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今回は、記事の内容に関して、読者からいただいたクレーム(苦情や疑問)のメールと質問メール1つに回答します。
まず、ヨーグルトに関して、Nさんからいただきました。
手作り豆乳ヨーグルトは危険かもしれません
はじめまして。いつもブログを拝読しています。
本日(11月3日(日))の読者様のお便り紹介コーナーに「消費洗脳社会」という記事がアップされていました。
そちらの記事に「豆乳ヨーグルトが室温に放置するだけで作れるというレシピ」について記載がありましたが、それに対し不安と疑問がありメールさせて頂きました。
ここ数ヶ月、SNS等ネット上でそのようなレシピが出回っていますが、そうしたレシピに対し安全性を疑問視する声も出ています。
豆乳を室温(常温)で放置して固まったというのは、発酵してヨーグルトになったのではなく、単に劣化して凝固しただけなのではないでしょうか…
調整豆乳を販売しているキッコーマンのホームページによると、豆乳の保管は冷蔵が適していること、固まった豆乳は劣化が進んでいる状態であるそうです。
私が知らないだけで、この読者様は安全なレシピをご存じなのかもしれませんので、ただのお節介かもしれないな…とも思いましたが、気になりましたので、こういう意見もあるよ、というお知らせです。
Nさん、メールありがとうございます。
いつもブログを読んでいただき、うれしく思います。
お知らせした内容を記事に追記しております⇒祖父の残した家つきの土地を相続するのをやめた。
実は、あのお便りを紹介するまえに、豆乳ヨーグルトのレシピを検索してみたので、安全ではないかもしれないレシピがSNSで拡散されていることは知っていました。
しかし、その点にはふれず、そのままメールを紹介しました。
以下のように考えたからです。
・すべての手作り品は安全性が疑われる
・ヨーグルトを自宅で作ろうと思ったら、雑菌が混入することは避けられないから、長時間、室温に放置することはしないはず
・くさった食べ物は変な匂いがしたり、見た目が変わったりしているので、大人なら食べる前に気づくはず
・仮にくさったヨーグルトを食べてしまったら、ものすごく体調が悪くなるので継続しての使用はやめるはず
・このブログは手作り食品やレシピを紹介するブログではない
しかし、Nさんと同じように心配している人がいるかもしれないので、記事に追記いたしました。
お節介とは思いませんよ。ご意見いただいて、うれしいです。これからもよろしくお願いいたします。
次は、オンラインショッピングの記事に関するご意見です。
とーこさんより、いただきました。
トラックは積載量について
通販の記事について思うところがあったので、メッセージ致しました。
お急ぎ便は環境に悪い、とありましたが、その中で一部誤解を招く表現がありましたのでモヤモヤしてしまいました。
カナダはわかりませんが、現在の日本の運送会社は通販の増加に伴いドライバーの数が足りず、しかし従業員の労働環境改善も大幅に行なっているため常に人手不足です。
そんな中、トラックの積載量の半分しか積載していないものを走らせるなんてもったいないことはしません。コンテナは常に積載量いっぱいで走らせます。
じゃあ、お急ぎ便は?と言うと、直近に出発するトラックのお急ぎではないものをコンテナから降ろし、お急ぎ便を積載するのです。特別にトラックを走らせるわけではありません。
あと、筆子さんの言う「半分」が「コンテナの容量(空間)の半分」という事でしたら、ありえます。
トラックには積載量(重さ)の決まりがあるからです。
荷物が重いものばかりで、重さが規定量を超えない量がトラックのコンテナ半分の容量でしかない場合はあるでしょう。
積載量がトラックの規定を上回ると燃費が悪くなり、さらにはアスファルトの劣化にも繋がるため、それこそ環境にはよくありません。
さて、トラックの「半分」は悪でしょうか?
とーこさん、こんにちは。
メールありがとうございます。トラックの積載量について、教えていただき感謝します。
私の書いた「半分ぐらいしか埋まっていないトラック」は、「まだ積載できる余裕があるのに、半分ぐらいしか荷物をのせていないトラック」という意味です。
日本のトラックは、いつも積載量いっぱいまで荷物をのせて走っている旨、記事に追記しました⇒より環境にいいネット通販の利用の仕方を考える。
私が、「半分ぐらい」と書いた根拠は、カリフォルニア大学の環境ラボの動画です。
5分36秒。
1分45秒あたりで、お急ぎ便のせいで、荷物を半分しか詰めずトラックを走らせる事例がでています。
とーこさんのメールを読んで思ったのですが、運送する側にとっては、その日に配達する分だけをトラックに積むから、お急ぎ便の存在とトラックの積載量は関係ないかもしれませんね。
その日、運ぶべき分を、トラックの積載量いっぱいまでのせて運んでいるから、トラックが走る回数は増えるものの、積載量はいつも同じである、ということですよね?
