シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

夏の間にミニマリストをめざす4つの具体的な方法。夏こそ身軽になるチャンス。


夏休みに入るので汚家を片付けたい、という相談メールをいただきました。

確かに、夏休みやお盆休みのある夏場は、片付けに最適かもしれません。暑いので、さっぱりしたい、という願望も強くなるでしょう。

自然にふれる機会も増えるので、ナチュラルな暮らしのよさに気づく季節でもあります。

この記事では、夏の間に、ミニマリストになる方法を4つ提案します。身軽に暮らしたい、と願っている人はお試しください。

4つの方法は以下のとおり。

1.マインドセットの設定
2.物の見直し
3.物以外のものの見直し
4.とにかくノーと言う

1つずつ説明します。

1.ミニマリストのマインドセットの確認

自分のものさしを持て

ミニマリストになる前に、自分はどんな生活をめざすのか考えておきます。

ミニマリストとは、生活においてミニマリズムを実践する人たちのことです。

では、ミニマリズムとは何なのか?

大事な物、大事なことを本当に大事にして、それ以外のものは捨てる(排除する、求めない)生活である、と私は考えています。

何が大事かは人によって違いますが、自分が大事だと思うものを大事にするところがポイントです。

他人が大事にしているとか、ほかのミニマリストが大事にしているとか、雑誌やネットで、「ミニマリストの部屋にある物」としてのっているから、大事にするのではありません。

自分のものさしを使ってください。

レス・イズ・モア

ミニマリストの共通の価値観に、「レス・イズ・モア」という考え方があります。

物は少ないほうが、生活が豊かになる、という発想です。

詳しくはこちら⇒レス・イズ・モア(Less is more)の真の意味とは?何もない部屋に住むことがミニマリストの目的ではない

レス・イズ・モアなので、消費は縮小傾向になります。手持ちの物も、削ぎ落としていきます。

日本人は、ほかの人と同じように暮らすことで安心する国民性があるせいか、「ミニマリストは病気だ、社会の迷惑だ」と叩くことがあります。

ですが、ミニマリズムはべつに病気ではありません。流される生活ではなく、もっと自由で意味のある生活をしたいと望むことなのです。

2.物の見直し

現代は大量消費社会。ごくふつうに暮らしているだけで、家の中にたくさんの物がたまってしまいます。

暮らしをミニマルにしたいと思ったら、こうした余計な物を捨てなければなりません。

人によって、余計な物はさまざまですが、以下の物は、数が増えがちです。

ふつうの人にそんなに服がいるのか?

女性は服を集めがちですが、最近は男性もわりとたくさん衣類を持っています。

服は意外と捨てやすいので、服を捨てることから始めてみるのもおすすめです。特に夏服はそんなにいりませんよね。

服の捨て方は、過去記事で何度もとりあげており、まとめ記事も3つあります。

洋服を減らしたいならこれを読め:ファッション関連記事のまとめ

ミニマリストのファッションをめざして:服の捨て方まとめ記事その2

少ない服で暮らす知恵:ファッション関連記事のまとめ、その3

最近、私が気に入っているのは洋服ノートを作ること⇒服の買い過ぎ防止に効果がある「洋服ノート」の作り方。 新しく服を買ったら、アイテム名をメモしておいて、あまり着ないもの(レインジャケットなど)は着用するたびにチェックマークを入れてます。

バッグ、袋物もたくさんあるはず

袋物は、特に日本で増えやすいアイテムです。

雑誌の付録にポーチ、エコバッグ、トートバッグ、保冷バッグとあんなにいろいろ袋物ついてくるということは、それだけみんなバッグが好きだということです。

袋(バッグ)と名のつくものを徹底的に見直すだけでも、かなりスッキリするでしょう。いくらカバンが好きでも、そんなにいくつもいりません。

というより、本当に好きなんでしょうか? 好きだと思わされているだけかもしれません。

日本人が袋物を集めすぎる話⇒なぜ日本人はこんなにバッグ、袋、ケースをたくさん持っているの?

