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最近捨てたものを教えてくれた読者のお便りを3通紹介します。
内容:
・アラン模様への執着を手放した
・1000個捨てを始めた
・たんすや食器を捨てた
まず、野望ガラクタを捨てたというアクリルたわしさんのお便りです。
アクリルたわしさんは、以前は、アラン模様というハンドルネームだったんですが、アクリルたわしに改名したそうです。
アラン模様への執着を捨てた
件名:野望ガラクタ捨てました
毎日更新されるブログを楽しく読んでいます。
昨年11月のNHKカルチャーセンターの講座も受講し、自分らしく楽しく生きるために、暮らしをすっきりさせたい!と改めて思い、日々、ガラクタを捨てています。
実は、「野望ガラクタ」を捨てられたので嬉しくてメールします。
私は、高校生のころから「アラン模様」にとても惹かれ、時々既製品を買っていましたが、いつかサイズがぴったりの、自分好みのアラン模様のセーターを編みたいと夢見ていました。
表編みと裏編みは編めましたが、編み図を見ると数学の苦手な私は頭がくらくらして、いつかきっと。。と月日は流れて行きました。
約30年の間、セーターを編んだのは2度。
1枚は前身ごろに1本だけ縄編みが入り、あとは全部メリヤス編みのセーター。
これは昔ながらの手芸店で、店主に目数は全て計算してもらって、間違えたら持って行って直してもらう、というやり方できれいに編めましたが、言われた通りに編んだだけなので、技術は全く身につかず。
もう1枚は、アラン模様は難しいので、自分で本を見てすべてメリヤス編みで編みました。
仕上がりはいまいちで、買う方が良いと思いました。
それでも野望は消えず、アラン模様の本を買って眺めたり、NHKの手芸の番組でやっていると録画して何度も見たりしましたが、結局、自分ではかぎ針で編める、簡単なアクリルたわしを編んでました。
筆子ジャーナルに出会って、「野望ガラクタ」という言葉に出会い、この言葉が耳に痛く、いつかきっと。。。を辞めようと思い、初心者向けのアラン模様のマフラーを編むことにしました。
手芸本の通り編み、順調に進んでいたのに、途中で間違えて模様がずれてました。自分で修正するのは無理。
もうアラン模様は辞めようと思ったのですが、まだ野望は捨てられず、意を決して、お金はかかるけど、レッスンに申し込みました。
そこで、地味で基礎的なことをやるうち、編み物ってこんなに大変なの?? 私はアラン模様が好きだけど、アラン模様を編むことは好きじゃない、と心から気付けて、野望と野望ガラクタ(手芸本や録画した手芸番組、棒針グッズ)を捨てることができました。
編みかけのマフラーも捨てました。
また、アラン模様はもともと、アラン諸島の海の男たちの防寒のためのセーターだったので、重いんです。
数年かかって編んだとしても、50代にはきついことも分かりました。
向き合うことで、無駄な野望を捨てられてよかったです。
向き合わなかったら、いつまでも「いつかきっと」のままでした。
今は、かぎ針でアクリルたわしを使う分だけ楽しく編んでます。
まだまだ、ものが多いのですが、引き続き捨てて行こうと思います。
アクリルたわしさん、こんにちは。
いつもブログを読んでいただきうれしいです。オンライン講座も視聴していただいたんですね。
さて、アラン模様に対する執着を捨てられてよかったです。
何事も、執着が強すぎると自分が苦しくなるだけですから。
多くの人にとって、編み物は趣味なので、編むことを楽しめないなら、やらないほうがいいと思います。
編み物はけっこう時間がかかるから、それだけの時間を投資する価値があるかどうかも考えるべきですよね。
アクリルたわしさんは、もうアラン模様を編むつもりはないかもしれませんが、アラン模様ってかぎ針編みでもできるんんじゃないですか?
アラン模様のアクリルたわしを作っても、いいんじゃないですかね。
やりたいと思っていることが、ひじょうに困難なことであるなら、今の自分ができるところ簡単なことまで細分化して、そこから始めると、そこまで苦しい思いをすることなく、楽しい気持ちで取り組めると思います。
それでは、アクリルたわしさん、これからも、お元気でお暮らしください。
野望ガラクタとは?⇒すぐに捨てることができる野望ガラクタ~コツは現実を受け入れること。
次はまんさくさんのお便りです。
1000個捨てを始めたら楽しくなってきた
件名:楽しく妄想中
47歳女、ブログを読み初めて3ヶ月の初心者です。
毎日たくさん読んで、1時間あっという間。
筆子さんは文章が上手!と思っています。大変勉強になり理解しやすい。
もう半分以上過ぎたであろう自分の人生の生き方、考え方を見つめ直すことができ、喜んでいます。脳ミソを入れ替えました。
1000個捨てチャレンジを始めています(いま300個)。
捨てたものを書くと、達成感があって良いですね。
使っていない物、ストレスを感じる物等、こんなに捨てられるんだ~と、自分の隠れた能力に驚いているところです。
なくても平気な物が多く、次は何を捨てよう?と毎日楽しく考えてしてしまうほど。
私が物を捨てる目的…独身、子供なし、一人っ子、親一人(心の病で入院中)。私のモノを処分(相続)してくれる人がいないから、終活の意味もあります。
初めはそれだけでした。でも片付け始めたら気持ちが前向きになり、HAPPYな脳になってきました。
私には唯一仲良しの人、友達以上恋人未満(たぶん!)の男性がいます。
人間の中で一番大好きなんです。
いつか、彼が家に泊まりに来ても恥ずかしくないキレイな部屋にする。
そしていつかプロポーズされたらいつでも引っ越せるよう荷物を少なく!と妄想しています。
実現したら報告させていただきますね。
母のこと。心の病(うつ)で入院中。昔の人らしく物を溜め込み、使える物を拾ってきたり。新品をしまったおいてボロボロを使ったり。着ないような古着をもらったり…
先日勝手に母の部屋を掃除しました。
モノには良くないエネルギーが伝染するのではないかと思ったのです。
特に心を病んでいた頃に着ていた服も、毒を吸い込んだであろう綿のはみ出た布団も、毛玉だらけの服も、落とした人の念が入ってるといけない拾い物も、ポイポイ捨てました。
綺麗な下着をまた買えばいい。
明るい未来を信じて生きます!
