市販の弁当

断捨離テクニック

最終更新日: 2021.04.21

コンビニでもらったスプーンや箸、今すぐ捨てましょう~取っておきがちだけど捨てたほうがいいもの(その2)

ページに広告が含まれる場合があります。

 

多くの人が、捨てずにしまい込むものを順番に紹介しています。

今日は、コンビニでお弁当やお菓子、お惣菜などを買うと一緒についてくる箸、スプーン、おしぼり、小袋に入った調味料、ばれんです。

世界的な傾向として、使い捨てのプラスチック製品は、使わないようになってきています。

昔ほど箸やスプーンをもらうことはないかもしれません。

ですが、大昔にもらってそのままになっているものや、何かのついでにもらってしまって、キッチンの引き出しにしまってあるものがあるんじゃないでしょうか?

今から15分かけて一掃してください。

・・・・・・・捨てましたか?

捨てることができたら、もうこの記事は読まなくていいです。

ここからは、「もったいなくて捨てられない」という理由から、捨てることができない人のために、家中のおまけのスプーンや箸のストックをなくす方法を書いていきます。

時間はかかりますが、実践すれば、ストックはなくなります。



1.今日からもらわない

「捨てにくい、捨てたくない」と思う人が、まっさきにすべきことは、これ以上もらわないことです。

もらうとますますたまります。もらわないコツを4つ紹介しますね。

1)使うユーテンシルをバッグに入れて持ち歩く

一番いいのは、コンビニやスーパーで弁当やおやつを買わないことですが、そうもいかない人は、箸やスプーンを、バッグに入れておいてください。

こうすれば、店で箸やスプーンを断っても、ちゃんと食べることができます。

2)今日から断ると決める

本日から「余計な物はもらわない」と決めて、スケジュール帳や日記、ホワイトボードなどに書きます。

書かないと忘れますよ。

どうしても必要なときは、もらってもいいのです。ただ、すぐに使うあてがない時はもらわないでください。





3)断る練習をしておく

プラごみが問題になっているので、もしかしたら、店員さんは、「箸入りますか?」「スプーン入りますか?」とあなたに聞くかもしれません(私が利用しているオーガニックフードのスーパーのレジの人は、いちいち客にそう聞いています)。

何の準備もしないで、店に行くと、「いりますか?」と聞かれたとき、ついいつもの習慣で、「はい」と答えてしまいます。

「はい」と言うほうが、「あ、いりません」というより簡単です。

人間はほかの人の申し出に対して、No(ノー)とは言いたくないと思っているので、省エネモード(何も考えず、自動的な行動をするモード)で、レジに向かうと、「はい」と言ってしまいます。

そこで、事前に、「いいえ、いりません」「いいえ、いりません」と何回か、練習しておいてください。口に出して言うのがベストですが、そうできないときは、頭の中でやっても効果があります。

何事もシミュレーションしておいたほうが、うまくいきます。

大事なものにイエスというために、ノーと言いなさい(TED)

4)使い捨てプラスチックの問題に関する本や動画を見る

1回使って捨ててしまうプラスチックが、海に流れ込んで、どんな問題を引き起こしているのか、教えてくれる本やドキュメンタリーリーがたくさんあります。

まめに、そういうドキュメンタリーを見ていると、使わないプラスチック製品をもらってしまう行動にブレーキがかかります。

私もこんな記事を書いています⇒なぜ、今すぐプラスチックのごみを減らすべきなのか?

2.すでにあるものは使う

もらわないことを徹底すれば、これ以上、数は増えません。あとは、すでに家にあるものを使うだけです。

(もちろん、捨ててもいいですよ。じたばたしないで捨てたほうが楽だと思います)。

すでに持っている物を使うコツを紹介します。

1)ゴールは達成できているか、の確認

すぐにいるわけでもないのに、必要以上にスーパーで箸やスプーン、調味料をもらう人は、そうする理由(ゴール)があると思います。

「持って帰って、自宅で使用しよう」「遊園地に行く時、持っていって、現地で使って捨ててこよう」。

こんなゴールが。

その裏には、「もらったスプーンや箸、調味料を使えば、新しいものを買わなくてすむから、家計の節約になる」という思いがあるんじゃないでしょうか?

