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30代や40代でまだ若いのに、「毎日楽しくない」「人生がつまらない」とむなしい気持ちで暮している人へ、多少明るい日々を過ごすヒントを7つお伝えします。
まず、最近あまり楽しくないという読者のお便りを紹介しますね。
ひらりんさんからいただきました。
楽しいはずのことが楽しくなくなってしまった
メッセージを送りたいと思っていてちゅうちょしていたので、良いきっかけになって良かったです。
そしてまたメッセージを送りたくなりました。つたない文章ですみません。
毎日ブログが更新されるのを楽しみにしています。
関連の過去ログも沢山載せてあるので、それで過去記事を読んで勉強しています。
今日(2017.10.10)の記事の、『2016.02.27 幸せになる12の方法。お金や物では幸福になれません』も読みました。
私は、2年ほど前から、楽しいことにとても楽しいと感じられなくなっています。
原因ははっきりとはわからないのですが、加齢のせい(現在30歳の女です)、一昨年の5月から実家を出て夫と二人暮らしなので、家事や家計の事などの心配のせい、などが考えられます。
この状況を打開したくて、幸せに感じるには?ということに関心を向けるようになりました。
記事を1度読んだだけでは、すぐに解決とはいかないですが、記事の内容がきっと心にしっくり来る時があると思って、読み返したいと思います。
長々と失礼しました。筆子さんを応援しています!
ひらりんさん、メールありがとうございます。
プレゼント企画に参加してくださったんですね。ありがとうございます。
プレゼントって何? という方はこちらをどうぞ⇒プレゼント企画:あなたの一押し記事を教えてください。
楽しいはずのことって何でしょうかね? お風呂でしょうか? 私は毎日のお風呂や、昼寝がけっこう楽しみですが。
うつ状態に陥っている人は、たいていのことが楽しく感じられません。しかし、うつが軽いなら、自分で打てる手はいろいろあります。明るい気分になれそうなことを紹介してみますね。
年齢にこだわらない考え方
まず年齢について書かせてください。30歳で加齢のせいで楽しくない、っていうのがまったくもってよくわかりません。
確かに、18歳や20歳の人にくらべると30歳の人間は年をとっていますが、全体的に見れば、30歳は完全に若い部類に入ります。
人の一生を1日にたとえてみると
よく人の人生を1日にたとえることがあります。ひらりんさんが、1日のうち、いまどの時間にいるか考えたことがありますか?
2016年の日本女性の平均寿命は87.14歳です。
いま、30歳ぐらいの人が老後を迎えるころは、もっと平均寿命が伸びているはずです。仮に90歳としましょう。
1日24時間を90で割ると、1歳あたりおよそ16分。30歳は、1日が始まって8時間経過したあたりです。朝8時です。
これから活動に入る時間帯にいるのに、「年をとって、楽しくありません」なんて冗談も休み休み言ってほしいです。
人の一生を3日間の海外旅行にたとえてみると
1日にたとえるのがピンと来ないなら、人生を3日間の海外旅行にたとえてください。
1日あたり30年です。
初日は、移動時間もあるし、初めての土地で、びっくりすること、戸惑うことがあり、学びの時期。30歳は初日の終わりで、ようやくその土地のことがわかってきたかな、という段階です。
2日目は、その土地の名所をめぐりをしたり、郷土名物を食べたり、いろいろな人と会って話をしたりして、旅そのものを存分に楽しむ時間です。移動時間がないので、どっぷりと旅の楽しさにひたれます。
2日目が終わると60歳です。
3日目は旅先での最後の時間。移動時間があるので、旅の最終日は、たいていの人は、スケジュールを詰め込まないと思います。
どうしても見ておきたかった場所をまわったり、お土産を買ったり、お世話になった人にお礼を言ったりと、わりとゆったりめに観光するのではないでしょうか?
