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風邪のひき始めに、これをすると、本格的な風邪になりにくい、という方法を7つ紹介します。
夫が先週の木曜の夜から、ひどい風邪をひき、木曜から日曜まで4連休を取っています(これを書いているのは日曜日の朝)。
ずっと部屋で寝ていてほしいのですが、昼間は居間に出てきます。すごい咳とくしゃみをしながら、テレビを見ているので、家中にウィルスがいっぱい。
ついに、夕べ、私もちょっと鼻がむずむずしてきました。そこであわてて初期対策を調べましたよ。
初動で風邪のウィルスを叩くわけです。ちょっと風邪ぎみなだけで、医者に行く人がいますが、これはたいして意味がありません。風邪の原因はウィルスなので自分の免疫システムを使って戦うしかないのです。
体力が勝負ということ。
以下に風邪のひき始めにやるといい7つのことを紹介します。症状が軽くてすむ可能性があがります。
1.とにかく水を飲む
水を飲むとからだが乾燥しませんし、のどもうるおいます。のどの粘膜は乾燥すると、ウィルスに負けやすくなりますので、のどをうるおしておくと、ウィルスの侵入を防ぐことができます。
さらに、のどがイガイガするなどの症状が出ていたら、水を飲むことで楽になります。
水はふだんから飲んでおくべきですが、「風邪をひいたかな?」と思ったら、いつにもまして飲んでください。
飲料は水がベスト。ほかに、ハーブティー(カフェインの入っていないお茶)、果汁100%のジュース、ジンジャエール、コンソメスープなどでもいいです。
ただし、砂糖の入っていないものにしてください。砂糖は著しく免疫機能を妨げますので、風邪やインフルエンザのときは、摂取するべきではありません。
コーヒーなどカフェインの含有量が多いものは、利尿作用があり、水を外に出してしまうからおすすめしません。ですが、緑茶は抗酸化作用のあるカテキンが入っているので、ウィルス撃退に良いと言われています。
ハーブティーならペパーミントティがおすすめす。ペパーミントは風邪の症状を緩和するだけでなく、予防にもなります。
ペパーミントには、抗菌性と殺菌作用があります。殺菌は細菌を殺すこと、抗菌は細菌の発生、生育、増殖を抑えることです。
よって風邪をひいている最中だけでなく、ひき始めに飲んでも効果が期待できます。まあ、どこまでがひき始めで、どこからが本格的にひいているのかわかりにくい面もありますが。
味が嫌いでなければ、おすすめのハーブティです。胃腸も整えてくれます。私はここ数ヶ月、水、柿の葉茶、ペパーミントのハーブティしか飲んでいません。
私が飲んでいるペパーミントティ。
ペパーミント・キャンディーの絵が書いてありますが、このお茶、材料はペパーミントのみで、変に甘くないところが気に入っています。
これはバルクバーンで3ドル69セントで買いました。スーパーなら、もっと安く買えると思います。
2.うがいする
うがいは定番の予防法ですが、ひき始めにやっても効果があります。口の中やのどにいるウィルスを洗い流すわけです。
うがいは効果がないという意見も多いのですが、打てる手は打っておいたほうがいいでしょう。
ウィルスはのどの粘膜にくっついたあと、すぐに体内に入るわけではありません。すこしは(20分~30分)は口の中にとどまっていますので、まずはうがいしてみてください。
私もきのうは、30分ごとではありませんが、トイレに行ったら、ついでにうがいをしていました。
また、塩水でうがいをすると、のどの細胞にある余分な水分を取り除き、炎症を抑えるそうです。
うがいの仕方ですが、コップ1杯の水か緑茶に、小さじ半分ぐらい塩を入れて、まず口の中全体に水を行き渡らせたあと(くちゅくちゅさせる)、ふつうにガラガラガラとうがいします。
ヨードの入っているうがい薬は殺菌作用が強すぎるため、のどが炎症を起こしていたら逆効果なので使わない方がいいです。
3.はちみつを食べる
もし家にはちみつがあったら、食べておいてください。はちみつは免疫をアップすると考えられています。
ほかにも殺菌作用、抗菌性のある成分も入っています。
そのまま大さじ1杯ぐらい食べるか、ハーブティやお湯に入れて飲んでください。すでにのどが痛いときは、はちみつを取ると楽になります。
はちみつの効能はこちら⇒しつこい咳を止める5つの民間療法。薬に頼らず塩やハーブで改善する
4.食事でも水分をとること
カナダ(北米)では風邪をひくと「チキンスープが効く」といってそういうものを食べる人が多いです。実際チキンスープに風邪の症状を和らげる成分(炎症をおさえる成分)が入っているそうです。
もちろん温かいスープです。からだがあたたまると血のめぐりがよくなり、免疫細胞も活発になります。
日本の場合はうどんなどがいいでしょうか。汁物をとるようにしてください。
