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もう少し貯金したいけど、予算をたてたり、何かを記録したり、やりくりしたりするのは面倒だからやりたくない。
そんな人に、お金が貯まりやすい行動案を紹介します。
初回は
1.ゴーイングマイウエイ
2.少額で頻繁な買い物をコントロールする
3.ついで買いをやめる
この3つを紹介しました。どれも、効果があるので、まだやっていない人はぜひやってください。やり始めた人は、継続をおすすめします。
今回は
4.弁当を持参する/家で食べる(食費の節約)
5.貯金を光熱費の支払いだと思う
この2つです。
4.弁当持参/家で食べる
もっとも簡単な食費の見直しからいきましょう。
食事は毎日しますよね?
私は2日に1回よ、とか、1週間に1回よ、なんて人はいないと思います。世界には超少食で、ほとんど何も食べない人もいるようですが、まあ、ふつうは毎日食べます。
つまり、食費は、日々、コンスタントに消費されるお金なので、食費をうまくコントロールできると、貯金にまわすお金ができます。
毎日、ランチをコンビニで買っていたり、外食したりしていたら、週に1度は、弁当に変えてください。
慣れてきたら、週に2度、1日おきなど、頻度をあげていくと、ランチに使っていたお金が、残るようになります。
毎日お金を使わない
ランチは会社で食べているけれど、食べ物はいつもビルの1階に入っているコンビニやキオスクで調達している。そんな人はたくさんいると思います。
ほかにも、デパートの地下の食料品売場やスーパー、ファーストフード店など、昼食を手軽に買える場所はたくさんあるでしょう。
弁当を持っていかないと、昼食を買うために、毎日、何がしかお金を使うことになります。
この「毎日お金を使う」という習慣を改めることができると、もっとお金が残ります。
ランチを外に買いに行くと、ついついランチ以外のおやつや、新製品のドリンクなんかを買ってしまいます。
貯金するためには、「いかに店に行かないか」が大きな鍵を握ります。
週に1回が難しい人は、それこそ、月に1回でもいいです。弁当持参の日を作りましょう。
弁当は誰でも用意できる
弁当を作るのは難しいことではありません。
ふだん弁当を作らない人は、弁当作りをすごく面倒なことだと思っているかもしれませんが、料理が嫌いで、特に調理センスのない私ですら、弁当を作ることができますから、誰だってできます。
要はやる気の問題です。
残りものを詰めるだけでいいんです。残りものがなかったら、おにぎりを作ればいいですね。
日本の弁当は、いろいろなものが入っていて、見た目も美しかったりしますが、そういうことはいっさい気にしないでください。
目標は弁当を持っていくことであり、美しい弁当を作ることではありません。
朝忙しいなら、前の晩に詰めておけばいいです。
家で作って食べる
外で食べ物を調達したり、外食したり、デリバリーや出前を取ったりすることが多い人は、「家で作って食べる」ことを意識してください。
ウーバーイーツは手数料が高いので、たまのお楽しみにしましょう。
宅食サービスはリーズナブルですが、それでも自分で作ったほうが安いと思います。
誰かが用意してくれるのは、ラクですが、好みじゃないものが残ってしまうのではないでしょうか?
自炊でも、おかずが残ることがあるわけですから。
食べ物をデリバリーしてもらうとゴミが増えるから、その点も、あまりおすすめできない理由の1つです。
1点だけでも自炊する
いきなり弁当を作ることや、おかずとご飯を用意することが、とてつもなく大変に思える人は、ワンアイテムだけでも、自炊したものを混ぜてください。
ご飯だけは、休みの日に炊いて、小分けして冷凍しておくとか、スープや汁物だけは自分で作るとか。
社員食堂を利用しているときは、おにぎりだけ作って持参し、おかずは、買うとか。
少しでもいいので、今より自炊の割合を増やしましょう。
おなかがすいたら食べる
おなかがすいていないときは食べないでください。
私たちは、おなかがすいていないときでも、けっこう食べています。
時間が来たから食べよう、とか、全部食べないと残っちゃうから食べよう、とか。
べつにおなかがすいていないのに、なんとなくいつもの習慣でおやつを食べるとか。
食事のあとに、デザートを食べたい気分じゃないのに、連れが食べたいというから、自分も同じように注文して、口の中に入れるとか。
いつも、自分が空腹かどうかを考えるクセをつけましょう。
食べる前に、「あまりおなかがすいてないなあ」と思ったら、少しだけ食べてください。
その点、弁当だと、半分残して、残りは家で夜食べればいいですから、調整がしやすいです。
同じものを食べるのが嫌だったら、残ったものは、お好み焼きの具にすればいいし、冷凍しておいて、別の日に食べてもいいです。
おなかがすいたとき(本当に必要なとき)に、飲んだり食べたりするだけで、かなりお金が残ります。
残りものの利用方法⇒食べ物を買いすぎないコツ:残りものを冷蔵庫で腐らせるあなたへ。
5.貯金を光熱費の支払いだと思う
貯金を光熱費などの支払いと同じだ、と考えてください。
お金のことを考えたくない人でも、家賃(住宅ローン)や光熱費は、ちゃんと払っているでしょう。
給料のほとんどを、外食、遊び、おしゃれ、衣服に使ってしまう人でも、家賃や光熱費は滞納しないものです。
なぜか?
光熱費は払わなければいけないものだと無条件に思い込んでいるからです。
光熱費を滞納し、実際に電気や水道を止められた経験がある人はそんなに多くないと思います。
滞納して困った体験がなくても、「光熱費は払うのがあたりまえ」と思っていて、自動的に口座から落ちるようにしているんじゃないでしょうか?
貯金も、払うのがあたりまえの費用だと思いこんでください。
支払い先がイメージできない場合は、未来の自分から借りているお金を返している、と考えてはどうでしょうか?
少額(3000円ぐらい?)でいいので、毎月、給料が入ったら、貯金用のお金を光熱費と同じように扱います。
多くの人は、給料が入金される口座から、公共料金やクレジットカードの支払いが落ちる設定をしていると思います。
つまり、給料全額はおろさず(使わず)、支払いにあてる分は残しますよね?
貯金も支払い分の仲間に入れて、自分で、貯金の口座に移してください。自動的に貯金用の口座に振り替えてくれるサービスを利用してもかまいません。
ポイントは、貯金をどうしても払わなければならない費用の1つだと考えることです。
毎月光熱費や家賃を払うのは、習慣になっています。
そうすることに私たちは何の疑問も感じません。
高い保険料を払い続けるのも習慣になっているからです。
光熱費の支払いをするように、貯金する習慣がつけば、それがあたりまえの生活になります。
■この続きはこちら⇒知らないうちにお金がたまる行動案(その3)~感情に流されない。
■初回はこちら⇒お金が貯まりやすくなるためのざっくりした行動案~予算とか考えたくないあなたへ(その1)。
エッセオンライン
エッセオンラインに新しい記事がアップされました。今回は、遺品や親や親族からゆずりうけた物を捨てるコツを書いています。
⇒50代、親の遺品やもらいものを手放すコツ。罪悪感なく処分していい | ESSEonline(エッセ オンライン)
よかったら読んでください。
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お金の管理をする気になれない人に、お金が貯まりやすくなる行動を紹介しました。
お金の使い方は、習慣が大きなウエイトをしめているので、習慣を変えてしまえば、さして苦痛を感じず、貯金することができます。
無駄遣いを見直すと、1万円ぐらいは簡単に残ります。
特に、部屋の中にいらない物がいっぱいあって、捨てたいと思っている人は、それだけのガラクタを無駄買いしてしまった実績があるわけですから。