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実家にある自分の物をいつ捨てましたか? という質問をいただきました。
この記事で回答します。
もし私が日本に住んでいたら、もっとさっさと片付けられたのですが、海外にいるので、ちょっと時間がかかりました。
では、まずメールをシェアします。東欧好き女子さんのお便りです。
筆子さんの実家には何が残っていますか?
件名:日本の実家に残す自分のもの
実家の断捨離をする際に筆子さんのブログページを見ながら、断捨離を行いました。
私も裕福な国ではないが海外にいます。
そこで質問ですが、日本のご実家にはご自分のものを何を残されていますか?
私は国際結婚して子どもがまだいませんが、次は子どもができたら暇がないだろうと思って、日本に帰国し、断捨離を行ってきました。
捨てるのが嫌なものはできるだけネットを利用して売りました。
マンガやマンガ・ファッション雑誌は買い取りサービス、服は段ボールに入れて途上国に送るというのを利用したり、現在販売していない雑誌などは手に入らないので欲しい人の手にわたって嬉しく思います。
でも最後は雑になって、売るのは手間がかかるので、古い本は古紙回収に出して、後日古本としてネット上で売られてるのを見て、貴重なもの捨てちゃったな~と思ったり、捨ててさみしくなって買いなおしたものもあります
(きょうだいで同じ習い事したので、同じピアノの楽譜が2.3冊あるのを1冊に絞ったが、やっぱり実家用と海外の自宅用とか子ども教えるなどに欲しかった)ミニマリストにはまだまだですね。
捨てるときはいっぱい写真を撮ったり、紙ならスキャンとかするのがコツですよね。
でも疲れてきてうっかり撮り忘れたプチ後悔ということもありました。ビデオテープも全部デジタルに録画保存しました。達成感でいっぱいです。
ちなみに今私がいる国は逆にあまりモノがありません。人はあまりモノを買わず、紙は貴重品で、無駄な広告や無料の物が手元に増えていく現象はありません。教科書は学校の貸出なので家の中に増えないし、学校指定のものがないです。
夫がミニマリストでついにモデルルームみたいな部屋に住めてるんですけど、日本の生活を脱出したくて海外に来れて嬉しいのに、断捨離の後遺症か海外生活の不便さか、それでもまだモノがある実家を懐かしんでしまいます。
子育てが始まったら忙しくて余裕がなくてそんな考えなど消えるのかと思っていますがどうでしょう。
筆子さんがお子さんができたあとや前、実家にあるものをいつ頃何を捨てていったたか教えていただけると嬉しいです。
東欧女子さん、はじめまして。
お問い合わせ、ありがとうございます。
では、質問に答えますね。
実家に残っている自分の物
衣類、雑貨、日用品は食器を含めて、ほとんど全部捨てたので、もう何も残っていません、と言いたいところですが、家具と本が少し残っています。
私の部屋には、机(本来はドレッサー用)、ベッド、洋服ダンス、小さい本箱、ワゴンがありまして、これは捨ててないです。
机、ベッド、ワゴンは自分で買ったので、私の判断で捨ててもいいとは思いますが、もしかしたら、また娘が日本に行きたい、というかもしれないので、娘用にベッドを残しています。
本箱やワゴンには母のものが少々入っています。母がミシンをかけるとき、この部屋を使うからです。机の引き出しや洋服ダンスの中は、自分の物は何も入っていません。
トップの写真は洋服ダンスの中身です。次に滞在するときのことを考えて、ハンガーは残してあります。布製のハンガーやカラフルな木のハンガーは昔、フェリシモで買ったものです。
以下の写真は、前回名古屋に里帰りしたとき、帰国する前に、撮影しました。壁の飾りものやテディベアの人形は、母が作って飾ったものです。
大きさは6畳ぐらいです。
茶の間の本箱の中に自分の本が19冊あります。
ヒッチコックの本は重いので、持ってきませんでした。次回、帰ることがあったら持ってくるか、処分するか決めるつもりです。
写真や卒業アルバムは他の部屋にあるはずですが、母が「捨てるな」といったから、捨てませんでした。
母に譲ったようなものです。私自身は残したいとは思っていません。
私が捨てたもの
いつ頃、どんな物を捨てたか、ですか、捨てた物については、実家の断捨離シリーズに写真つきでかなり詳しく書いていますので、そちらを参照してください⇒「実録・親の家を片付ける」のまとめ
衣類、本、文房具、LPレコード、カセットテープ、その他の雑貨(バッグやピアスなど)を捨てています。
カセットテープについて⇒捨てれば捨てるほど思い出が豊かになるカラクリとは?~カセットテープを断捨離して気づいた真理
実家の片付けカテゴリーじゃない記事にも書いています。過去記事を丹念に読んでいただければ、わかるんじゃないでしょうか?
いつ頃捨てたか?
