服をチェックしている女性

断捨離テクニック

最終更新日: 2024.10.26

あればそのうち使うかも? そう思うアイテムを探して捨てよう。

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いつか使うかも、あればそのうち使うかも、万が一のために、念のために取っておこう、いずれ役に立つかもしれない、そのうち欲しい人が現れるかもしれない。

そんな理由から、使わずにずっと持っているものは、家の中でガラクタになっています。

今回は、そういう「そのうち使うかもアイテム」を探して捨てるすすめです。

よくある「あれば、そのうち使う」と思うものをあげますので、あなたの家にないか、探してみてください。

見つけたら、即捨てしましょう。



1.引っ越したら使うかもしれないキッチン用品

キッチンには、念のために置いてあるものがたくさんあります。

お客さんが来たら使う食器

ふだん使いしていないものは、みな、「お客さんが来たときのために」「特別なときのために」取ってあるものですが、過去1年、その「特別なとき」が何度ありましたか?

そもそも、自分にとって「特別なとき」がどんなときなのか、説明できますか?

特別なときが特別であるためには、頻度はそんなに高くありません。月に1度程度でしょうか。

全く出番がないとしたら、「特別なとき用」とは、言えないでしょう。





今使っているものがだめになったときに使うユーテンシル

お箸やスプーン、フォークをたくさんあるとき、「いつか、今のがだめになったら下ろそう」と考えていると思います。

しかし、こうしたユーテンシルは、ちょっとしたギフトでもらうことが多いので、需要にたいして供給が多すぎます。

そのまま放置すると、何十年たっても使うときがありませんよ。

めったに使わない調理ツール

料理好きな人は、特定のものを作るための調理家電をよく買います(私の夫がそうでした)。

たとえば、ヨーグルトメーカー、ワッフルメーカー、ホームベーカリー。

毎週使っているならいいですが、当初の熱がさめたあと、しまいっぱなしになっているなら、ただの場所ふさぎです。

モノを持ちたくないあなたへ~こんなものはキッチンには不要です

2.違う自分になったら使う衣類やファッション小物

「何年かのちに使うかも?」そう思っている服も見直しましょう。

やせたときのために取ってある服

ワンサイズ小さいジーンズなど、昔は入ったけど、入らなくなってしまったものを、「いつかやせるから」と思って取っておく人がいます。

ジーンズ1本ぐらいならいいかもしれませんが、こうした考え方をする人は、スカート、トップス、コートも少し小さめのものや、デザインが若すぎるものを捨てません。

実際は、年を取れば取るほど、基礎代謝が落ちるので、今と同じライフスタイルを継続すると、やせません。

往年の美男美女のスターが、年をとると、多くの人が、ふっくらしますよね? 

やせるのを待っているうちに、トレンドも変わります。

「特別な時のため」に残しているフォーマルウェア

フォーマルウエアはめったに着ないので、たいていしまいっぱなしになっています。

使うときが来て久しぶりに出してみたら、サイズが合わなくなっていたり、デザインが少し古く見えたりすることもあるでしょう。

保管している間に生地が劣化していたり、シワや匂いがついていることもあります。

結局、「着ようと思ったけれど、だめだわ、これ」と感じて新しく購入するのです。

特別な日のためにフォーマルウェアを用意しておきたい気持ちはわかりますが、必要になったときにレンタルを利用したり、シンプルで着回しがきくデザインの服を1着選んでおき、いつもそれを着たりするのも、合理的な選択です。

数年間袖を通さなかったフォーマルウェアは、手放すことを検討しましょう。

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もう使わないバッグや靴

靴やバッグが好きな人はたくさん買ってしまうので、使わないものが増えます。

しかし、いずれも好きで買ったものだから、手放すことはしません。

でも、その服や靴、本当に必要ですか?

流行や生活スタイルが変わると、たとえ、お気に入りでも使いにくくなります。

一度、現実的な視点で見直してください。

「この1年で使ったか?」「今の自分に本当に似合うか?」「今の生活に必要なアイテムか?」

こう自問すると、答えがはっきりするでしょう。

状態の良いものはリサイクルショップで売ったり、友人や家族に譲ったりするのがおすすめ。

しまいっぱなしにしておくより、誰かに使ってもらうほうがいいです。

3.大事そうなことが書かれている書類

紙に書かれている、ただそれだけで、その情報は大事に思え、紙を捨てられません。

しかし、すべての紙が大事なわけではありません。

以前の仕事の資料

とうの昔に終わった資料を、「今度、同じようなときがあったら使えるかも」と思ってしまっていませんか?

