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あわただしい毎日を送っているOLや主婦にもできる小さな断捨離プロジェクトを紹介しています。
今回はもう捨てたほうがいい下着を紹介します。
あと8週間でお正月。お正月に新品の下着をおろすなら、今のうちに古いのを捨てておきましょう。
下着は断捨離初心者におすすめのターゲット
下着の断捨離は、捨てることが苦手な人にも取り組みやすいはずです。洋服に比べて簡単に捨てられるからです。
「若いころ流行っていたシミーズ」「新婚旅行に着ていった思い出のキャミソール」「やせたら着ようと思っているブラ」なんてものは存在しないでしょうから。
その一方で、下着は捨てるタイミングを逃してしまいがち。
ランジェリーには、洋服のように、はっきりとしたトレンドがありません。
外から見えないので、去年の下着だろうと、5年前の下着だろうと、質に問題がなければ着用可能です。
それだけに、古い下着の捨て時がつかめず、いつまでもたんすに入れたまま、という人が多いのではないでしょうか?
また、消耗品なのでついつい多めにストックしてしまいます。
ためこんだ下着を処分して、タンスに新しい風を入れましょう。
以下に、こんな下着は捨て時、というものを5パターン紹介します。ブラ、ショーツ、チューブトップ、スリップ、ボディスーツババシャツなどすべてチェックしてください。
ハンカチやタオル、パンストやソックスも一緒の引き出しに入れているなら、こちらもついでに処分するといいですね。
多すぎるストック(新品)は処分
買ったままずっとタンスの引き出しに入っている下着や、着用する時が明確でない製品は捨ててください。
ゴミ箱に捨てるのではありません。新品なので、寄付したりバザーに出せばいいでしょう。
これから年末なのでさまざまな団体で「歳末助け合いバザー」が行われます。そういうイベントに出してください。
たっぷりストックしても、特にメリットはありません⇒多すぎるストックをただちに断捨離すべき理由。過剰在庫は資産ではない
コレクションしているのならそれはそれでいいのです。けれども、下着の場合、飾ることもできないので、ほどほどに。
私も頒布会(フェリシモ)でたくさん肌着や部屋着、パジャマのたぐいを買って持っていましたが、ほとんど断捨離しました。
着ていない下着とは別れをつげる
新品ではないものの、めったに着ない下着もこのさい断捨離してください。
半年~1年着ていなかったら、たぶんもう着ません。
着ない下着には理由があります。
●着心地が悪い
●ほかに同じアイテムがたくさんある
●趣味じゃない
●そもそも数が多すぎる
以上の問題、何も手を打たなければば解決しません。ということは今後半年、1年と時間がたっても、やはり着用しないのです。
ゴムが伸びた下着はすぐに捨てる
ゴムが伸びた下着をいつまでも持っていませんか?かつて私は「超貧乏性」だったので、ゴムが伸びた下着もなかなか捨てませんでした。
お気に入りのショーツのゴムが伸びたとき、「このゴムの部分だけ、切って何かに使えないかな?」と考えたことがあります。
実際に切って、エラスティック(髪をしばるゴム)や、コードをまとめるのに使おうとしたことすらあります。
もちろん、下着を再利用するのはいいことです。ですが、再利用するつもりなら、さっさと使ってください。
「いつか何かに使えるかも」と思って古い下着を溜め込むのはやめましょう。
私の下着はジニエブラをのぞいてみんな綿なので、小さく切ってウエスにして使い切っています。
ウエスとは?⇒ウエスの作り方と使い方~拭き掃除だけが好きな主婦のおすすめの掃除道具
趣味が悪いと思う下着は手放す
セールで衝動買いしたけれど、我ながら趣味が悪い、と思う下着はもうタンスから出しましょう。
そこにしまっておいても、何もいいことは起きません。
自分の仕事が増えるだけです。
通販でインナーやナイトウエアの福袋が人気ですが、買わないほうがいいです。
色が派手だったり、デザインが突飛すぎて売れ残っているものが多数入っている可能性があります。福袋用に、原価を落として生産した商品が入っているかもしれません。
下着は外から見えないので、多少派手なものでも、着用できます。自分では買わない色柄が入っていて、新鮮だと思うかもしれません。
