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もっとシンプルに暮らしたいけれど、あまり物を捨てたくないし、捨てたくても、物がありすぎて、どうしていいのかわからないと悩んでいますか?
そんな人は、きょう紹介する7つの場所を、毎日日替わりで3ヶ月ぐらい片付けてください。
1つひとつの片付けのハードルがとても低いので、すぐに片付けに慣れるし、この7つの場所をきれいにしておくと、生活が整ってきます。
曜日ごとに紹介していますが、ご自身のスケジュールに合わせて、適宜、曜日は変えてください。
所要時間は長くても、1回15分です。
最初の週で、片付けきれなかったら、翌週の同じ曜日に続きを行います。
月曜日:メールのインボックス
月曜日はデジタルなものを捨ててみましょう。
メールのインボックス(inbox)をきれいにします。
inbox、日本での呼び名がわかりませんが、受信箱/受信トレイでしょうか?
着信したメールが、最初に入る場所です。
ここにずっとメールをためてる人がいますが、たくさんあると、大事なメールもそうでないメールも一緒くたになってわけがわからなります。
インボックスを見るたびに、脳が疲れるのは、ガラクタが多い部屋に座っているときと同じです。
週に1度は、インボックスに何もない状態を作ってください。
参考⇒もう受信箱にメールをためこまない~私がおすすめするシンプルなメール管理法。
以前、知人に、インボックスにものすごくメールをためていた人がいました。
この人は、インボックスが、「着信したメールの一時置き場」であることを知らなかったので、半永久的にためていたのです。
たくさんあるメールを一気に削除しようとすると、メールソフトがフリーズしますので、少しずつ削除してください。
人との連絡はLINEばかりで、メールは使っていないという人は、スマホの着信画面を整理するといいでしょう。
火曜日:シンクの中
このブログでは、シンクを毎日磨くことをおすすめしていますが⇒流しをピカピカに磨くことが家全体の片付けにつながる~ミニマリストへの道(26)
「食後数時間以内に使った食器を洗う習慣がない人もわりといるらしい」と読者のお便りを読んでいてわかりました。
もし、あなたがそうなら、週に1度は、きれいにすることを心がけてください。
週に1度でも、シンクをリセットできれば、キッチンが大々的に散らかることを防げます。
流しに食器をためていると、次第にそのまわりも汚くなっていくので、気をつけましょう。
水曜日:キッチンのカウンター
シンクがきれいになった翌日は、キッチンのカウンターをきれいにします。
正直言って、人が何をキッチンのカウンターにのせているのか、よくわかりません。食べかけのお菓子やパンでしょうか?
我が家のカウンターは狭いので、ここに余計なものがのっていたら、料理をすることができません。
「空いてるスペースにどんどん物を積み重ねちゃうから、いつまでたっても汚部屋から抜け出せないの」という人は、思い切って狭い家に引っ越すのも1つの手です。
つまりダウンサイズです⇒小さな暮しを満喫中~生活をダウンサイジングしてやらなくてもよくなった7つのこと
ダウンサイズして、片付けるしかない部屋に引っ越します。
収納スペースや、物をちょい置きできる場所があると、物が増えます。 荒療治ではありますが、そんなことができない部屋に引っ越してしまえば、新しい世界が開けます。
住宅にかける費用も安くなりますよ。
木曜日:ワーキングスペース
ふだん、仕事をしている机とそのまわりを片付けます。
私の場合、デスクトップパソコンを置いている机の上や、その机の引き出しです。
特に、引き出しの中に、いつのまにか紙がたまります。
現在、5捨て3処理をしていますが⇒毎日3つ処理してみよう:ガラクタのない家で暮らすコツ(その3)
「今日は捨てるものがないかも?」と思っても、引き出しの中を見てみると、「あ、こんなのもういらないよな」と思う紙切れが高い確率で見つかります。
会社で仕事をしていない人も、書いたり、読んだり、まとめたりといった事務処理をするスペースがあると思うので、そこを片付けてください。
もしかしたら、それはダイニングテーブルの上かもしれませんね。
机の上の片付け方⇒今さら人に聞けない机の上の正しい片付け方:「きれい」のキープは難しくない
金曜日:その週届いた手紙、DMがある場所
手紙やDMは、ためこまず、すぐに処理することをおすすめしています⇒汚部屋になる理由は1つだけ。すぐできることを後回しにしていませんか?
