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読者のお便りを2通紹介します。
・最近やっていることと、車を手放すことについて
・筆子の引っ越しについて
・お金の心配が異様にふくらんでいる人へのアドバイス by 筆子
まず、車を手放した経験を教えてくれたねぼすけさんのお便りです。
車のキーを大事に持っている
件名:お引越しがんばってください
昨年末にお便りをお送りしてから、早いものでもう4ヶ月が過ぎました。
2023年、いろいろ手放したから、新しいものが入ってきたのかもしれない。
1年の3分の1ですね。なんだかあっという間に1年過ぎてしまいそうなほど早く感じます。
今年習慣にしたいこと
年初に、今年の目標というか、習慣にしたいことをメモに書いて、毎朝必ず目にする場所(キッチンの手元灯スイッチの上)に貼ってみました。
内容は
-モーニングページ
-ウォーキング
-ドラムの基礎練
-中国語ニュース&ストレッチ
-中国語の勉強
です。毎日できているわけではないですが、できない日があっても気にしない、でも毎日やることとして意識する、ということを続けています。できる日が前より増えてきました。
結局、車は手放した
少し前に、車を手放すことについての記事がありましたが、私もお伝えしたいことがありお便りをすることにしました。
私も結婚とほぼ同時に夫の転勤が決まり、首都圏に引っ越しました。
夫も私も車を所有していたのですが、夫の車を家族の車として残すことになり(子供はおろか入籍もまだの段階で8人乗りミニバンに乗り替えた気の早い人です)、
自分の車は手放した方がいいのだろうとは思いながらも決めきれず、実家に空きガレージがあったので、今後帰省の際に乗るかもしれないと、とりあえず置かせてもらいました。
結局、1年ほどして手放しました。
やっぱり乗らないなと思ったのと、ガレージでほこりをかぶっているより誰かに乗ってもらった方が車にとってもいいだろうと思ったからです。
でもどうにも名残惜しくて、キーを1本手元に残しました。
ドアロックの開閉ボタンの付いたキーと、何も付いていない金属だけでできているキーがあり(古いですね、時代を感じます笑)、当時の私はボタン付きのキーは格好悪いと思っていて、いつも金属だけのキーを差し込んで開閉していたので、そちらを残しました。
車を手放してから10年以上経った今でも、まだそのキーを持っています。
でももう手放してもいいかなと、これを書きながら思いました。
初めて自分の車を手にした時の、それはもう本当に羽が生えたかのように自由を感じた気持ちや、気の向くまま時間の許すまま色々出掛けた思い出は、ちゃんと自分の中にありますから。
筆子さんの返信や皆さんのお便りを拝読して、本当に人それぞれだなぁと思いました。ありんこさんも、ご自身の納得いく結論が出せますように。
一人暮らしの資金フロー
そしてもうひとつ、どうしてもお伝えしたかったのが、筆子さん、お引越しと初めての一人暮らしがんばってください!ということです。
note拝読しました。
もし、子供たちが巣立った後、私も一人で暮らすなら…と思い立って資金フローなど書いてみました。
今のままでは厳しいことがよく分かったので、もっと稼げるように、貯金できるように、自分の暮らしを見直したいと思います。
そして自分の好きなことが収入に結び付くように、頭の中であれこれ考えるだけでなく、どんどん書き出して、少しずつでも形にしていきたいと思います。
筆子さんのおかげで、一人暮らしもありだと本気で思えました。ありがとうございました。
お忙しいとは思いますが、どうぞお体にはお気を付けてお過ごしください。お引越しやそれに関わる諸々の作業がスムーズに進みますように。
またお便りします。
ねぼすけさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
習慣にしたいことを毎日目にする場所に貼るのはいいアイデアですね。
リマインダーを用意しておかないと、自分が決めたことすら忘れますから。
車を手放した体験をシェアしていただき、ありがとうございます。なるほど、キーを記念品として残したのですね。
文字通り、車のキーが心の扉を開けてくれて、楽しかった体験を思い起こさせてくれますね。
noteの記事を読んでいただき、ありがとうございます。
一人暮らしのキャッシュフローを考えてみたんですね。
今、家族で暮らしている人でも、私ぐらいの年齢になるとそろそろ配偶者と死に別れるとか、片方が介護施設に入居するといった事情が出てくるので、「いつかする一人暮らし」のために、資金繰りの計算をしてみるのはいいことだと思います。
ドラマでは、「お互いいつ死ぬかわからないが、おまえより1日早く死にたい」とか、「きみが死んだら、翌日僕もあとを追う」といったロマンチックなせりふが出てきますが、ふつうは、配偶者が死のうと寝たきりになろうと、みんな、自分の寿命は全うしますからね。
将来、自分の世帯にどれだけ年金が振り込まれるのか、見込額を調べて、生活費を見積もったり、今、自分や世帯のメインの稼ぎ手が職を失ったときのために、緊急用の貯金(生活費の半年分ぐらい)を用意したりするのは重要なことだと思います。
引っ越しへの激励、ありがとうございます。この記事を投稿するころには、もう引っ越し(荷物の運搬)は終わっていますが、これは、予約投稿なので、荷造りはまだ全部終わっていません(4月30日に一気にやる計画です)。
がんばりますね。
これからもよろしくお願いします。ねぼすけさんもどうぞお元気でお暮らしください。
■車に関する記事
愛車を手放すのがつらい。気持ちの整理の仕方を教えてください←質問の回答。
次はやはり、引っ越しにエールをくれたベスさんのお便りです。
引っ越しがんばれ
件名:note楽しみにしてます
昨日の記事を読みました。
引っ越しして一人暮らしをされるとのこと。
ご夫君とはお別れしてしまうのですか?