ひき始めは、タンパク質が豊富なものをとってください。脂肪分の少ない肉や、魚、豆などです。それから抗酸化物質がたくさん入っている野菜も忘れずに。しかし食べ過ぎないように。
あくまでひき始めです。本格的に風邪をひいてしまうと食欲がなくなるはずですから、先に食べておくのです。
5.軽い運動をする
実は、軽めに運動をすると免疫力があがります。たぶん血液の循環がよくなるからだと思います。あくまで軽めの運動です。疲れすぎては意味がありません。
ちょっと早歩きで散歩するとか、短時間、ヨガやストレッチをするとかしてみてください。もちろん外がすごく寒いとか、大雪だったら行かないほうがいいです。
太陽が照っていたら、ビタミンDを合成することもできますので、散歩がいいと思います。
きのうは天気がよかったので、朝方、バルクバーン(量り売りの店)へ行き、ペパーミントティーやナッツを買い、夕方はミニトランポリンを30分しました。
あと、これは気休めかもしれませんが、紫外線が強いところだと風邪のウィルスが壊れやすいです。天気のいい日に散歩すると、鼻や口の中にたまたま侵入したウィルスが、うまく壊れてくれるかもしれません(壊れないかもしれませんが)。
ミニトランポリン⇒ミニトランポリン歴1年7ヶ月の私が伝える、7つの健康効果
ふだんから免疫をアップしておく方法⇒免疫力を上げるために手放したほうがいい6つの習慣
風邪の予防法⇒インフルエンザや風邪をできるだけ自然に予防する方法
6.お風呂にはふつうに入る
風邪のひき始めはお風呂にはいるか、シャワーをあびるかしたほうがいいと思います。からだが温まり、血行がよくなりよく眠れます。それにお湯の湯気が鼻の通りをよくしてくれます。
私はよっぽど体調が悪くないかぎり、毎日お風呂に入っています。
詳しくはこちらをどうぞ⇒風邪とインフルエンザの治し方。できるだけ早く、お金をかけず、薬も使わない
7.8時間ほどぐっすり眠る
「風邪かな」と思ったら、その晩は早めにふとんに入ってしっかり寝てください。「風邪は寝て治す」と言いますが、しっかり寝て休息をとることによって、免疫細胞が活動できる下地ができます。
人が寝ている間に、免疫システムの細胞から、サイトカインというタンパク質が分泌されます。サイトカインは生体防御機能にとても重要な役割を果たしているそうです。
サイトカインはホルモンと似たような動きをします。
特定の細胞にサイトカインのレセプター(情報を受け取るもの)があって、そういう細胞がサイトカインと結合して増殖したり、活性化してウィルスや細菌と戦います。
寝ないとサイトカインが充分、出ないのです。
もし充分な睡眠をとることができなかったら翌日、昼寝をしてください。
昼寝について⇒疲れの取れる昼寝の方法。睡眠不足ぎみの人は試す価値あり
次の日、理想は仕事や学校を休むことですが、休めなかったら、せめてペースダウンしてください。
風邪をひいてすぐの2,3日がもっとも人に風邪をうつしやすいので、仕事のあとの集まりなどは行かないほうがベターです。
番外:室内は適度な湿気を保つ
湿度が高いと、風邪が治りやすく、また移りにくいです。
ウィルスは乾燥したところでは、遠くまで飛びやすいので、家で風邪をひいている人がいて、さらに居間や台所をうろうろしていたら、部屋の湿度をあげるようにしましょう。
部屋の湿度をあげる方法はこちら⇒暖房なし。寒い冬に暖かく過ごす5つの方法 「4.室内の湿度をあげる」のところです。
私も、しばらく精油(エッセンシャルオイル)の部屋焚きしていなかったのですが、きのうからずっとユーカリを入れて部屋焚きしています。
精油を使うのは気休めではなく、本当に効果があると実感しているので、よろしければお試しください。
アロマセラピーについて⇒薬なし生活~薬はすべて断捨離しアロマテラピーで健康管理
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さらに、ビタミンCを風邪のひき始めにとると、治りが早いと言われています。まあ個人差やその他の要素によって違うかもしれませんが。みかんなど柑橘類を食べるといいかもしれません。
サプリメントが手っ取り早いですが、私は食物から栄養を取るほうがいいと思っているので、現在はサプリは何も使っていません。
また亜鉛は免疫機能を助けるので、亜鉛の入っているものを食べてもいいかと思います。
亜鉛はカキやカニ、たらこなど魚介類と牛肉、レバーなどの肉にたくさん入っています。きなこにも入っています。
ほかにもパンやご飯などいろいろな物に入っているし、そんなに量は必要ないので、普通の食事をしていれば足りなくなったりはしません。。
ですが、インスタントラーメンなどの加工食品が多いと、食品添加物が、せっかく摂取した亜鉛を体外に出したり、亜鉛の吸収を妨げます。病気のときは加工食品はひかえて、ふつうの食べ物を食べてください。
亜鉛はビタミンC(野菜や果物に入っている)やクエン酸(酸っぱいものに入っている)と一緒にとると、より吸収されます。