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夏は楽しいことがありすぎて、片付けをする気になれない。もしくは、暑すぎて、不用品処分にがんばる気にはなれない。
そんなときでもできる、きわめてプチな断捨離を紹介します。
「部屋の中がどんどん散らかっているな」と思ったら試してください。
期間は、今から、8月が終わるまでの2週間を想定しています。
1日15分ぐらい取り組んでください。
1.薬
薬をまとめている箱の中を片づけます。
風邪薬、虫刺されの薬、ばんそうこう、日焼け止め、かゆみ止め。
医薬品、医薬部外品、化粧品。
こういう細々としたものはどんどん増えていきますよね?
薬箱の中を見直して、もう使わないものや、今の生活に関係ないものは処分しましょう。
もし、家のあちこちに散っているなら、まずは、一箇所にまとめることから始めてください。
捨て方は、自治体のガイドに従ってください。
通常、薬は燃えるゴミですが、大量にあるときは、ドラッグストアに相談してくださいね。
2.サングラス・メガネ
ファッショングラスが、引き出しの中にたくさんたまっていたら、少し捨てましょう。
今、サングラスは100円均一ショップでも取り扱いがあり、手を出しやすい値段なので、複数持っている人もいるかもしれません。
かくいう私も、昔、フェリシモで、「おしゃれメガネの会」(こんな名前ではなかったと思うけど、主旨は同じ)に入っていて、伊達メガネをいくつも集めてしまったことがあります。
もちろん、すべて手放しました。
老眼鏡が複数あったり、度が合わなくなったメガネをしまいこんでいたりすることもあります。
家中のメガネを見直して、少数精鋭にしましょう。
3.帽子
メガネの次は帽子です。
帽子は、わりとかわいいアイテムなので、好きな人はいくつも買ってしまうものです。
しかも、冬と夏で使い分けますよね?
デザイン、素材とも豊富だし、最近は、UVカット機能のある帽子や、丸洗いできるものなど、機能性でも差別化が進み、「この服には、あれ、こんなときはこんな帽子」と考えていると、数が増える一方です。
でも、帽子屋になるつもりがないなら、そんなにいくつもいりません。
私が、春夏に使う帽子は1個だけですが、これで十分間に合ってます。
9年前、日本に帰ったとき、名古屋の金山というところにある Olympia(オリンピア)という雑貨屋のセールで500円で買ったものです。
4.日傘・その他の日焼け止めグッズ
ついでに、日傘や雨傘、その他の日焼け止めのためのグッズも見直しましょう。
20年以上前のことだったと思いますが、春先、名古屋に里帰りして、娘を公園に連れていったとき、顔にマスク、腕に手袋の女性が茂みの中から出てきて、ぎょっとしたことがあります。今でもこの光景が頭に浮かぶほど。
もはや、マスクは普通なので、もう驚きませんが、正直、夏の長手袋にはまだ驚きます。
最近、日本の夏はとても暑いので、手袋をする人はいないと思うけど、9年前に帰ったとき、友人が、「私も手袋をする」と言ってました。
マスクや手袋の着用は、個人の勝手ですから、べつにいいのです。いいのですが、正直私は、「手袋をするぐらいなら、長袖を着ればいいのでは?」と思います。
日本は、このような、機能性があるのかどうか微妙にわからないファッション雑貨が、際限なく製造・販売されるため、何も意識していないと、どんどんファッション小物が増えます。
マスクの飾りとか。
より快適に過ごせる、生活が楽しくなる、便利になる、自分のためになる、持っていると楽しい、要するに、より幸せになれると思って買った、細々としたものをすべてひっぱりだして、しっかり見てください。
本当に、自分の暮らしがよくなっていますか?
大半のものが、引き出しの中に突っ込まれたままではないでしょうか?