とても寂しいです…余計なお世話ですが
でも考えぬいた上での決断だったのでしょうね。
筆子さんは真の意味で自立した女性だと感じます。noteも楽しみにしてますね!
お嬢さんお大事にしてくださいね。
私の娘は今年大学を卒業し就職しましたが、今まで散々夜更かしをしてきたので健康に気をつけて欲しいと思っています。
お引越し頑張ってくださいね。
ベスさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
noteの記事も読んでくれるとのこと、とてもうれしく思います。
はい、夫と一緒に人生を歩むのはやめました。
ベスさんは、ご主人とお嬢さんの3人暮らしで、私と家族構成が同じだったから親近感を抱いてくれていたんですよね。
でも、我が家がベスさん宅と似ていたのは家族構成だけです。
このブログには、夫のタメコミアンぶりしか書いていませんが、彼にはほかにもいくつか問題がありました。
人生の残りの時間はそういう問題に煩わされずに自由に生きたいと思ったので、一人暮らしをすることにしたんです。
生活費のことを考えると、夫と折半していたほうが断然、楽ですが、「ボロは着てても心は錦(にしき)」な生活を選択しました。
ベスさんのお嬢さん、就職されたのですね。
今は、ゴールデンウィークでのんびりしているのでしょうか。
ベスさんのところは、私の分まで、家族仲良く、お元気でお暮らしください。
経済的な不安が大きい人へのメッセージ
今週、お金の不安に関する相談メールをいただきました。
たまに、このように、経済的な不安や心配を訴えるメールをいただきます。
まだ20代、30代なのに、将来年金が少ないから心配だとか。
私は、もともとお金のことを考えることに興味がないせいか、自分が二十歳前後のとき、年金のことなど、全く考えていませんでした。
就職して、給料から社会保険料が引かれていましたが、ただそういうものだと思っていただけです。
年金がないのが心配なら、今から稼いで貯金をするだけでOKです。20代の人が、60代になるころには、年金支給年齢があがっているだろうから、仮に70歳から支給されるとすると、まだ50年もあります。
最近、日本でも貯金にちょっぴり利子がつくようになったので、50年間、複利で預けておけば、相当な資産がつくれると思います。
50年のあいだには、今の年金制度が変わりそうですが、悪いほうにばかり心配しないでください。ものごとには必ず、よい面と悪い面があります。
過度に心配する人たちは、本当に、あきれるほど悪い面しか見ていません。
誰にも50年後の年金制度を予測する力はありません。「年金がなくて、私は、退職したとたんに飢え死にする」という未来予測を信じるのは馬鹿げています。
老後の心配をするより、現在の収入と支出を把握して、自分が価値を感じるものにお金を使い、少しずつ貯金をしながら、今の生活を充実させてください。
20代・30代の人は、まだ働いていくらでも稼げるので、将来を心配して暗くなっているひまがあるなら、働いたり、将来の収入につながるスキルを身につけるほうにリソースを投下したほうがいいです。
さて、先日いただいた質問は、「円安の進行により、通貨危機やハイパーインフレーションが起きて円が紙切れになるのが心配だけど、どう考えたらいいか」というものでした(お便りの引用は不可)。
私は、日本で通貨危機やハイパーインフレはまず起きないことを、客観的な理由をそえて返信しました。
すると、私(筆子)が時間をとって返信したことには感謝するけれど、いまだスッキリしない、なぜならば~と、アベノミクスと日銀前総裁の政策の失敗をあげ、対外資産や外貨がいくらあっても市場で円が売られたら、あっというまに通過が下落する、という返信が届きました。
「あっという間」っていつですかね?
今月末とか?
ほかにも買い物依存症の人から、150%以上ネガティブなお便りを何通ももらうこともあります。
このような人たちに私が言いたいのは、将来のお金の心配より、今の自分のメンタルの心配をしてほしいということです。
何を心配しようと、その人の勝手ですが、こういう極端な思考は認知がゆがんでいるから起きることです。
今すぐ捨てたい根拠のない思い込み:10の認知のゆがみ、その1
ネガティブな人が陥りやすい思考のワナ:10の認知のゆがみ、その2
誰もが無意識のうちにやっているマイナス思考:10の認知のゆがみ、その3(終)。
認知がゆがんでいると、仮に明日、いきなりすごい円高になっても、それはそれでべつの大きな心配が発生します。
心配ごとが多い人は
・モーニングページを書くか、ブレインダンプをして、自分の感情を客観的に見る努力をする
ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ
・プロのセラピストや心理療法士、産業カウンセラーに相談する
この2つをやってみてはどうでしょう?
失礼を承知で書くと、私に妄想を書いたメールを送り、その返信に対して、全否定しか出てこないなら、プロに相談する時が来ています。
今は、オンラインで相談できますよ。
お金は少しかかりますが、弱ったメンタルをかかえたまま何年も生きるより、お金を払って、多少なりとも健全なメンタルに戻すほうが自分の人生のためです。
それでは、あなたも感想、質問、近況などお気軽にメールをお寄せください。
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お待ちしています。