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ミニマリストインフルエンサーの真似をやめましたというお便りをいただきました。
人のおすすめを試してみるものの、しっくりこず結局捨てることを繰り返していたが、情報を遮断したところ、今あるもので十分だと気づいたそうです。
今日はこのお便りをシェアしつつ、ミニマルライフを送っている人と、インフルエンサーとして発信している人は立場が違うことをお伝えします。
YouTubeの動画に影響されがちな人はぜひ読んでください。
まずメールをシェアしますね。あきさんからいただきました。
ミニマリストインフルエンサーの真似をやめた
はじめまして、こんにちは。いつもブログを拝見しています。
ミニマリストを目指して断捨離中です。
自分の中で捨てる段階が消え、入れ替えの段階に入っていますが、悩みがありました。
捨てた後、愛用品を選ぶときにミニマリストインフルエンサーの真似ばかりして、生活に合わず結局捨てた経験が辛かったことです。
私は真似するトリガーである、情報の遮断を試しました。
ミニマリスト系動画を見ないことにし、チャンネル登録を外したり、ブログのお気に入りを解除しました。
買うときはその時はミニマリストになろう!と思うけれど、必要かわからないためメルカリで揃えるのですが、愛着が湧かず結局元のものがいい、となってしまいました。
持ちものの変化が苦手な私には、入れ替えるよりも、使いやすくて気に入っている今のものを使い続ける方が生きやすかったようです。
ミニマリストへの執着を手放すきっかけになれた体験でした。
追記
-その他、やめられたこと-
依存気味だったハードゲーム機を手放し、ソシャゲも全てやめました。
未練があった過去の恋人との写真や動画も全て消しました。
見られたくないデータのゴミ箱となっていたSSDも空にできました。
季節の変わり目ですので、お身体にお気を付けてお過ごしくださいませ。
あきさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
今あるもので十分と気づけてよかったです。
お便りの中に、「愛用品を選ぶ」とありましたが、ものは使わないと愛用品になりません。
誰かの愛用品がそのまま愛用品になることはまれです。
インフルエンサーは、同じミニマリストでも、ミニマルライフを目指している人とは役割や立場が違います。
これを知っておくと、むやみに影響を受けなくなります。以下で詳しく説明します。
見せる暮らしと実際の暮らしは違う
ミニマルに暮らそうとしている人と、ミニマリストとしてSNSや動画で発信している人は、目的が違います。
ミニマリストは、自分の暮らしを整えるためにものを減らしている人。
一方、発信している人は、自分の暮らしを見せることが仕事の一部になっています。
動画を作る人は、どうしても画面の見栄えを意識しますし、紹介するネタとして定期的に新しいアイテムを試す必要があります。
私はインフルエンサーではありませんが、ブログを通じて発信をしています。
めったに写真を掲載しませんし、掲載するときは、リアルなものを選びます。それでもときには、この写真はちょっとまずいと判断し、掲載を見送ることもあります。
つまり、生活のすべてをありのままに書くのでなく、読者に伝わってほしいことを伝わりやすいように意識して書いています。
それが正真正銘のリアルかと言ったら、そうではないですよね。
発信には、大なり小なり意図が働き、演出が加わるものです。
写真や動画のようなビジュアル情報はその傾向が強いので、見せること前提の情報として受け取るといいでしょう。
⇒ミニマリストという言葉に振り回され、あやうくいろいろ買いそうになった。
他人の愛用品が自分に合うとは言えない
他人の暮らしに合うものが、自分の暮らしに合うとは限りません。
これは発信者に限った話ではなく、身の回りの友人や家族についても同じです。
あきさんも感じた通り、人のおすすめで買ったものは、自分の生活にしっくりこなかったり、愛着が湧きにくかったりします。
自分と他人は違うので、誰かの正解が自分に合うとは限りません。
特にミニマルライフは、自分軸を大事にする暮らし方なので、人のおすすめがうまくはまることは少ないと思います。
ミニマリストの愛用品というと、一昔前は無印良品っぽい収納が主流でした。
雑誌のグラビアに載るミニマリストの部屋は北欧風であることも多かったです。
私も以前、雑誌の取材で「ミニマリストの特集をするから、おすすめの無印良品を教えてください」と言われたことがあります。
しかし、私が使っている無印のインテリア用品は置き時計です。
作りつけのクローゼットにものを入れておけば十分なので、収納ケースもいりません。そもそもカナダに住んでいるので、無印良品を手に入れにくいです。
こんなふうに人の生活環境はそれぞれ違います。
正直なところ、これを持っているからミニマリストらしい、と言えるものはありません。
ものを減らすために、多機能・兼用のグッズを選ぶ人は多いでしょう。ただ、どんな生活用品を持つべきかは、自分で考えるしかありません。
本当に必要なものは、自分の暮らしの文脈の中でしか見えてこないのです。
情報を減らし、自分の現実に立ち返る
あきさんは情報を断つことで自分に合ったものを見つけることができました。
これは一つの方法だと思います。情報にさらされていると、つい人と比べてしまい、自分も同じものを持ったほうがいいと考えがちです。
ほかにも、インフルエンサーとうまく付き合うコツを紹介します。
まずは、前提として自分の生活の基盤をくずさないことが重要です。
発信者は、見せるためのミニマリズムに傾きやすいので、アイテムそのものよりも、背後にある哲学や生活の仕方に注目するといいでしょう。
たとえば愛用品そのものではなく、収納やものを手放すときの考え方を参考にするといいでしょう。
YouTubeにあるのは編集された世界です。画面の向こうが作品だとしたら、自分の生活は現実です。
現実を作品化する必要はありません。
ときどき、なぜ自分はミニマルに暮らそうと思っているのか目的を再確認してください。
人がミニマルライフを選ぶとき、もっと楽に生きたい、自分らしく生きたいという希望があります。
その場合、生き方にしても使うものにしても、自分の価値観、体力、生活環境に合わせなければうまくいきません。
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ミニマリストは、自分が大事だと思うことにリソースを注ぎ込めるよう、意図を持って暮らしている人です。
これを持っているからミニマリストで、あれを持っているからそうじゃない、という話ではありません。
自分の暮らしを自分で選んでいるかどうかが重要です。
インフルエンサーがおすすめしていなくても、本当に気に入っているものを使い続けるなら、それはミニマリストの暮らし方です。
むしろ、しっかり自分軸を立てることがミニマルライフにつながります。
では、あなたも感想や質問、近況などありましたらお気軽にメールください。
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