長文失礼しました。筆子さんもお身体大切にお過ごしくださいね。ではまた…
まんさくさん、はじめまして。お便りありがとうございます。
毎日1時間もブログを読んでくれているんですか?
過去記事は消えないので(私がWordPressの操作をミスしない限り)ゆっくり読んでください。
1000個捨てを始めたら、だんだん楽しくなってきたんですね。よかったです。
唯一の家族のお母さんが入院中なのは心配だし、寂しいですね。早くよくなることを祈っています。
恋人ともうまくいくといいですね。
それでは、まんさくさん、明るい未来を信じて、これからも楽しくお暮らしください。
最後はいとまきさんのお便りです。
食器とたんすを捨てた
件名:わたしの近況
いとまきです。
最近のわたしにとって、大きな変化は食器棚を移動したこととまたまた箪笥を処分したことです。
食器棚の移動は去年から計画していたことで、ずいぶん前から中身を出して別のところに置いていました。
とても長い間不便な日々をおくっていたのです。
移動したらこうしよう、ああしようと考える日々。
その重い腰がやっと上がったのが3月。
食器棚の移動と処分するものを運んでもらうのにかかった時間は1時間。
あっと言うまでした。
食器類を棚に戻していくと、もういいかなぁと思える食器をだいぶ減らしました。5枚のものを2枚にするとか。
そして空いた場所にお煎茶の道具も入れることができました。
お煎茶の道具は小さくてかわいいので見るたびにうれしいです。
それがよく見えるようにガラスも磨きました。
たんすを処分した
そして、箪笥。
畳の上には箪笥など大きな家具を置かないのが理想なので少しずつ近づけていってます。
ここ何ヶ月かは片づけもやる気が失せていたのですが、先日ラジオで聴いた内容が 東日本大地震では、ペンなどが手足に刺さったり菜箸が刺さって亡くなった方もおられたというものでした。
知らなかった事実なのでとても動揺しました。
箪笥や本棚が危険だとはわかったいたので処分したり、移動したりしていましたが本当に考えさせられるものでした。
危険を全てなくせるわけではありませんが、少なくすることはできると思ってまた片づけを始めました。
ぴゅうぴゅうさんが1日30分1年続けられたお話しにとても勇気づけられてわたしもやっています。
いらない物だらけだった夫の事務所を、1日30分使って1年間ひとりで片付けた話。
これからも筆子さんのブログを読み、刺激を受けて続けていきます。
いとまきさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
大物を捨てましたね。
必要な物が入っているたんすだったら、持っていればいいと思いますよ。
でも、ガラクタを詰め込んでいるだけなら、たんすごと捨てたほうがスッキリ暮らせますよね。
東日本大震災みたいに、大きな地震があると、外に出ているものでそんなに重くない物は、みんな宙を飛ぶでしょうね。
だから、私はあんまり見せる収納はしないほうがいいと思います。
自分が長く時間を過ごす場所は、スッキリ片づけておいたほうが、そうした危険を回避できるし、何より、視覚的ノイズがなくて、快適です。
では、いとまきさん、これからも、お元気でお過ごしください。
視覚的ノイズ(見た目のごちゃつき)を極力なくすコツ(その1)~飾り物を減らす。
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読者のお便りを紹介しました。
先日、年に1度のヘルスチェックアップ(健康診断)のために、医者に行ったら、待合室のモニターに、スプリング・クリーニング(春の大掃除)は、体と心の健康のためにいいからしっかりやろう、という主旨の動画が映し出されていました。
これは、カナダ保健省が提供している動画です。
ガラクタがいっぱいあると、ストレスがたまって、メンタルによくないというのは、もはや、科学的に証明された事実なのです。
ストレスが多い人は、部屋の片づけを積極的にやってみてください。
それではあなたも言いたいことがありましたら、お問い合わせフォームからメールを送ってください。
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お待ちしています。