バッグが多いと、バッグ・イン・バッグという、新たな袋物まで増殖します。

カバンはあくまで、何かを運搬するもの。大事なのは中身です。

バッグの捨て方⇒ついつい集めがちなバッグの減らし方、捨てどきはいつ? 今です

食器ばかり集めてどうする

食器も日本で増えがちなアイテムです。

何しろ、とても食文化が豊かですから。

食器は

1.)皿など使うアイテムを減らす

2.)それぞれのアイテムの数(皿の枚数とか)を減らす

の2段構えで減らすことができます。

食器の減らし方⇒うんざりするほどあった食器はこんなふうに断捨離(写真つき)~実録・親の家を片付ける(8)

いったん減らしたら、増やさないようにしてください。

食器を増やさないコツ⇒なぜ日本人はこんなに食器を持っているの?~食器が増える理由と増やさない方法

食器の断捨離に苦労している読者の方は少なくありません。新品だと捨てられないようです。かといって使うわけでもありません。ずっとしまいっぱなしで、邪魔に思っています。

このような苦しみからのがれるためにも、安易に食器を増やさないでください。

本当は便利じゃない便利雑貨

ニッチな用途を持つ便利雑貨も増殖しがちです。

本当に使う雑貨だけを残し、無理して使っている雑貨は捨ててください。

「~のときに便利だから」という雑貨を持つと、その「~のとき」という機会をわざわざ自分で作り出さなければなりません。

無理して使っている、ということは、主役は自分ではなく、便利雑貨なのです。

こういうことが積み重なって、物にコントロールされる生活になっていきます。


3.物以外のものの見直し

物以外のもので、自分の心を重くしているもの、自分の行動を制限しているものを捨てていきます。

ミニマリストになった人たちは、こんなものを捨ててきました。

●大きな家と広い庭

●大きな車

●やりたくない仕事

●やらなくてもよいこと

●ブランドものにこだわる気持ち

●長年のうらみ・つらみ

●人をうらやましがる気持ち

●人と競争すること

●見栄

●自分の成長をはばむ人間関係

さまざまなものが足かせになって、生きにくいと感じている人はたくさんいます。しかし、長年、そのように暮らすのが当たり前になっていたため、何が足かせになっているのか気づくこともできません。

「なんかいやだなあ」と違和感やストレスを感じたとき、何がいやなのか、よくよく考えてみると、自分を重く引っ張っているものの正体がわかることがあります。

物理的なものをどんどん捨てていくプロセスで、重荷の正体に気づくこともあるので、物理的な物の断捨離は積極的に行なってください。

「今日は楽しかったなあ」と思うことがあったら、何が楽しかったのか考えてください。自分の求めているものがわかるかもしれません。

4.ノーと言う

さまざまなことにしっかりノーと言い始めると、次第に暮らしがシンプルになっていきます。

これまでは、なんでもかんでもイエスと言い過ぎたのです。

新商品が出れば、「はい、買います」、新しいシーズンの服を見ると、「はい、買います」という具合です。

すべての商品を買うことはできないので、選んで買っていますが、基本的に、トレンドと聞けば、「はい、乗ります」、セールがあれば、「はい、行きます」という姿勢です。

「物は多いほうがいい」という発想をしていると、何にでもイエスと言ってしまうのです。

セールで服を買い続ける人は、これまで買ったものに満足していないわけです。

「もっといい物がほしい」「もっとかわいい物がほしい」「もっと新しい物がほしい」「もっとおしゃれな物がほしい」「もっとたくさんほしい」「もっと便利な物がほしい」。

欲望はふくらむ一方です。

しかし、こういう考え方こそが、片付かない部屋と、いつまでたっても満足できない心を作り出してしまったのです。

これまで乱発していた「イエス」を「ノー」に変えないと、自分のスペースと時間を守ることができません。

物だけでなく、「やること」にもノーと言い、大事なことだけをやるようにしてください。

人に頼まれたことだけでなく、自分がやりたいと感じることにも時にはノーと言う必要があります。

時間も体力も有限だからです。

いろいろなことをできるだけたくさんやることにフォーカスしていると、本当にやりたいことをする時間がなくなるし、自分が何をやりたいのか、わからなくなってしまいます。

ミニマリズムを実現するには、いらない物を捨てるのと同じくらい、ノーと言うことが大切なのです。

「ノーと言う」という言葉がピンとこなかったり、抵抗を感じるなら、「もうやめよう」という言葉を使ってください。

それは本当に大事なことを選ぶ作業です。

*********

夏場はキャンプに行き、わざと不便な生活をして楽しむ人がたくさんいます。

小さな荷物を持って、旅行をエンジョイする人も多いでしょう。

そんなとき、「物はそんなになくても楽しい」ということに気づきます。

その気づきを忘れず、便利さばかり追い求める生活を改め、消費を縮小してみてください。それがミニマリストになる第一歩です。


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