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読者のお便り紹介コーナーです。今回は、先月(12月)にいただいたメールからランダムに4通シェアします。
内容:
・遺品整理をやり終えた
・急に断捨離にめざめた
・年をとった今のほうが幸せ
・クリスマスツリーを捨てた
まずマリンカさんのメールです。
遺品整理が終わってホッとした
件名:遺品整理をやり遂げました
以前お便りさせていただいたマリンカと申します。
この夏に母が亡くなってその後、書類関係手続きや実家の遺品整理をずっとやっていました。
写真や手紙類などゆっくり仕分けたい物は一旦私の家に持ち帰り、実家は明け渡しが終わって(賃貸でした)、ようやく一段落ついたところです。
年内に終えることが出来てホッとしています。
父も姉もすでに亡くなっており、付き合いのある親戚もいなかったため、すべてを私ひとりの作業で行いました。
大変ではありましたが自分1人で決断し物事を進めていくのは、ストレスがありません。
「それはダメだよ~こうしなきゃ」などの横やりも入らないし、ひたすらやれば終わるのですから。
とは言え最初に実家でたくさんの家財道具を前にした時は、「ああ私はひとりぼっちになっちゃったんだなあ」という寂しさと、
「どーすんのこの物の量。ホントにこれ終わるの?」という圧倒感でしばらく呆然として座りこんでしまいましたが、
「感情は感情、作業は作業。今やるべき事は作業!」と割り切って取り組んでゆきました。
遺品を分けながら何度か泣いてしまうこともありましたが、作業の手が止まることはほぼありませんでした。
この辺の実際の捨てる作業については、筆子さんのブログを毎日、過去記事もさかのぼって読んでいるので、かなり身についていたのだと思います。
なので筆子さんにはとても感謝しています。ありがとうございます。
「出会った全ての人に感謝してきちんとお礼を言う」のがここ最近の私のチャレンジ項目ですので、筆子さんにもお礼を言いたかったのです。
ではこれからも筆子さんの素敵なブログ記事、楽しみにしています。
メリークリスマス!良いお年を!
マリンカさん、こんにちは。
メールありがとうございます。遺品整理、お疲れさまでした。
お母さん、去年、お亡くなりになったのですね。
お寂しいと思いますが、遺品整理が終わって一段落つきましたね。
賃貸だと、ずっとそのままにしておくわけにはいかないので、早急に、片付ける必要があります。
ずるずると物を持ち続けることにならず、そういう意味では、かえってよかったんじゃないでしょうか?
お母さんも、マリンカさんが、すがすがしく暮らしているほうがうれしいと思います。
私は、たいしたことはしておりませんが、このブログが何かのお役にたてたのなら、とてもうれしいです。
それでは、マリンカさん、今年も充実した1年になることを祈っています。
次は、ハナさんのお便りです。
急に断捨離に目覚めた私
件名:初めまして。
アメリカに住んでおり、20代の頃はカナダにも住んでいた事があります。
夫婦二人で一緒に車に乗ることが多いため、万が一交通事故で2人とも死んでしまったら、この家を子供たちが片づける事になるのかと思った時、急に断捨離に目覚めました。
以来、筆子さんのブログをむさぼるように読ませていただいています。
転勤族で海を越えての引越しが多かったので、物は少ない方かもしれませんが、それでもガラクタが多く、もっと早く断捨離していれば、これまでの引越し料金をもっと節約できたでしょう・・・
これまでは、物を収納する事ばかり考えており、積極的に捨てることを考えたことがありませんでした。
私の小学校の卒業文集などを後生大事にかかえて引越ししていました。私がいらない物は、子供たちがいるわけありませんよね。
本当に目から鱗でした。
年に1回一時帰国しているので、これからは実家の断捨離にも着手しようと思っています。
断捨離以外にも興味深い記事が多く、とても勉強になります。いろいろなTED Talkの紹介もありがとうございます。運動不足でしたので、スクワットにも挑戦し始めました。
これからもブログの更新楽しみにしています。
ハナさん、はじめまして。メールありがとうございます。
もし、ハナさんが、アメリカの典型的な家(広くて、収納スペースがたっぷりあり、車が複数台おけるような駐車場つきの住まい)に住んでいたら、気をつけていても、物は増えてしまうでしょうね。
ガラクタを捨てる気になって、よかったです。
自分がいらない物は、子供たちもいるわけない、と書かれていますが、自分がいる物だって、欲しがらないと思います。
お金のように、この世界で、(今のところ)普遍的な価値が約束されている流動資産はべつですが、たいていの物は、その持ち主にとってだけ、価値があります。
物持ちの持ち主が突然死んでしまったら、どうしていいかわからない物が大量に残るでしょう。
社会全体に物があふれているから、人が死ぬまでにためこんでしまう物も多く、それゆえ、いまは遺品を処分する仕事があります。
大半の物が家の中で眠っているだけであり、持ち主亡きあとは、片付けるのが大変ですね。
最初にメールを紹介したマリンカさんのように、賃貸の家を、自分で片付ければ、たいして費用はかかりません。
ですが、持ち家に大量に物があると、片付けるのも相当な手間ですし、業者に頼むとそれなりに費用が発生します。
物が少ないほうが、自分も暮らしやすいし、いらない物は早めに処分したほうがいいでしょう。
それでは、ハナさん、今年もお元気で片付けをがんばってください。
スクワットについて⇒30日スクワットチャレンジを50代主婦が実践中~効果のほどは?
