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少し前にいただいた片付けに関係ない読者の質問2つに回答します。
同様の悩みのある方はぜひ参考にしてください。最後にエッセオンラインの記事の告知もします。
内容:
・当たり屋に遭遇しやすい人生に悩んでいます
・夫に愛されたいという思いに悩んでいます
まず、たま。さんのお便りです。
事件に巻き込まれる自分
件名:当たり屋に会う自分とそれらから子供達を守る為に。
こちらで筆子さんの文章に救われて約1年、もうすぐ40の主婦です。
私たちが巻き込まれてしまった事件に対して、筆子さんの様な方だったらどう振る舞うのだろう…と考える事で、自分のイライラ・モヤモヤを落ち着けようとしています。
先日、ドラッグストアの駐車場に車を停めた瞬間に「金チェーンネックレスのがらの悪いお爺さん」に「他が空いてるのに隣に止めるな!」から始まり、次々と怒鳴られました。
幼児2人を連れていたので、第三者に気付いてもらう為に大声で「やめて欲しい」と言い、子供達にも今後は「世の中には言葉が通じない人がいるから、即逃げなさい」と教えましたが、
実は今回の様に老人から道端で難癖・暴力を振るわれるのは、現在の地域に引っ越して3年。2度目です。
それ以前の人生では1度(やはり治安の良くない駅で)ありました。
「地域性もある」と、ここが地元の主人も申しており、子供達にも教えておかなければと思います。
「自分ができた事は他にあったのか?」
「自分の何かがああいうものを引き寄せているのか?」
「見た目や言動がいけないのか?」
と、外で年上男性全てを警戒し、囚われ苦しいです。
いつも私に意地悪をする人に、仕返しするのはありですか?←質問の回答。
という筆子さんのお言葉を参考に、まずはノートに書き出してみようと思います。自己肯定感が低いと子供にも悪影響ですよね…
子供達への対応で、もしできることなどについて、お時間いただけましたら是非、ご助言お願い致します。
心の弱い私が、筆子さんとこちらのサイトで希望をいただいています。これからも応援させて下さい。
たま。さん、こんにちは。いつも応援ありがとうございます。
理不尽な目にあって大変でしたね。
さて、私ならどうするかですが、あまり気にしないと思います。
もちろんそんな事件があればショックを受けるでしょう。その直後は、「きょうこんなことがあって、怖かった」とか、「すっごく頭に来た」と日記やモーニングページに書くかもしれません。
ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ
ですが、わりとすぐに忘れて(終わったこととして、そういうカテゴリーの中に片付けて)、日常生活を送るでしょう。
ずいぶんたってから、ブログに、「昔こんなことがあって」みたいに、書くかもしれません。
私の場合、日常生活に起きたできごとすべては、ブログのネタになると考えているので、「運が悪かったな」と思う事件があっても、たぶんなんらかの形でブログのネタにします。
たっぷりあるマインドの採用
自分に落ち度がなかったら、対策は立てることはできません。
今、できることは、もっと民度の高い地域に引っ越すぐらいです。そういう事件が起きやすい場所に近づかないわけです。
今度、ひどい言いがかりをつけられ、子供が危害に及ぶような場面になったら、警察に電話しようと決めるのもいいでしょう。
たま。さんは、人生で3回同じ目にあったから、自分のことを「当たり屋にあう自分」と定義しているかもしれませんが、こういう決めこみはしないほうがいいです。
当たり屋に遭遇する以外にも、これまでの人生では、いろいろなできごとがあったでしょうから。
たま。さんの人生や生活は、当たり屋を中心に回っているわけではないのに、この事件を拡大してとらえると、そういう人生になってしまいます。
人生を構成するもっといいできごとにスポットライトを当てる生活、つまりたっぷりあるマインドを持つことをおすすめします。
なぜ私ばかりが(怒)、と思う人は『足りないマインド』を『たっぷりあるマインド』に変えればよい。
誰でも、病気になったり、就職試験に落ちたりといったネガティブなことにばかり意識を向けがちですが、これは自分を守るために進化してきた脳のくせなので、意識していいことに目を向けてください。
人はネガティブ思考を引きずるようにできている話と、そこから抜け出す方法(TED)
たま。さんは、セルフ・フルフィリング・プロフェシー(self-fulfilling prophecy)という心理学用語を聞いたことがありますか?
