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最近、毎朝、6時から7時までスロージョギングをしており、たくさんの蚊に遭遇しています。
刺されると、とてもかゆいので、蚊に刺されない方法を真剣に調べてみました。調べれば、調べるほど、自分は蚊のターゲットになっても仕方ない、ということがわかりました。
私と同じ悩みをお持ちの方のために、蚊に刺される理由を紹介します。この逆をやれば、多少は刺されにくくなります。
こんな人は蚊の餌食になります。
1.早朝ジョギングしている
日中、蚊が特に活発になる時間帯が2つあります。夜明けから早朝にかけてと夕方です。この時間帯は、比較的風が少ないからです。
蚊はあまりうまく飛べないので、強い風の中では活動できません。確かに蚊はいつもゆるゆるのろのろ飛んでいます。よって、風がおさまっている涼しい時間帯に活発に活動します。
時間帯による風の強弱は、場所によって違うと思います。けれども、早朝、蚊が多いことは、私が身をもって体験しています。
去年の夏場、いつ走っていたのか覚えがないのですが、早朝ではありませんでした。去年はここまで蚊に刺されて悩んだことはなかったので、早朝は蚊が多いとはっきりいえます。
蚊に刺されたくない人は、早朝と夕方を避けてスポーツしてください。
ちなみに、私が走っているのは、英語で言うとvalley (バレー)と呼ばれる低地です。
valley を辞書でひくと、「谷」と書いてありますが、そんなに切り立った場所ではありません。高い陸地と高い陸地の間にある自転車道です。となりのさらに低い場所に川が流れています。周囲は木や植物だらけです。藪と呼んでもいいかもしれません。
2.黒い服を着ている
昼間、蚊は視覚を使って獲物をさがしています。蚊は比較的地面に近いところを飛び、地平線から発せられる光とコントラストの強いものを狙ってやってきます。
色で言えば黒や紺色です。こうしたダークカラーの服を着ている人は、蚊のターゲットになりやすいです。
現在の私は、黒いパーカに黒いスパッツ、今朝はソックスまで黒で、まるで忍者のような出で立ち。忍者は目立ちたくなくて、黒い服を着ていると思いますが、蚊にとってはすごく目立っているのです。
では、赤やオレンジ色など明るい色ならいいのかというと、そういう色は、スズメバチのターゲットになります。
そこで、虫よけとしては白い色やパステルカラーがよいそうです。
残念ながら、夏場、着ても暑すぎない薄いパーカは黒いのしか持っていないので、パーカの色をとりかえることはできません。Tシャツは白地に黒のボーダーですが、これ1枚だと寒いし、腕がむきだしになり、それはそれで困ります。
長袖のTシャツ(カーキ色に紺色のボーダー)を着て走るといいかもしれません。しかし、このTシャツはボートネックなので、首がむきだしになり、狙われそうです。
ボトムスに関しては、チノパンツがあるので、明日はこれをはいてみます。
とはいえ、次に書きますが、綿素材は蚊をよけるためにはあまり効果的ではありません。しかし、これしかないので仕方ないです。
3.上から下までほぼコットンの服を着ている
織りの詰まった生地の服を着て、肌を露出しないようにすれば、蚊には刺されにくくなります。
一般にスポーツ用として売られているハイテクな合成繊維は織りが詰まっているので、蚊は、それを突き破って、肌を刺すことはできません。
天然素材が好きな私は、そういう商品は着ていません。
天然素材を好む理由⇒私が天然繊維を選ぶ5つの理由~静電気が健康に及ぼす害はあなどれない
上半身は、Tシャツにコットンのパーカを着ています。このパーカは 綿95%,ポリウレタン5%でミニ裏毛(うらけ)です。
薄手ですが、しっかりした生地なのか、上半身は、露出している首や手首しか刺されません。
問題は下半身です。下半身は、数ヶ月前にセシールで買った、綿80%、ナイロン15%、ポリウレタン5%のふつうのスパッツです。本当は綿100%の商品が欲しかったのですが、いつのまにか扱いがなくなったようです。
足首まである10分丈で、下半身は全く露出していないのに、このスパッツの上から、ふともも、すね、足首に何箇所も刺されています。
もう一つランズエンドで買ったレギンスがありますが、こちらは生地が厚いので、夏場は暑くてはけません。去年はこれをはいていたのですが、暑さに閉口してセシールのを買ったのです。