全く同じケースが必ず来て何度もリピートするとわかっているなら、段ボール箱に入れっぱなしにせず必要な部分をデジタル化し、いつでも取り出せるようにしておきましょう。

年々、仕事の状況が変わるなら、古い資料はもはや思い出の品です。

100枚あるなら1枚だけ厳選して、ファイリングしてはどうでしょうか?

仕事で使う書類や本で書斎がいっぱい~この問題を改善する方法。

自分で取ったメモ

昔自分で取ったメモ。当時は、「大発見!」と思ったメモも、少し成長した今の自分が見ると、ありきたりすぎるアイデアかもしれません。

仕事や料理のヒントなど、「これは後で使える!」と思って取ったメモ。その知識、実際に何かに使いましたか?

感銘を受けた名言やモチベーションアップに役立つ言葉も、今の自分には響かないかもしれません。

結局、メモは、その時の自分には大事だったけれど、今の自分には「もう終わったこと」であることが多いのでは?

私の場合、字が汚いので手書きのメモは、そもそも判読不能です。

古い保証書や取扱説明書

保証書や取扱説明書は、文字通り、「何かが起きたときのために」取っておきがちです。

しかし、保証書には期限があります。期限が切れているものはどんどん捨てましょう。

取扱説明書は、今は、ネット上で参照できます。

4.いつか時間ができたときに使うもの

趣味や娯楽に関するものは、「いつか時間ができたときに」「定年退職したときに」と、使うことをどこまでも先延ばししてしまいがちです。

いつか読む本

もう読み終わったけど、また読むかもしれない。まだ読んでいないけど、そのうち時間ができたら読もう。

そう思っている本、本当にまた読みますか?

読むならとっくの昔に読んでいたのでは?

私自身、本が好きで、以前はたくさん持っていました。でも、「ずっと読んでいない本」を読むときはありませんでしたよ。

というのも、本は次から次へと発売され、読みたいものが出て切るからです。

いつか編む毛糸・何か作るのに使う布

クラフトの材料も、「そのうち使う」と思ってたまってしまい、収納場所を占領しています。

一度手持ちの材料を見直してみましょう。今すぐにでも作りたい具体的なアイデアが思い浮かびますか?

何も思い浮かばないものは、手放すほうがいいかもしれません。

アイデアがあったとしても、作る時間を捻出しなければならないので、「今日から早速作る」とはなかなかいかないものです。自分の持ち時間についても、考えてみましょう。

寝かせておいたうちに、色や柄、素材が好みではなくなっている場合もあります。

趣味で使う服や道具を捨てられないと悩んだらこうしてみる。

もう使わない楽器やゲーム

子どもが小さいときはよく弾いていたピアノだけど、当の子どもは大きくなって家を出てしまった。

昔はよく遊んだけど、ライフスタイルが変わってゲームはしなくなった。

そうした楽器やゲーム機は思い出が詰まっているから手放しにくいかもしれません。

でも、最後にさわったのはいつですか? 今の自分の暮らしの中で、活用する機会はどれぐらいあるでしょうか?

楽器は定期的なメンテナンスが必要ですし、ゲーム機も放置していると、動かなくなるかもしれません。

もう使う予定が立たないなら、今、音楽を楽しんでくれる人や、ゲームを愛する人の手に渡したほうがいいでしょう。

*****

いつか何かのときに使うかも、そう思って、ずっと手放さないものを紹介しました。

こうしたアイテムは、「本当に使う」と思っているわけではなく、「捨てるのがもったいないから」ただそのまま持ち続けているだけです。

しかし、先日の記事に書いたように⇒持たない暮らしにつながる7つの考え方。

ものを持っているとコストがかかります。たとえば、視覚的ノイズによるストレスや管理に使う時間や体力など。

代償を支払ってでも持ち続けたいか、今一度、考えてみてください。





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