ですが、「すぐに処理してください」と言われて、そうできるなら、汚部屋になっていないし、このブログを読んでもいないでしょう。
何か深い事情(長年の習慣や、特殊な生活環境)があって、すぐに処理できないのなら、週に1度は、処理するようにしてください。
週に1度なら、そこまでたまらないと思います。
家族が多くて、郵便物も多い人は、捨てるのと同時進行で、いらない郵便物が入ってこないようにします。
土曜日:財布
土曜日は財布です。
財布の中に入っている必要のないものを捨てます。
お金はたまらないのに、どうでもいいものがたまるのが財布です。
使うあてのないポイントカードや割引券、小銭貯金に回すべき小銭、もういらないレシート、何かのメモ、お菓子の包み紙。
長財布のように、大きな財布であればあるほど、関係ないものが入り込みます。
最近は、スマホや保険証も入る財布があります。「これ1つ持って出れば、どんな用事もすませることができます」と、多機能ぶりをアピールする商品も増えていますね。
ですが、こうしたすばらしい機能や特徴が、悪いほうに出ると、その財布は、「何でも入れ」や、「小型ガラクタ運搬袋」になってしまいます。
財布には、そこに入っている必然性のあるものだけを、厳選して入れるようにしましょう。
そのほうが、お金の出し入れが簡単です。
日曜日:バッグ
日曜日はいつも使っているバッグの中をきれいにします。
どうでもいいものがたくさん入っている財布が小型ガラクタ運搬袋なら、バッグは中型ガラクタ運搬袋です。
財布やバッグなど、日頃持ち歩くものは、小さくて軽いにこしたことはありません。
重いバッグは肩こりとストレスのもと~バッグの中身の断捨離は欠かせない
バッグの中がきれいに整理されていれば、取り出したいものをさっと取り出すことができるので、よけいなストレスが減ります。
バッグを複数持っているとは、その分、中身をチェックし、きれいにする手間が増えます。
たくさんバッグがあるなら、少し減らしたほうがいいでしょう。
番外:車の中とホットスポット
このほかに、物がたまりがちな場所として、車の中とホットスポットがあります。
必要に応じて、自分のスケジュールに入れてください。
インボックスを片付ける必要がないなら、この日は、ホットスポットを片付ける日にするとか。
ホットスポットは、家の中でも、とくに物がたまってしまう場所です。
たとえば、床の上で、服や雑誌が山積みになっている場所や、ダイニングテーブルや下駄箱の上のはしっこ。
どこに物がたまりがちなのかは、客観的な目で見てみればわかります。
わからないときは、部屋の写真を撮って、時間を置いてから見てください。
関連記事もどうぞ⇒家事の週間プランで綺麗部屋の住人へ~ミニマリストへの道(29)
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毎日忙しい、疲れている、仕事の時間が不規則、疲れやすくて集中力がない、などの事情がある人も、1日15分X7つのエリアの片付けをする時間はあると思います。
早速、月曜~日曜日までの週間スケジュールを考えて、今日から片付け始めてください。
何もできない日でも、その曜日のエリアの片付けだけはやる、と決めて、3ヶ月ほどやってみると、必ず、生活が変わります。
ほかの場所もきれいにしたいと思うでしょう。
尚、私のように大半の不用品を捨てて、持たない暮らしをすると、この記事で紹介したスペースは、意識して片付けなくても、おおむねきれいです。
物が少ないと、片付ける手間がいらないので、「片付けるのが面倒でしょうがない」と思うなら、持たない暮らしを試してください。