ページに広告が含まれる場合があります。
大掃除をしない人でも、気持よく新年を迎えるために、これだけは捨てておいたほうがいいと思うものを5つ紹介します。
年末で、「大掃除をがんばろう」と計画を練っている主婦も多いと思います。ですが、大掃除をしない人もけっこういますね。
私もしませんが。
今回紹介する物は、どこの家庭でもたまりがちな物ばかり。もし、お宅にありましたら、すみやかに断捨離しておくことをおすすめします。
1.ショップの袋
ショップの袋は意識しないとどんどんたまります。
わざわざためている人は論外ですが、ふだんこまめに断捨離していてもたまります。特にこの時期お歳暮やクリスマスプレゼントなど贈答品が行き交うので特に注意したいところ。
ショップの袋の捨て方
ステップ1:家中に散らばっている袋を集める(これは断捨離の基本です)。
ショップの袋は用がすんだらすぐに捨てるのが1番いいのですが、少しはとっておきたい人はせめてバッグを収納する場所を一箇所に決めておきましょう。
ステップ2:全部捨てる。あるいは一部だけを残して残りを捨てる。
袋を何枚残すかですが、最低限にすることをおすすめします。というのも、袋は毎日のように入ってくるからです。
何か明確な使い方があるのでない限り、袋は捨てたほうがいいです。
ショップの袋のしまい場所。筆子家の場合
私の場合、バッグは1つもためていないので(そもそも買い物しませんし)、どこにも置いていません。
しかし、娘は部屋の床のあちこちに放置するので、私の判断でごみに近いものはそのまま捨てて、娘がまた使う可能性がありそうなものは、クローゼットの奥に重ねています。
時々ここを見なおして、同じ袋が何枚もたまっていたら、間引き捨てします。
夫は、独自にどこかにしまっているようです。
スーパーのレジ袋は、私はマイバッグを持参するので持ち帰りません。夫がもらってきたものは台所のごみ箱の横に置いてあるエコバッグの中に入れておき、ゴミ袋としてどんどん使用。
ゴミの日の前にこのエコバッグの中をチェックして、袋が増えすぎていたらリサイクル用のゴミとして出しています。
こちらも参考にしてください。
家にある紙袋を全部捨てても、生きるのに何の問題もない~実録・親の家を片付ける(5)
ショップの袋に限らず、家の中にある「袋と名のつくもの」をすべて集めてみるのもおすすめです。きっとその多さに驚くことでしょう。
2.空き箱
これもショップの袋と同じでたまりやすいもの。手元に持っている箱をよく見てください。たぶんみんな大きさがバラバラです。
それぞれの箱に最適な使い方を考えるのも時間を取られるし、無理に使おうとして、中身を増やしかねないので、空き箱も極力捨てたほうがいいです。
ショップの袋や空き箱は買った商品についてきた「おまけ」であり、自分が欲しいと思っていたものではありません。
「自分が欲しいと思って買った物」だけですでに家の中はいっぱいなのですから、付随して家に入ってきた物の面倒まで見ることはありません。
「きれいな箱を捨てるのはもったいない」と思うでしょうし、ほかのものは捨てられても「なかなか箱は捨てられない」という人は多いでしょう。
そこで、どうしてもとっておきたい箱は半年とっておき(1年でもいいですが)、その間に使いみちが見つからなかったら捨てる、とか、このブランド、この商品の箱を2個だけはとっておく、というルールを作って制限をかけるとよいです。
近藤麻理恵は「収納には靴箱を使うといい」、と「人生がときめく片付けの魔法」に書いていましたが、靴箱とてあまりにたまると、場所ふさぎになるだけです。
3.新聞や雑誌
雑誌を定期購読していると毎月届くので、絶対たまります。定期購読してなくても、ふだん雑誌を買う習慣のある人はこの機会に古いものは断捨離してください。
新聞は包装紙や掃除に、雑誌は工作に使えるのでとっておきたいと思う方もいるでしょう。
しかし、なければないでなんとかなります。