日本の行楽地では、ゴミは持ち帰ることになっているでしょうから、現地で捨てることはできないため、家に持ち帰って、洗って、ためこむ人もいるかもしれません。

ゴールを確認したら、そのゴールの達成のために、自分が動いているか考えてください。

引き出しにたーくさんしまいこんでいたら、「自宅で使用しよう」というゴールに向かう道から、大きくそれています。

「私には、コンビニでもらったスプーンを使うというゴールがあった。だから、努力してちゃんと使わなければ」。

こう誓ってください。

2)いつ使うか、計画を立てる

漠然と、「いつか家で使おう」と思っているだけだと、使うことはできません。

これまでは、ぼんやり、「いつか使うかもね」と思っているだけだったゆえに、キッチンの引き出しに、たくさんスプーンや箸が詰まっているのです。

あなたの家にはすでに正規の箸、スプーン、フォークが充分揃っています。人によっては、特殊なユーテンシルまで持っているかもしれません。

正規のメンバーがいるのに、サブのメンバーを使うためには、ローテーションするなどの工夫が必要です。

どんな工夫をして使い切っていくか、考えてください。

私が考えつくのは

・外出先で使う

・学校や勤め先で使う(自前の弁当を食べるときに使用)

・ホームパーティで使う(新型コロナウイルスの問題があるから、当分パーティはできないはずです)。

・キャンプに行って使う(何回キャンプに行けば、消費できるでしょうか?)

・自宅でお弁当を食べる日を作って、そのときに使う

・食器以外の用途に使う(工作の素材にしたりとか)

このぐらいです。

あなたにはもっといいアイデアがあるかもしれません。使うために、そこまでためこんだわけですから。

3)今日から使い始める

計画を立てたら、今日からあらゆる機会を利用して、ためこんだスプーンや箸、その他の雑貨を使います。

人によっては、市販の弁当やおかずが入っていたプラスチックの容器をたくさんためこんでいるかもしれません。

こうしたパッケージも、自治体の指示にしたがってさっさと捨てたほうがいいと思います。

ですが、どうしても捨てたくないなら、弁当を詰めて、コンビニの箸やスプーンと一緒に、会社に持っていって食べてください。

どんな気分で食べたか、日記につけておくと、手放す気になるかもしれません。

3.使い切りプロジェクトの期間は1年で

以上の、「箸とスプーン、使い切りプロジェクト」を1年かけて、やってください。

もしかしたら、1年もたたないうちになくなるかもしれません。新しいのを入れないようにしていますから。

ですが、1年たっても、まだけっこう残っている可能性もあります。

そんなときは、もうあきらめて残りを捨てましょう。

1年の使い切りプロジェクトを実施して、あなたは、どこの誰よりも、コンビニのおまけの箸とスプーンを活用したはずです。

もうそれで充分ではないでしょうか?

「コンビニで無料でもらった箸とスプーンを自宅で使って、節約する」というゴールは達成できたと思います。

「いえ、私はこのゴールを一生かけて追求したいのです!」こう、あなたは言うかもしれません。

ですが、私は1年ぐらいでやめることをおすすめします。

というのも、正規品のスプーンや箸を買わないで、いくばくかのお金を節約するために、おまけの箸やスプーンを使おうとすると、
たくさんの時間や意識というエネルギー消費するからです。

おまけを使うことで、いくら節約できるのか、やってみないとわかりませんが、時間や労力の損失のほうが大きいのではないでしょうか?

