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自宅でレッスンをしたり、教室を開いたりしていると、仕事で使う道具と、暮らしのものが家の中で混ざりますよね。
読者の方からも、自宅で習い事教室をしているので、その道具でよけいにごちゃごちゃしてしまう、という声をいただきました。
今回は、教室のものを減らすときの考え方を紹介します。
教室のものは、生活用品と分けて置く
そもそも何がどれだけあるのか、わからないままでは減らしようがありません。
自宅で教えていると、家中に道具が散らばります。
ダイニングの棚に教材、寝室のクローゼットに予備の備品、廊下の収納に季節ごとに出すものなど。
生活用品と同じ棚に並んでいると、それが仕事のものだという意識さえなくなります。
この2つを分けて考えるようにしましょう。
ただ、頭の中だけで分けようとしても、うまくいきません。
一度、教室で使うものだけを、床でもテーブルの上でもいいので、1か所に集めてください。
こんなにあったのか、と目で見てわかります。
すっかり忘れていたものも出てきます。
集め終わったら、置き場を決めましょう。
専用のスペースなんてない、と思いますよね。
部屋をまるごと1つ空けられないなら、特定のコーナー、押入れの段を1つ、収納ケース1つ分、というように区切ってください。
範囲さえはっきりしていれば、狭くてもかまいません。
これを、持つ上限にします。
あふれたら、処分のタイミングです。
置き場を決めておけば、増えてきたとき早めに手を打てます。
さらに、レッスンが終わったら、その日のうちに道具をその置き場へ戻す習慣もつけてください。
仕事のものがダイニングテーブルや廊下に残ると、そこからまた生活用品と混ざり始めます。
片づけが終わるまでがレッスンだと考えてください。
戻すのが面倒なものや、しまいにくいものがあれば、収納場所や持っている量が合っていないサインです。
新しく道具を買うときも、置き場所に入るかどうか考えてから家に入れましょう。
⇒趣味の道具を見直してみたら、たくさん野望ガラクタが出てきた。
今、通っている生徒が使うかどうかで決める
何を手放すか決めるとき、使うか使わないかで考えると、うまく減りません。
いつか、誰かが、何かの拍子に手に取るかもしれない。
そんなふうに考えて、たくさん残ってしまいます。
今、通っている生徒が使うかどうか?
これで判断しましょう。
この1年、実際にレッスンで出したか
この1年、一度も出さなかった教材や道具は、断捨離する候補です。
改訂されて古くなったテキスト、終わったコースの教材、買いすぎた消耗品のストック。
どれも、このままだとおそらく出番はありません。
⇒手芸の材料や道具、作品が部屋を占拠。この趣味とどう向き合うべきか?
まだ来ていない生徒のために置いていないか
教室で使うから、と思うとき、誰が使うのか、考えてみてください。
まだ来ていない誰かのためなら、今は持たなくていいです。
またあのコースを再開するかもしれない、そのうち子ども向けのクラスも作りたい、体験レッスンで必要になるかもしれない。
こうした理由で残しているものはありませんか?
予定がしっかり決まってから道具をそろえてください。
そのときになって買うのでは間に合わない、と心配になるかもしれません。
ですが、実際にクラスを開くと決めたら、内容を考えて、日程を組んで、告知をします。
そもそも生徒が集まらなければ開始できません。
ものをそろえる時間は、準備中に十分あります。
消耗品の予備は、一度に来る人数分でいい
生徒全員が同じ時間に集まることは、そんなにないと思います。
一度に来る人数が最大で6人なら、予備は6人分で足ります。
使った分を、次のレッスンまでに足しておけば回ります。
登録している人数分そろえていると、なかなか出番のない紙やキットが、棚の中でスペースを取ることになります。
近所で買えるもの、通販ですぐ届くものは、予備すらいりません。
はさみ、のり、コピー用紙、電池。
こうしたものは、必要になってから買えば間に合います。
⇒ストック品を持ちすぎないコツ(前編)~たくさんあればいいってもんじゃない。
生徒が置いていった作品や提出物は、期限を決めて返す
作品は自分のものではないので、すぐには捨てられません。
こうしたものは持つ期限を決めてください。
次のレッスンのときに手渡す、月末までに連絡をして取りに来てもらうなどします。
連絡がつかないもの、引き取りに来ないものは、写真に撮ってから処分します。
写真があれば、あとで聞かれたときに、こういうものでしたと見せられます。
もっとも、捨てられた本人はショックでしょうから、「この日までに引き取りがないものは処分します」とはっきり伝えてください。
今後は、その場で完成させたり、持ち帰ったりするルールを作りましょう。
高かったから、は置いておく理由にならない
不要だとわかっていても、買った値段を思い出すと、手が止まりますよね。
資格を取ったときにそろえた一式、まとめ買いしたテキストのセット、教える場を整えるために買った机や椅子。
教室を始めるとき、はりきってたくさん買ってしまいがちです。
こうしたものも、使っていないなら手放しましょう。
お金がひっかかっているなら、払ったお金はもう戻ってこないと割り切ってください。
戻らないどころか、置いている場所の分の家賃や住宅ローンを、毎月払い続けることになります。
高かったものでも、置いているあいだに価値は下がります。
教材なら、内容そのものが古くなります。
もったいないからと、合わなくなった教材を使うのも変ですよね?
現状に合っていないテキストでレッスンを進めると、教える内容が、手持ちのものに引っぱられます。
高かったから使う、では順番が逆です。
何を教えるかを先に決めて、それに必要なものだけを手元に置いてください。
今のうちに、売ったり、人に譲ったりすれば、もったいない気持ちや使わなかった罪悪感はやわらぎます。
同業者や生徒に声をかけると、引き取り手が見つかることがあります。
ものが多い部屋は、指導の質を下げる
自宅で教えるとは、家に人を入れるということです。
片づけは、自分の暮らしだけでなく、仕事の質にもかかわります。
生活の場なのだから、多少ごちゃついていても仕方がない。
ものがいろいろあったほうがアットホームでいい。
そう思うかもしれません。
けれど、持ちものが多いと、レッスンのたびに準備と片づけに時間がかかります。
出すのに10分、しまうのに10分。
週に4コマなら、それだけで月に5時間を超えます。
探しものも増えて、そのぶん生徒を待たせます。
生徒の側から見ても、ものだらけの部屋は落ち着きません。
月謝を払って通う場所ですから、部屋の様子も込みで教室を見ています。
部屋の端に関係のないものが積んであると、そちらが気になります。
今日のレッスンに出すものだけが置いてある部屋なら、生徒はすぐ本題に入れます。
筆子の夏服:エッセオンライン
エッセオンラインに新しい記事がアップされたのでお知らせします。
今回は私の服の持ち方です⇒夏は「たった9着」で暮らす。シンプルだから迷わない、一軍だけのクローゼットづくり | ESSEonline(エッセ オンライン)
ブログと合わせてお読みください。
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ふだんの暮らしのものならすぐ捨てられる人でも、教室で使うから、と思うと手が止まります。
仕事に関係のあるものを減らすのは、手を抜くことのように感じてしまうからです。
けれど、たくさんそろえたところで、いいレッスンになるわけではありません。
生徒が伸びるかどうかを決めるのは、教え方です。
今、通っている生徒が使うかどうか。
これを考えて、あとは指導法を工夫してみてください。














