セシールのスパッツはジョギング中だけでなく、昼間も着ていますが、やはりスパッツの上からももを蚊にささることがあります。
尚、UV加工されている生地も織りが詰まっているので夏場のジョギングにおすすめです
私も、以前、ユニクロのUV加工パーカを持っていましたが、ぼろぼろになったので、ウエスにして捨てました⇒私の強力な紫外線対策5つ:ユニクロのUVカットパーカはマストアイテム
次回、パーカやスパッツを買い替えるときは、UV加工がしてあるものを選んだほうがいいかもしれません。当分先のことになると思いますが。
4.CO2をたくさん出している
蚊は二酸化炭素を出している物体を狙ってやってきます。人間は生きている限り呼吸しており、酸素を取り入れ二酸化炭素を出します。
よっていいつでも蚊のターゲットになるのですが、運動しているときはとくに狙われやすいです。
心拍数があがると、呼吸も荒くなって、排出される二酸化炭素が増えます。私はすごくゆるゆると走っているのですが、一応、有酸素運動をしているので、蚊的には充分CO2の排出が多いのかもしれません。
しかし、運動したくてジョギングしているのだし、これ以上ゆっくり走れないので、CO2に関しては何の対策もできません。
もしかしたら腕をびゅんびゅん振りながらもっと早く走ったほうがいいのかもしれません。蚊は時速1.6キロ以上の風があると、うまく飛べないそうです。ちなみに、人は時速4キロぐらいで歩くと言われています(個人差はあります)。
身体の大きい人ほどたくさん二酸化炭素を出しので、少しやせると今よりは刺されなくなるかもしれません。尚、妊婦さんも二酸化炭素の排出量が多いので、蚊にさされやすいです。
蚊に刺されないための私の対策
現在私がやっている対策は、二つあります。
●長袖、長スパッツでからだをすっぽり包むこと。
肌を露出しないためです。
●パーフェクトワン 薬用ホワイトニングジェルというクリーム(ゲル)を塗って走ること。
このクリームはずいぶん前に、母が「たまにはお肌のお手入れをしなさい」と言って送ってくれたものです。私は化粧品は使わないので、ごくたまにかかとに塗っていました。
化粧品はあまり使わない話⇒肌断食中のミニマリストが使っているたった1つの化粧品
かかとが荒れている話⇒かかとのひび割れを家にあるもので治す7つの方法
先日、蚊に刺されてとてもかゆかったので、このゲルを塗ってみました。ゲル状のクリームには、たいていスーッとする成分が入っているからです。塗ってみたらやはり肌がひんやりして、かゆみが消えました。
このとき、このゲルを塗れば、蚊に刺されないのではないかと思いつき、次の日、やたらとよく刺される両足に塗って出かけたのです。
すると、この日はゲルを塗らなかった首や手首を刺されました。ゲルが肌をコーティングするから、刺されないのではないかと思います。このゲルは製薬会社が作っている医薬部外品なので、一般の化粧品よりは人体に安全だと思われます。
しかし、化粧品なので、成分を調べてみると、人工的に合成した化学物質がたくさん入っていました。
市販されている虫よけも、化学物質がたくさん入っているので似たような物かもしれません。
蚊をよけるために一番効果的なのはディート(DEET)という薬剤です。DEETの入った虫よけは本当に効果があります。
最近はDEETは濃度さえ間違えなければ安全である、という声も多いのですが、私はあまり使いたくありません。
そこで、ゲルがなくなったら、ラベンダーで虫除けを作って、身体に塗って走ろうと考えています。
エッセンシャルオイルを使った虫よけの作り方⇒夏の草取りに必須!アロマオイルを使った簡単虫除けスプレーの作り方
今、すべての精油を使い切ってしまって、手持ちがないので、ゲルを使っているのです。
尚、虫除けスプレーは、香水のようにスプレーせず、手にとって、さされやすいところ(皮膚の薄いところ)にこすりつけると効果的です。
一般的な蚊に刺されない方法はこちらに書いています⇒蚊に刺されない12の対策。ちょっと気をつけるだけで大きく違う。
刺されてしまったときの対処法はこちら⇒蚊に刺された時のかゆみに効く民間療法10選。虫刺されの薬は使わない。 刺されるとかゆいけれど、かかないほうがいいです。
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母からもらったホワイトニングジェル、なかなか出番がなくて、断捨離候補かと思っていました。今回使い切ることができでうれしいです。