として着倒してはどうでしょうか。

そうすれば、そんなに何着も服を買う必要はありません。

制服の決め方⇒少ない服でおしゃれを楽しむ方法。この秋からミニマルなファッションにしませんか?

自分を好きになる方法

すでに読まれたかもしれませんが、自分を好きになるのに、参考になりそうな記事へリンクしておきますので、お盆休みにでも読んでください。

つらいことがあったとき、自分で応急手当する方法。心の傷をないがしろにしてはいけない(TED)

自分をブスだと思うことがなぜ悪いのか? ありのままの自分を認めるために(TED)

仕事の失敗でいちいち落ち込まない方法。親切で、優しい成功哲学(TED)

セルフコンパッション(自分にやさしくする)の実践で人生を変える(TED)

毎日疲れているあなたに。心の境界線を引いてストレスを減らし、自由になる(TED)

少し気持ちの余裕が出てきたら、以下の記事を読み、今の自分がちょっとがんばればできそうな目標を1つだけ決めて、やってみてください。

この先どうしたらいいのかわからないと悩んだらこれを読んでください。

具体的な買い物依存の治し方はきのう書いた記事のおしまいでリンクしています⇒衝動買いをやめられない7つのパターン。自分の精神状態がわかれば防げます。

私へのメールに書いていたようなことを打ち明けられる人がいたら、自分の気持ちを洗いざらいぶちまけて外に出してください。

そんな人がいないなら、セラピーを受けてください。セラピーは直接会って行うものですが、最近は電話やスカイプを使って行うセラピーもあります。

自分の気持ちを紙に書いてもいいです。

こちらの記事で紹介しているセリグマン教授の本を買って、前向きになる訓練をするのもおすすめです⇒ポジティブ思考は学習できる。前向きになる4つのポイント教えます。

この本です。表紙クリックでアマゾンに飛びます。

この練習をすると、何もかも全否定する傾向がやわらぐと思います。

一番最初におすすめしたいのは、「自分はだめな人間だ」という思い込みを捨てることです。

「自分はだめだ」と思っているから、何をやってもうまくいかないと自分で感じ、この状態はずっと続くと考え、自分はもう若くない、なんて発想になるのです。

尚、以上のアドバイスに、きっちり従えないからといって、落ち込む必要はありません。何か1つでも前進できたら、それを認めて、のんびり進めてください。





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