これは、ある人が、特定の予測や信念をもった結果、その実現の可能性を高める現象です。
自分の思い込みは、行動や結果(とその解釈)に大きな影響を与えるので、もっとポジティブに暮らしたほうがいいですよ。
この点については、過去記事を参照してください⇒日常生活でトラブルに遭わない方法←質問の回答
それでは、たま。さん、これからもお元気でお暮らしください。
次は、ちとせさんのお便りです。
夫に大切にされたい
件名:夫に大切にされたい・愛されたいという執着心から離れるには
両親の夫婦仲が悪かったせいか、夫に大切にされたい・愛されたいという執着心が酷いです。
結婚10年ほど経ち当たり前なのですが、新婚の頃のような空気感がなくなり虚しいです。
中年や老年になってもご主人に大切にされている方や、仲良くでかけている夫婦を見るとうらやましいです。
例え他の分野で充実していても、夫から愛されていない、大切にされていないなら虚しくて意味のない人生と感じてしまいます。
しかし自分一人が躍起になっても余計虚しくなり、ましてや夫になにか働きかけたらうんざりされそうです。
視野が狭くなってしまっていると思うので、もしよろしければ筆子さんの夫婦やパートナーシップなどの考え方を聞かせていただけたらありがたいです。
よろしくお願いします。
ちとせさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
私からのアドバイスは4つあります。
1)~されたい、と思うのではなく、自分がやりたいことをしていく
誰かに何かをしてほしい、というのは他人の行動をコントロールすることなので、自分が疲れるだけです。
ご主人ともっといい関係を築きたいなら、自分から行動するしかありません。
自分1人が躍起になっても、うんざりされそう、とメールにありますあg,自分の行動しか変えることができないので、うんざりされようがなんだろうが、ご主人の行動を待つのではなく、自分から行動を起こして現状を変えてください。
具体的には、コミュニケーションを取ることが求められます。
自分は今こういう気持ちでいて寂しいので、もっとこういうことをしたいのだけれど、これについてあなたはどう思うか、とご主人に聞いてください。
ちとせさんは、具体的にご主人とどうしたいんでしょうか? いわゆるべたべたしたいとか、そういうことですかね?
愛情があっても、そういうのが苦手でやりたくない人もいますので(私がそうです)、実はご主人は、ちとせさんのことを深く愛しているのかもしれません。
コミュニケーションを取ることについては、最近書いたこの記事が参考になります⇒クレジットカードで物を大量に購入し倉庫にため込む両親をどうにかしたいなら。
いずれにしても、自分が求めている状況(どうなったら、自分は満足するのか)を明確にして、現状とのギャップを埋める行動をしてください。
この記事を参照願います⇒この先どうしたらいいのかわからないと悩んだらこれを読んでください。
2)よその家庭と自分の家庭を比べない
よく人と自分を比べるべきでないと書いていますが、これは家庭のあり方においても言えます。
そもそも、自分の人生を誰かの人生と比べることなんてできません。環境も条件も何もかも違うから比べられませんよね。
比べても、暗くなるだけなので、比べるのはきっぱりやめてください。
幸せそうな人を見ると落ち込むあなたへ。他人と比べるのをやめる7つの方法。
夫婦やパートナーシップのあり方は、雑誌やネットにくさるほど書いてあるでしょう。
しかし、他人の理想像より、自分の求めている形の実現に向けて動いたほうが、幸せになります。
3)意味のある人生について考え直す
夫から愛されていないと人生に意味がないと書かれていますが、そうですかね? まあ、価値観は人それぞれなので、そう考えるのは勝手ですが、そうではないという考え方もあります。
夫婦関係は充実していたほうがいいでしょうが、その前に、個人として充実しているほうが大事ですよね?
今、ちとせさんは他の分野では充実しているのでしょうか?
自分が成長できることに取り組み、成果をあげていくと、自信がつくし、セルフイメージもよくなるので、「人から愛されない私はだめ」とは思わないでしょう。
誰にも愛されなくても、自分が自分を認めて好きでいれば、けっこう幸せだと思いますが、どうでしょうか?
自分が望む人生についてもう1度考えてみてください。
4)執着をやわらげるには?
恋愛に関する執着をなくす方法は過去記事に書いているので参考にしてください。
確かに、夫婦仲がいい様子は見ていてほほえましいですよね。
最近韓国のドラマをよく見ていますが、初恋の人と結ばれるとか、運命の相手と結ばれる美しいラブストーリーが人気です。
こういう話が人気があるのは、それが理想(ある種のおとぎ話)だからではないでしょうか?
理想と現実は違いますので、仮に自分の家庭がそうでなかったとしても、そこまでがっかりする必要はないと思います。幸せの形はほかにもいろいろありますから。
それでは、ちとせさんの毎日がもっと明るくなることを祈っています。どうぞ、お元気で。
記念品や思い出の品の手放し方
エッセオンラインに新しい記事を書きました。
今回は思い出の品や記念品など、思い入れの強い物を手放す方法です。
こちらからどうぞ⇒思い出の品や人からもらったものを「罪悪感なく手放すコツ」。楽しかった気持ちは自分の中に残る | ESSEonline(エッセ オンライン)
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読者の悩み相談に回答しました。
生きているといろいろな悩みが生じますが、「自分の思い通りにしたい」というコントロール欲は悩みを倍増するので、あまり執着せず、最近の流行語を使えば、フラットな気持ちで取り組むといいと思います。
それから、いつもポジティブでいるのも、悩みに飲み込まれないコツの1つです。