☆前回の記事はこちら⇒その紙袋、今すぐ捨てましょう~つい取っておくものだけど、捨てたほうがいいもの(その1)

おまけ関連記事もお読みください

おまけにひそむワナ。物をもらうと無駄な物が増えるばかり。

おまけにつられて物を増やす人:ミニマリストへの道、番外編4

断捨離の天敵、無料サンプルや値引き品の誘惑に打ち勝つ5つの方法

ガラクタに見えないけれど、しっかりガラクタなもの7つ。

余分な物を捨てるすすめ~同じ物、そんなにいくつもいりませんよ(1/3)

*****

コンビニでもらったスプーンや箸を捨てることをおすすめしました。

もし、実家に、この手のものがたくさんたまっていたら、お父さんやお母さんに、この記事を読んでもらってください。

たいていの人は、読むだけで終わります。

しかし、中には、「そっか、もういらないよね」とザザーっと捨てる人もいます。

捨てたその瞬間から、暮らしの質があがるので、いい親孝行になります。





図書館にいる女性次々と本を買ってしまうのをやめる方法。前のページ

新品同様だから:着ない服を捨てない理由と、それを乗り越えて捨てる方法(26)次のページ服をチェックする女性

ピックアップ記事

  1. ムック本・第2弾『8割捨てれば、お金が貯まる』発売のお知らせ:11月15日です。…
  2. いつか使うかもしれない、と思うものを本当に使う方法、あるいは見切りをつける方法。…
  3. 筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介。現在予約受付…
  4. 筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。
  5. 新刊「50歳からのミニマリスト宣言!」3月14日発売のお知らせ(現在予約受け付け…

関連記事

  1. 食器棚に食器をしまう女性

    断捨離テクニック

    たまには使うから取っておこう。こう考えてしまうと全く断捨離が進まない話。

    断捨離していると、「これめったに使わないけど、たまには使うから取ってお…

  2. 靴が多い玄関

    断捨離テクニック

    余分は捨てる:クローゼットと玄関編(2/3)

    スッキリ暮らすために、余分な物を捨てることをおすすめしています。…

  3. 積み上げられたセーター
  4. ダンボール箱

    断捨離テクニック

    先の心配をしすぎて、いらない物をかかえこんでいませんか?

    断捨離をしているとき、「これ捨てると、あとで困るかもしれない」というか…

  5. パソコンで仕事中。

    断捨離テクニック

    月に1度は、ためこんでいるデジタルなゴミを捨てよう。

    パソコンやスマホにたまっているアプリやデータ(デジタル・クラター)を捨…

  6. 迷っている女性

    断捨離テクニック

    効率よく、スムーズに断捨離を進めるための5つの原則。

    断捨離を試みているのに、なかなかはかどらない、すぐに挫折する。こんな人…

新刊「50歳からのミニマリスト宣言!」

ムック:8割り捨てて二度と散らからない

ムック・8割捨てればお金が貯まる

書店かセブンイレブンで買ってね。

 

8割捨てればお金が貯まる・バナー

ムック本・8割捨てればお金が貯まる、発売のお知らせ

「本当に心地いい部屋」

「買わない暮らし。」売れてます(第7刷)

筆子のムック(第5刷)

筆子の本、『書いて、捨てる!』

更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,822人の購読者に加わりましょう

新しく書いた記事を読む

  1. のんびりしている女性
  2. 考え事をしている女性
  3. 思い出品を捨てられない女性
  4. 顔にクリームを塗る女性
  5. 収納しすぎてかえって片付かなくて困っている女性
  6. 自分を許す女性
  7. Tシャツにジーンズ姿の女性。
  8. 買い物日記をつけている人
  9. 贈り物をいっぱいもらって困っている女性
  10. 服を買っている女性

筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック

 

1週間で8割捨てる技術
 
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事

  1. 雑巾がけ
  2. スマホ
  3. きれいな部屋
  4. 押入れ
  5. 海辺のゴミ
  6. ブティック
  7. 家事をする主婦
  8. 考える女
  9. 引っ越しの荷物

過去記事、たくさんあります♪

PAGE TOP