シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

物も買い物も減らして先の楽しみがない。そんな悲しみから抜け出す方法。


物が増えるから、買い物をしないようにしていたら、だんだん悲しくなってきました、というメールをいただきました。

実際、そういう人は他にもいるような気がします。そんな「悲しい断捨離」から抜け出す方法を7つお伝えします。

まず、お便りを紹介します。オパールさんからいただきました。

この先いったいどんな楽しみがあるのか?

件名:お手紙

筆子さんこんにちは。

いつも、とても参考にさせて頂いております。毎日筆子さんのブログチェックが日課になっているオパールと申します。

私が断捨離に目覚めたのは今年の初めに父を亡くしてからです。

変な話ですが、お棺に一緒に入れてほしかった父愛用の眼鏡を入れることを危険だと断られたことから、「向こうの世界には何も持って行けないんだな」と当たり前ですが感じたのでした。

それからというもの、筆子さんのブログを読み、沢山の洋服や小物を捨てました。

私は独身で、子供もおらず「今私が死んだら、私の遺品整理に誰かが苦労するんだな」という気持ちでどんどん進めてきました。

段々と、断捨離が終わりが見えるにつれ、空虚感を感じています。

物を増やすので、買い物にも行かないようになり、自分のこれからにいったい何の楽しみがあるのだろうという、そんな気持ちになってしまいました。

そんなつもりではなかったのですが、始終暗いメールで失礼いたしました。

これからも応援しております。毎日の記事を楽しみにしております。

断捨離してむなしい気持ちになる理由

オパールさん、お便りありがとうございます。

確かにメガネや入れ歯などはお棺に入れてはいけないと言われますね。お棺の中が高温になるから、溶けて、遺骨にくっついてしまうからだそうです。

他にも燃えにくいものは、入れるのを拒否されます。

別に一緒に燃やすことができたとしても、あの世には持っていけませんが。

さて、オパールさんがむなしい気持ちになっているのはおもに以下の2つの理由からではないでしょうか?

◯お父さんが亡くなってさみしい。
親族が亡くなるということは、ものすごくストレスなことです。そんなときに、これまでやったことがなかった断捨離に打ち込んだので、ちょっと揺り戻しが来ているのかもしれません。

◯人のために断捨離している
自分が死んだあとのことを心配して物を捨てておられますね。オパールさんはきっと心がやさしい人なのだと思います。

ほかの人の迷惑にならないようにするのはいいことです。けれども、断捨離とは本来自分のためにすることです。

今からでも遅くはないので、少し断捨離の仕切り直しをしてください。こんなふうに考えてみるともっと楽しい断捨離になると思います。


1.終わりを思い描く

捨て始める前に、自分の家がどんな状態になったら満足するのか、イメージするといいです。

オパールさんは、何もかも捨ててミニマリストになりたいと願っているのかもしれません。

物をすべて手放して、窓からさしこんだ陽の光が床のうえでキラキラときらめく部屋にしたい、とか、スッキリした空間に好きな音楽を流したい、など、最終的に手に入れたいものがあるのではないでしょうか?

たとえば、この記事で紹介しているピーター・ローレンスの部屋は、大きな窓から見える四季折々の自然を楽しむことができます⇒ミニマリストの部屋公開~最小限のモノで生活して40歳でリタイヤした男

2.捨てて得られたものを考える

オパールさんは、遺品整理で人に迷惑をかけたくないから、という理由で物を捨てているようですが、断捨離している理由はそれだけですか?

物を減らして前よりよくなったことがあるのではないでしょうか?

断捨離することで手にしたものを探して紙に書いてみてください。

◯掃除がラクになった。

◯朝起きたとき、周囲がすっきりしていてとても気分がいい。

◯部屋をひろびろと使える。

◯自分の好きなものだけがまわりにあって満足だ。

◯探しものが格段に減って、時間を無駄にすることがなくなった。

◯よけいなことを考えなくていいから、脳内がスッキリした。
こんなふうには思っていないかもしれませんが、私が物を捨てて一番よかったと思うのはこの点です。

詳しくは⇒服を大量に断捨離したからこそ手に入った5つのもの

3.創りあげたいものにフォーカスする

捨てるものではなく、残したいものや、創りあげたいものに意識を向けてください。たとえば、すべてを捨てる人は、「何もない部屋」がほしい、そういうスペースを作りたい、と思っているわけです。

また、やることを減らすことで、もっとリラックスした、ストレスの少ない時間を手に入れたい、と考えている人もいます。

実際、よけいな物を捨てると、自分が大事にしたい物を見つけたり、実際に、手に入れることができます。手放すことで、もっといい物を創造している、と考えるようにしてください。

4.時々は休憩をする

人がうつうつとした気分になるときは、たいてい、体力も落ちています。体力があるときに、あまり悲しい気分にならないですよね。

もしかしたら、根を詰めて一気に捨てようとしているかもしれないので、少し休憩を入れてください。

夏バテなら、いつもより睡眠時間をしっかり取るといいと思います。

私は、すっきりした部屋の床の上で昼寝をしているととても幸福な気分になります。オパールさんも、そういう楽しみを見つけては?

小さな幸せを見つけるといいです。探し方はこちら⇒素晴らしい人生を送るのに必要な3つのAとは?(TED)

アルメリア

自然を愛でる生活をしよう。

5.自然と親しむ

人間は生体なので、自然の中にいるととても心が癒されます。生活の中にできるだけ自然を取り込むようにしてください。

庭があるなら庭いじりしたり、庭がないなら、キッチンでハーブを育てたり、花を買ってきてめでたり、小さなサボテンの鉢を1つだけ買って部屋に置いたり。

毎日、緑の多い公園に散歩に行くことをおすすめします。昼間、暑いようなら早朝に行くといいでしょう。

6.物質的な幸せにフォーカスしすぎない

オパールさんは、先の楽しみがないように感じる、とメールに書かれておられます。実は、「買い物をひかえたら生きる楽しみがなくなった」という人はわりといるのです。

これって、かなりの問題発言です。私は人は買い物をするために生まれてくるとは思っていません。

人は、自分が生きるのに必要なものがあるから買い物をするだけだと思います。先に「自分の人生を生きる」という命題があります。

その命題をクリアしようとするとき、道具や物の手助けが必要だから、買い物をするのではないでしょうか?

私たちは、生まれたときから、あまりにもいろいろな物を買うことが習慣になっています。だから、突然、ショッピングをやめると、大きな喪失感に襲われるのでしょう。

小さいときから、過剰におもちゃを与えられた子供は、想像力が損なわれてしまいます。

オパールさんも、ひょっとしたら、物を買うことがあたりまえになりすぎて、本来持っていた感性や想像力が鈍っているのかもしれません。

物質的な幸せを追い求めても気持ちは満たされません。ここは、考え方を変えてください。

7.今を楽しむようにする

自分が死んだあとを心配していたり、先の楽しみがない、なんて考えているあたり、気持ちが先のことに向きすぎているような気がします。

先の心配ばかりしてもどうしようもないのです。

もっと、今この時を楽しむようにしてください。

この記事に、今を生きるとはどういうことなのか書いています⇒ミニマルライフのメリット:物を減らすと今を生きることができる理由とは?

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よけいな物を減らすことは、人を幸せにすることだと思います。悲しくなってしまうのは、無理して捨てすぎているのかもしれません。

今、「ゆるミニマリスト」とか、「ほどほどミニマリスト」という言葉があります。私はあまり好きな言葉ではありませんが、このような人たちにならって、少し、捨てるペースを落としてもいいかもしれません。

捨てることにあまりこだわると、それはそれで疲れるものなのです。


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