娘が幼稚園に入ってから、高校3年生の今日までのおよそ15年間、過去に3回、「学校の宿題でコラージュをするから雑誌がいる」と言ったことがあります。
最初はまだ私が昔買っていた雑誌が数冊あったのでそれを使わせました。2度めは、夫に頼んで職場から数冊持ってきてもらいました。3度めは、歯医者にもらいに行きました。
うちは新聞もとってないので新聞紙もありません。街で配られているフリーの新聞を夫がたまに持ち帰ってきますが。
娘にごくまれに「新聞紙ある?」と聞かれることがあります。1番最近は、新聞紙にブーツをのせてお酢の溶液でふいてきれいにするプロジェクトをしたとき。娘はこういう「~をきれいにする方法」は全部アイフォンで調べています。
しかしこのような場合、べつに新聞紙でなくても、それこそスーパーの袋でも紙きれでも間に合います。
どうしても新聞紙が必要なら、新聞販売機やキオスクで買えばいいのです。
というわけで新聞も雑誌も最新号だけ残して捨てたとしても深刻な問題は何も生じません。
スクラップや切り抜きも私なら作りません。その理由はこちら⇒どんどんたまるレシピや雑誌の切り抜きの断捨離と整理の方法はこれで決まり
実は私、昔たまりにたまった雑誌を捨てるとき、裏表紙やきれいなグラビアで封筒を作ったことがあります。
しかしこの封筒を作りすぎて、全く使わず、28年後にがさっと捨てました。そういうものなのです。
4.使いかけの化粧品
化粧品のサンプルや、ホテルから持ち帰ったアメニティグッズ、半分使って固まっているマニキュア、途中まで使って忘れ去られているクレンジング剤。こうしたものと一緒に年を越したいですか?
自治体の指示に従ってきれいに捨てて、ついでに「もう余分なものは絶対買わないぞ」と心に誓えば、2016年はもっとすっきり暮らせることでしょう。
化粧品には使用期限があります。詳しくはこちら⇒口紅を最後まで使い切る方法。化粧品の使用期限も確認しておこう
5.すべての未使用の販促品
ノベルティ、販促グッズ、粗品としてもらったものをずっとしまっていませんか?「いつか使うかも」の「いつか」は来ないのです。
今年使わなかったら来年も使いません。このさいきれいさっぱりと、どこかチャリティ団体に寄付するとか、燃えないゴミに出すとかしたほうがいいです。
販促グッズも、ショップの袋や空き箱と同じで、自分がほしいと思って買い求めた品ではないのです。
ほしくて買った物ですら、数が多すぎて使い切れないのに、この先販促品の出番が来ることがはたしてあるのでしょうか?
ボールペン、携帯電話のストラップ、エコバッグ、油取り紙、綿棒、入浴剤、マスク、クリアファイル、タッパー、タオル、ネックウォーマー、折りたたみ傘など。
油取りや入浴剤などすぐに使えるものはさっさと使い、自分が使わないものはよそに回したほうがいいです。
とはいえ、販促品にはしばしばメーカーの名前が書いてあり、人に譲るのは難しいですね。
以前の私は、こうしたおまけ的なものは積極的にもらい、引き出しや棚の中にためこんでいました。しかし徹底的な断捨離を経た今は、販促品はほとんどなくなりました。
今改めて家の中を見てみましたが、ノベルティグッズはクリアファイルや歯医者にもらった歯ブラシなどほんの少し。しかも全部きっちり使っています。
身の周りから使っていない販促品の割合を減らせば減らすほど、暮しの質はあがります(本当ですよ)。
「自分の好きなもの、お気にいりの物だけに囲まれていたい」と願うなら、販促品に囲まれて暮らすべきではないのです。
*******
所持品が少なく、ふだんからこまめに掃除しているのなら、大掃除する必要はありません。
大掃除の定義も人によってまちまちです。「日頃掃除しない場所を掃除すること」が大掃除であると考えている人が多いようです。
とはいえ、12月にいつもより掃除をがんばる人は確かに多いですね。1年の垢を落とすために。
いらない物を捨てたあと、掃除をしたほうがずっとラクです。捨てる⇒掃除、という順番を試してください。