ワードローブのチェック

断捨離テクニック

いつまでたっても片付けを始められない人に贈る7つの処方箋。

ずっと筆子さんのブログを読んでいるけど、部屋を片付けることができない、というメールをしばしばもらいます。

部屋の片付けや、不用品を捨てることをずっと先延ばししている人のために、スタートするコツを7つ紹介します。



1.思い込みを捨てる

まず、最初に、思い込みを捨ててください。

やらなければいけないと思っていることに、さっと取りかかれないときは、たいてい、そのタスクがすごく大変でいやなことだ、という思い込みがあります。

まだ何もやっていないのに、

・すごく難しい

・いやな思いをする

・捨てる、捨てないで迷ってつらい思いをする

・楽しくもなんともない

・思い出品と向き合って胸が引き裂かれそうになる

・いったん始めると、いつまでたっても終わらず、地獄のような苦しみを味わう

こんなふうに決めつけていませんか?

実際は、不用品を捨てることは難しくもなんともないし、捨てれば捨てるほど、暮らしやすくなって快適度があがります。

これからやることは、実は、わりと楽しい作業なのです。

「案ずるより産むが易し」ということわざを思い出してください。





2.リスト作り

やらねばならないけれど、あまり気が進まないことをやるとき、私は、まず最初にやることを書き出します。

何をやらなければいけないのか、これからどういう手順で進めるか、思いつくままにざっと書いていきます。

書き出すと、これまで頭の中でただぼんやりと、「なんだか大変そうな部屋の片付け」と認識していたものが、もう少し具体的なタスクに形を変えるので、行動しやすくなります。

リストには、

・捨てたいもの

・片付けたい場所

・ちょっとスッキリさせたいスペース

・数を減らしたいもの

・整理したいもの

・ぐしゃぐしゃになっていて気になっているもの

こんなものを書き出します。

書き出したら、上から順番に片付けていってもいいですし、重要なものから番号をふって、その番号順にやってもいいです。

3.少しでいいから捨てる

なかなか片付けを始めない人は、「不用品は、あるとき一気に徹底的に捨てなければならない」と思い込んでいます。「正しい断捨離」へのこだわりがあるのです。

だからこそ、「時間のある週末にやろう」とか「三連休にやろう」と先延ばしします。

ですが、一気に捨てる必要性なんてゼロです。

きのう紹介したTEDで、片付けの専門家のパクストンさんは、毎晩10分、週に5日片付けろ、と言っていました⇒物がいっぱい:所持品への執着が引き起こす災難(TED)

1日10分X5回でも、1週間に50分です。

きのうまで、1週間に0分だったのですから、大きな進歩です。

ハードルを思いっきり下げて始めてください。

4.大がかりな作業は細分化

家を1件、まるまる片付けるとか、物だらけで、10年ぐらい開かずの間になっている部屋の中を片付けるなど、長時間の作業が必要なときは、タスクを細分化して、少しずつクリアします。

よくブログに書いていますが、めざすゴールと、現状を書き出して、そのギャップを埋めるためには、何をすべきか、書き出してください。

タスクを書き出したら、今の自分がすぐにできるところまで、さらに細分化します。

細分化の例を書いています⇒何から片付けたらいいのかわからず、動き出せないときはこうしてみる(汚部屋改善)

物を捨てるのはそんなに複雑な作業ではないから、思い立ったその日にできると思いますが、人によっては、先に、ゴミ袋を買うとか、スマホで分別方法を調べるというタスクをする必要があるでしょう。

私は、部屋の片付けはまったく苦にならず、すぐにスタートできますが、確定申告の準備は嫌いで、長年、後回しにしていました。

しかし、ある時、ギリギリに申告したら、税金の計算を間違えていて、払い足りず、不足分に利子がかかるという事態になったので、以来、早めに作業するようにしています。

あまりにこの作業が嫌いなため、やるべきことを細分化してノートに書いています。

それこそ、「◯◯をプリントアウトする」などという、ものすごく簡単なタスクまで書き出します。そのおかげで、近年は、早めに申告できています。

「いやだ、やりたくない」と思う作業ほど、細分化をおすすめします。

5.簡単なものから捨てる

よく言われることですが、捨てやすいものから捨ててください。

捨てにくいものを捨てようとすると、すごくエネルギーを取られてしまい、下手するとそこで挫折します。

せっかく片付けを始めたのに、初日、開始から3分以内で、部屋の片付けをあきらめてしまうのです。得たものといえば、「ああ、やっぱり私には捨てることなんかできないんだ」という敗北感だけ。

