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6月の30日間チャレンジは、脂肪の断捨離でしたが、結果的に全く断捨離できなかったようです。
体重は開始時点:122ポンド、終了時点:122ポンドと変わらず。122ポンドとはおよそ55キロです。
途中、体重が変わっていたのかもしれませんが、計測していなかったのでわかりません。ダイエットしている人は、毎日体重計にのるでしょうが、そのあたり、私は意識が低すぎるかもしれませんね。
というわけで、今月のチャレンジも引き続き脂肪の断捨離ですが、きょうは、2名の読者の方からいただいた、「私はこうしてダイエットに成功した」という主旨のメールを紹介します。
どちらも違うやり方をしていますが、どちらも「やせることを目的としていなかった」という共通点があります。とても参考になりました。
まずは、50代のIさんからです。
薬膳でやせました
件名:脂肪の断捨離(1)の記事を見て
こんにちは。いつもメルマガを送っていただいていIです。
今回のテーマ、やせることについて、私のケースをご紹介します。
私も50代で代謝がにぶってきたことから巷で話題のダイエットをあれこれ試してみました。そして、ローフードですっかり胃を悪くしてしまい、ダイエットではなく元からの胃弱を改善するため漢方のお医者さんに行き始めました。
胃を丈夫にする漢方を飲みながら、同時に自分でも薬膳の本を読み、胃弱改善メニューを実践しました。
具体的には、おいもとかぼちゃ、豆類をできるだけ毎日食べ、お米は分搗き米か胚芽米(玄米はダメ)、お肉はよく煮込んで柔らかく、等々。
明らかにハイカーボ食で、基本なんでも食べますが、しっかり加熱して消化のよいものにします。また、パンは常食はしない、おなかがはち切れそうになるまでは食べないようにしました。
これを地味に続けて3ヶ月目あたりから、月1~1.5kgペースで体重が減り始めました。6ヶ月くらいで胃の調子が良くなったので漢方薬はストップしましたが、食事は薬膳に基づいたメニューを続けました。おなかがすけば間食もしますので、ガマンはいっさいありませんでした。
スタート時点(2016.1)で身長159.5cm体重は58kgちょっと、体脂肪率は29~30%でしたが、一定のペースで体重が減り、51kgでストップしました(2016.9あたり)。その後リバウンドはありません。
運動は、毎週土曜日にジムで筋トレを1時間弱(私もカーブスです)、他は仕事からの帰宅時に電車2駅前で降りて歩く程度です。
先週の土曜日にジムで計測があったのですが、体重は50.9kg、体脂肪率は26.4%でした。
体重減少期に、食事を減らしているつもりはないのにあまりによく減るので、漢方の先生に相談したところ、体調が悪いのでなければ心配ない、減っているのは余分な水分です、と言われました。
胃の働きが悪いと水分を溜め込む、逆に良くなると水分代謝がよくなって体重が減る、のだそうです。余分な体重=余分な脂肪ではないということらしいです。
漢方・薬膳ワールドは、カロリーベースの栄養学とはマッチしない部分がありますが、私は自分の体で成果が出ているので続けていきます。
もしご興味がありましたら、「ゆるい生活(群ようこ)」を読んでみることをお勧めします。年齢的にも近いので参考になるし、読み物としてもとても面白いです。群さんも、ある時期から食べているのに体重が減り続けたそうです。
では長々と失礼しました。私のケースが何かの参考になれば幸いです。今後もブログの記事を楽しみにしています。
Iさん、メールありがとうございます。
カーブスはフィットネスクラブみたいなところですね。私の母(84歳)がカーブスにかよっています。
Iさんのダイエットは成功例の1つですね。特にいいと思うのは、以下の4つの点です。
●ゆっくり確実にやせている
9ヶ月で7キロ減なので、ムリのないペースだと思います。
●健康になっている
胃腸がよくなって、よかったです。
●がまんはなし
おやつなども食べておられるのでストレスがたまらなくてよいです。
●食生活が楽しい
ダイエットにネガティブなイメージを持っていると失敗します。
結局胃腸の状態がよければ、だんだん健康になって適正体重になっていくのだろう、と感じました。
以下の点は真似させていただきます。
●おなかがはち切れそうになるまで食べない
私、若いころ、おなかいっぱいになるまで食べるタイプでした。最近は変わってきましたが、それでも、たまにかなり限界点に近いところまで食べることがあります。
私はもともと胃腸が丈夫ですが、明らかにナッツの食べ過ぎでした。ナッツを食べるところをイモ類と豆にしようと考えています。基本的にハイカーボ食が好きなので薬膳をベースにしたダイエットは自分に合いそうです。
しかし、かぼちゃや分搗き米か胚芽米は手に入れにくいので、玄米を食べます。
玄米の話⇒白米をやめて健康的な玄米を食べてるよ
いつも玄米を食べていたら、たまに白米を口にすると、味がないというか風味が全然なくて、ものすごくまずく感じるようになりました。カナダに流通している白米なので、日本人にはまずく感じられるのかもしれません。
玄米は胃腸の弱い人には向きませんね。
群ようこさんの著者は80年代によく読みましたが、カナダに来てからは全く読んでおりませんでした。機会があったら読みます。
これからも、健康でお暮らしください。
次は20代のMさんからです。Mさんは断捨離をしたらやせたという稀有な方です。
自炊でどんどんやせました
あのメール以降もお部屋もきれいなまま保たれております。嬉しいです!