時間指定便は、コンテナの取り出し口付近に乗せているのでしょうか? これらを奥に入れてしまうと、取り出しにくいですから。
というわけで、私は、積載量(重さ)を越えてまでトラックを走らせるべきである、とは書いていませんし、何かが悪であるとも書いていません。
物事には、二面性があると、いつも書いているつもりですが、「悪だ」と糾弾しているように感じられたのなら、私の書き方に至らないところがありました。失礼しました。
それでは、今後ともよろしくお願いいたします。
最後は、きのういただいた質問に回答します。
人生相談の回答
件名:ご相談させてください
私は、パニックから鬱になっている時期に、こちらのHPを知りました。
心が病んでいましたので、断捨離というよりも、私が亡くなったら、この部屋を老いた母と息子で片づけることになるから、全て捨てよう、全部捨ててしまおう、何もかも。と思いながらの片付けでした。
もう2年前の事です、今はだいぶ良くなっています。
それでも、私がパニックになった原因が取り払われた訳ではありません。
そのことで、筆子さんに、出来れば聞いていただいて、「こんな考え方もあるよ」と、助言いただければ幸いです。
内容が内容ですので、ダメでしたら断っていただいて構いません。
簡単に書きますと、彼の性的思考と病気に関してです。相当重たい話です。
なぜ、筆子さんにこんなメールを出したかと言うと、「口臭で悩んでいる人」にまでアドバイスしてくださる方なので、もし私がご相談したら、どんな考え方でお返事くださるだろうと思った次第です。
ちなみに、口臭は、3ヶ月に1回の歯科でのクリーニングと、毎日のマウスウォッシュ、フロスで、格段に良くなります。
日本人の場合は、口臭で悩んでいても「ちゃんと歯を磨いてるのに」と思っているだけで、歯科のクリーニングも行かないし、フロスもマウスウォッシュしていない方が多いです。余計な助言でしたら、すみません。
お返事お待ちしております。
Sさん、はじめまして。メールありがとうございます。
2年前からブログを読んでいただいているのですね。
古くからの読者であるなら、私が物の片付けとは関係ない、個人的な人生相談には答えないことをご存知だと思います。
それでも、いろいろな相談に回答していますが、相談する本人だけでなく、ほかの読者にも役にたつ、汎用性のある記事にしているつもりです。
ですから、片付けやシンプルライフに関係のない、1対1のやりとりとなる、きわめて個人的な相談ごとはご遠慮ください。
私は口臭に悩んでいる人に、口臭のとり方をアドバイスしてはいません。
この人が悩んでいるのは、口臭ではなく、口臭のせいで、過去に人にいやな思いをさせてしまったと考えるのをやめられないことです。
そこで、過去のことを思い悩むのをやめる方法をいくつかお伝えしました。
さて、Sさんへの助言ですが、詳細な事情を書いた質問を送っていただかなくても、私のアドバイスはすでに明らかです。
以下のことをやってみてください。
筆子の定番アドバイス
1.パニック障害やうつ病など、心の病気は専門の医療機関にかかるか、心理療法士に相談する。
専門家に頼る前に、まず、自分のちからで状態を改善したい、という人が多いのですが、そういうふうに思い込んでいる人ほど、専門家の扉をたたいたほうがいいと思います。
2.自分の考えていることを文章にする習慣をつける。
ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ
3.マインドフルネスの実践。
参考⇒マインドフルネスのパワー:いつもやっていることが育つ(TED)
4.ゴールと現実のギャップを埋めていく。
どうなったら自分は満足できるのか、理想の状態(ゴール)を考えて、その状態になるために、いまの自分ができる行動を1つひとつしていく。
参考記事⇒この先どうしたらいいのかわからないと悩んだらこれを読んでください。
こちらも参考になるかも?⇒自分の進むべき道がわからないときの考え方。
5.人のことで悩んでいるのなら、その相手に自分の気持ちを正直に伝える。
参考:人を説得する方法はあるか?断捨離を邪魔する家族との対話の進め方。
6.自分のコントロールできることにフォーカスする。
他人の感情や行動、過去のできごと、将来のことなど、自分にはコントロールできないことをコントロールしようとしない。
7.ポジティブシンキング。
物ごとの悪いことばかりに光をあてない。
ポジティブ思考は学習できる。前向きになる4つのポイント教えます。
8.足りないマインドではなく、たっぷりあるマインドをもつ。
なぜ私ばかりが(怒)、と思う人は『足りないマインド』を『たっぷりあるマインド』に変えればよい。
9.認知のゆがみを修正する(認知行動療法を試す)。
認知行動療法(CBT)を使って片付けられない思考を手放す方法。
今すぐ捨てたい根拠のない思い込み:10の認知のゆがみ、その1
ネガティブな人が陥りやすい思考のワナ:10の認知のゆがみ、その2
誰もが無意識のうちにやっているマイナス思考:10の認知のゆがみ、その3(終)。
10.ほかの人のためにできることをする。
自分のことばかり考えず、ほかの人を笑顔にすることを考えると、フォーカス先が変わります。
11.健康の底上げ。
睡眠をしっかりとり、できるだけヘルシーなものを食べて、運動する。
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人生相談をいただいたら、以上11の項目のうち、その人の問題を解決するのに、より効果がありそうなことを、ピックアップしてお伝えしています。
今後、考え方が変わるかもしれませんが、いまの私にはこれ以上の知恵は出てきません。1つずつ取り組んでみて、それでも解決しなかったら、メールください。
それと、生きている間は、問題が全くない状態、100%何もかもが解決している状態はありません。
いつも何かしら課題や問題があるのが人生なので、そういう不完全な状態を、まるごと受け止めるようにすると、ストレスが減ると思います。
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今回は、苦情のメールなどを紹介しました。
たまに、異議を唱えるメールをいただき、興味深いものも多いのですが、たいてい、引用不可なので、記事にはしていませんが、返信を希望の方には返信しています。
あなたも、何かご意見などありましたら、お気軽にメールください。お待ちしています。