本箱一段を片付けるとします。1回で、その段を完全にクリアする必要はありません。

最初は、捨てやすい、「ここ5年ぐらいさわっていない本」とか「すっかり興味を失ってしまった本」を捨て、翌日は、別の場所を片付け、また本箱に戻ってくればいいのです。

ペンキを塗るように、何度も何度も同じところを片付ければいいのですから、いきなり難しいものにタックルしないこと。

完璧主義の人ほど、「徹底的に片付けなければいけない」と思いがちですから気をつけてください。

完璧主義だとなかなか片付けられない話⇒完璧主義すぎるといつまでたっても部屋が片付かない理由

6.アウトソーシングする

100%、自分で片付ける必要はありません。

どうしても、やる気になれないときは、外注すればいいのです。

片付け屋さんに、50%ぐらい片付けてもらってあとは自分でやるとか。

実家の片付けをしている人からメールをもらうことがありますが、何もかも自分一人で片付けなければいけない、と強く思い込んでいる人がいます。

先月、引っ越し前の断捨離に関して質問してくださった方もそうだと思います⇒もうすぐ引っ越しなのに物がありすぎて焦っています。

ほかに家族がいるなら、手伝ってもらえばいいのです。

昔、中学生の方から、片付け相談をもらったことがありますが、なぜか、この方は、「お母さんには言いたくない」とメールの返信に書いていました⇒中学生女子の汚部屋を片付けるには?

人に頼みたくない事情はいろいろあるでしょう。よくあるのが、「業者に頼むとお金がかかる。そのお金がもったいない」というものです。

ですが、お金は、使ってもまた戻ってきます。しかし、いったん失った時間は2度と戻ってきません。

「汚部屋を片付けなきゃ」と思いながら、いっこうに動き出せないなら、業者に頼むことも検討してください。

なお、いきなり、整理収納アドバイザーを呼ばないほうがいいです。整理収納とは、必要なものにほどこす処理です。

不用品がいっぱいまざっている段階ですべきことではありません。

いらない物を捨ててくれる業者を呼んでください。

7.楽しめる工夫をする

部屋の片付け=多大なる苦痛、と思っていると、なかなか重い腰があがりません。

楽しめる工夫をしたり、楽しめるポイントを見つけて、作業してください。

何が楽しいかは人によって違いますが、軽快な音楽を聞きながら、片付けをすると多少なりとも、苦痛が和らぐかもしれません。

おすすめの音楽を紹介してもいます⇒3分で断捨離スイッチオン~片づけが進むおススメの音楽はこれ

私自身は、よけいな音のない環境で断捨離するほうが好きですが。

ゲーム感覚でできる捨て方を取り入れたり⇒「15分で27個捨てましょブギ」を続けて気づいた「捨てる」最大のコツとは?~ミニマリストへの道(30)

できるだけ快適な環境で捨てものをします。

たとえば、書類を捨てるときは、暗いじめじめした物置で、中身を確認するより、日差しのよい明るい部屋でやったほうがつらくありません。

同好の士と一緒に片付けをしてもいいですね。

いま、片付け講座やセミナーなども多数あるので、参加してもいいかもしれません。

不用品の捨て方を人に習う必要などないと私は思いますが、他の人と一緒にやることで、モチベーションがあがる人はいます。

「片付けられないのは自分だけじゃない」と思えて、自信が回復し、明るい気分で、片付けに邁進できるかもしれません。

片付けをスタートする方法

同じ趣旨の過去記事です。たくさんありますが、7つだけ選びました。

面倒くさくて、つらい断捨離を楽しく簡単にする6つのアイデア

人が先延ばしする4つの理由とその対策

ばんばん捨てられるように、背中を押してください、というメールに答えます。

小さな子供が3人いてすごい汚部屋。どこから片付けたらいいの?

このまま一生汚部屋に住むか、今行動をおこすか?汚部屋脱出、6つのステップ。

今度こそ物を減らすコツ(何度も失敗した人向け):行動開始編。

なぜ、結果より、行動(プロセス)にフォーカスしたほうがいいのか?

*****

片付けを後回しにしている人が、スタートする方法を紹介しました。

日本もだんだん涼しくなってきたと思います。今から、片付けを始めれば、大掃除の負担も軽減できます。





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