今回メールしたのは、ダイエットの件です。あれからなんと11キロ体重を落としました。標準体重になりました。
1年前から、お料理を上達したいなと思い、晩ごはんだけしっかりと自炊しています。
お肉やお魚(主菜)に野菜煮物や炒めもの。(副菜)納豆、冷奴などの小鉢…それからお味噌汁が中心です。(4品ぐらいです。ヘルシーお料理の本を何冊か買って、お献立を決めています)
筆子さんがブログにのせてくださった砂糖をとりすぎないなども気をつけています。(どうしてもというときは、茶色の三温糖に変えました)
私は、たんぱく質と食物繊維を多くとるようにしています。(大豆製品、肉)
鶏胸肉が安いときに、冷凍しておき、手作りサラダチキンを作ったり…
(日本では、よくコンビニで売られていますね。若者にウケているみたいですね!少し添加物が気になりますし、自作の方が安いです)
慣れてくるとあまり甘いものも食べたいと思わなくなりました。以前は、口寂しくて…いつも食べていましたが大丈夫です。そういうときは、水道水を飲んでいます。
ゆっくり食べたり、姿勢よく食べたり…基本的なことが大切なんだなと思いました。
運動はあまりしていません。お掃除したり、軽くストレッチしたり…ぐらいです(たまにタオル体操やペットボトルをダンベルがわりに)
三食必ず食べるようにしています(朝昼は軽めです)お出かけすると、カロリーの高いものも食べるときもあります。
ナッツの誘惑から、ぜひ卒業できるよう応援しております!お力になれましたら、嬉しいです^^
それでは長くなりましたが、お元気でお過ごしくださいね。
お忙しいと思いますので、返信は不要です。
それでは、ごきげんよう。
Mさんこんにちは。メールありがとうございます。
以前のメールには半年で5キロやせたとありましたが、その後また11キロやせたのでしょうか? すごいですね。標準体重になってよかったです。
Mさんのメールはこちらで紹介しています⇒多すぎるモノは人生に不幸をもたらす。少ないモノで快適に暮らしたい。 「物を捨てたら5キロもやせました」というメールです。
Mさんは料理の練習をしたいと思っただけであり、別にダイエットしたいと思っていたわけではないですよね。健康になりたい、とは思っていたようですが。
そして自炊を始め、ヘルシーな食事をしていたら、あまり甘いものを食べたくなくなってきたわけです。
食事をしっかり食べていると間食したいと思わなくなりますね。
ゆっくり食べるのもいいですね⇒お金のかからない究極のダイエット。ゆっくりよく噛んで食べる:12月の30日間チャレンジ
私もあまり砂糖は摂っていないのですが、ナッツの脂肪分の摂り過ぎみたいです。白砂糖なんて意識して遠ざけているのですが。
白砂糖のよくないところ⇒白砂糖はこんなに体に悪い~私が砂糖をやめた理由とは?
口寂しいときは水道水を飲む……肝に銘じたいと思います。
これからも、自炊生活楽しんでください。
☆30日間チャレンジが初耳の人はこちらをどうぞ⇒マット・カッツに学ぶ30日間で人生を変える方法~30日間チャレンジのススメ(TED)
今月は少食でいく予定
IさんもMさんも、「ダイエットしよう」と思っていなかったから、結果的にやせたんじゃないでしょうか。
「やせなきゃ」「ダイエットしなきゃ」と強く思うのは、「今の自分は大丈夫じゃない」と考えてしまうことですから。つまり足りないマインドです。
足りないマインドの話⇒こんな考え方が貧乏を引き寄せる。お金がたまらない恐怖のマインドとは?
自分に対してネガティブなイメージを持ちすぎると、ストレスがたまって、あるときどーんと爆食してリバウンドするような気がします(何度も体験しています)。
さらに、お二人とも、自分が口に入れるものに対して、しっかり注意を向けているのも適正体重になった大きな要因でしょう。マインドフル(意識的な)食事の継続です。
私なんて、完全にマインドレスでナッツを食べていました。
ちょっと忙しかったり、ストレスが増えると、無意識のうちに、パクパクとナッツを食べてしまうのです。5月~6月はやることがたくさんあり、いろいろとストレスも多かった月でした。
「今月はストレスを感じたら、水道水を飲む」というのをやってみます。そして全体的に食べる量を少なめにする予定です。
結局、何を食べるか、食べないか、どのぐらい食べるかは、生活習慣の1つ。健康的な食生活をすることに、意識的になればうまくやせられそうです。