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秋の衣替えのタイミングで、もういらない服を捨ててはどうでしょうか?
日本の学校は10月1日に冬服の制服に変わるところが多いです。
それに合わせて、家庭でも、衣替えをするかもしれませんが、衣替えの時期は不用な服を捨てるチャンスです。
服を捨てるのが苦手という人が多いのですが、実は服は一番捨てやすいです。
1枚1枚は、軽いし、割れないし、かさばりません。万が一、捨てすぎてしまったとしても、補充も簡単です。
今日こそ、不用な服を一掃してください。
1.ゴミの種類を調べておく
自治体によって、衣服の捨て方が違うので、自分の住んでいるところは、何ゴミになるのか調べてください。
インターネットで簡単に調べられます。
ためしにいま、「名古屋市 服 何ゴミ」と入力して、Googleで検索したら、「衣類・布類はリサイクルに出しましょう!」という名古屋市のページが一番上に出てきました。
名古屋市では古着は集団資源回収の対象になります。
資源回収に出せるものと出せないものがイラストで書いてあり、透明か半透明の袋に入れて、口をギュッと結んで、新聞や雑誌の隣に出せ、とあります。
そのさい、「ハンガーはとってください」という当たり前のことまで書いてあります。
なぜ口をぎゅっとしめるのかというと雨に濡れるとリサイクルできなくなるからです。ボタンやファスナーを取らなくてもいいですし、使用中にボタンが取れてしまっていても問題はありません。
捨て方を調べ、使うゴミ袋を用意し、次のステップに行きます。
2.全出し
手持ちの服を全部ひっぱりだして、1枚ずつ見ていくのが一番確実です。
クローゼットの中でハンガーにかかっている状態で目視しても、もう着ない服がわかるかもしれません。しかし、ハンガーにかかっている状態だと、その服の全容が見えないため、デザインがよくわかりません。
しかも、クローゼットの奥のほうで落ちている服や、タンスの奥で丸まっている服に気づきません。
ただ、あまりに服の数が多い人は、全部出すと確認するのに時間がかかりすぎます。
近藤麻理恵さんは、家中にあるすべての服を出すようにいっていますが、手持ちの服が100着以上あると、大きな服の山ができて、1着ずつ見る気持ちがくじけます。
手持ちの時間を考慮して、「きょうは、バーにかかっている服、明日は、こっちのクローゼットの服、明後日は、タンスの1段目の服」というように、少しずつ、しかしすべてをチェックするほうが現実的でしょう。
3.こんな服はもう捨てる
服の山から1枚ずつ見ていき、以下の服を捨てます。今回は、秋の衣替えのタイミングでやる断捨離なので、夏服、秋冬服にわけてリストアップします。
夏服、10アイテム
以下のような服は断捨離を検討してください。
・来年の夏はもう着ないと思うもの
・今年の夏、一度も袖を通さなかったもの
・サイズが変わったため、着られなくなった服
・そもそもサイズがあっていないのに無理して着ている服
・難があり、いつまでも修理しないで放置しているもの
・タンスやクローゼットの同じ位置にいつもあると思われるもの(つまり手にとらないもの)
・買ってきたまましまいこまれていたもの
・存在を忘れていた服
・枚数が多すぎるTシャツ
・枚数が多すぎるタンクトップ
・嫌いな服
いま、日本でどんな服装が流行っているのか知りませんが、近年、ずっと重ね着が流行っているようです。
重ね着が好きな人は、重ねない人に比べて、ニットやカットソーなどのアイテムが増えがちなので、気をつけたほうがいいでしょう。
秋冬服
考え方は夏服と全く同じです。
・この秋冬、着る気がないもの
・去年の秋冬、袖を通さなかったもの
・難があり、なおかつ修理する気がないもの
・もともとサイズが合わない服
・サイズが変わって着られなくなった服
・メンテナンスが大変な服(特別なクリーニングが必要だとか)
・着るのが大変な服(ボタンが多すぎるとか)
・嫌いな服
・人にあげるつもりでそのままになっていた服
・なんだかピンと来ない服
捨てるのがもったいないと思ったら、以下の記事を読んでください
⇒もう着ない服、だけど捨てるのはもったいない、そんな時の思い切り方。
⇒もったいないから捨てない。この決断のせいであなたが失っているたくさんのもの。
4.最後に着たのはいつか?