名残惜しい気持ちを感じつつ、最後のひとときを楽しみます。
自宅に戻る移動中は、旅行であったあれやこれやに、思いを巡らすでしょう。
ひらりんさんは、1日目が終わったところです。人生という旅もこれからです。
私の年齢は58歳と半年なので、1日でいえば、午後3時半ぐらい。3日間の旅でいえば、2日目の終わりあたりです。
まだまだ楽しいことがあるポイントにいます。
年齢は物理的なカウントでしかなく、気持ちのうえではあまり関係ありません。「年だからつまらない」「年だから~できない」とはなりません。
次に、つまらない人生を楽しくするヒントを7つ書きます。
1.楽しくない理由を見つけて解決できそうなら解決するよう努める
なぜ、楽しくないのか、原因を考えて、自分で解決できそうなことがあったら、解決するようしてください。
心配ごとや不安の解消には、この記事が参考になります⇒心配ごとをしない方法5選。小さな不安はこれで解消できる
この記事も参考になるかもしれません⇒考えたくないのに、ある考えが頭から離れないときの対処法←質問の回答。
原因がよくわからない時は、自分の考えや気持ちを紙に書くことをおすすめしています。
日記を書いてみたり⇒日記を書くことは心の断捨離に効果的。10年日記を使っています
ブレインダンプしてみたり⇒頭の中のガラクタを断捨離するブレインダンプのやり方
モーニングページを書いたり⇒モーニングページの書き方、やり方を教えてほしいという質問の回答。
やり方にこだわらず何でも自由にノートに書いたり、マインドマップを描いてみたりしてもいいです。
2.自分の力の及ばないことに対しては悩みすぎない
世の中にはいくらがんばっても自分ではどうしようもできないことがあります。
人の思考や行動、これから起きることなどは、自分ではコントロールできません。
そういうものから悩みが発生しているのなら、考えても仕方がないので、あまり悩みすぎないようにしてください。
3.日々小さな変化を起こしていく
問題解決のために、いきなり大きなことをしようとはせず、小さなことを少しずつ変える(始める)ようにします。
負担が小さいほうが、習慣になりやすく、成功しやすいです。小さな成功を積み重ねていくと、自信も生まれます。
いまの自分を180度変えようとすると、脳がついていきません。
少しずつ習慣を変えていく方法として、30日間チャレンジをおすすめしています⇒マット・カッツに学ぶ30日間で人生を変える方法~30日間チャレンジのススメ(TED)
30日間チャレンジで挑戦したいあれやこれや⇒人生を変えたいあなたに。30日間チャレンジのアイデア88選。
4.ポジティブな考え方をする
できるだけ物事のよい面を見るようにしてください。
楽しいか、楽しくないか、充実しているか、充実していないかは、自分が判断していること。前向きな考え方にシフトすると、外で起きていることは何も変わらないのに、楽しい気持ちなれます。
ポジティブに考えられない場合、できごとをありのままに受け取る、ニュートラルな思考をしてください。
ひらりんさんは、できごとを悪く悪く考えすぎているのかもしれません。
前向きになる方法⇒ポジティブ思考は学習できる。前向きになる4つのポイント教えます。
同じ1日でも、ネガティブ思考で生きるより、ポジティブ思考で生きる方が楽しくなります。
5.人と会って話す
実家を出てご主人と2人暮らしだそうですね。もし、昼間、あまり人と話をすることがないなら、話をするようにしてください。
他人と会話をすると、晴れやかな気持ちになります。
6.運動する
運動するとBDNF(脳由来神経栄養因子)という物質が出て、脳全体が活性化され、ストレスに強くなります。エンドルフィンやセロトニンなど、楽しい気分にしてくれる物質も出ます。
もし、現在、まったく運動する習慣がなかったら、軽く運動してみてください。
身体を動かしているといやでも楽しくなります。
ウォーキングで充分です⇒ウォーキングを開始して楽しく歩く4つの工夫:メリットとコツを知り継続する
7.人のために何かする
自分のことしか頭にないと、あまり楽しい気分になれません。
視点を外に向けて、ほかの人を楽しくさせることを考えてください。
誰かを楽しくさせることができると自分も幸せな気分になります。簡単なことでいいです。道ですれ違った人に、笑顔で挨拶するとか。
その他楽しくなりたい人の参考になる過去記事
うつうつとした気分を改善する方法を書いた記事はたくさんあります。
代表的な記事へリンクしておきます。
人生がつまらないと感じてしまう理由ともう少し楽しく生きる方法。
人生がつまらない人に。4つのものを捨てて生活を一変させてみる
幸せは自分の心の中にある、幸せをアウトソーシングしてはいけない(TED)
マインドフルネスで実現する。今この瞬間を生きて幸せになる4つの方法。
幸せはすぐそこにある:自然と美と感謝と~ルイ・シュワルツバーグに学ぶ(TED)
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今回は、毎日つまらない、人生、何をしても楽しくない、と感じてしまう心の持ちようを変えるヒントを書きました。
年齢を気にする人は、人と自分を比べていたり、30代はこう、40代はこう、という固定観念が強いのだと思います。
30歳から、オリンピックの選手やプロのダンサーを目指すなら、年齢がネックになることもあるかもしれません。ですが、毎日を楽しく過ごすのに、年は全く関係ありません。
さらに、無理に楽しくしようとか、幸せになろうと力まないほうがいいです。自分らしく、自然体で暮らせば、勝手に楽しくなります。