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節約上手とはいえないズボラな50代主婦が、食費節約のために心がけていることをお伝えします。
今回お伝えするのは基本中の基本です。裏ワザではありません。
節約上手の人にとっては「今さら何を言ってるの、ふん」といった内容でしょう。
私のように「あまりお金のことを考えるのが得意ではない」人たちの参考になれば幸いです。
食費節約のためにしたい基本の11のこと
1.野菜や果物は旬のものを食べる
野菜や果物って高いですね。でも、旬のものなら、ふつうの値段だと思います。
カナダのほとんどの生鮮食料品は輸入ものだと私は思っています。ものすごく冬が長いですから。
それでもオーガニックストアの店先に「地元産」と書いてあるものがあるので、そういうのはたいてい旬のものだろう、と思って買っています。
旬を知る情報は、日本でだったらそんなに難しくないかもしれません。JAなどがたくさん情報を流しています。
旬を知るために、こんなサイトを時々見ています。
Fresh Fruits and Vegetables, By the Month
日本語だとこのサイトが参考になるでしょうか?
食べ頃カレンダー 旬の果物
2.1週間の献立をだいたい心づもりする
献立をたてるコツはアバウトにすることです。きっちりした献立をたてようとすると挫折するし、家族のスケジュールが変わったとき臨機応変に対応できません。
もともと作れるメニューが少ないので、複雑な献立にはなりません。
関連⇒私の好きなシンプル貧乏節約料理~料理の手間もミニマムに
3.ぎりぎりまで買物に行かない
「持たない暮し」をする人は、物のストックはほとんど持ちません。それにストックが切れても、そんなに簡単には買物に行きません。
「3回困ったら買え」という合言葉があるぐらいです。
これは日用品や物に関して言われることですが、これを食べ物にも応用しています。
メインの食材がなくても、ほかの材料で何か作れないか、缶詰めや、常備している食材で作れないか、と知恵をしぼります。
買物は最後の手段です。
4.買物に行く前は在庫調べをしっかりする
うっかり者の私は夫が玉ねぎを買ってきているのに、自分でも玉ねぎを買ってきてしまう、ということが何度かありました。
それもこれも、台所にパントリー(食料品入れ)がないので、小さなカゴで代用しているからです。
このカゴに詰め込み過ぎているのです。
中身は小麦粉、じゃがいも、玉ねぎ、オートミール、豆、あずき、玄米など。
ガラクタがいっぱいあると同じものを2度買ってしまいますが、それと同じ現象が起きてしまいがち。パントリーの管理にしては改善しなければいけないと思っています。
買物に行く前は冷蔵庫とこのカゴと、トートバッグ(ここに焼き海苔など自分の食品を入れている)をじっくり見るようにしています。
5.買物に行くときは買物リストを持参する
在庫を調べたら必要なものを紙に書いて、それを持って買物へ。これにのってないものは買わないのがポイント。
買物リストは便利なアプリもあるようですが、私は入力が遅いし、目を酷使したくないのでアナログ派です。
6.おなかがすいてる時に買物に行かない
何を買いに行く時にも心身が満たされた状態のときに行くのがベストです。
特に食べ物はおなかがすいていると、量を多めに買ってしまうんじゃないかと思います。
7.支出を記録する
今年になってから買物したら支出の記録をつけるようにしていますが、やはりこうすると、物の値段に敏感になるのでいいです。
相場もだんだんわかってきます。
買物の記録をつけるだけで、予算をたてるところまでは行ってませんが、これだけでも効果を実感。
家計簿をつけられない人は、最初はお金の流れを把握するといいのではないでしょうか?
私の支出のつけ方⇒家計簿がつけられないズボラ主婦が行き着いたお手軽な支出の記録法とは?
8.ブランドものではなくジェネリックブランドのものを買う
ジェネリックブランド(generic brand)とは商標のついていないノーブランドということ。ブランドものより安いです。
娘用に買っているシリアルやお菓子はなるべく値段を抑えたいので、有名な銘柄の製品とジェネリックが並んでいたらジェネリックを買います。
そもそもこういうものを食べなければいいのですが、娘は西式甲田療法やってないのでしかたがありません。
9.カットしてあるものは買わない
店側で、あらかじめ野菜やフルーツ、肉を切ってパッケージしてある商品があります。こういうのは鮮度があまりよくないし、切ってある分、割高なので買いません。
ただし、すぐに食べきってしまいそうな時は利用することも。たとえば大きなスイカをまるごと買うと持て余すので、「多少割高でも食べきれるポーションを買ったほうがよいだろう」という時です。
10.健康的な暮しを心がける
自分の健康や体重を気にして暮らすのは食費節約になると思います。
全体的に食べる量が減るし、むやみに外食することや、食品添加物が多いレトルト製品(割高です)を買ったり、ジャンクフードを買うという行為が少なくなるからです。
ただ、ジャンクフードとオーガニックフードを比較するとジャンクなもののほうが安いことがままあります。
夫はよくジャンクフードを買ってきますが、「野菜やフルーツよりポテトチップのほうが安いから」と言います。
確かにそうかもしれませんが、それは「ポテトチップスが自然の恵みではない」という証拠です。
プラスチックにしろ何にしろ、工場で人工的に大量生産できるものは安いのです。
食費の節約を心がけているものの、多少値段がはっても食べ物らしい食べ物を買うようにしています。
ふだん食べているものは、日々の生活にダイレクトに影響を与えますから。
オーガニックフードについて⇒オーガニックフードは本当に健康的か?私がオーガニック食品を好む4つの理由
11.手に取りやすいものは買わない
スーパーマーケットは、お客さんが手に取りやすいところに高いものをおいているので、ぱっと手をだしたその下あたりを調べて、安いものを探します。
背が低いので、上のほうはチェックできませんが、一応目視します。
番外:睡眠を充分とる
「睡眠と買物に何の関係があるの?」と思うかもしれませんね。睡眠不足だと、日常生活のすべてに影響が出ます。イライラして冷静な判断ができず衝動買いが増えてしまうので、睡眠確保は必須です。
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この年になるまでお金のことを考えるのを避けてきました。家計簿もつけたことがありません。今年になって、支出の記録を始めたばかり。
ミニマルライフを送っているので、一般人に比べるとだいぶ小さな暮しをするようにはなりました。ですが、食費に関しては、かなり使いすぎていることが、数カ月前の検証で明らかに。
その日から少しでも食費を削れるように日夜考えています。自分はそんなに食べてないんですけどね。
私の食費節約法は、どれもごくふつうのあたりまえのことです。しかし、このあたりまえのことを徹底してやるとすばらしい節約効果があるのです。
ストレスのたまる方法ではないので、継続もしやすいです。