ですが、ミニマリスト的には、素材は何で、デザインはこんなふうで、柄はこう、と納得して買うことをおすすめします。
1つ1つの買い物が真剣勝負です。
福袋を買わないほうがいい理由はこちら⇒もう買うのやめたら?福袋の失敗のダメージは想像以上に大きい
サイズが合わない下着は真っ先に処分
洋服と同じで、サイズが合わない下着はまっさきに断捨離してください。
ショーツのゴムがきついとか、ブラのカップが小さすぎる、大きすぎる、アンダーが小さくて肉がはみでる。
ワイヤーが痛いのに無理してつけている。
こんな下着です。
補正下着や盛りブラなど、体をしめつけて、肉(脂肪)をあちこちに寄せるアンダーウエアがあります。この手の下着は、健康という観点から考えると、使わないほうがいいでしょう。
サイズが合わないブラをつけていると胸が痛くなるのはもちろんのこと、背中や肩、首の痛みにもつながります。
しかも体を締めつければ締めつけるほど、リンパ液の流れが悪くなります。
詳しくはこちら⇒下着もミニマルにブラとショーツだけ、さらにノーブラ化をめざしています
冷え性に悩んでいる人は、一度、下着で体を締めつけすぎていないかチェックしてください。
「デザインが好きだし」「ものすごく高かったから」という理由で、サイズの合わない下着をつけていると、健康を害してしまうのです。
その代償は大きいです。
早めに処分しましょう。
肌あたりが悪いインナーも捨ててください。
その他の難がある下着も捨てるべし
毛玉だらけの下着
毛玉がいっぱいで、ささくれた自分の指先がひっかかる、そんな下着は捨て時です。
色あせた下着
もとはピーチピンクだったのに、何回も着ているうちにいつのまにか灰色になってしまった、こんな下着も捨てましょう。
レースに穴があいた下着
飾りのレースに穴があいていても着用可能でしょう。しかし、セルフエスティームが下がるので、捨ててください。
詳しくはこちら⇒3分で人生の質があがる~安っぽいものを断捨離する魔法のような効果とは?
本体に穴があいた下着
修繕して着ないなら、捨ててください。穴がだんだん大きくなってきます。
ワイヤーが飛び出しているブラ
危険です。捨てましょう。
下着の捨て方
古くてもう着用できない下着は通常可燃ごみです(名古屋市は可燃ごみ)。わからないときは役所のホームページで調べてください。
たぶん袋は透明か半透明指定だと思うので、ボンと下着のまま捨てず小さく切ったほうがいいかもしれません。
私の娘や夫は、そのままゴミ箱に放り込んでいますが。
ブラのワイヤーや金具、スリップのホックはどうなるんだと、思うかもしれませんが、焼却炉の火力が強いので可燃ごみで大丈夫なところが多いです。
下着はほとんど化繊なのでリサイクルできません。資源にならないのです。
だから買い過ぎず、適度な量を持ち、1着1着使い切るほうが、環境にも自分の財布にもやさしいです。
ワコールではブラを回収しています(通年ではありません)⇒ブラ・リサイクルキャンペーン ワコール
ちなみに、新品信仰が根強い日本人には考えられないことかもしれませんが、諸外国では、下着もリユースします。
寄付品で成り立っているお店(Goodwillとか)にも売っています。着用したことのある下着をガレージセールやバザーに出したり、教会などの団体に寄付するのはわりと普通のことです。
もちろんコンディションのいいもので、きれいに洗濯して出します。
☆もっとプチ断捨離を見る方はこちらへ⇒これで捨てまくる。「プチ断捨離シリーズ」記事の目次。
☆次のプチ断捨離はこちら⇒収納に困るものを捨てるススメ。片付けにくいと思った時が捨てる時:プチ断捨離26
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下着を断捨離するついでに、自分にとっての適正量はどのぐらいなのか考えてみると、余計なストックを持つことがなくなります。
使うアイテム数を落とすことも考えてください。着用する服にもよりますが、そんなにいろいろな種類の下着がはたして本当に必要なのでしょうか?
私は年に一度、セシールで綿のショーツ(5枚組)を買っていますが、このサイクルで大丈夫です。
ただし、痛まないように手洗いしています。