次は、夏椿さんのお便りです。
年をとった今のほうが幸せです
件名:ファンレターです(^▽^)/
初めて、こういうブログ系の作者にメールをお出しします。
年齢は、50歳になったときに四捨五入すると100歳だねと言われた時?!からどうでもいいものに、そして楽しいものになっております。
毎日11時になるのを楽しみにして、読ませていただいております。
2冊の著作も読ませていただきました。
わたしの考え方と似ているところも違うところも大好きで、勉強になります。
きょうは昔、40になったら死にます、なんて歌があったなあ、若かったあの頃より今のほうがずっと幸せで楽しいのにこれを味わわないで死ぬなんてもったいない・・・なんてことを思ったので、慣れないことをする気になりました。
お返事もいらないし、原文を使っていただいても(お役に立つことはないでしょうが)構いません。
これからも更新を楽しみにしています、お体に気を付けて風邪など召しませんように(⌒∇⌒)
夏椿さん、はじめまして。
メールありがとうございます。本も読んでいただいたのですね。
重ねてお礼申し上げます。
この記事を読んで、メールくださったのですね⇒家族の遺品を処理するタイミングを知りたい←質問の回答。
若い人の中には、年をとったら、もう絶望しか残っていない、といった考え方を(たぶん、無意識に)している人がいますが、若さに大きな価値を置いているから、そう考えてしまうのでしょう。
実際は、人間は不老不死ではないので、若いことにこだわっていると、自分が不幸になる一方です。
自然に逆行した考え方をせず、人間の運命をあるがままに受け入れたほうがストレスが少ないですね。
夏椿さん、「お役に立つことはない」と書かれていますが、少なくとも私は、記事や本を読んで、気に入ってくれた人がいるとわかり、大変、力づけられましたよ。
これからも、どうぞお元気でお暮らしください。
年をとるほど幸せになる理由とは?:ローラ・カーステンセン(TED)
最後は、coccoさんのお便りです。
クリスマスツリーを捨てた
件名:クリスマスツリーを手放したら身も心も軽くなりました
3度目のご連絡をさせていただくcoccoと申します。
毎度名前が変わってしまい申し訳ありません。メールアドレスは同一です。
今年はPTA役員を務め(小規模校のため子供1人につき1回義務なのです)、断捨離がすっかり滞ってしまい気落ち気味だったのですが、クリスマスツリーを手放したら身も心も軽くなりました。
タイムリーな話題と思い、ご連絡させて頂きました。
毎年11月末からツリーを飾っていたのですが、子供のクラスがインフルエンザで学級閉鎖になるなど、心身ともに飾る余裕がなかったのがきっかけでした。
子供の頃に実家で飾ってもらっていたものを譲り受け、毎年飾っていたのですが、古いためかポロポロ緑色の葉の部分が落ちて来ることや、1か月も飾っておくとほこりがたまることなどが気になり、出すのがゆううつだったのです。
筆子さまのブログを拝見しながら、思い切ってツリーを断捨離してしまえばいいのでは?と思い、実行しました。
ツリー本体、数々のオーナメント。クローゼットはスッキリし、ツリーを飾ったり仕舞ったりする時間もなくなりました。
何も飾っていないわけではないです。
繊細にクリスマスの雪景色が象られた、ツリー型のオルゴールは飾ってあります。
2万円の品物です。断捨離したツリーは3000円。
オーナメントも数百円のもの。限られた空間を物で満たすより、余白を十分に残して、本当に気に入ったものを置いておいたら幸せなのだと感じました。
それを機に、物置化していた納戸の片付けやクローゼットの収納改造にも着手でき、収納スペースを見るのが楽しくなってきました。
2013年から持たない暮らしを目指して物減らしをしていますが、久々に納得のいく断捨離ができ、人に見られても恥ずかしくない収納スペースになりました。
良い年末年始を迎えられそうです。子供の成長とともにどんどん物が増えていくので、断捨離をライフワークとして継続していきたいです。
coccoさん、メールありがとうございます。
タイムリーな話題を投稿してくださったのに、今頃、紹介する私をお許しください。
PTA役員のお仕事、お疲れさまでした。
持て余していたツリーを捨てて、気持ちが軽くなってよかったです。
子供の頃から、使っていたツリーだそうなので、買ってから20年以上たっているのでしょうか?
ポリ塩化ビニル(PVC)製のツリーは5~6年しか持たないと言われているので、寿命が長かったですね。
そのぐらい長く使えば、人口ツリーの環境への負荷も軽減できます。
私が見たニュースでは、フェイクツリーを20年以上使い続けたら、生木のツリーよりも環境へのインパクトが少なくなる、と言っていました。
10年という説もあります。しかし、プラスチック製のツリーは、そんなに長くは持たないと思います。
生木のツリーのほうが環境にいい話⇒クリスマスツリー、環境に優しい天然木 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
それでは、coccoさん、今年もお元気で、シンプルライフを楽しんでください。
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いつもいろいろなお便り、ありがとうございます。
私のほうこそ、いただくお便りを拝見していると、いろいろ気づきがあり、とても勉強になります。
さて、我が家は、この家に引っ越してきてからは、ツリーをはじめ、クリスマスの装飾はいっさいしていません。
クリスマスカードをもらったら、壁にマスキングテープで貼るぐらいです。
マスキングテープのミニマリスト的活用方法、これ1つあればアレンジは自由自在
天井が低いので、ツリーを飾るとしても、そのサイズは小さくなるでしょう。
しかも、リビングルームは、夫が、ソファー2つ、変な机、テレビを載せた台、変な額で側面をおおいいつくしているので、ツリーを置く場所がありません。
置くとしたら、真ん中ですが、ここに置くと、夫のテレビ視聴にさしさわるので、絶対置きたがらないはずです。
それでは、次回のお便り紹介コーナーをお楽しみに。