捨てた時期ですが、過去4回の里帰りのタイミングで捨てています。2回めの里帰りから、少しずつ捨て始め、直近で帰った2014年に徹底的に捨てました。
私がカナダに来たのは1996年の3月15日です。以来、4回、日本に帰っています。
1回めの里帰り:2002年3月20日~6週間
このとき、すでに娘は3歳でした。
なので、子供ができた前と後の比較はできません。
子供ができる前に行った断捨離は、20代後半の第一次断捨離といえますが、このときは、実家に住んでいたし、失業中だったので、捨てる時間はいくらでもありました。
この時期のことは、ミニマリストへの道シリーズの最初のほうに書いています⇒何度も失敗したけど、今も前を見て進んでいます~「ミニマリストへの道」のまとめ(1)
2012年当時は、子供が小さかったし、まだミニマリストになろうなんて思っていなかったので、ガチな断捨離はしてなかったと思います。
むしろ、実家から自分の服を持ち帰ったり、日本でよけいな物(無印良品の雑貨とか)を買って、物増やしていましたね。
服を選別する段階で、「もう着ない服は捨ててもいいよ」と母に言ったりはしました。
2回め:2005年6月30日~6週間
このときは、娘は7歳で、近所の小学校に体験入学をしました。そのあいだに、自分のものを片付けていたと思います。
といっても、娘が学校に行っていたのは、1~2週間ですぐに夏休みになりました。しかも、夏の短縮授業だったから、給食食べたら学校は終わっていたように思います。
本や服を捨てていたと思います。文房具類の断捨離はほぼ終わっていたのか、娘に持たせる鉛筆が1本もなかったので、100円ショップに買いに行った覚えがあります。
3回目:2010年7月1日~6週間
このとき娘は12歳で、小学校を卒業した直後でした。何の予定もなかったので、暑い中、動物園や水族館に行っていました。
娘は動物園がすごく好きで、何回も行きました。
ちょっとしたスキマ時間に、私は本を捨てていたみたいで、本箱の中身をとった写真が残っています。
「子供がいると断捨離ができないかもしれない」といった意味のことを書かれていますが、そんなことは全然ないですよ。
先日も、子供の世話が大変そうだから、子供はほしくない、という方の質問に答えましたが⇒子供を持たない選択・延命処置の是非・結婚生活を続けるべきか、3つの質問に回答。子育てってそこまでブラックな仕事というか、きつい仕事ではありません。
私が、「ああ、本当にきつい…」と思ったのは、娘が生まれて3ヶ月ぐらいの間だけでした。
私の娘は、なかなか寝ない子供で、夜になると、いつまでもすごく泣いていました。だから、自分が寝られるのは、毎晩、1時とか2時で、寝てもすぐに泣き声で起こされたから、睡眠不足でふらふらでした。
私はもともと、たっぷり寝ないとパワーが出ないほうで、このときは、疲れていましたね。
思わず母に、「赤ちゃんってこんなに寝ないもんなの?」とファックスで(当時はファックスをやりとりしていた)聞きました。
母は、「あんたも、〇〇(弟)も、いつもすやすや寝ていて、本当に楽ちんだった」という返事をよこしましたね。母は赤ん坊の私が昼寝しているとき、買い物に行っていたそうです。
いま、北米でこんなことしたら犯罪(ネグレクト)ですね。
まあ、私の娘は、なかなか寝なかったのですが、それでも、昼間ふっと昼寝してくれたりすることもあって、そういうときは、私はインターネットをやっていました。
北米好き子さんのお子さんはもっと寝るタイプかもしれないし、1人で子育てするわけでもないですしね。
たいてい子供の父親とか、自分の母親や父親(子供の祖父母)、姉妹、親戚など育児を手伝ってくれる人がいます。たとえ天涯孤独でも、プロの家政婦や育児サービスを頼むこともできます。
私の場合は、里帰りは、いつも娘と2人だけでしていたし、娘が日本語ができないから、ほかの人に娘の世話をたくすことができませんでした。レストランに行っても、すべてのメニューの説明せねばならず、大変というか面倒だったのは確かです。
それだからといって、生活をシンプルにしたいとか、ミニマリストになりたい、という自分のポリシーは全くゆらぎませんでしたよ。
4回目:2014年7月31日~6週間
4回目の里帰りで、かなり徹底的に捨てました。
このときは、娘は2週間半、名古屋にいて、先に1人でカナダに帰りました。
残りの3週間半は、私1人だったので、このタイミングで、断捨離の最後の詰めをしました。
おもに捨てたのは本、それから、茶の間の本棚の引き出しの中にあった、紙もの(レターセットとか)を捨てました。
全捨てはしていません。母が自分が使うと言ったので、少しだけ残してあります。
以上ですが、北欧好き子さん、参考になったでしょうか?
昔のことなので、この日、これを捨てた、と覚えていないし、記録も残っていません。
昔書いていたブログに、まめに写真つきで断捨離の経過をつづっていたのですが、このブログも去年、削除してしまいました。よって、当ブログの過去記事に書いている記録が手元にあるすべてです。
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今回は、実家の自室の断捨離についてお伝えしました。
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