どの服も、みんな大事に思える、みんなときめく。
そんな気がして、捨てる服を決められないときは、最後にその服を着た時期を考えてください。
この1年着ていないのなら、特別なことをしない限り、たぶん、これからも着ません。
ほかにも着る服があったから、その服を着ることがなかったのです。
その服以外のすべての服を捨ててしまえば、今後着る時が来るでしょうが。
最後にその服にアクセスした時期が古ければ古いほど、次回アクセスする時は遠い(つまり永遠に来ない)と、コンピュータサイエンスの専門家が言っています⇒よりよい決断をする3つの方法、コンピュータのように考える(TED)
5.思い出の品はクローゼットから出す
もう着ることはないけれど、思い出の品として大事な服があるかもしれません。
たとえば、母親から譲り受けた服、恋人からプレゼントしてもらった服、はじめての給料で買った服、旅先で買った服。
私にはそんな服はないので、具体例がずれているかもしれませんが、衣類という実用品として持っているのではなくて、思い出の品としてキープしている服です。
そのような服は、タンスやクローゼットから出して、大切な思い出品を入れるスペシャルな場所に移動させてください。
タンスやクローゼットはあくまでも、いま現在、着ている服をしまっておく場所です。
尚、思い出品も、あまりに持ちすぎるとガラクタになるので、使える物は使ったほうがいいです。
思い出品を活かす暮らし方⇒実例あり:今の生活の中で、もっと思い出の品を楽しむ5つのヒント
5.1つに絞る
似たようなアイテムをいくつも持っていると数が増えます。1つに絞れるものは1つに絞ってください。
もちろん、スペアを持っていたほうがいい服もあります。
私はいま、レギンスを1着だけ持っていて、毎日のようにはいています。このような着用の仕方をすると、痛みがはげしく、早くだめになります。
今年は、買わない挑戦をしているため⇒買わない生活を継続するために私が心がけていること、スペアを買っていないのですが、通常はレギンス2本を回しています。
そういう、ふだんよく着るアイテムは、スペアがあるほうが妥当でしょう。
しかし、めったに着ないワンピースやらをそんなに何着も持っている必要はありません。
着用頻度が低いアイテムなのに、ダブル、トリプルと数を集めているものがあったら、お気に入りだけを残し、ほかは手放してください。
6.残す服は着てみる
手元に残そうと思った服を、すぐにタンスやクローゼットに戻さないでください。
戻す前に着てみます。
実際に着てみると、実はサイズが合っていなかったり、着心地が気に入らなかったり、鏡に写った姿にピンとこなかったりし、捨てたほうがいいと気づくかもしれません。
特に、3年ぐらい着ていなかったのに、「今年は着るつもりだから」と思って残した服は、必ず一度着てみてください。
捨てない言い訳として、「今年は、着るの」と自分を納得させていただけかもしれません。
7.ゴールは服を減らすこと
服をひっぱりだして、1枚ずつ、「いる・いらない」「また着る・もう着ない」と考える。
なぜこんなめんどくさいことをするのか?
すべては、手持ちの服を減らすために行うことです。
このミッションのゴールは服の数を減らすことです。服の数が減らなかったら、やる意味がありません。
最初は、服を減らすつもりで始めても、1枚1枚見ているうちに、このゴールを忘れてしまう人がいます。
ひっぱり出したすべての服を、前よりきれいに並べて、収納して終わりにする人が。
数を減らすことを意識すれば、「また着るかもしれないし~~」なんて甘いこと言っていてはだめだとわかります。
服を捨てる話、過去記事にたくさん書いています⇒洋服を減らしたいならこれを読め:ファッション関連記事のまとめ
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衣替えの前に、服を捨てるすすめを書きました。
読者の中には、「もう衣替えしなくてよくなりました」という方もいらっしゃいますが、そういう方も、季節の変わり目に手持ちの服を見直してください。
Tシャツなどは、増えがちですから。