5.夏用の食器
コップ、涼し気なガラスの食器や、アイスクリームを食べるためだけの器、ストローなど、夏専用の食器を見直します。
ガラスは通年で使えるから、捨てずに年中使えばいいです。
ただ、夏しか使わないだけでなく、この頃は、ほとんど取り出さない食器があったらもう手放してください。
子どもたちが巣立ってから全然使っていない冷や麦セットとか。
以前、食器が増える理由を書きましたが⇒なぜ日本人はこんなに食器を持っているの?~食器が増える理由と増やさない方法
日本は食文化が豊かだから、料理の種類(和風、洋風、中華、イタリアン、エスニックなど)にプラスして、季節ごとに食器や食卓小物を揃えがちです。
夏専用のガラスの箸置きとか。
確かに、雑誌やインスタグラムにのっている、夏専用の涼しげな食器は素敵に見えます。
ただ、私たちは、生活していかなければならないので、余分なものは、できるだけ持たないほうが自分が楽なのです。
「この器はどうしても捨てられない」
そんな食器があったら、しまい込まずに、残りの2週間、思う存分使ってみてはどうでしょうか?
私も、以前、懸賞でもらった、かわいいアイスクリーム用の器を持っていました。
使用している写真はこちらの記事にあります⇒半期に1度の野望ガラクタ捨て祭りのススメ。今日こそ現実と折り合いをつけよう。
ずっとしまっていましたが、それでは意味がないと思い、ある夏、わりと徹底的に使いました。
さんざん使った結果、実用的でないし、我が家の事情に合わないし、収納に場所も取るとわかったので、処分しました。
夏専用の弁当箱や水筒、ストロー、ランチョンマット、クーラーボックス、保冷剤なども見直しましょう。
6.夏用のおもちゃ・スポーツ用品
夏になると出番が増えるおもちゃやグッズを見直します。
海水浴で使うもの、キャンプで使うもの、夏祭りで使うものなどなど。
こちらも、食器と同じで、残りの2週間を使って、思いっきり使ってみてください。
子供が小さいとき使ってそのままになっているシャボン玉や古い花火があったら、全部消費しましょう。
たたんだビーチボールがあったら、一応、ふくらませてください。もしかしたら、穴が開いているかもしれません。
こわれたおもちゃがあり、今後も使うつもりなら、2週間のうちにしっかり修理してください。
7.Tシャツとサンダル
衣類と靴は、Tシャツとサンダルだけにしぼって整理してください。
夏物を全部見直したいと思うかもしれないし、そうしてもかまいませんが、服がたくさんあると大事(おおごと)になるので、Tシャツだけ、サンダルだけと制限したほうが、片付けが続くと思います。
Tシャツの整理が終わったら、タンクトップ、それが終わったら、ボトムスと順番にタックルすればいいでしょう。
夏の断捨離のコツ
最後に捨てるコツを3つ書いておきます。
1)タイマーを使う
集中して作業するために、タイマーを使います。
タイマーを使って仕事や家事に一点集中~ミニマリストのタイマー活用法とは?
2)やりすぎない
1日15分ぐらいにとどめて、やりすぎないようにします。
そのほうが続きます。
3)考えすぎない
いる、いらないを深く考えすぎないでください。
家の中でガラクタ化していたものは、不要だからガラクタになっていたのです。
ということは、捨ててしまっても問題ありません。
■関連記事もどうぞ
捨てるのに抵抗がある人におすすめ。お盆休み片付けプロジェクト、7選。
お盆から始められる、人生をシンプルにしてストレスをなくす5つの方法。
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不用品を捨てると、ストレスを軽減できるので、無理をする必要はありませんが、1日1個ぐらいは捨てたほうがいいと思います。
さて、久しぶりにプチ断捨離の記事を紹介しました。
この記事でちょうど、50本目になったので、プチ断捨離の記事はこれで終わろうかと思っていますが、どうでしょうか?
過去の記事を読みたいときはまとめの利用が便利です。
何を捨てていいのかわからないときは、こんな物から捨ててみては?:プチ断捨離のまとめ、その2。
ものの捨て方で、ほかに知りたいことがあったら、記事ネタとしてリクエストしてくださいね。